京都市上京区 2024年3月・4月 特別拝観・特別公開・行事の情報
京都市上京区の社寺の、2024年3月25日から4月の特別拝観と特別公開・行事の情報を掲載します。
各社寺の公式サイトと「【京都市公式】京都観光Navi」からの情報です。
3月から4月の行事のうち、以下は別の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
- ひな人形公開 …… 「ひな祭りの行事 京都・奈良」
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、個人の判断で感染予防対策を講じてお参りしてください。
3月25日から4月の特別公開・特別拝観・行事
菅原院天満宮神社末社 梅丸大明神社 例祭
とき: 3月25日(月)
癌封じのご利益のある、梅丸大明神社のお祭りです。
本年の厄を祓う餅つきが行なわれます。
参加可能です。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 丸太町駅
護王神社 神幸祭
とき: 3月31日(日) 14時~16時
隔年斎行の神幸祭が行なわれます。
ご鳳輦・子ども神輿・風流幣・お稚児さんが神社から御所、氏子地域を巡行します。
当日はご祈祷、正式参拝が休止になります。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 丸太町駅
白峯神宮 春季例大祭 淳仁天皇祭
とき: 4月14日(日) 10時30分~
第47代淳仁天皇は、白峯神宮のご祭神です。
1873年(明治6年)に、明治天皇の勅で淡路からご神霊をお移ししました。
「精大明神」は和歌と蹴鞠の守護神で、淳仁天皇祭にて蹴鞠保存会により蹴鞠が奉納されます。
蹴鞠体験があります。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 今出川駅
相国寺 春の特別拝観
とき: 3月23日(土)~6月2日(日) 10時~16時
※ 4月8日(月)は法要・行事のため、拝観時間が変更されます。
法堂(重文)、方丈と庭園、開山堂と庭園が公開されます。
本堂を兼ねる法堂では、ご本尊の釈迦如来像と天井の狩野光信筆「蟠龍図」を拝観できます。
相国寺を開山した夢窓国師像を安置する開山堂は、江戸時代末期に桃園天皇の皇后、恭礼門院の黒御殿を下賜されたものです。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 今出川駅
宝鏡寺 春の人形展
とき: 3月1日(金)~4月3日(水) 10時~15時30分(受付終了)
宝鏡寺へ門跡として入寺した内親王に父君である天皇から折に触れて贈られた人形や、幼少の頃に宝鏡寺で遊んだりして過ごした和宮親子内親王の遺品などが公開されます。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 今出川駅 ・ 鞍馬口駅
本法寺 春季特別寺宝展 大涅槃図開帳 波龍図公開
とき: 3月14日(木)~4月15日(月) 10時~16時
京都三大涅槃図のひとつ、長谷川等伯筆「佛涅槃図」(重文)の正筆が公開されます。
能登国七尾で生まれて絵師として活躍した長谷川等伯が、上洛してお世話になった本法寺の歴代住職、祖父母、養父母、26歳で先立った息子の久蔵などの供養のために「佛涅槃図」を作成し、奉献しました。
ほか、長谷川等伯筆「波龍図」「日尭上人像」(いずれも重文)、伝 本阿弥光悦筆「桃花の和歌」「鶯の和歌」、伝 本阿弥光悦作「馬上杯」(重文)などの寺宝が公開されます。
限定ご朱印「波龍図」が授与される予定です。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 鞍馬口駅
慈受院門跡 春の特別公開・自分供養
とき: 3月24日(日)~6月4日(火)
※ 5月16日(木)までは金・土・日・祝日のみ公開。5月17日(金)以降毎日
自分供養は、写経と瞑想を通して自身の内面を見つめてこれまでの自分の悪しき部分を慰め、自分で自分を「供養」します。
そして新しい自分に対して善い行ないをすることを誓います。
写経と瞑想で邪念を祓い、最後に散華に自分への誓願を記します。
今春は、室町時代から江戸時代初期に流行した幸若舞(語りを伴う曲舞)の台本となった、藤原鎌足と海底に住む八大龍王の総王が宝珠を奪い合う大スペクタクル『大織冠』をもとに仕立てられた絵巻「大織冠絵巻」(室町時代)、後桃園天皇から賜わった源氏物語屏風「明石・須磨図」などの寺宝が公開されます。
事前予約制です。
所要時間約90分、5000円。(お茶席付き)
不定期でチェロの演奏付き自分供養も行なわれます。
予約は公式サイト内の申し込みフォームから。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 今出川駅
妙顕寺 春の特別公開
とき: 3月23日(土)~4月7日(日)
昼の部: 10時~16時
夜の部: 18時~20時
紅しだれ桜、ソメイヨシノが咲き誇る境内が公開されます。
尾形光琳の屏風絵を元にして作庭された「光琳曲水の庭」も見どころです。
宝物館の寺宝公開もあります。
山内工事中のため、拝観できない箇所があります。
限定ご朱印「華-Haru、多様性。-」が授与されます。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 鞍馬口駅
興聖寺(織部寺) 春の特別公開
とき: 3月30日(土)~5月6日(月・休) 10時~16時
※ 4月16日(火)、21日(日)は休止
ふだんは写経会と坐禅会のみでお参りできる、江戸時代初期に虚応円耳禅師を開山として武将・古田織部が創建したお寺です。
春の特別公開は初めてです。
本堂の天井画「雲龍図」、海中写真「青波」の襖がある方丈、織部の茶室、降り蹲踞が公開されます。
大玄関の屋根の2頭の龍と弁財天さまの下を通って、お参りできます。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 鞍馬口駅
千本ゑんま堂 引接寺 普賢象櫻の夕べ
とき: 4月20日(土) 18時~
ゑんま堂普賢象桜の散り方はほかの桜と違い、花冠のままぼとりと落ちます。
また花の中心から緑の葉が2枚伸びているさまが、普賢菩薩の乗る象に似ているといわれます。
歌謡曲などが奉納演奏されます。
限定特別ご朱印の授与もあります。
最寄り駅: 嵐電 北野線 北野白梅町駅
妙蓮寺 2024春 特別拝観「春を見る」
とき: 3月23日(土)~4月7日(日)
日中拝観: 10時~16時
夜間拝観: 18時~20時(土・日曜日のみ)
「まるごと美術館」が開催されます。
水面の写真、お香、光と境内の春爛漫の桜とのコラボです。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 鞍馬口駅
北野天満宮 史跡御土居のもみじ苑開苑
とき: 4月6日(木)~6月30日(日) 9時~15時40分(受付終了)
秋の見事な紅葉で有名な御土居のもみじの木々が、芽吹きから青々とした新緑の頃まで楽しめます。
4月中旬頃には、山吹の花が彩りを添えます。
夜間拝観ライトアップ
とき: 4月27日(土)~5月6日(月・休) 日没~19時40分(受付終了)
閉苑時間が延長され、日没からライトアップされます。
昼夜入れ替え制です。
最寄り駅: 嵐電 北野線 北野白梅町駅