奈良 春の特別公開2023 (奈良県)
2023年春(3月お彼岸からゴールデンウィーク終了)の、奈良県(奈良市はのぞく)の社寺の特別拝観・特別公開と行事の情報です。
各社寺の公式サイトと「奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット」からの情報です。
3月~5月の行事のうち、以下はそれぞれ別の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
- 祈年祭 五穀豊穣を祈る祭り 京都・奈良
- ひな人形公開 ひな祭りの行事 京都・奈良
- 花祭り 京都と奈良で、花祭りの参拝ができるお寺
- 5月8日(月)以降 奈良県 2023年5月 特別公開・特別拝観と行事の情報
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、感染予防対策を講じてお参りしてください。
社寺にお参りするさいは以下の点にご留意ください。
- マスクを着用すること
- アルコール消毒液などで手指を消毒する
- ほかの参拝者や社寺の関係者・職員などと間隔を保つ
- 熱発しているなどの体調不良時はお参りしない
生駒市
往駒大社 御田植祭
とき: 5月5日(金・祝) 10時~
神事ののち、境内の玉砂利の上で農夫と牛に扮した男性が田耕から種籾まきまでを演じます。
続いて早乙女役の巫女が松葉を早苗に見立てて田植えの所作をして、秋の豊作を祈願します。
最寄り駅: 近鉄 生駒線 一分駅
宝山寺 大般若会式
とき: 5月1日(月)~10日(水)
10日間、大般若経の転読が行なわれます。
期間中、聖天堂の内陣にお参りすることができます。
宝山寺 獅子閣特別公開
とき: 5月3日(水・祝)~5日(金・祝)、7日(日) 9時~15時30分(受付終了)
獅子閣(重文)は1882年(明治15)に上棟、1884年(明治17)に洋風の客殿として落慶しました。
明治時代に行なわれた洋風建築の模倣として保存がよく、貴重な建物です。
最寄り駅: 近鉄 奈良線・けいはんな線 生駒駅乗り換え 生駒ケーブル 鳥居前駅乗車 宝山寺駅下車
大和郡山市
源九郎稲荷神社 例祭
とき: 3月26日(日)
10時~ 安全奉告祭
14時~ 時代行列・白狐渡御
3年ぶりに白狐渡御が行なわれます。
白い狐に扮装した子どもたちが踊りながら練り歩きます。
巡路は、大和郡山市役所を出発し、源九郎稲荷神社に戻ります。
最寄り駅: JR 大和路線 郡山駅 / 近鉄 橿原線 大和郡山駅
松尾寺 舎人親王像・千手観音像トルソー 特別公開
とき: 4月1日(土)~12月25日(月) 9時~16時
天武天皇の勅命を受け、『日本書紀』の編纂の無事と自身の厄除けを祈願して松尾寺を建立した、舎人親王の坐像が特別公開されます。
合わせて、ご本尊の千手千眼観音像の裏から発見された「焼損仏」十一面千手観音像も拝観できます。
作家の白洲正子氏が、均整のとれたプロポーションから「トルソー」と賞しています。
松尾寺 松尾山お花まつり
とき: 4月29日(土・祝) 9時~16時
お釈迦さまの誕生を祝い、誕生仏にお参りします。
今年は堂内に入ってお参りすることができません。
13時~14時は、開基の舎人親王のお誕生を祝う「舎人親王 676年誕生祭」が行なわれます。
仏舎利堂ご本尊ストゥーパ 特別拝観
とき: 5月8日(月) 10時~12時
毎月8日のみの特別公開です。
紀元3世紀のストゥーパほかが公開されます。
近鉄 橿原線 大和郡山駅 または JR 大和路線 大和小泉駅から 奈良交通バス71、72系統乗車 「松尾寺口」下車
天理市
大和神社 ちゃんちゃん祭り
とき: 4月1日(土) 14時~
大和国の地主神であり大和神社の主祭神でもある大国魂大神が、ちゃんちゃん鉦を合図にして山の辺の道を巡幸されます。
途中、御旅所で翁の舞や龍の口の舞が奉納されます。
昨年修繕されたお神輿がお披露目されます。
大和神社 野神祭
とき: 5月3日(水・祝)
該当する年代の子どもさんがいないため、神事は行なわれないことになりました。
式典のみ斎行される予定です。
最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 長柄駅
長岳寺 釜の口れんぞ(弘法大師大法会)
とき: 4月21日(水) 14時~
犬鳴山妙泉講の修験者たちにより、行者問答・法弓作法・法斧作法などが行なわれます。
大柴灯護摩の炎と煙が立ち上がる、勇壮な法会です。
福引付きの添え護摩木祈願は500円から。
近鉄 天理線 ・ JR 大和路線 天理駅 または 近鉄 大阪線 ・ JR 万葉まほろば線(桜井線) 桜井駅から 奈良交通バス61、62、63、64系統乗車 「上長岡」下車 徒歩
桜井市
安倍文殊院 春の寺宝展
とき: 3月1日(水)~5月31日(水) 9時~16時40分(受付終了)
金閣浮御堂(仲麻呂堂)霊宝館に安置されている、安倍仲麻呂公像、安倍晴明公像、ほか陰陽道に関する古文書などが公開されます。
春の寺宝展では方位災難除けの十二天御尊軸のうち「火天」「帝釈天」「伊舎那天」が展示されます。
期間中、うさぎ限定ご朱印が授与されます。
新しいデザインに変更され、春の限定朱印はしだれ桜を見るうさぎが描かれています。
700円 書き置きのみ。
安倍文殊院 文殊お会式
とき: 3月25日(土)~26日(日) 9時~17時
9時~16時 智恵のお加持
15時30分 大般若経転読法会
16時30分 智恵のお餅まき
安倍文殊院でもっとも大きな法要です。
2023年癸卯年は、12年に一度の文殊菩薩のご縁の年です。
ご本尊の文殊さまのご宝前で大般若転読法会が行なわれ、本堂前で智恵のお加持が授けられます。
「智恵のお餅まき」も3年ぶりに行なわれます。
安倍文殊院 弁財天祭
とき: 4月29日(土・祝)~5月7日(日) 9時~16時40分(受付終了)
弁財天祭では、金閣浮御堂にて方位災難除けの十二天御尊軸がすべて展示されます。
期間中、特別ご朱印「十二支天」が授与されます。書き置きのみ。
最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 桜井駅 / 近鉄 大阪線 桜井駅
大神神社 玉列神社椿まつり
情勢の変化により、内容が変更される可能性があります。
とき: 3月26日(日) 11時~
玉列神社には、大物主大神のお子さまの玉列王子神(玉椿大明神)がお祀りされています。
椿の花の美しい時期に、お祭りが行なわれます。
髪に椿の飾りを付けた巫女による「浦安の舞」の奉納もあります。
大神神社 春の大神祭
とき: 4月8日(土)~10日(月)
8日 10時~ 大直禰子神社(若宮)例祭… 大直禰子命のご霊を本殿に遷座します。
17時~ 春の大神祭宵宮祭
9日 10時~ 春の大神祭(例祭)… 神楽「うま酒みわの舞」を奉納
13時~ 若宮神幸祭… 行列奉仕はありません。少人数で行なわれます
10日 10時~ 春の大神後宴祭
12時~ 後宴能… 事前申し込み制になりました。当日受付はありません。申し込みは往復はがきにて、大神神社へ。
崇神天皇の御代から始まり、若宮の大直禰子命が三輪の町内をお神輿で巡行されるお祭りです。
大神神社 鎮花祭(薬まつり)
とき: 4月18日(火) 10時30分~
大神神社の摂社の狭井神社には、三輪の神さまの荒魂(あらみたま)がお祀りされていて、病気平癒の神さまとして信仰を集めています。
古来、散りゆく花に乗って疫病や災いが起こると考えられました。
鎮花祭は「大宝律令」で定められた神事で、疫病を鎮め、国民の無病息災が祈願されます。
奈良・大阪・京都の製薬業者や医療関係者が参列し、神前に医薬品が奉納されることから「くすりまつり」とも呼ばれます。
特殊神饌として、三輪山に自生するスイカズラと笹百合の根がお供えされます。
大神神社 久延彦神社就学安全祈願祭
とき: 5月5日(金・祝) 11時~
『古事記』に、居ながらにしてすべての物事を知っていると書かれた、知恵の神さまである久延毘古命のお祭りです。
受験合格・学業向上のご利益があります。
すべての学生さんたちの学校生活の安全も祈願されます。
最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 三輪駅
長谷寺 本尊大観音特別拝観
とき: 3月1日(水)~7月9日(日) 9時30分~16時
「西国三十三所 草創1300年記念」による特別拝観です。
ふだんは入ることのできない国宝本堂の内陣に入り、ご本尊十一面観音菩薩立像のおみ足にじかに触れてご縁を結ぶことができます。あわせて春季特別寺宝展が開催されます。
春のぼたん
とき: 4月16日(日)~5月10日(水)
山内全体がぼたんの花で彩られます。
4月16日(土)のぼたん献花祭の練り供養は中止になりました。
本堂で法要が行なわれます。
布教師による法話は4月29日(土・祝)から5月5日(金・祝)
期間中、抽選で100名に鉢植えぼたんのプレゼントがあります。
最寄り駅: 近鉄 大阪線 長谷寺駅
談山神社 夜桜ライトアップ
とき: 4月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)
日没から20時まで(受付終了 19時30分)
桜の名所の多武峰がライトアップされます。
春の特別ご朱印の授与中です。
「切り絵の十三重塔」は500枚限定 1000円
手漉き和紙の神像のご朱印は500円
談山神社 春のけまり祭
とき: 4月29日(土・祝) 11時~12時30分
主祭神の藤原鎌足が中大兄皇子と出会うきっかけとなった、飛鳥の法興寺での蹴鞠会に基づく神事です。
蹴鞠保存会のメンバーにより、蹴鞠が披露されます。
最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線)・ 近鉄 大阪線 桜井駅 桜井駅南口から 桜井市コミュニティバス 多武峯線 乗車 終点下車
桜井市コミュニティバスの時刻表は桜井市公式サイトをご覧ください
橿原市
橿原神宮 神武大祭
とき:
4月2日(日) 10時~ 御鎮座記念祭(翁舞奉納)
4月3日(月) 10時~ 神武天皇祭 13時~ 国栖奏奉納
祭神の神武天皇が崩御した4月3日に斎行されます。
橿原神宮 昭和祭
情勢の変化により、内容が変更される可能性があります。
とき: 4月29日(土・祝) 11時~
日本を復興・発展に導いた昭和天皇の大業を讃え、皇室の弥栄と国の発展・文化の振興・産業の発展・永遠の平和を祈念します。
神職により、久米部の兵士が神武天皇の勝利を祝って歌舞を行なったことに由来する「久米舞」が奉納されます。
橿原神宮 長山稲荷社例祭
とき: 5月2日(火) 11時~
橿原神宮のご鎮座よりも先に、境内の深田池近くの長山に鎮まっていた稲荷社の例祭です。
開運厄除・五穀豊穣・商売繁盛のご利益があります。
最寄り駅: 近鉄 橿原線 橿原神宮前駅
おふさ観音 提灯まつり
とき: 2022年12月1日(木)~5月7日(日) 7時~16時30分(閉門17時)
初開催です。
おふさ観音は春・秋のバラ祭り、夏の風鈴まつりが有名ですが、冬から春にかけて境内に1000個以上の提灯が吊り下げられることになりました。
夜間拝観ライトアップ
とき: 5月4日(木・祝)・5日(金・祝) ~21時閉門
夜間拝観の日は本堂内の提灯にも灯りがともり、特別拝観することができます。
提灯まつり期間限定のご朱印の授与もあります。
茶房おふさの営業時間も20時ラストオーダーに変更されます。
最寄り駅: JR 桜井線 畝傍駅 / 近鉄 橿原線 八木西口駅
久米寺 練り供養
とき: 5月3日(水・祝)
「久米レンゾ」(久米会式)とも呼ばれる法要です。
本堂から護国道場まで架けられた橋を、二十五菩薩が渡ります。
最寄り駅: 近鉄 橿原線・南大阪線 橿原神宮前駅
五條市
金剛寺 牡丹園開園
とき: 4月15日(土)から
金剛寺は関西花の寺二十三番霊場です。
ぼたんの開花時期のみ開園されます。
5月21日(日)に閉園します。
最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅
生蓮寺 地蔵花会式
とき: 3月24日(金)
10時~ 大般若経転読
11時30分~ 柴灯大護摩
12時20分~ もちまき
最寄り駅: JR 和歌山線 大和二見駅
榮山寺 春季ご本尊薬師如来ご開帳・国宝八角円堂内陣特別拝観
とき: 4月22日(土)~5月28日(日) 9時~15時30分
秘仏でご本尊の薬師如来坐像(重文)と、十二支の動物を頭にのせた十二神将立像(重文)、天平時代の彩色が今も残る貴重な八角円堂(国宝)の内部に特別拝観できます。
特別拝観記念として、八角円堂の内陣に描かれている音声菩薩の葉書が授与されます。
令和5年期間限定朱印は、十二神将の卯神の摩虎羅大将です。人々の善行を助け悟りの境地に導くといわれます。500円
春季大祭護摩祈祷法要
とき: 5月4日(木・祝) 11時~
普段非公開の本堂内陣にお参りすることができ、ご本尊のお薬師さまと結縁できます。
この日限定の特別ご朱印があります。
最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅
宇陀市
室生寺 金堂外陣からの特別拝観
とき: 4月1日(土)~7月2日(日) 9時~15時(受付終了)
ふだんは入ることのできない金堂の外陣から、中尊の釈迦如来立像(国宝)、薬師如来立像(重文)、文殊菩薩立像(重文)、十二神将立像(重文)(子神・丑神・午神・申神・戌神・亥神)にお参りすることができます。
近鉄 大阪線 室生口大野駅から 奈良交通バス 43系統「室生寺行き」 終点下車
御所市
船宿寺 花まつり・本尊 薬師如来坐像特別開扉
とき: 5月3日(水・祝) 10時30分~15時
山内から本堂までの練り供養ののち、本堂で法要、本堂前で柴燈大護摩供養が行なわれます。
この日は17時までご本尊で秘仏の薬師如来坐像がご開扉されます。
ちょうど、山内ではツツジやサツキが美しい時期です。
近鉄 御所線 近鉄御所駅から 奈良交通バス60・66・70系統「五条バスセンター行き」 「船路」下車 徒歩10分
金剛山 転法輪寺 子供祭り
とき: 5月5日(金・祝) 10時~
子どもの成長を喜び、安全と健康を祈願するお祭りです。
山伏とお相撲、掛け声鯉のぼり、本堂にてお祓いとお守りの授与があります。
- 南海 高野線 河内長野駅から 南海バス 小深線8、11系統「金剛山ロープウェイ前行き」 終点下車
- 近鉄 長野線 富田林駅から 金剛バス 千早線「千早ロープウェイ前行き」 終点下車
金剛山ロープウェイ千早駅から山頂へ
葛城市
當麻寺 中将姫ご縁日 練供養会式
とき: 4月14日(金) 16時~
中将姫さまが二十五菩薩に迎えられ阿弥陀さまの浄土に往生された様子を、現世に里帰りされた姫さまを二十五菩薩が浄土まで送り届ける形にして再現される法要です。
今年は中将姫さまが通る来迎橋が架けられ、露店も出ます。
ただし、二十五菩薩は揃わないそうです。
雨天時は、来迎橋ではなく曼荼羅堂の周りを行道します。
中之坊では、姫さまのご誓願のうちの「婦人病の苦痛の軽減・平癒・予防」を導き観音さまに祈願する、「肌着祈祷」が行なわれます。自分の肌着を持参して、観音さまにお参りできます。10時~15時
「當麻曼荼羅絵解き」拝礼式も13時から中之坊写佛道場にて行なわれます。
予約なしで、当日券のみです。
當麻寺 裏曼荼羅特別公開
とき: 4月13日(木)~15日(土)
「裏曼荼羅」とは、江戸時代に「綴織當麻曼荼羅」(国宝)が軸装に改められるおりに、貼られていた板からはがしたさいにうっすらと板面に図様が残っていたものです。
合わせて公開される「板光背」(重文)は平安時代のもので、昭和の曼荼羅堂の解体修理のさいに大量に見つかりました。仏像はなく色鮮やかな光背だけだったそうです。
「諸尊板曼荼羅」(重文)なども公開されます。
當麻寺中之坊 春季特別展「中将姫展」
とき: 4月13日(木)~5月7日(日) 9時~17時
中将姫の真筆と伝わる「称讃浄土経」(奈良時代)、日本最古の女性単独の肖像画である「中将姫廿九才像」(鎌倉時代)、當麻曼荼羅の縮小写本の「絹本著色當麻曼荼羅」(鎌倉時代)ほか、中将姫にまつわる寺宝が多数公開されます。
當麻寺奥院 御影堂特別拝観
とき: 4月13日(木)~5月5日(金・祝) 9時~16時30分
當麻寺奥院の本堂である御影堂(重文)が公開され、ご本尊の円光大師法然上人坐像(重文)、宝冠阿弥陀如来像などにお参りすることができます。
最寄り駅: 近鉄 南大阪線 当麻寺駅
石光寺 日本最古の石仏 弥勒堂開扉・石仏開帳
とき: 4月20日(木)~5月20日(土)
白鳳時代の石仏で、石光寺の開山当時のご本尊です。
所在不明でしたが、1991年の発掘調査により伝承の通りの場所から出土しました。
4月は春ぼたん、5月は150種1000株のハイブリッド芍薬(ぼたんと芍薬の交配種)やアメリカ芍薬が見事な花を開く時期です。
最寄り駅: 近鉄 南大阪線 二上神社口駅
田原本町
安養寺 快慶作阿弥陀如来立像 特別ご開帳
とき: 3月18日(土)~26日(日) 10時~15時30分(受付終了)
ふだんは拝観できないお寺です。
明治初期に客仏としてお迎えされた阿弥陀如来立像(重文)です。
東大寺俊乗堂の阿弥陀如来立像と似たお姿で、同じ時期の快慶壮年期の作と考えられています。
最寄り駅: 近鉄 橿原線 田原本駅
高取町
壷阪寺 大雛曼荼羅開帳結願・花まつり
とき: 4月18日(火)
13時30分~ 法要
3月1日から行なわれてきた大雛曼荼羅の結縁に合わせて、お釈迦さまのお誕生をお祝いする花まつりが行なわれます。
壷阪寺 壷阪観音お身拭い特別結縁参拝
とき: 4月29日(土・祝)~7月2日(日) 8時30分~16時30分(受付終了)
ご本尊の十一面千手観音菩薩坐像のお膝に手を触れて、結縁することができます。
壷坂観音さまは「眼の仏さま」と信仰を集めています。
古くは、元正天皇が内親王であった時代に壷阪寺に詣でて眼病治癒を祈願したと伝わります。
壷阪寺 二大塔(三重塔・多宝塔)初層同時開扉
とき: 4月29日(土・祝)~7月2日(日) 8時30分~16時30分(受付終了)
1497年(明応6年)に再建された三重塔(重文)と2002年(平成14年)に落慶された多宝塔の初層が、同時に開扉されます。
それぞれのご本尊の秘仏大日如来坐像を拝観することができます。
近鉄 吉野線 壺阪山駅から 奈良交通バス20系統「壷阪寺前行き」 終点下車
斑鳩町
法隆寺 お会式
とき: 3月21日(火・祝)お逮夜法要 ・ 22日(水)お会式法要
どちらも聖霊院堂内への参拝は、昨年同様に不可になりました。
法要は行なわれます。
法隆寺 夢殿本尊・救世観音菩薩立像 特別開扉(春季)
とき: 4月11日(火)~5月18日(火) 8時~17時
春と秋の年2回公開されます。
東院伽藍の夢殿は、聖徳太子の斑鳩の宮跡に建立されました。
救世観音はそのときに本尊として安置されましたが、長く秘仏として隠されていました。
- JR 大和路線 法隆寺駅から エヌシーバス 72系統「法隆寺参道行き」乗車 終点下車
- JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス62系統「法隆寺前行き」 63系統「国道横田行き」 92系統「シャープ前行き」乗車 「法隆寺前」下車
- 「春日大社本殿」発 近鉄奈良駅・JR 奈良駅・近鉄大和郡山駅経由 奈良交通バス98系統「法隆寺前行き」乗車 終点下車
法輪寺 妙見会式
とき: 4月15日(土)
法輪寺の妙見堂のご本尊の妙見菩薩の縁日です。
現存最古の木彫りの妙見像といわれる、秘仏の妙見菩薩立像がご開扉されます。
妙見堂の格天井の天井星曼荼羅も拝観できます。
- JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス63系統「国道横田行き」 または92系統「シャープ前行き」乗車 「中宮寺前」下車
- 近鉄 橿原線 筒井駅から 奈良交通バス63、92系統「王寺駅行き」乗車 「中宮寺前」下車
- 近鉄 橿原線 近鉄郡山駅から 奈良交通バス98系統「法隆寺前行き」乗車 「中宮寺前」下車
平群町
信貴山 朝護孫子寺 空鉢護法大祭
とき: 5月3日(水・祝) 11時~
「一願成就」のご利益のある龍王が祀られている信貴山頂の空鉢堂まで、管長が僧侶を伴って登拝します。
- 近鉄 生駒線 王寺駅 ・ 田原本線 新王寺駅 ・ JR 大和路線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス 42・43系統「信貴山門行き」乗車 「信貴大橋」下車
- 近鉄 生駒線 信貴山下駅から 奈良交通バス 16・18・32・42・43系統「信貴山門行き」乗車 「信貴大橋」下車
- 近鉄 大阪線 河内山本駅から 信貴線 信貴山口駅乗り換え 西信貴ケーブル終点高安山駅から 近鉄バス 50系統「信貴山門行き」乗車 終点下車
信貴山千手院 銭亀祭
とき: 4月8日(土)・9日(日) 9時~15時
金運招福の銭亀善神さまの、年に一度のご開帳です。
お宝まき(大福引)も開催されます。(数量限定、お参りはお早めに)
銭亀さまは毘沙門天さまのお使いで、金運上昇・出世・商売繁昌のご利益があります。
一緒に「貧乏神よけ神社」にお参りして貧乏神を退散させると、ご利益が増えるとか。
信貴山成福院 七福融通まつり
とき: 4月29日(土・祝)
12時~ 宝来そば無料接待(先着100名)
14時~ 融通行列 信貴山内を行列します。
14時30分~ 融通祈願祭
融通殿にお祀りされている、融通さまこと如意融通宝生尊のお祭りです。
融通さまは「毘沙門天さまの財布」といわれ、その人の願いを気持ち(意)のままに融通してくれます。
金運だけでなく、勝ち運や智慧、子宝、良縁などいろいろと融通してくださいます。
- JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス42、43系統「信貴山門行き」乗車 「信貴大橋」下車
- 近鉄 生駒線 信貴山下駅から 奈良交通バス32、42、43系統「信貴山門行き」乗車 「信貴大橋」下車
吉野町
金峯山寺 日本最大秘仏本尊 特別ご開帳
とき: 3月24日(金)~5月7日(日) 8時30分~16時
国宝仁王門の大修理勧進のため、国宝蔵王堂に安置されている日本最大の秘仏ご本尊金剛蔵王大権現3体がご開扉されます。
三仏は役行者の祈りにこたえて顕現された、釈迦如来・千手千眼観世音菩薩・弥勒菩薩です。
ふだん拝見する優しいお姿を捨てて、憤怒の厳しいお姿をされています。
解体大修理中の国宝仁王門の下層正面両脇に安置されていた阿形・吽形の2体の金剛力士立像は、奈良国立博物館なら仏像館での「名品展」で仁王門修理完了(2028年の予定)まで展示公開されています。
金峯山寺 花供懺法会・花供会式
とき: 4月10日(月)~12日(水)
蔵王権現のご神木の山桜の満開をご本尊に奉告するお祭りです。
4月10日は、臼に入れた米を大勢の人が杵でつく「花供千本搗き」、女性行者が中心になって行なう「女人採灯大護摩供」が行なわれます。
4月11日・12日は大名行列と、花供懺法会、採灯大護摩供、昨日ついた餅が巻かれる「御供撒き」が行なわれます。
金峯山寺 観音堂大祭
とき: 4月18日(火) 13時~
国宝蔵王堂前の観音堂にて、ご本尊の十一面観音さまのご宝前で大般若経六百巻を転読し、家内安全・身体健全を祈願します。
近鉄 吉野線 吉野駅から ロープウェイ千本口駅乗車 吉野山駅下車
時刻表や運賃は「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」のサイトをご覧ください。
櫻本坊 釈迦如来坐像特別ご開帳
とき: 4月1日(土)~10日(月) 8時30分~16時30分
天武天皇が、櫻本坊の開山のおりにお祀りした念持仏です。
役行者と同時代の、現存最古の仏さまです。
近鉄 吉野線 吉野駅から ロープウェイ千本口駅乗車 吉野山駅下車
時刻表や運賃は「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」のサイトをご覧ください。
明日香村
橘寺 聖倉殿(宝物殿・収蔵庫) 春の特別公開
とき: 4月8日(土)~5月7日(日) 9時~16時30分
年に2回の特別公開。
伝 日羅立像(重文)や、聖徳太子絵伝の第1・2幅などが公開されます。
扉が開放され、この春も外からガラス越しに拝観します。
聖徳太子絵伝は、往生院にて8幅のパネルが展示されます。
橘寺 聖徳太子お会式
とき: 4月16日(日) 13時~
春と秋に行なわれます。
百味飲食をのせた100個の三宝を参列者たちが手渡しをして、本堂の聖徳太子像の御前まで運びます。
橘寺 橘祭
とき: 5月3日(水) 10時30分~
垂仁天皇の命で常世国から非時香菓(ときじくのかくのみ)(たちばな)を持ち帰った、田道間守を偲ぶ法要です。
法要終了後、一人一つずつお下がりの蜜柑(オレンジ)の授与があります。数量限定でなくなり次第終了です。
近鉄 橿原線 橿原神宮前駅 橿原神宮前駅東口 または 近鉄 吉野線 飛鳥駅から 奈良交通バス15、16、23系統「明日香周遊バス 赤かめ」乗車 「川原」下車
岡寺 本堂内々陣お扉特別開扉
とき: 4月2日(日)~6月26日(月) 8時30分~17時
ご本尊で日本最大の塑像の如意輪観音坐像(重文)がご開扉され、大きな全身を間近から拝観することができます。
「西国三十三所草創1300年」記念事業によるご開扉です。
近鉄 橿原線 橿原神宮前駅 橿原神宮前駅東口 または 近鉄 吉野線 飛鳥駅から 奈良交通バス15、16、23系統「明日香周遊バス 赤かめ」乗車 「岡寺前」下車
天川村
天河大辨財天社 春季大祭(慈航祭)
とき: 4月14日(金)
11時~ 神事・神楽奉奏
12時~ 直会
13時~ 神事能「三山」奉納
五穀豊穣を祈念します。
事前に神社まで電話で申し込みが必要です。4月8日締め切り
能楽鑑賞は、春季大祭参列者が優先されます。
天河大辨財天社 桃の節句祭ならびに春の講社大祭
とき: 4月22日(土) 11時~ 神事・神楽奉奏
旧暦3月3日に斎行されます。
ご神前に桃の花、菱餅、桃の御神酒をお供えして、御代の平穏と、人々の息災を祈願します。
事前に神社まで電話で申し込みが必要です。4月16日締め切り
- 近鉄 吉野線 下市口駅から 奈良交通バス7系統「中庵住行き」乗車 「天河大弁財天社」下車
- 下市口駅からタクシーで約40分
川上村
丹生川上神社上社 春季大祭(龍神祭)
とき: 3月26日(日) 10時~
1998年(平成10年)3月15日に丹生川上神社上社が遷座されたことを記念したお祭りです。
丹生川上神社上社は675年(白鳳4年)に創建されました。
大滝ダム建設に伴い、1998年(平成10年)に現在地に移転しました。
祭典終了後、講演会に引き続き、餅まきが行なわれます。
近鉄 吉野線 大和上市駅から 川上村コミバス「やまぶきバス」 または 広域連携コミバス「ゆうゆうバス」乗車 「湯盛温泉杉の湯」 下車
春季大祭当日は、川上村役場からシャトルバスが運行されます。
大和三大観音 はるかぜ回廊
とき: 3月18日(土)~5月7日(日)
2022年5月28日~7月3日に行なわれた「あぢさゐ回廊」、10月8日~12月11日に行なわれた「もみじ回廊」に続く「回廊シリーズ」第3弾です。
今回は、早春の芽吹きから新緑まで、境内の季節の移り変わりを仏さまと愛でることができます。
この春も各お寺で趣向を凝らして荘厳され、限定ご朱印の授与があります。
観音さまと宝塔と春の美麗な花のご紹介……
■壷阪寺:
十一面千手観音さま 眼病に霊験あらたか
三重塔(重文) 1497年(明応6)に再建 ・ 多宝塔 2002年(平成14)落慶
春の花 大仏さまの周辺の桜、境内の山吹
夜間ライトアップ 3月25日(土)~4月9日(日) 20時まで
■岡寺:
如意輪観音さま 厄除け
三重宝塔 1986年(昭和61)に再建
春の花 石楠花、牡丹
華の池~水面に浮かぶ天竺牡丹~ ゴールデンウィーク中、境内の華の池・手水舎・鉢などに天竺牡丹(ダリア)の花が浮かびます
■長谷寺:
十一面観音さま 縁結びほか数多くのご利益あり
五重塔 1954年(昭和29)戦後日本に建立された最初の五重塔
春の花 桜、牡丹、花水木、石楠花