京都 秋の特別公開2021 (北区)
2021年秋(10月10日から紅葉の公開終了)の、京都市北区の社寺の特別展や特別公開です。
各社寺の公式サイトと「【京都市公式】京都観光Navi」からの情報です。
11月の行事のうちお火焚きは「火焚祭を行なう社寺 京都(2021年版)」、新嘗祭は「新嘗祭に参列できる神社 京都・奈良」にくわしく書いていますので、そちらをご覧ください。
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、感染予防対策を講じてお参りしてください。
社寺にお参りするさいは以下の点にご留意ください。
- マスクを着用すること
- アルコール消毒液などで手指を消毒する
- ほかの参拝者や社寺の関係者・職員などと間隔を保つ
- 熱発しているなどの体調不良時はお参りしない
令和3年 浄土宗寺院大公開は中止になりました
秋の恒例行事として定着した浄土宗京都教区教化団主催の「浄土宗寺院大公開」は、今年も開催中止になりました。
10月の開催に向けて準備をされていましたが、社会情勢を鑑みて判断されたそうです。
令和3年度 第57回京都非公開文化財特別公開
北区の公開箇所は以下の通りです。
- 上賀茂神社 … 10月16日(土)~12月5日(日)
公開時期・内容は当サイトの記事「令和3年度秋 第57回京都非公開文化財特別公開」で紹介しています。
衣笠かいわい
妙心寺塔頭 金臺寺 令和3年秋の特別拝観
とき: 11月1日(月)~7日(土) 9時~16時
今年も狩野永岳筆の本堂と客室の障壁画、白隠慧鶴筆の妖怪になった法具たちがかわいい「法具変妖之図」(レプリカ)、作者・作品名ともに不明の屏風などが拝観できます。
コロナ退散祈願のための朝課(10時~)、晩課(不定期)にも参加することができます。
特別ご朱印もあり。
最寄り駅: 嵐電 北野線 等持院駅
相国寺塔頭 眞如寺 秋期特別拝観「かしきりもみじ」
中止になりました。
とき: 11月~12月
紫野かいわい
大徳寺本坊 曝凉展
中止になりました。
とき: 10月
大徳寺塔頭 興臨院 特別公開
とき: 10月2日(土)~12月15日(水) 10時~16時30分(受付終了)
情勢により、特別公開の内容の変更または中止が生じる可能性があります。
室町時代の禅宗寺院建築様式を残す本堂(重文)や唐門(重文)、中根金作が復元した方丈庭園、茶室「涵虚亭」などが公開されます。
大徳寺塔頭 真珠庵 「曽我蛇足・長谷川等伯 方丈襖絵修復完成記念」特別公開
とき: 10月9日(土)~12月5日(日)
ただし、10月21日(木)、11月4日(木)は拝観休止
2014年から修復作業に入っていた、方丈の曽我派2代目の曽我蛇足と長谷川等伯の障壁画が完成披露されます。
合わせて、金森宗和好みと伝わる茶室「庭玉軒」、村田珠光作と伝わる「七五三の庭」(方丈東庭)、書院「通僊院」も拝観できます。
拝観は予約優先制です。
拝観希望日の20日前から6日前までに予約して下さい。
予約は「京都春秋 ことなり塾」のサイトから。
大徳寺塔頭 黄梅院 特別公開
とき: 10月9日(土)~12月5日(日) 10時~16時(受付終了)
ただし10月28日(木)は拝観休止
情勢により、内容が変更される可能性があります。
永禄5(1562)年、織田信長が父の信秀の菩提を弔うために小庵を建てたのが始まりで、豊臣秀吉が寺に改めました。
千 利休作庭の「直中庭」、日本に現存する最古の禅宗寺院の庫裏(重文)、武野紹鷗好みの茶室「昨夢軒」、方丈庭園「破頭庭」、雲谷等顔筆の本堂障壁画(重文、複製)などが公開されます。
大徳寺塔頭 総見院 特別公開
とき: 10月9日(土)~11月28日(日)の土・日・祝日のみ
ただし11月7日(日)は拝観休止
本堂、木造織田信長公坐像(重文)、信長公一族の墓、茶室が公開されます。
豊臣秀吉が織田信長の追善のために建立しました。
木造織田信長公坐像(重文)は、慶派の仏師の康清の作で、高さ三尺八寸(約115cm)の等身大です。
完全予約制です。
拝観希望日の20日前から6日前までに予約して下さい。
予約は「京都春秋 ことなり塾」のサイトから。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 北大路駅
建勲神社 船岡大祭
関係者のみで行なわれ、一般の参列・見学は不可になりました。
とき: 10月19日(火)
上賀茂かいわい
大田神社 秋祭
とき: 11月3日(水・祝) 10時~
上賀茂神社の境外摂社の、カキツバタで有名な大田神社のお祭りです。
17時までご祈祷を受け付け、「チャンポン神楽」が奉奏されます。
18時からは所願成就の火焚祭が行なわれます。
最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 北山駅
上賀茂神社 笠懸神事
中止になりました。
とき: 10月17日(日)