京都 春の特別公開2019 (伏見区)
2019年春(3月15日~ゴールデンウィーク終了)の、京都市伏見区の社寺の特別展や特別公開です。
各社寺の公式サイトと「京都観光Navi」からの情報です。
京都市内の市バス・京都バス・JRバス・京阪バスは観光地を網羅していて、とても移動するのに便利です。
しかし、近頃はバスの中や道路が大変混雑していて、予定どおりの行動が少し難しくなっています。
この記事では、各社寺の最寄りの鉄道駅もご紹介します。
伏見エリア
城南宮 方除大祭
とき: 4月12日(金)~14日(日)
城南宮の大祭です。
期間中、毎日10時40分と13時40分の2回、芸能の奉納があります。
12日は友香 with Team TOMOCAの「和ポップ」、13日は桂ちょうばさんの落語、14日は京都瓜生山舞子連中の石見神楽です。
すべて観覧自由です。
城南宮 曲水の宴
とき: 4月29日(月・祝) 14時から約50分間
奈良・平安時代に宮中で催された宴が、再現されたものです。
遣水に浮かべた盃が目の前に流れ着くまでに歌を詠み、盃をいただきます。
全員の歌が揃うと、神職が読み上げて神さまに奉納します。
この日は神苑が9時~16時まで無料公開されます。
拝観者多数の場合、危険防止のため入場制限が行なわれます。
城南宮 藤の巫女神楽
とき: 5月1日(水・祝)~6日(月・休)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 10時~、15時~ の1日2回
美容・健康・招福の藤の花守(1000円)を受ける人を、巫女さんが神楽鈴を振ってお祓いしてくれます。
最寄り駅: 近鉄 京都線 ・ 地下鉄 烏丸線 竹田駅
深草エリア
瑞光寺 元政忌 法華懺法会
とき: 3月18日(日) 10時~16時
瑞光寺の開山の元政上人の、命日の法要です。
文人でもあった上人の、遺愛の品や作品が公開されます。
法要は13時~14時
11時~ うどんと蕎麦の接待あり。
最寄り駅: JR 奈良線 稲荷駅 / 京阪 京阪本線 深草駅
藤森神社 藤森祭
とき: 5月1日(水)~5日(日・祝)
藤森神社の春の大祭です。
5日の神幸祭では、神輿と武者行列が氏子地域を巡行します。
5日は駈馬神事(市 無形民俗文化財)も行なわれます。13時~と15時~の2回。
後ろ向きに乗る「逆乗り」、馬上で文字を書く「一字書き」、「逆立ち」「横乗り」など勇壮な技が披露されます。
藤森神社の祭神は、勝ち運と馬の守護神です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 墨染駅 ・ 藤森駅 / JR 奈良線 JR藤森駅
伏見稲荷大社 稲荷祭(神幸祭)
とき: 4月20日からもっとも近い日曜日
稲荷大神が5基のお神輿に分かれて氏子地域を巡幸されます。
11時~ 神事
14時~ 5基のお神輿が南区西九条(イオンモールKYOTOの近く)の御旅所へ、トラックに乗って渡御します。
お神輿が御旅所に納められている間、4月29日(月・祝)には中堂寺六斎会が六斎念仏を奉納します。
伏見稲荷大社 稲荷祭(還幸祭)
とき: 5月3日(金・祝)
14時~ 5基のお神輿が御旅所を出発、東寺に寄って僧侶に「神供」をしてもらったのち、各氏子地域を2時間巡行し、伏見稲荷大社に戻ります。
最寄り駅: JR 奈良線 稲荷駅 / 京阪 京阪本線 伏見稲荷駅
醍醐エリア
醍醐寺三宝院 特別拝観
とき: 3月23日(土)~5月15日(水) 9時~15時(受付終了)
三宝院(史跡・名勝)のふだん非公開区域が特別公開されます。
奥宸殿の棚は「醍醐棚」と呼ばれ、修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」とともに「天下の三大名棚」と称されます。
醍醐寺霊宝館 春期特別展「醍醐寺の阿弥陀信仰」・企画展「皇室と醍醐寺」
とき: 3月20日(水)~5月15日(水) 9時~16時
特別展では、昨秋初公開された「水晶宝龕入り木造阿弥陀如来像」などが公開されます。
4月27日(土)から一部展示内容が変わり、一昨年に皇太子殿下が研究のためにご覧になった「後奈良天皇宸筆・紺紙金泥般若心経」(重文)など皇室とのゆかりのある寺宝が展示されます。
醍醐寺 豊太閤花見行列
とき: 4月14日(日)
慶長3(1598)年の春に、豊臣秀吉が盛大に行なった「醍醐の花見」にちなんだ行事です。
太閤秀吉の行列が、三宝院唐門を出て境内を練り歩きます。
雨天決行です。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 醍醐駅