京都 秋の特別公開2019 (左京区)

京都・特別拝観, 京都・行事と祭り

京都市左京区の2019年秋(11月15日以降)の、各社寺の特別公開やイベントをまとめました。

今年は紅葉の色づきのスピードが1週間くらい遅いそうです。まだまだこれからも楽しめますよ。

おもに各社寺の公式サイトと、「京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi」からの情報です。

京都市内の市バス・京都バス・JRバス・京阪バスは観光地を網羅していて、とても移動するのに便利です。
しかし、近頃はバスの中や道路が大変混雑していて、予定どおりの行動が非常に難しくなっています。

この記事では、各社寺の最寄りの鉄道駅もご紹介します。歩ける距離ならば歩いた方が、バスに乗るよりも早く着くことが多いですよ。

京都 秋の特別公開

京都市観光協会主催の、紅葉の映える庭園を持つお寺や施設を公開する「秋の特別公開」、左京区では今年も金戒光明寺、和中庵、旧三井家下鴨別邸、霊艦寺が公開されます。

金戒光明寺 -紅葉の庭園と市内一望の山門 特別公開-

とき: 11月4日(月・休)~12月8日(日)
9時~16時(受付終了)、17時30分~20時30分(受付終了)

昼間は御影堂・大方丈・庭園・山門の楼上内部が公開されます。
庭園は枯山水庭園と地泉回遊式庭園の二つ。

夜間は境内と庭園の紅葉のライトアップ、御影堂と大方丈が公開されます。
夜間拝観期間中、毎日邦楽の生演奏が行なわれます。

30分早く入場して解説付きの「プレミアム拝観プラン」(大人1200円)、夕食「豆乳もみぢ膳」が付いた「夕食付拝観プラン」(5600円)があります。
予約・お問い合わせは金戒光明寺の特設サイトへ。

紅葉のポイント

三門前の桜、奥の庭園「紫雲の庭」、阿弥陀堂前のいちょうなど数多くの紅葉ポイントがあります。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 神宮丸太町駅

霊鑑寺 -歴代皇女が入寺された尼門跡寺院 「谷の御所」の紅葉-

とき: 11月16日(土)~12月1日(日) 10時~16時(受付終了)

代々皇女や皇孫女が住持した尼門跡寺院で、「谷の御所」「鹿ヶ谷比丘尼御所」と称されます。

書院は後西天皇の院御所の御殿を移築、本堂は徳川11代将軍家斉が寄進したものです。

紅葉のポイント

池泉回遊式庭園の樹齢350年のタカオカエデ

公式サイトはないので 京都観光Navi:|霊艦寺(谷御所) をご覧ください。
交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

和中庵 -和洋折衷の建築美 豪商の風雅な邸宅に映える紅葉-

とき: 11月22日(金)~12月1日(日) 10時~16時(受付終了)

近江商人・藤井彦四郎(スキー毛糸の倉敷紡績の創業者)の邸宅として、自らが設計して昭和初期に建てられました。

戦後、ノートルダム教育修道女会に売却されて、修道院として使用されました。

山裾の傾斜をいかして渡り廊下でつないだ奥座敷の客殿と、スパニッシュな洋館が建ち並んでいます。

紅葉のポイント

奥座敷と洋館と紅葉のコントラスト

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

旧三井家下鴨別邸(主屋2階・3階望楼) -近代京都の名建築 豪商・旧三井家の別邸-

とき: 11月14日(木)~12月3日(火) 9時~16時30分(受付終了)

旧三井家下鴨別邸(重文)は、通常は玄関棟と主屋1階・庭園が公開されていますが、この秋は主屋2階と3階望楼も特別公開されます。

三井家の祖霊社である顕名霊社が下鴨神社の南側に遷座され、その参拝の休憩所にするため、三井北家第10代の三井八郎右衞門高棟によって建てられました。

3階望楼は、当時高価だったガラスが四方貼りされていて、はるか東山まで見晴すことができます。

旧三井家下鴨別邸|京都観光Navi へはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 京阪 京阪本線 神宮丸太町駅 ・ 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅

京都春秋の寺院特別公開

株式会社京都春秋が主催する、通常非公開の寺院の特別公開です。

本山修験宗総本山 聖護院門跡 特別公開

とき: 9月21日(土)~12月8日(日) 10時~16時(受付終了)
ただし10月5日、24日~27日は拝観休止、11月29日は拝観区域が限定されます。

大玄関、宸殿、狩野永納・狩野益信筆 宸殿障壁画、本堂、ご本尊不動明王像(重文)、書院(重文)が公開されます。

代々皇族か摂関家が住持をつとめた門跡寺院で、天明の大火のさいは光格天皇の仮御所となりました。

今回は天皇陛下御即位奉祝特別展示として、「光格天皇親刻阿弥陀仏」、「盛化門院持仏薬師如来」、「原在中筆四季花鳥図屏風」も公開されます。
「光格天皇親刻阿弥陀仏」は、光格天皇が自ら刻まれた仏像です。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 神宮丸太町駅

岡崎公園かいわいの各社寺の行事・特別公開

永観堂 秋の寺宝展・ライトアップ

とき: 11月6日(水)~12月4日(水)
寺宝展は9時~16時(受付終了)、17時閉門
ライトアップは17時30分~20時30分(受付終了)、21時閉門

なお大変な人出が予想されるため、この期間は臥龍廊が通行止め、千佛堂は閉鎖されます。また混雑状況によっては受付終了時刻が早くなる場合があります。

昼間は阿弥陀堂や画仙堂・多宝塔などの堂宇と庭園が拝観できます。
夜は、阿弥陀堂・画仙堂・庭園がライトアップされます。土・日・祝日の18時・19時・20時の3回、雅楽が演奏されます。

寺宝展では、釈迦三尊像(重文)、釈迦十六善神像(重文)、十大弟子像(重文)にお参りできます。

弘法大師の弟子の真紹が「禅林寺」を創建、三論宗の永観がここで念仏修業をしたため、「永観堂」と称されるようになりました。

念仏行に励む永観の前に立ち、「永観、遅し」と振り返られた「みかえり阿弥陀」は、阿弥陀堂に安置されています。

紅葉のポイント

古くから「もみじの永観堂」と親しまれてきた、紅葉の名所です。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

哲学の道かいわいの寺院の特別公開

真如堂(真正極楽寺)

本尊阿弥陀如来立像特別開扉

とき: 11月15日(金)

洛陽六阿弥陀の第一番です。

平安時代の慈覚大師円仁の作で、来迎印を作る日本最古の阿弥陀さまです。
完成間際に慈覚大師が白毫を入れようとすると阿弥陀さまが拒否されるので、「女性をお救いください」と頼むと三度うなずかれたことから「うなずきの弥陀」と呼ばれます。

阿弥陀さまの右側の不動明王像は、安倍晴明の命を救ったといわれます。
左側の千手観音立像は、伝教大師最澄の作と伝わります。

観経曼陀羅特別公開

とき: 11月1日(金)~12月8日(日) 9時~16時

明和4(1767)年に本堂の大きさに合わせて作られた、巨大な曼荼羅です。

観経曼陀羅は、「観無量壽経」に書かれている極楽浄土の世界を忠実に表わしたものです。

奈良の當麻寺で中将姫が織り上げられた、「當麻曼荼羅」と同じです。

紅葉のポイント

境内の三重塔と紅葉の競演が美しいです。
三重塔は昨年の台風21号による屋根瓦の修繕工事が完了しました。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

銀閣寺秋の特別拝観

とき: 10月1日(火)~12月1日(日)
ただし、行事などにより急遽拝観休止となる日があります。

文化財の保護のため、拝観は10時・11時・12時・13時30分・14時30分・15時30分の6回、当日申し込み順に各回20人ずつ案されます。予約はありません。

本堂・国宝東求堂・弄清亭が公開されます。

紅葉のポイント

観音殿(銀閣)と庭園の紅葉。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅

一乗寺かいわいの寺院の行事

紅葉のポイント

一乗寺かいわいは、すべてが紅葉の名所です。
どこもたいへん混み合うので、ご注意ください。

曼殊院門跡 秋の夜間特別拝観

とき: 11月1日(金)~30日(土) 日没~19時30分(受付終了)

紅葉の名勝地の「小さな桂離宮」がライトアップされます。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 修学院駅

圓光寺 紅葉特別早朝拝観

とき: 11月16日(土)~25日(月) 7時30分~

拝観開始時間(9時)より早い時間に、ゆっくりと美しい紅葉を観賞できます。

完全予約制(1日70名限定)、当日受付はありません。

10月21日(月)9時~17時 予約開始です。
電話のみ。メールは不可です。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 一乗寺駅 ・ 修学院駅

狸谷山不動院 秋の洞窟内陣参拝ー不動明王の眼力と祠の神秘

とき: 11月2日(土)~12月8日(日) 9時~16時

眼光鋭いお不動さまに、約1.5メートルの距離に近づいてお参りできます。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 一乗寺駅

八瀬かいわいの寺院の行事

瑠璃光院 秋の拝観

とき: 10月1日(火)~12月10日(火) 10時~17時

12000坪の敷地に、数寄屋造りの建物、佐野藤右衛門一統の作と伝わる「瑠璃の庭」「臥龍の庭」、日本の蒸し風呂の原型となる「八瀬のかま風呂」などが公開されます。

明治から大正時代の実業家・政治家の田中源太郎が有した広大な土地が、没後整備されました。

現在は岐阜市の浄土真宗無量寿山光明寺の子院になっています。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 八瀬比叡山口駅

大原かいわいの寺院の行事

大原へは、JR・近鉄・地下鉄京都駅前、四条河原町、京阪出町柳駅前、地下鉄国際会館駅前、阪急嵐山駅前から京都バスを利用してください。

来迎院 宝物展

とき: 11月1日(金)~30日(土) 9時~17時

声明中興の祖である聖応大師良忍上人が、天台声明の根本道場として創建されました。

毎年春と秋の2回、良忍上人にまつわる品などが公開されます。

公式サイトはないので 来迎院(Raigou-in Temple) | 京都 大原観光保勝会 をご覧ください。

宝泉院 「秋の夜灯り 京都2019」

とき: 11月2日(土)~12月1日(日) 17時50分~20時40分

「額縁の庭園」で有名なお寺。

柱と柱の間を額縁に見立てて、紅葉も美しい庭園「盤桓園」を鑑賞します。

11月9日(土)・17日(日)には「秋の夜灯り 特別演奏会」が行なわれます。

三千院 もみじまつり

とき: 10月28日(月)~11月28日(木)

毎年春の不動大祭のときのみ特別開扉されている秘仏のお不動さまに、今年はもみじまつり期間中お参りできます。

秘仏金色不動明王御開扉護摩供は10月28日11時から。

貴船・鞍馬かいわいの社寺の行事

鞍馬駅前の大天狗がリニューアルされ、10月18日(金)にお披露目されました。
平安遷都1200年を記念して作られた現在の大天狗は、12月20日(金)まで設置されます。

白龍園 2019秋 特別公開

とき: 10月12日(土)~12月1日(日) 10時~13時30分(受付終了)
荒天の日は休園です。

安養寺山のふもとにある白龍園は、春夏秋冬、それぞれの美しい景色を持っています。
秋は紅葉の錦絵、冬は幽玄な雪景色になります。

入園は直接白龍園にて特別観覧券を購入してください。当日券のみです。

今年から出町柳駅での「白龍園特別観覧きっぷ」の発売はありませんが、白龍園の受付で叡電の1日乗車券「えぇきっぷ」(大人1000円)を提示すると、観覧料金が100円引きになります。

1日50名限定の事前予約観覧もあります。
申し込みは往復はがきにて。

庭園デザイナーの烏賀陽百合さんが案内してくれる「秋の白龍園 プレミアムツアー」(1日20名限定、14時~16時)、「2019秋のプレミアムツアー」(お抹茶・お菓子付き)もあります。

こちらも往復はがきで申し込んでください。

交通

最寄り駅: 叡電 鞍馬線 二ノ瀬駅

貴船もみじ灯篭

とき: 11月2日(土)~24日(日) 日没から20時30分頃まで
※叡山電鉄のもみじのトンネル(市原駅~二ノ瀬駅間)ライトアップは21時頃まで

紅葉のポイント

二ノ瀬駅のホームに立つ大きな紅葉。

紅葉のライトアップを楽しむことのできる叡電の秋ダイヤは、公式サイトをご覧ください。

貴船神社境内と奥宮、周辺の旅館街が行灯でライトアップされます。

紅葉のポイント

この紅葉の道は、和泉式部が恋の成就を祈願するために貴船神社の奥の院まで通った道です。

貴船神社では今年も「貴船手作り市」などが行なわれます。

くわしくは、 貴船 もみじ灯篭オフィシャルページ をご覧ください。
交通

最寄り駅: 叡電 鞍馬線 貴船口駅

Posted by 管理人めぶき