京都市左京区 2024年5月 行事・特別公開と特別拝観の情報
京都市左京区の社寺の、2024年5月の行事・特別公開と特別拝観の情報を掲載します。
各社寺の公式サイトと「【京都市公式】京都観光Navi」からの情報です。
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、個人の判断で感染予防対策を講じてお参りしてください。
- 1. 5月の行事・特別公開・特別拝観
- 1.1. 満足稲荷神社 神幸祭
- 1.2. 安楽寺 春の特別公開
- 1.3. 銀閣寺(東山慈照寺) 春の特別拝観
- 1.4. 吉田神社 山蔭神社例祭
- 1.5. 狸谷山不動院 狸谷不動明王 特別洞窟内陣参拝
- 1.6. 狸谷山不動院 大般若経転読法要
- 1.7. 八大神社 例祭・氏子祭(神幸祭)
- 1.8. 曼殊院門跡 春の特別公開
- 1.9. 鷺森神社 例祭
- 1.10. 妙満寺 新緑の特別拝観
- 1.11. 実相院門跡 春の特別公開「つるの間」
- 1.12. 瑠璃光院 令和6年春の特別拝観
- 1.13. 三千院 不動大祭
- 1.14. 白龍園 令和6年春の特別公開
- 1.15. 鞍馬寺 五月満月祭(ウエサク祭)
- 1.16. 貴船神社 新緑ライトアップ
- 1.17. 貴船神社 菖蒲神事
- 1.18. 下鴨神社 葵祭(賀茂祭)
- 2. 令和6年度 春期京都非公開文化財特別公開
- 3. 拝観の休止・制限をしている神社仏閣
- 4. 祭事や法要の変更・中止
5月の行事・特別公開・特別拝観
満足稲荷神社 神幸祭
とき: 5月5日(日・祝)
13時~ 行列巡行出発
今年から神幸祭の巡行を本来の形に戻し、毎年行なわれることになりました。
ご祭神の稲荷大明神のご鳳輦が、氏子地域を巡行します。
ご鳳輦を狐の面を付けた巫女装束の狐巫女が先導し、狐の面を付けて裃を着た男女がお供をします。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
安楽寺 春の特別公開
とき:
つつじ 4月27日(土)~29日(月・祝)、5月2日(木)~6日(月・休)
さつき 5月25日(土)・26日(日)、6月1日(土)
10時~16時(閉門)
普段は非公開のお寺ですが、春と秋に特別公開が行なわれます。
本堂、庭園、書院にお参りできます。
くさの地蔵誕生日 奉納演奏
とき: 5月2日(木) 10時開門~16時閉門
14時~ 実近修平さんのMbira(ムビラ)(ジンバブエのショナ民族の伝統楽器)奉納演奏
安楽寺のくさのお地蔵さまの765歳のお誕生日をお祝いして、演奏を奉納します。
くさのお地蔵さまは、古くから皮膚病や腫瘍平癒のご利益があると信仰されています。
縁日の出店もあります。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅
銀閣寺(東山慈照寺) 春の特別拝観
とき: 3月20日(水・祝)~5月6日(月・休)
ご本尊の釈迦牟尼仏が安置される本堂(方丈)、持仏堂として阿弥陀如来が安置される国宝東求堂、弄清亭に拝観できます。
ガイドの案内に従って拝観します。
10時 11時 12時 13時30分 14時30分 15時30分の6回
所要時間30分 当日の申し込み順に各回定員20名
特別拝観限定ご朱印の授与があります。
いわゆる「銀閣」は国宝観音殿で、室町時代の楼閣庭園建築の代表的建造物です。
最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅
吉田神社 山蔭神社例祭
とき: 5月8日(水) 14時~
山蔭神社のご祭神の藤原山蔭公は日本で初めて調理や調味をした人で、料理飲食の祖神・包丁の神と崇められています。
手をふれず包丁と菜箸のみで魚をさばく生間流式庖丁が奉納され、料理飲食業界の繁栄を祈願します。
最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅
狸谷山不動院 狸谷不動明王 特別洞窟内陣参拝
とき: 3月1日(金)~6月30日(日) 10時~16時
ご本尊の不動明王が安置されている懸崖造りの本堂内陣の石窟の中へ入って、お参りすることができます。
開山の年に狸谷山修験道のご本尊として安置され、変わらぬ眼力で300年以上、京を守っていらっしゃいます。
狸谷山不動院 大般若経転読法要
とき: 5月3日(金・祝) 11時~12時
600巻の大般若経を転読し、経典で参拝者の肩を叩いて邪気を追い払います。
先着100名に「健康増進御札」を無料授与
最寄り駅: 叡電 叡山本線 一乗寺駅
八大神社 例祭・氏子祭(神幸祭)
とき: 5月4日(土・祝)・5日(日・祝)
4日
14時~ 例祭 鏡餅などの神饌が神前にお供えされます。
18時45分頃~ 下一乗寺宵宮祭 灯りを灯されたお神輿が下一乗寺地域を巡行します。
20時~ 上一乗寺宵宮祭 灯りを灯されたお神輿が上一乗寺地域を巡行します。
5日
8時~ 朝御供祭 巡行の無事を祈願します
8時30分~ 下一乗寺神幸祭 9時頃出発、15時頃宮入
9時~ 比良木社神幸祭 9時30分頃出発、14時頃宮入
12時30分~ 奉幣式
13時~ 上一乗寺神幸祭(氏子祭) 17時頃宮入
上一乗寺地区の神幸列の先頭を3基の剣鉾差し(京都市登録無形民俗文化財指定)(菊鉾・壱番鉾、龍鉾・弐番鉾、柏鉾・参番鉾)が進み、巡行路から悪霊を祓い清めます。
一乗寺地区の産神さまであり氏神さまの八大天王が、年に一度氏子地域を巡行します。
最寄り駅: 叡電 叡山本線 一乗寺駅
曼殊院門跡 春の特別公開
とき: 4月27日(土)~5月18日(土) 9時30分~16時30分(受付終了)
キリシマツツジの美しい時期にお参りすることができます。
「国宝黄不動明王像(模写)」「酒呑童子絵巻」などの寺宝も公開されます。
曼殊院門跡は、別荘として桂離宮を造営した八条宮智仁親王の第二皇子良尚法親王が入寺し、建立しました。
書院庭園は、桂離宮の造営に携わったといわれる小堀遠州好みの枯山水です。
「国宝黄不動明王像(模写)」は平安時代後期の作の「国宝 絹本著色不動明王像」の保護のために、4年の歳月をかけて模写されたものです。
最寄り駅: 叡電 叡山本線 修学院駅
鷺森神社 例祭
とき:
5月4日(土・祝)
16時30分~ 宵宮祭、舞楽奉納
5月5日(日・祝)
11時~ 神幸祭、舞楽奉納
神幸祭では、装束を着た一行が赤山禅院に集まり、修学院御旅所を出発したお神輿に供奉します。
菅笠に紅たすきの出で立ちで手に扇を持った小学生男子が、「さんよれ」と声を掛けながら練り歩きます。
最寄り駅: 叡電 叡山本線 修学院駅
妙満寺 新緑の特別拝観
とき: 4月27日(土)から10日間程度(ツツジの見頃の間)
境内の拝観時間 6時~17時
本坊 9時~16時(受付終了)
ツツジの花盛りの時期に、本坊(本堂、雪の庭、展示室)、「安珍清姫の鐘」(重文)が拝観できます。
開花状況は公式SNSで発信されます。
最寄り駅: 叡電 鞍馬線 木野駅
実相院門跡 春の特別公開「つるの間」
とき: 3月21日(木)~5月8日(水)
つるの間から、「こころのお庭」のハート型の苔山を背景にした枝垂れ桜を眺めることができます。
最寄り駅: 叡電 鞍馬線 岩倉駅
瑠璃光院 令和6年春の特別拝観
とき: 4月13日(土)~6月16日(日) 10時~16時30分(受付終了)
予約は不要です。
12000坪の敷地に、数寄屋造りの建物、佐野藤右衛門一統の作と伝わる「瑠璃の庭」「臥龍の庭」、日本の蒸し風呂の原型となる「八瀬のかま風呂」などが公開されます。
最寄り駅: 叡電 叡山本線 八瀬比叡山口駅
三千院 不動大祭
とき: 4月20日(土)~5月19日(日)
4月20日(土)
9時~ 秘仏開扉護摩供養
13時30分~ 採灯護摩供 聖護院門跡の門主を導師としてお焚き上げされます。
4月28日(日)
11時~ 焼供供養 特別護摩供法要
お不動さまへの感謝として五穀などの焼供を奉納し、所願成就を祈願します。
焼供供養の申し込み方法は公式サイトをご覧ください。
終日 よもぎ餅のぜんざい無料接待
5月3日(金・祝)~6日(月・休) 終日 子ども福引き
5月19日(日) 結願護摩供法要
お不動さまの縁日の4月28日を中日として行なわれます。
期間中、秘仏の金色不動明王立像(重文)がご開扉されます。
平安時代に智証大師円珍が、目の前に顕現された金色の不動明王を自ら刻んだものです。
地下鉄 国際会館駅前から 京都バス19系統「大原・小出石行き」乗車 「大原」下車
白龍園 令和6年春の特別公開
とき:
前半 3月20日(水・祝)~4月21日(日)
後半 4月27日(土)~6月23日(日)
※ 不定休 荒天時は休園
時間: 10時~14時
観覧時間は1時間ごとに設定されます。
事前予約制です。各回先着50名限定
現地での当日券販売はありません。
安養寺山のふもとにある白龍園は、春夏秋冬、それぞれの美しい景色を持っています。
春は桜の薄紅色、初夏は躍動感のある緑色に染まります。
昭和37年(1962)に青野株式会社の創業者青野正一氏がこの地を取得し、本人とその家族、社員家族、地元の手伝い衆とで手作りで整備された広大な庭園です。
最寄り駅: 叡電 鞍馬線 二ノ瀬駅
鞍馬寺 五月満月祭(ウエサク祭)
とき: 5月23日(木) 19時~
5月の満月の夜は、天界からすべてのものの目覚めのために強いエネルギーが降り注ぐといわれます。
本殿前庭にて、目覚めと平和を祈願します。
明水(めいすい)(満月に捧げた水)を参拝者で分かち合っていただき、終了になります。
詳細は後日発表されます。
最寄り駅: 叡電 鞍馬線 鞍馬駅
貴船神社 新緑ライトアップ
とき: 5月2日(木)~5日(日・祝) 日の入り~20時
参道や境内がライトアップされます。
貴船神社 菖蒲神事
とき: 5月5日(日・祝) 11時~
境内と本殿内に鯉のぼりや鎧兜を飾り、男の子の成長と健康を祈願します。
直会では、神さまのお下がりの粽を、神職と参列者が一緒にいただきます。
参列は先着30名まで。
叡電 鞍馬線 貴船口駅から 京都バス33系統「貴船行き」 終点下車
下鴨神社 葵祭(賀茂祭)
「葵祭」は上賀茂神社と合同で斎行される勅祭で賀茂祭といい、御所車、勅使ほかの供奉者の衣冠などに下鴨神社と上賀茂神社の神紋の二葉葵の葉が飾られていることから、この名で親しまれています。
平安時代にはたんに「祭り」といえば葵祭のことを指していました。
欽明天皇の頃に凶作が続き、賀茂神の祟りを鎮めるために4月吉日に馬に鈴を付けて走らせ、五穀豊穣を祈ったのが始まりといわれます。
騎射流鏑馬神事
とき: 5月3日(金・祝) 13時~15時30分
糺の森にて、騎手が疾走する馬の上から的をめがけて鏑矢を射ます。
古武道奉納
とき: 5月4日(土・祝) 13時~
薙刀・剣術・居合・柔術・棒術・鎖鎌などの古武道が奉納されます。
歩射神事
とき: 5月5日(日・祝) 11時~
弓矢を使って葵祭の沿道を清める、魔除けの神事です。
まず「蟇目式(ひきめしき)」で四方の邪気を祓い、小笠原宗家により「屋越式(やごししき)」、「大的式(おおまとしき)」、「百々手式(ももてしき)」が行なわれます。
御蔭祭
とき: 5月12日(日)
12時~ 御生(みあれ)神事 葵祭のもととなった神事で、第2代綏靖天皇の頃に始まったと伝わります。
16時~ 東游(あずまあそび)(糺の森にて) 神を讃える舞楽を御神霊をいただいた馬に見せることで神さまにご覧いただきます。
御蔭山からご神霊を神馬にお移しして、本社へお迎えする神事です。
賀茂祭(葵祭)
とき: 5月15日(水)
※ 雨天の場合、翌日に順延の予定。
実施の有無は前日18時頃に京都市観光協会の公式X(旧Twitter)とFacebookで発表されます。
「路頭の儀」は、天皇からの勅使の行列と斎王代の行列が京都御所を出発して下鴨神社から上賀茂神社へ向かいます。
10時30分頃 京都御所出発
11時40分頃 下鴨神社到着
12時 社頭の儀・走馬の儀
14時20分頃 下鴨神社出発
15時30分頃 上賀茂神社到着・社頭の儀
最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅
令和6年度 春期京都非公開文化財特別公開
京都古文化保存協会主催で「令和6年度 春期京都非公開文化財特別公開」が行なわれます。
左京区では2箇所が公開されます。
下鴨神社
とき: 4月27日(土)~5月6日(月・休) 10時~16時(受付終了)
東本殿・西本殿(国宝)、三井神社(重文)、大炊殿(重文)、浦の廻廊、神服殿(重文)、鴨社資料館秀穂舎ほかが公開されます。
下鴨神社の創祀の時期は古く、『日本書紀』の神武天皇2年(紀元前658年)に主祭神の賀茂建角身命を奉斎していた氏族の名前が書かれていて、彼らの社が下鴨神社のもととなると考えられています。
特別拝観できる大炊殿は賀茂斉院(現在の葵祭の斉王代)御所の旧跡で、いわば神さまの台所です。
また神服殿は夏冬の神々の衣装を調整する場で、いわば神さまのクローゼットです。
最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅
金戒光明寺 山門
とき: 4月27日(土)~5月12日(日) 10時~16時(受付終了)
山門(府指定文化財)、宝冠釈迦如来及び文殊菩薩・普賢菩薩像、中殿暁園筆天井画「蟠龍図」ほかが公開されます。
後小松天皇の勅額「浄土真宗最初門」を掲げる山門は、応仁の乱以降罹災と再建を繰り返し、現在のものは1860年(万延元年)に完成しました。
最寄り駅: 京阪 鴨東線 神宮丸太町駅
拝観の休止・制限をしている神社仏閣
祭事や法要の変更・中止
例大祭や法要などの内容の変更・中止の情報です。
- 宝泉院 春の夜灯り
- 例年4月~5月
2024年は中止になりました。