京都市下京区 2023年9月 特別公開・行事の情報
京都市下京区の2023年9月の、特別公開・行事の情報を掲載します。
各社寺・施設の公式サイトと「【京都市公式】京都観光Navi」からの情報です。
9月の行事のうち、中秋の名月の観賞行事は「中秋の名月の行事2023 京都」にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、個人の判断で感染予防対策を講じてお参りしてください。
9月の行事・特別公開
西本願寺 重要文化財「経蔵」特別公開
とき: 9月2日(土) 10時~15時
「下京・京都駅前サマーフェスタ2023」の一環の特別公開です。
天海僧正が12年がかりで完成させた『大蔵経(一切経)』が納められています。
1677年の建築で、2014年に国の重要文化財に指定されました。
最寄り駅: JR ・ 近鉄 京都線 ・ 地下鉄 烏丸線 京都駅 / JR 嵯峨野線 梅小路京都西駅
市比賣神社 重陽祭(敬老感謝)・カード感謝祭
情勢の変化により、変更される可能性があります。
とき: 9月9日(土) 11時~
重陽祭では長寿を祈願し、「菊慈童」を模して菊の花びらを浮かせた菊酒が振る舞われます。
カード感謝祭は、期限切れ・使用済みのカードに感謝して神社に納めることで、カードによる災いから守っていただくお祭りです。
カード型のお守は市比賣神社が発祥だそうです。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
角屋 特別公開
とき: 公開中 9月14日(木)まで 10時~15時30分(受付終了)
「第48回 京の夏の旅」による公開です。
島原は日本最古の公許の花街です。
島原の文化は公家が支えた文化で、太夫は正五位の位を授けられていました。
幕末には勤皇の志士や新選組も通いました。
「最上級の妓女」と称される太夫は、舞や茶道、香道、華道のみならず、書や和歌などの高い教養を兼ね備えた女性です。
武家の娘でないとなれず、農村の娘はいったん武家の養女になり、禿になってから太夫になったそうです。
角屋(重文)は、唯一の揚屋(料理も作るお茶屋)建築の遺構です。
芹沢鴨がここで暴挙を働いたさいの刀傷が残されています。
1階部分のみが公開されます。2階座敷と美術館は公開されません。
最寄り駅: JR ・ 近鉄 京都線 ・ 地下鉄 烏丸線 京都駅 / JR 嵯峨野線 丹波口駅
輪違屋 特別公開
とき: 9月16日(土)~24日(日) 10時~15時30分(受付終了)
※ 9月1日(金)~15日(金)、25日(月)~30日(土)は休止
「第48回 京の夏の旅」による公開です。
輪違屋(京都市指定有形文化財)は元禄年間に置屋として営業を始め、現在は島原で唯一お茶屋を兼業しています。
浅田次郎の小説「輪違屋糸里」の舞台になりました。
最寄り駅: JR 嵯峨野線 丹波口駅