京都 春の特別公開2020(右京区)【中止・変更情報あり】

京都・特別拝観

2020年春(3月1日~ゴールデンウィーク終了)の、京都市右京区の社寺の特別展や特別公開です。

各社寺の公式サイトと「京都観光Navi」からの情報です。

終了間際ですが京都市観光協会主催の「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の情報もあわせて掲載しています。

新型コロナウイルスの感染の拡大防止のため、以下の寺院において特別拝観の中止や内容の変更が生じています。

  • 轉法輪寺
  • 妙心寺塔頭 大雄院
  • 妙心寺塔頭 退蔵院
  • 清凉寺
  • 神護寺

公式サイトなどで最新の情報を確認してください。

御室かいわい

轉法輪寺 令和2年冬の特別大公開「轉法輪寺什物『釋迦大涅槃図』特別公開」

とき: 2月14日(金)~3月15日(日) 3月1日(日) 10時~16時(受付終了)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月1日で早期終了しました。
しかし期間中は前日までに連絡すれば、お参りさせてもらえるそうです。

本堂内の釋迦大涅槃図、ご本尊の阿弥陀大佛、裸形阿弥陀如来立像と、新しいお釈迦様にまつわる寺宝をすべて拝観できます。

涅槃図の絵解き説法もあります。
また、特別公開限定ご朱印4種類が授与されます(書き置き)。

交通

最寄り駅: 嵐電 北野線 御室仁和寺駅

仁和寺門跡

仁和寺は、光孝天皇の仁和2(886)年の建立の遺志を継いだ宇多天皇が、仁和4(888)年に創建しました。
応仁の乱の前から荒廃しましたが、江戸時代の正保3(1646)年に御所から下賜された建物も含めて、伽藍が現在の姿に整備されました。

霊宝館名宝展 「第58代光孝天皇1133回忌記念 国宝展」

とき:3月20日(金・祝)~5月31日(日) 9時~16時30分(受付終了)

今年の霊宝館は春・夏・秋の三季それぞれでテーマを設定して、名宝展が行なわれます。

春季は「直筆 御手から生まれる天皇の直筆『国宝 後嵯峨天皇宸翰』」
前期に鎌倉時代の後嵯峨天皇の直筆(宸翰)、後期には江戸時代の後西天皇の直筆(宸翰)が展示公開されます。

また、会期の始めには秘仏の「国宝 薬師如来坐像」が特別公開されます。
春季は3月20日(金・祝)~29日(日)だけの公開です(23日(月)は休館日)。

名宝展開催中は特別ご朱印が7種(1体500円)授与されます。

御室花まつり

とき: 3月20日(金・祝)~5月6日(水・休) 8時30分~17時(受付終了)

例年、御室桜の公開は花期に合わせて不定期で行なわれていましたが、今年から会期を設定されることになりました。

今年の御室桜の見頃は4月10日前後と予想されています(3月2日現在)。
桜の前に御室ツツジ(コバノミツバツツジ)が3月下旬から4月上旬の開花です。

御室桜はほかの種類のサクラよりも開花時期が遅く、背丈が低いのが特徴です。
「はなが低い」ので「おたふく桜」とも呼ばれます。

交通

最寄り駅: 嵐電 北野線 御室仁和寺駅

花園かいわい

妙心寺への最寄り駅は、JR 嵯峨野線の花園駅または嵐電 北野線の妙心寺駅です。

妙心寺

妙心寺は建武4年(1337)、花園法皇が関山慧玄を招き、離宮を寺に改めて創建されました。

応仁の乱後に荒廃しましたが、細川勝元父子の援助で再興。

以降、諸大名による寄進や塔頭建立が相次ぎました。

仏殿・浴室「明智風呂」 非公開文化財特別公開

とき: 3月18日(水)まで 10時~16時30分(16時受付終了)

「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」、仏殿は初公開です。

仏殿(重文)は文政10年(1827)の再建で、明智光秀の位牌が安置されています。

浴室(重文)は、塔頭・大嶺院の密宗和尚が、甥である明智光秀の菩提を弔うために建立しました。
大きな釜で沸かした湯を床下に流すサウナ形式の蒸し風呂で、「明智風呂」の名が付いています。

妙心寺塔頭 玉鳳院 非公開文化財特別公開

とき: 3月18日(水)まで 10時~16時30分(16時受付終了)
ただし3月11日(水)は14時受付終了

「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」による公開です。

花園法皇と開山の無相大師(関山慧玄)が禅問答をした建物で、山内最古の塔頭寺院です。

現在の建物は明暦2年(1656)の再建です。

豊臣秀吉の子の鶴松(棄丸)の御霊屋「祥雲院殿」や、武田信玄・勝頼の石塔、織田信長・信忠の石塔があります。

妙心寺塔頭 退蔵院 春のお食事付き「観桜会」

とき: 3月28日(土)~4月12日(日)

昼・夜の各2つの時間帯に、人数限定・事前予約制で妙心寺御用達「阿じろ」の精進料理をいただき、お庭を散策することができます。

昼は通常非公開の書院にて松花堂弁当をいただき、通常非公開の「囲いの席(隠れ茶室)」の見学をすることができます(5000円)

夜は茶席「大休庵」にて「京の春御膳」をいただき、完全貸し切りで桜のライトアップが見られます(8500円)

なお、この春の「観桜会」は新型コロナウイルスの感染リスクを下げるため、お寺の案内をやめ、昼食は開放的な部屋で、夕食は縁側やお庭など好きな場所に移動して食べられるよう配慮されています。
また持ち帰りのできる弁当に変更されるそうです。

詳細・申し込みは「2020年 妙心寺退蔵院 お食事付きプラン「観桜会」 | おすすめ京都体験オスキョー」のサイトへ。

妙心寺塔頭 大雄院 春の特別拝観

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止になりました。

とき: 4月26日(日)~5月10日(日) 10時~16時

惜しくも戦火で焼失してしまった、江戸時代の画家柴田是真随一の襖絵「花丸図」を復活させようと、「襖絵プロジェクト」が動きました。
2017年からの全4期のプロジェクトが完成し、是真筆の襖絵72面と、宮絵師・安川如風が新しく完成させた襖絵18面がすべて公開されます。

広沢かいわい

大覚寺門跡 令和2年春季名宝展 「大覚寺の文芸」

とき: 3月19日(木)~5月11日(月) 9時~16時30分(受付終了)
ただし、諸事情により中止になる可能性もあります。

江戸時代、大覚寺の尊性法親王は「大覚寺サロン」といえる文化文芸活動を行ない、兄である後水尾上皇の「寛永文化サロン」などとの交流もありました。

この春は、中世から近世の大覚寺に伝わる文芸作品が展示公開されます。

また修復が終わった狩野山楽筆「紅梅図」全8面が、今年秋の東京国立博物館への出展の前に公開されることになりました。

名宝展限定ご朱印「五大明王」「五覚院」の特別授与もあります。
見開きで1000円、数に限りあり

交通

最寄り駅: JR 嵯峨野線 嵯峨嵐山駅

嵐山かいわい

天龍寺 法堂「雲龍図」春の特別参拝

とき: 3月1日(土)~5月31日(日) 9時~16時50分(受付終了)
ただし3月20日までは15時50分受付終了

現在の法堂の雲龍図は、平成9年に加山又造氏によって描かれた、八方睨みの龍です。

交通

最寄り駅: 嵐電 嵐山本線 嵐山駅

天龍寺塔頭 弘源寺 春の特別拝観

とき: 3月19日(木)~5月17日(日) 9時~17時

枯山水庭園「虎嘯の庭」と、竹内栖鳳とその一門による日本画などが公開されます。

4月から、奈良国立博物館に出張中だった毘沙門天立像(国指定重文)が戻ってこられて、公開される予定です。

宝厳院との割引共通拝観券があります。

交通

最寄り駅: 嵐電 嵐山本線 嵐山駅

天龍寺塔頭 宝厳院 2019年春の特別拝観

とき: 3月19日(木)~6月30日(火) 9時~16時30分(本堂襖絵の受付終了)

嵐山を借景とした回遊式山水庭園「獅子吼の庭」と、田村能里子画伯筆「風河燦燦三三自在」が公開されます。

弘源寺との割引共通拝観券あり。

交通

最寄り駅: 嵐電 嵐山本線 嵐山駅

奥嵯峨かいわい

清凉寺

もとは光源氏のモデルとされる嵯峨天皇の皇子の源融の山荘の棲霞観を、彼の死後に菩提を弔うために棲霞寺に改められたのが始まりです。

東大寺の奝然が宋から持ち帰った釈迦如来像を安置した釈迦堂が、清凉寺になりました。

江戸時代には徳川家康、綱吉から援助を受けました。

嵯峨大念佛狂言 お松明公演

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止になりました。
とき: 3月15日(日) 15時30分~

嵯峨大念佛狂言保存会による、お松明公演です。

演目は「橋弁慶」「釈迦如来」「土蜘蛛」

上演後、20時から清凉寺の涅槃会とお松明式が行なわれます。

嵯峨大念佛狂言 春季公演

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、変更される可能性があります。

とき: 4月5日(日) 13時30分~ 「花盗人」「大黒狩」「橋弁慶」
4月11日(土) 13時30分~ 「釈迦如来」「大原女」「土蜘蛛」
4月12日(日) 13時30分~ 「愛宕詣」「船弁慶」「餓鬼角力」

嵯峨大念佛狂言保存会による、春季公演です。

観覧無料、雨天決行です。

霊宝館の特別公開

とき: 4月1日(月)~5月31日(金) 9時~17時

北宋代の釈迦如来立像(国宝)、源 融の供養のために作られた旧棲霞寺本尊阿弥陀三尊像(国宝)などが公開されます。

4月19日(日)には、年に一度の釈迦如来立像のお身拭いが行なわれます。

交通

最寄り駅: JR 嵯峨野線 嵯峨嵐山駅

二尊院

承和年間(834-848)に嵯峨天皇の勅願により、円仁に創建させた二尊教院華台寺が始まりです。

荒廃後、法然上人が九条兼実の援助を受けて再興。

応仁の乱によりまた荒廃しましたが、三条西実隆・公条父子の援助で復興しました。

小倉あん発祥地顕彰式

とき: 3月22日(日)

小倉あんは、弘法大師空海が唐から持ち帰った小豆を小倉の里に住んでいた菓子職人が栽培し、砂糖を入れて甘く煮て宮中に献上したことから始まるとされます。

二尊院境内に建立された顕彰碑に新小豆を奉納し、式典ののち、13時頃から小豆ぜんざいが振る舞われます。なくなり次第終了。

交通

最寄り駅: JR 嵯峨野線 嵯峨嵐山駅

高雄・清滝かいわい

神護寺 宝物虫払い行事

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止になりました。
とき: 5月1日(金)~5日(火・祝) 9時~16時

神護寺書院にて、伝源頼朝像、伝平重盛像、釈迦如来画像、弘法大師が書かれた潅頂暦名などが公開されます。

書院の石庭「灌頂の庭」も公開されます。

茶室「了々軒」にてお茶席あり(有料)。

交通

  • 京都駅発・周山行き JRバス 「山城高雄」下車
  • 四条烏丸発・高雄行き 市バス8号系統 「高雄」下車

平岡八幡宮 花の天井 春の特別公開

とき: 3月13日(金)~5月10日(日) 10時~15時30分頃(受付終了)

椿の開花に合わせての公開です。
画工・綾戸鐘次郎藤原之信により極彩色の花絵44面が描かれた内陣の天井は、「花の天井」と呼ばれています。

宮司さんのお話・縁起書・大福茶付きです。

公式サイトはないので、京都観光Naviの「花の天井 春の特別公開」をご覧ください。
交通

  • 京都駅発・周山行き JRバス高雄・京北線 「平岡八幡」下車
  • 四条烏丸発・高雄行き 市バス8号系統 「平岡八幡前」下車

Posted by 管理人めぶき