京都 春の特別公開2021 (東山区)
2021年春(3月15日~ゴールデンウィーク終了)の京都市東山区の社寺の特別展や特別公開と、変更・中止情報です。
3月の行事のうち雛祭りは「ひな祭りの行事 京都・奈良 2021年版(変更事項あり)」にくわしく書いていますので、そちらをご覧ください。
各社寺の公式サイトと「京都観光Navi」からの情報です。
社寺にお参りするさいは以下の点にご留意ください。
- マスクを着用すること
- アルコール消毒液などで手指を消毒する
- ほかの参拝者や社寺の関係者・職員などと間隔を保つ
- 熱発しているなどの体調不良時はお参りしない
発表されている日程や内容が、急遽変更される可能性があります。
令和3年も祇園祭の山鉾巡行は中止です
昨年に続き、今年も山鉾巡行の中止が決定しました。
山鉾巡行以外の神事は、今後の情勢をみて決定されるそうです。
今熊野・月輪かいわい
泉涌寺塔頭 戒光寺 花祭り 春の内陣特別参拝
とき: 4月1日(木)~15日(木) 9時~17時
花祭りに合わせて、内陣に特別にお参りすることができます。
丈六のお釈迦さまの足元や、お不動さまの足の裏も拝観することができます。
花祭り特別ご朱印、不動明王特別ご朱印の授与があります。(各500円)
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東福寺 涅槃会
とき: 3月14日(日)~16日(火) 9時~15時30分
お釈迦さまが入滅された日に、「涅槃図」を掲げ最後の説法の「首楞厳経(しゅりょうごんきよう)」などを誦読して、徳を偲ぶ法要です。
今年は法堂にて呉道子作「八相涅槃図」が公開されます。
京都三大涅槃図の1つに数えられる東福寺の「大涅槃図」は、修復作業に入っているので、拝観することができません。
あわせて法堂で「花供御(はなくそ)あられ」の販売(300円)、ご朱印の授与(書き置きのみ 500円)も行なわれます。
本坊庭園での献花展、呈茶、尺八の奉奏、甘酒の接待などは中止になりました。
東福寺 「未来を照らす希望の光」東福寺ライトアップ
とき: 4月29日(木・祝)~6月13日(日) 18時~20時(受付終了)
東福寺初の試みです。
新緑の頃に青もみじと、国宝三門・国指定名勝「東福寺本坊庭園」などがライトアップされます。
本堂など境内の一部は、医療従事者への感謝の念を込めてブルーでライトアップされます。
また、拝観料の一部が寄付されます。
特別拝観料: 前売り(事前予約)3500円、当日3800円
東福寺 東福寺の至宝巡り
とき: 通年
東福寺のスタッフに一般非公開の光明宝殿(重文)、禅堂(重文)、本堂を案内してもらいます。
締めくくりに方丈と「国指定名勝 東福寺本坊庭園」をゆっくり散策してください。
※案内してもらえる場所は、時期や行事などで変更されます。
予約前に公式サイト「【東福寺の至宝巡り】ガイドと巡る東福寺の魅力(1日5組限定の特別拝観)」を確認してください。
特別未公開のご朱印の授与もあります。
1日5組(1組5人以上)限定です。5000円。
申し込みは直接東福寺へ電話してください。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 鳥羽街道駅
東山七条かいわい
法住寺 身代わり不動尊「春の大祭」
とき: 4月28日(水) 10時~・ 14時~
平成19年(2007年)のこの日に新本堂が落慶したことを記念し、不動尊結縁護摩供法要と戒壇巡り法要が行なわれます。
お不動さまにお参りすることができるのは、年に一度だけです。
結縁参拝記念の限定ご朱印の授与もあります。500円
なくなり次第終了です。
法住寺 後白河法皇ご尊像 特別開扉
とき: 5月1日(土)~7日(金) 9時~16時(受付終了)
5月3日の後白河法皇忌に合わせてのご開帳です。
今年も法要のみおこなわれ、奉納行事は中止になりました。
期間中、特別参拝記念のご朱印「後白河法皇御尊像 特別御開扉」と「後白河法皇忌」が2枚1組で授与されます。1500円
なくなり次第終了です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
事前予約で楽しむ 京都旅(京都市観光協会 DMO KYOTO)
長谷川等伯と堂本印象の障壁画で彩られる 智積院 早朝特別拝観
とき: 4月2日(金)~4日(日)、7日(水)
時間: 8時~10時 (所要時間約2時間)
僧侶の案内で、開門前の智積院の通常非公開の宸殿を特別拝観します。
違い棚に収められている長谷川等伯筆「松に黄蜀葵及び菊図(部分)」を間近で拝観、堂本印象筆障壁画・長谷川等伯一派による障壁画・狩野益信筆「文殊・竜虎図」を拝観して、名勝庭園を散策します。
智積会館での朝食付きです。
1人3800円
事前予約制(20名まで)で、希望日の2日前の10時までに予約してください。
1人でも予約ができますが、2名以上の申し込みがないと中止になります。
最寄り駅: 最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
三十三間堂 千体仏国宝指定慶讃結願大法要
とき: 3月25日(木) 9時~15時30分(受付終了)
三十三間堂に整然と並ぶ1001体の千手観音立像が、平成30年(2018)3月に重文から国宝に指定されました。
3年目になる令和3年3月に、結願大法要が行なわれます。
10時~ 華道家元池坊次期家元 池坊専好師による献華
13時~ 茂山千五郎家による堂狂言の奉納
絵仏師 國井道成師作「千手尊二十八部衆画像」開眼奉掛と、池泉回遊式庭園の東庭の整備完成披露も合わせて行なわれます。
この日も「春桃会」限定の桃守り・桃みくじが授与されます。
三十三間堂 開山忌
とき: 5月3日(月・祝) 9時~
妙法院の仏間である三十三間堂を建立した、後白河上皇の命日です。
生前の姿を記したといわれる画像を吊るし、声明を織り交ぜた「曼荼羅供」法要が行なわれます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
東山五条かいわい
清水寺 青龍会
とき: 4月3日(土) 14時~15時30分頃
清水寺の境内と門前町を長さ約18mの青龍を先頭にした一行が練り歩き、地域の守護と除災招福を祈願します。
混雑防止のため、行道のルートが変更される可能性があります。
清水寺 春の夜間特別拝観
とき: 3月27日(土)~4月4日(日) 21時受付終了
観音さまの慈悲を現わす一筋の光が宙に放たれ、境内がライトアップされます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
六道珍皇寺 春季彼岸特別寺宝展
とき: 3月20日(土・祝)・21日(日) 9時~16時
京の都の疫病退散のため古くから信仰されてきた、六道珍皇寺のご本尊薬師如来・閻魔大王・地蔵菩薩・毘沙門天王と合わせて、「牛頭天王図」が公開されます。
「冥途通いの井戸」近くにあり平成30年の台風で倒れてしまった、樹齢100年の桜の樹を刻んで出現された聖観音像も公開されます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅 ・ 清水五条駅
六波羅蜜寺 春季彼岸会・悪病退散特別祈願会
とき: 3月20日(土・祝) 11時~
彼岸の法要に合わせて行なわれます。
法要後にご本尊の御加持、悪病退散のお守りの授与、法話があります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
円山公園かいわい
知恩院 春のライトアップ2021(夜間特別拝観)
とき: 3月26日(金)~4月4日(日) 17時45分~21時(受付終了)
友禅苑、三門周辺、国宝御影堂、方丈庭園がライトアップされます。
御影堂と方丈庭園は春のライトアップ初公開です。
今回も「聞いてみよう! お坊さんの話」が毎夜開催されます。
平成大修理を終えて参拝可能になった御影堂で行なわれます。
テーマに沿ったお話(15分~20分)のあと、木魚念仏体験(5分~10分ほど)があります。
混雑防止のため、人数を制限される可能性があります。
期間中、限定ご朱印「東漸大師」が授与されます。300円
僧侶が解説付きでご案内! 御影堂プライベートツアー
時間: 18時15分~ 19時~ 19時45分~ 20時30分~
先着10名まで、所要時間30~40分程度 1000円
初開催です。
お坊さんの案内で、御影堂の内陣やきらびやかな仏具まで拝観できます。
参加証としてご朱印「荘厳」を授与。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
得浄明院 春の特別公開 戒壇めぐりと一初(いちはつ)鑑賞会
とき: 4月21日(水)~5月5日(水・祝) 9時30分~16時
通常非公開のお寺ですが、早く咲くアヤメの一初(いちはつ)の開花時期のみ公開されます。
ご本尊の一光三尊阿弥陀如来は、一つの光背の中に阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)が一緒に入っている、善光寺如来(善光寺式阿弥陀如来)です。
ご戒壇めぐりもできます。戒壇は本当に真っ暗です。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
高台寺 春の特別公開「女性作家の競演」
とき: 3月1日(月)~5月9日(日) 9時~17時(受付終了)
2024年は北政所ねねさまの没後400年にあたります。
御遠忌行事の一環として、この春は高台寺に奉納された女性作家の襖絵が順に公開されます。
3月1日(月)~18日(木) 山岸泉琳氏
3月19日(金)~4月6日(火) 武市斎孝氏
4月7日(水)~5月9日(日) 八十山和代氏
高台寺 春の夜間特別拝観 「亀遊万代未来」
とき: 3月12日(金)~5月5日(水・祝) 9時~21時30分(受付終了)
禅語「亀遊万代春」にちなみ高台寺専属庭師の北山安夫氏監修のもと、高台寺の古い瓦や古材を用いて人々の願いや生命力が方丈庭園で表現されます。
高台寺 狐の嫁入り巡行
とき: 3月27日(土)~4月3日(土) 1日2回
高台寺と大谷祖廟前の間を、狐のお面を付けた白無垢の花嫁行列が練り歩きます。
狐の嫁入りを見るといいことがある、といわれます。
18時 高台寺出発
19時 大谷祖廟前出発
高台寺 アンドロイド観音マインダー ご開帳
とき: 4月 毎週土・日曜日と29日(木・祝)
5月1日(土)~5日(水・祝)
時間: 10時30分~12時 13時30分~15時30分 の2回
アンドロイド観音さまの般若心経の説法が再開されました。
時間中、繰り返し法話があります。
予約は不要です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
高台寺塔頭 圓徳院 春の特別展「路傍の日本画家『赤松燎 没25年特別展』」
とき: 3月5日(金)~5月5日(水・祝) 10時~17時(受付終了)
本堂正面の障壁画「白龍図」を手がけた、日本画家の赤松燎氏の作品展が行なわれます。
3月12日(金)から夜間ライトアップが行なわれます。
21時30分受付終了です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
長楽寺 春季特別展 「建礼門院御遺宝特別展観」
とき: 4月1日(木)~5月10日(月) 9時~16時
建礼門院徳子が出家をした長楽寺に伝わる、ゆかりの品々が展示公開されます。
合わせて、庭園を見ながらお抹茶とお菓子でゆったりくつろぐことができます。
5月3日(月・祝)・4日(火・祝)には、建礼門院御落飾慶讃行事として「筑前琵琶で語る平家物語」が奉納演奏されます。
1日2回上演。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
祇園かいわい
建仁寺塔頭 両足院 「両足院 3月の特別企画 雪舟天谿画伯 書画実演会」
とき: 3月1日(月)~3日(水) 11時~15時(17時閉門)
方丈の襖絵を手がけられた雪舟天谿画伯が、ご朱印を目の前で描いてくださいます。
「心経朱衣地蔵御朱印守符絵札(直筆絵札)」は両足院特製のご朱印用紙に直接書いていただけます。3000円。
持ち込みの朱印帳に吉凶言葉の直書きもしてもらえます。500円
建仁寺塔頭 両足院 「両足院 4月の特別企画 雪舟天谿画伯 書画実演会」
とき: 4月8日(木)~11日(日) 11時~15時(受付終了 閉門17時)
※閉門時間厳守のため、並んでいても御朱印をいただけない場合があります。
建仁寺塔頭 両足院 初夏の予約制特別拝観
初夏の特別拝観(5月1日~23日)は中止になりました。
とき: 5月1日(土)~6日(木) 10時30分~12時
5月1日(土)・3日(月・祝)・5日(水・祝) 健康祈願の読経体験と、僧侶の案内による両足院の拝観 2000円
5月2日(日)・4日(火・祝)・6日(木) 禅語の直書きご朱印の授与と、僧侶の案内による両足院の拝観 2500円
予約は両足院の公式サイトから。
完全事前予約制です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
建仁寺塔頭 霊源院 新緑の枯山水庭園「鶴鳴九皐」特別公開
とき: 開催中 5月15日(土)まで 11時~14時30分(15時閉門)
今川義元公生誕500年記念の関連事業として造園家の中根行宏氏・中根直紀氏(中根庭園研究所)により作庭された、新しい枯山水庭園「鶴鳴九皐」が公開されます。
開運・無病息災の秘仏毘沙門天立像(重文)、織田信長直筆書状、細川幽斎奉納の「達磨図」なども特別公開されます。
参拝者には限定ご朱印の授与もあります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
第55回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開
1月9日からの開催が延期となり、3月1日から期間を変更して改めて開催されています。
事前予約制です。
東福寺三門 ー 国宝の三門 楼上に広がる浄土の世界
とき: 3月1日(月)~4月11日(日) 10時~16時(受付終了)
国宝の三門は応永12年(1405年)の建立で、現存最古の禅宗の三門です。
唐様・天竺様・和様を巧みに取り入れられており、楼上の天井画は兆殿司(明兆)・寒殿司により極彩色の空間が広がっています。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 鳥羽街道駅
東福寺塔頭 龍吟庵 ー 重森三玲の庭園と日本最古の方丈建築
とき: 3月1日(月)~31日(水) 10時~16時(受付終了)
龍吟庵は東福寺4世で建仁寺の開祖である無関普門の住房で、方丈(国宝)は現存最古の方丈です。
昭和の名作庭家の重森三玲が手がけた「龍の庭」は龍が黒雲に覆われて昇天するさまを表わしています。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 鳥羽街道駅
方広寺 ー 「京の大仏さん」を偲ぶ「国家安康」の鐘のある寺
とき: 3月1日(月)~4月11日(日) 10時~16時30分(16時受付終了)
ただし3月17日(水)は拝観休止
「京の大仏さん」は、永禄10年(1567年)に奈良の東大寺の大仏が松永久秀に焼き払われ再建されていないので、豊臣秀吉が天正14年(1586年)から5年をかけ、刀狩りと洛中洛外の整備を兼ねて建立されました。
度重なる災害から再建され、開眼法要直前の慶長19年(1614年)に鐘銘事件が起き、大坂冬の陣のきっかけになります。
「京の大仏さん」は天保14年(1843年)に木造仏として再建されましたが、昭和48年(1973年)に焼失しました。
鐘銘事件の原因になった梵鐘(重文)と鐘楼が残り、大仏は当初の10分の1の大きさで本堂に安置されています。
日本画家の吉川霊華筆の掛け軸「神龍図」も特別公開されます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
智積院宸殿 ー 桃山文化を伝える 華麗なる障壁画と庭園
とき: 3月12日(金)~4月11日(日) 9時~16時(受付終了)
ただし4月8日(木)は拝観休止
宸殿の桃山時代の障壁画25面は、長谷川等伯と息子の久蔵ら一門の作です。
盗難と災害が重なり、現存している作品は往時の半分だけです。
ほかに堂本印象筆「婦女喫茶図」「松桜柳の図」などが公開されます。
庭園は千利休好みで、中国の廬山の景色をかたどって作ったと伝わります。
音楽体験「SOUND TRIP」を聴きながら庭を眺めることができます。
空きがあれば、事前予約なしで当日の受付も可能です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
令和3年度 春期京都非公開文化財特別公開
京都古文化保存協会主催の「令和3年度 春期京都非公開文化財特別公開」は、4月と5月の公開の中止が決定しました。
4月1日(木)から5月16日(日)までの公開予定にもかかわらず4月12日(月)から休止になっていた、東山区の雙林寺・大雲院・八坂庚申堂の3ヶ寺はそのまま公開中止になります。
知恩院は一時休止期間と公開期間が重なっていたため、公開中止です。
雙林寺
とき: 4月1日(木)~11日(日) 5月16日(日) 9時~16時(受付終了)
初公開です。
薬師如来坐像(重文)、大黒天像、西行法師像ほかが公開されます。
延暦24年(805)、伝教大師が国家安泰・皇室の安寧などを祈願して建立しました。
薬師如来坐像は大師自らが刻んだと伝わります。
桜の名所だった雙林寺の塔頭の蔡華園院に、西行法師が出家の翌年からしばらく庵を営んでいたそうです。
その跡地に「花月庵」が建立し、西行法師僧像などが安置されています。
公開される大黒天像は、日本に入ってきた当初のお姿で武器を持っています。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
大雲院
とき: 4月1日(木)~11日(日) ~5月16日(日) 9時~16時(受付終了)
本堂・阿弥陀如来坐像・祇園閣の拝観、龍池会館にてご社宝の展示公開などが行なわれます。
貞安上人が織田信長・信忠父子の菩提を弔うために、二条烏丸に建立した庵が始まり。
移転と焼失を繰り返し、明治に入って復興して昭和47年(1974)に現在地に移りました。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
八坂庚申堂 金剛寺
とき: 4月1日(木)~11日(日) ~5月16日(日) 9時~16時(受付終了)
ただし5月12日は拝観休止
初公開です。
御前立青面金剛像、四大夜叉像ほかが公開されます。
日本三庚申の一つです。
天徳4年(960)、一般の人が青面金剛をお参りすることのできるよう祠が創建されたのが始まりです。
「八坂の庚申さん」と親しまれています。
庚申さんといえば、手足をくくられた「くくり猿」。
八坂の庚申さんには無数のカラフルなくくり猿が奉納されています。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
知恩院
公開中止になりました。
とき: 4月27日(火)~5月6日(木) 9時~16時(受付終了)
大方丈(重文)、小方丈(重文)、狩野尚信・狩野信政筆方丈襖絵、方丈庭園(国名勝)ほかが公開されます。
大方丈は二条城と同じ書院造で、徳川将軍家の公務に使用されました。
襖絵は狩野派の豪華な金碧障壁画です。
仏間には快慶作とされるご本尊の阿弥陀如来が安置されています。
小方丈は大方丈と対称的に、襖絵は水墨画で落ち着いた装飾です。
方丈庭園には小堀遠州と縁のある僧 玉淵によって造られたとされる心字池があります。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
京都時宗道場御朱印巡り
令和2年(2020年)10月から、京都にある時宗のお寺を巡る「京都時宗道場御朱印巡り」が始まりました。
参加しているのは16ヶ寺で、うち東山区には4ヶ寺あります。
お寺によって、対応可能日時や堂内の拝観の可否が異なります。
また、法要などの行事や、御朱印の書き手不在により対応できないことがあります。
「道場」とは、もとは仏道修行の場をさします(のちに、転じて武道の心身修練の場を指すようになりました)。
浄土門では「念仏道場」をさし、時宗では寺院を道場と呼ぶことがありました。
時宗は文永11年(1274年)、一遍上人が開きました。
全国を修行しながら巡り歩き、民衆に念仏を教化しました。
- 1番 長楽寺
- 所在地: 東山区八坂鳥居前東入る円山町626
- 交通: 京阪 京阪本線 祇園四条駅 徒歩15分
- 京都時宗道場御朱印巡り事務局です。
- 2番 安養寺
- 所在地: 東山区八坂鳥居前東入る円山町624
- 交通: 京阪 京阪本線 祇園四条駅 徒歩15分
- ご本尊の阿弥陀三尊像は法然上人の念持仏と伝わります。
- 3番 正法寺
- 所在地: 東山区清閑寺霊山町35
- 交通: 市バス「清水道」 徒歩15分
堂宇改修中のため、御朱印授与は令和3年(2021年)4月から。
ご朱印は左京区の5番聞名寺で授与されることになりました。- 4番 宝福寺
- 所在地: 東山区東大路五条上る小島町143
- 交通: 京阪 京阪本線 清水五条駅 徒歩15分
祭事や法要の変更・中止
例大祭や法要などの内容の変更・中止の情報です。
- 三十三間堂 春桃会(しゅんとうえ)
- 3月3日(水)から3月25日(木)に順延されました。
「千体仏国宝指定慶讃結願大法要」として行なわれます。 - 青蓮院門跡 茶室「好文亭」春の特別公開
- 3月~5月
中止になりました。 - 京都・東山花灯路 ー 2021
- 3月5日(金)~14日(日)
中止になりました。 - 第30回 祇園白川さくらライトアップ
- 3月下旬~4月上旬
中止になりました。 - 円山公園 桜ライトアップ
- 3月下旬~4月上旬
中止になりました。 - 泉涌寺 雲龍院 春のライトアップ
- 4月
中止になりました。 - 祇園甲部歌舞会 令和3年都をどり
- 4月
中止になりました。 - 地主神社例祭 えんむすび地主まつり
- 4月4日(日)
中止になりました。
悪疫退散・病気平癒の祈願を加えた神事のみ行なわれます。 - 地主神社 えんむすび祈願 さくら祭
- 4月11日(日)
中止になりました。
悪疫退散・病気平癒の祈願を加えた神事のみ行なわれます。 - 建仁寺 四頭茶会
- 4月20日
中止になりました。 - 建仁寺塔頭 両足院 「両足院 4月の特別企画 雪舟天谿画伯 書画実演会」
- 4月24日(土)、25日(日)
中止になりました。 - 建仁寺塔頭 禅居庵 「はじまりの絵本」〜100人のこどもと大切な絵本展〜
- 5月1日(土)~5月7日(金)
開催延期になりました。
7月か10月の開催が予定されています。 - 地主神社 例大祭 地主祭り(神幸祭)
- 5月5日(水・祝)
祭典のみ行ない、悪疫退散・病気平癒の祈願をします。
特別拝観の中止情報
中止になってしまった特別拝観です。
- 青蓮院門跡 将軍塚青龍殿 夜間特別拝観(ライトアップ)
- 3月26日(金)~5月5日(水・祝)
中止になりました。 - 八坂神社 本殿特別拝観
- 4月2日(金)から 偶数日と土・日・祝日
中止になりました。
状況が落ち着いたら、再開されます。 - 建仁寺塔頭 正伝永源院 つつじと新緑の庭園特別公開
- 4月10日(土)~5月9日(日)
中止になりました。 - 「令和3年度 春期京都非公開文化財特別公開」 知恩院
- 4月27日(火)~5月6日(木)
中止になりました。 - 清水寺 成就院庭園「月の庭」春の特別公開
- 4月29日(木)~5月5日(水・祝)
中止になりました。 - 六道珍皇寺 秘仏薬師如来・閻魔大王像・小野篁公立像 特別ご開帳
- 5月1日(土)~5日(水・祝)
特別ご開帳は中止になりました。
5月4日(火・祝)の復曲能「篁」謡奉納は、予定通り行なわれます。