奈良県 2023年11月 特別拝観・特別公開と行事の情報

京都・特別拝観,奈良・仏閣,奈良・神社

奈良県(奈良市はのぞく)の社寺の、2023年11月の特別公開・特別拝観と行事の情報を掲載します。

各社寺の公式サイトと「奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット」からの情報です。

以下の行事は当サイト内のほかの記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、個人の判断で感染予防対策を講じてお参りしてください。

目次

11月の特別公開・特別拝観・行事

松尾寺 舎人親王像・千手観音像トルソー 特別公開

とき: 4月1日(土)~12月25日(月) 9時~16時

天武天皇の勅命を受けた『日本書紀』の編纂の無事と、自身の厄除けを祈願して松尾寺を建立した舎人親王の坐像が特別公開されます。

合わせて、ご本尊の千手千眼観音像の裏から発見された「焼損仏」十一面千手観音像も拝観できます。
作家の白洲正子氏が、均整のとれたプロポーションから「トルソー」と賞しています。

松尾寺 文化の日 秘仏厄除観音特別開扉

とき: 11月3日(金・祝) 9時~16時

年に一度のこの日のみ、ご本尊で秘仏の十一面千手千眼観音菩薩(やくよけ観音)がご開扉されます。

「日本最古の厄除け霊場」大和松尾寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 橿原線 大和郡山駅 または JR 大和路線 大和小泉駅から 奈良交通バス71、72系統乗車 「松尾寺口」下車

源九郎稲荷神社 火焚祭

とき: 11月5日(日) 14時~

五穀豊穣を感謝し、護摩木をお焚き上げして厄除けと所願成就を祈願します。

金峯山寺の山伏が出仕して護摩焚きが行なわれます。
護摩木(1本300円)奉納は祭典開始直前まで受け付けられています。

源九郎稲荷神社 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 大和路線 郡山駅 / 近鉄 橿原線 大和郡山駅

大神神社 醸造安全祈願祭(酒まつり)

とき: 11月14日(火) 10時30分~

酒造の祖神と信仰される大神神社に全国の酒造業者や杜氏が集まり、新酒の醸造安全を祈願します。

祈願祭の前日の13日に、拝殿の大杉玉が新しいものに取り替えられます。
この三輪山の杉から作られた「しるしの杉玉」は各酒蔵に届けられ、その年の新米で醸された酒ができた標しになっています。

三輪明神 大神神社 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 三輪駅

長岳寺 大地獄絵開帳(長岳寺仏画展)

とき: 10月23日(月)~11月30日(木)

本堂にて狩野山楽筆の大地獄絵がご開帳され、随時、住職による絵解き説法「閻魔の嘆き」が行なわれます。
大地獄絵は9幅の軸で、冥界の入口から凄惨な地獄の様相が描かれ、9幅めには阿弥陀如来が極楽往生する人を迎えに来る「聖衆来迎図」で締めくくられます。

「花と文化財のお寺」 釜ノ口山 長岳寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 天理線 ・ JR 大和路線 天理駅 または 近鉄 大阪線 ・ JR 万葉まほろば線(桜井線) 桜井駅から 奈良交通バス61、62、63、64系統乗車 「上長岡」下車 徒歩

安倍文殊院 秋の寺宝展

とき: 9月1日(金)~11月30日(木) 9時~16時30分(受付終了)

金閣浮御堂(仲麻呂堂)霊宝館に安置されている、安倍仲麻呂公像、安倍晴明公像、ほか陰陽道に関する古文書などが公開されます。
秋の寺宝展では方位災難除けの十二天御尊軸のうち「水天」「風天」「羅刹天」が展示されます。

期間中、「うさぎ限定ご朱印(秋)」が授与されます。 700円

「日本三文殊第一霊場」安倍文殊院 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 桜井駅 / 近鉄 大阪線 桜井駅

聖林寺 秘宝・マンダラ展

とき: 11月1日(水)~30日(木) 9時~16時30分

お寺が所蔵する曼荼羅15幅が公開されます。

南北朝時代の「観音浄土補陀落山図」(桜井市指定文化財)・「春日鹿曼荼羅」、室町時代の「胎蔵曼荼羅」・「談山曼荼羅」、江戸時代の「金剛界曼荼羅」など。

「国宝・十一面観音と子授け祈願の古刹」聖林寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線)・ 近鉄 大阪線 桜井駅 桜井駅南口から 桜井市コミュニティバス多武峯線  「聖林寺」下車

桜井市コミュニティバスの時刻表は桜井市公式サイトをご覧ください

談山神社 けまり祭

とき: 11月3日(金・祝) 11時~

談山神社のご祭神の藤原鎌足公と中大兄皇子(天智天皇)が蹴鞠をきっかけとして知り合い、大化の改新を成し遂げたことにちなむ祭事です。

装束姿の蹴鞠保存会のメンバーが、8人で約14メートルの枠の中で鞠を地面に落とさないよう蹴り上げます。

「大和多武峯鎮座」談山神社 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線)・ 近鉄 大阪線 桜井駅 桜井駅南口から 桜井市コミュニティバス多武峯線  終点下車

桜井市コミュニティバスの時刻表は桜井市公式サイトをご覧ください

等彌神社 献灯祭 紅葉ライトアップ

とき: 11月20日(月)~26日(日) 

11月20日 16時~献灯祭 17時~点灯式
11月23日 18時~十二単公開着装
11月25日 18時~新能のタベ

参道の石灯籠に灯りがともります。
ことに桃神池の水面に映る幻想的な「逆さ紅葉」が見どころです。

飲食の屋台の出店もあります。

公式サイトはないので「等彌神社|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット」 をご覧ください。
交通

JR 万葉まほろば線(桜井線)・ 近鉄 大阪線 桜井駅 桜井駅南口から 桜井市コミュニティバス 多武峯線 乗車 「神之森町」下車

桜井市コミュニティバスの時刻表は桜井市公式サイトをご覧ください

長谷寺 秋期特別拝観 本尊大観音特別拝観

とき: 10月7日(日)~12月10日(日) 9時30分~16時(受付終了)

ふだんは入ることのできない内陣に入って、日本で最大の木像で高さ10メートルを超えるご本尊の十一面観音菩薩立像(重文)のおみ足に直接触れて、結縁することができます。

秋季特別寺宝展は中止になりました。

秋期特別拝観

とき: 10月16日(月)~12月5日(火) 9時30分~16時

ふだんは非公開の本坊(重文)に入って、ご本尊の十一面観音菩薩の等身大の設計図のため大きすぎて掛けられない掛軸のレプリカが拝観できます。

「長谷寺縁起絵巻」全巻、「大伝法院流灌頂荘厳」も展示公開されます。

「奈良大和路の花の御寺」総本山 長谷寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 大阪線 長谷寺駅

法起院 秋の長谷庚申・秘仏青面金剛像御開帳

とき: 10月28日(土)~11月5日(日) 8時30分~17時

境内の庚申堂に安置されている、秘仏の長谷庚申青面金剛像がご開帳されます。
青面金剛は「庚申さん」とも呼ばれ、病魔を退け健康長寿のご利益があります。

法起院は西国三十三所観音霊場を開いた徳道が創立し、江戸時代から長谷寺塔頭開山堂になっています。

交通

最寄り駅: 近鉄 大阪線 長谷寺駅

橿原神宮 大絵馬奉納奉告清祓

とき: 11月30日(木) 15時~

橿原神宮の外拝殿に掲げられている干支の大絵馬を、新たな干支に変わるのに伴って清め祓いが行なわれます。

「ようこそ、日本のはじまりへ。」橿原神宮 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 橿原線 橿原神宮前駅

おふさ観音 秋のバラまつり

とき: 10月19日(木)~11月30日(木) 7時~16時30分(受付終了)

境内に4000株約3800種類のバラが植えられています。

本堂にて初代安本亀八作「生き人形(飯田喜八郎像)」など寺宝の公開と、日本庭園「円空庭」の無料公開が行なわれます。

バラまつりの期間に、「大和ばら園」さんのバラの苗即売会が開かれます。日時未定

提灯まつりと同時開催です。

夜間拝観 ライトアップ

とき: 10月28日(土)、11月11日(土)、25日(土)

昨年よりもパワーアップしているそうです。
茶房「おふさ」も夜間営業します。

交通

最寄り駅: JR 桜井線 畝傍駅 / 近鉄 橿原線 八木西口駅

室生寺 紅葉期の特別拝観、イベント

とき: 10月21日(土)~12月3日(日)

特別青龍御朱印の授与があります。
10月21日から 限定3000枚、1200円

金堂 特別拝観

とき: 10月28日(土)~12月3日(日) 9時~15時(受付終了)

ふだん入ることのできない金堂外陣から、ご本尊の釈迦如来立像(国宝)、薬師如来立像・文殊菩薩立像(重文)、十二神将立像(重文)のうち子神・丑神・午神・申神・戌神・亥神にお参りできます。

秋の室生寺 紅葉ライトアップ2023 ~龍神さまの縁結び~

とき: 11月3日(金・祝)~5日(日)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、23日(木・祝)~26日(日)
 17時~19時30分(受付終了)

国宝五重塔がライトアップされ、龍神さまが浮かび上がります。
諸堂内の拝観はできません。

本堂東側にハート型に設置された灯籠に恋愛成就祈願、金堂西側にて短冊に願いを一つ書いて吊るして龍神さまに届けることができます。

龍神が手に持つ玉は「如意宝珠」といい、弘法大師が室生寺五重塔の脇にある如意山に如意宝珠を埋めたと伝わります。
室生寺は如意宝珠の不思議なパワーが満ちた場所なのです。

紅葉期特別法話会

とき: 11月19日(日)、23日(木・祝)

室生寺の僧侶による特別法話が行なわれます。
1時間、先着50名

女人高野 室生寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 大阪線 室生口大野駅から 奈良交通バス 43系統「室生寺行き」 終点下車

11月3日(金・祝)~26日(日)の土・日祝日と、11月24日(金)は奈良交通バスが臨時運行します。
くわしくは奈良交通のサイトへ。

墨坂神社 秋季大祭

とき:
11月2日(木) 19時~ 宵宮祭
 祭典後、神輿が西峠御旅所へ渡御

11月3日(金・祝) 13時~ 御旅所にて祭典
 13時30分 神輿出発
 14時30分 秋季大祭式典
 15時頃 太鼓台煉合せ、ごくまき

11月4日(土) 11時~ 後宴祭

墨坂神社のはじまりは、崇神天皇が疫病に苦しむ国民を救うため「墨坂の神に赤盾8基・赤鉾8本を祀って鎮めよ」とのご神託の通りに祈願すると病が平癒した、という故事に由来します。

墨坂大神(天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・大物主神の六柱)の神輿が、赤盾8基・赤鉾8本とともに氏子地域を巡行します。

「日本最古の健康の神」墨坂神社 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 大阪線 榛原駅

金剛寺 菊薬師と小菊まつり

とき: 11月1日(水)~8日(水)

小菊の開花状況は、お寺の公式サイトで発信されます。

菊薬師会式

とき: 11月3日(金・祝) 10時30分~

小菊で荘厳されたご本尊のお薬師さまの右手に「善の綱」が付けられ、綱を通してお薬師さまと結縁し、健康長寿・病気平癒を祈願します。

合わせて「菊慈童」の屏風が公開されます。

関西花の寺 大和五条 金剛寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅

榮山寺 国宝八角円堂内陣特別拝観 秋季ご本尊薬師如来御開帳

とき: 10月25日(水)~11月26日(日) 9時~15時30分(受付終了)

天平時代の彩色が今も残る、貴重な八角円堂(国宝)の内部に特別拝観できます。
柱には楽器を演奏する音声菩薩像、上部の飛貫には飛天や人面の鳥などが描かれています。

特別拝観期間中のみ、限定ご朱印や切り絵のご朱印が授与されます。
限定ご朱印は、十二神将のうち寅年にちなんで真達羅大将のご朱印です。500円

本堂内陣特別拝観

とき: 
11月11日(土) 秋季大祭 10時~15時
11月18日(土)、26日(日) 10時~15時

ふだんお参りすることのできない本堂に入って、秘仏でご本尊の薬師如来坐像(重文)と十二支の動物を頭にのせた十二神将立像(重文)にお参りすることができます。

秋季大祭は11時から護摩祈祷法要が行なわれます。

3日間のみの限定ご朱印「薬師如来」の授与もあります。

 真言宗豊山派 学晶山 榮山寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅

第23回 御所まち 霜月祭(そうげつさい)

とき: 11月12日(日) 10時~

江戸時代から栄えた「御所まち」を散策するイベントです。
由緒ある町家の特別公開、町家茶屋・マルシェの開店、スタンプラリー、お寺の拝観、鴨都波神社の「すすき提灯献灯行事」の提灯演舞の再現などが行なわれます。

吉祥草寺 採燈大護摩供養

京都の聖護院門跡の僧侶方・山伏が出仕して行なわれます。

11時~ 吉祥草寺境内にて「お加持」
12時~ 葛城公園から吉祥草寺まで、山伏の練り歩き
13時~ 吉祥草寺にて採燈大護摩供養

円照寺 拝観

本堂と対面所が拝観できます。

円照寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、大和五ヶ所御坊のうちの一つです。
江戸時代に本堂が建て替えられおりに、門前町「寺内町」が発展しました。

※ 大和五ヶ所御坊(江戸時代、浄土真宗の大和における中本山として末寺を有し寺内町を形成した): 御所市の円照寺(御所御坊)、大和高田市の専立寺(高田御坊)・田原本町の淨照寺(田原本御坊)、橿原市の称念寺(今井御坊)、橿原市の信光寺(畝傍御坊)

円照寺 | 御所市」 をご覧ください。

観音院 大般若法要・寄席

13時~ 大般若法要
15時~ 寄席

観音院 | 御所市」 をご覧ください。

御所大師 四国八十八ヶ所お砂踏み法要

10時~15時

江戸時代から伝わる各札所のご本尊お軸を、順に巡ります。

高野山真言宗 御所大師教会 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: JR 和歌山線 御所駅 / 近鉄 御所線 近鉄御所駅

石光寺 寒ぼたん園開園

とき: 11月20日(月)の予定

見頃は12月前半とみられます。

寒ぼたんと冬ぼたんの一目でわかりやすい違いは、葉が生い茂っているかどうかです。
寒ぼたんは寒さに耐えるためなのか、ほとんど葉っぱが出ないそうです。

「牡丹・芍薬・寒牡丹と中将姫伝説」石光寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 二上神社口駅

當麻寺奥院 綴織當麻曼陀羅 奥院本 特別公開

とき: 11月1日(水)~15日(水) 9時~16時30分

763年に中将姫が感得して蓮糸を染めて織り上げられた、當麻寺のご本尊の「當麻曼陀羅(観無量寿経浄土変相図)」と同じ技法で作られた「奥院本」が公開されます。

當麻當麻曼陀羅絵解き

とき: 11月3日(金・祝)~5日(日) 13時40分~14時40分頃

當麻寺奥院 「花鳥浄土」特別公開

とき: 11月16日(木)~30日(木) 9時~16時

大方丈(重文)に奉納された、上村淳之画伯筆の襖絵「花鳥浄土」が公開されます。
6室30枚60面の大作です。

交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 当麻寺駅

當麻寺西南院 本堂特別御開帳

とき: 11月23日(木・祝)~30日(木) 9時~16時30分(受付終了)

本堂(曼荼羅堂)が公開され、諸仏にお参りすることができます。
ご本尊の弘仁時代の十一面観音菩薩(重文)・弘仁時代の聖観音菩薩(重文)・藤原時代の千手観音菩薩(重文)は「三観音」と称されます。

當麻寺 西南院 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 当麻寺駅

當麻寺中之坊 片桐石州没350年展

とき: 10月6日(金)~11月30日(木) 9時~16時30分(受付終了)

當麻寺中之坊の庭園と大円窓の茶室を造営した片桐石州の350年忌にあたり、石州ゆかりの茶道具や墨蹟、関わりのあった千利休書状、豊臣秀吉ゆかりの茶釜「松の丸釜」、秀吉朱印状写などが公開されます。

當麻寺 中之坊と伽藍堂塔 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 当麻寺駅

壷阪寺 壷阪観音お身拭い特別結縁参拝

とき: 10月7日(土)~12月3日(日) 8時30分~16時30分

ご本尊の十一面千手観音菩薩坐像のお膝を特製の布でぬぐい、結縁することができます。

観音さまは「眼の仏」として信仰され、古くは氷高皇女(のちの元正天皇)が壷阪寺に詣でて眼病の治癒を祈ったと伝わります。

二大塔(三重塔・多宝塔)初層同時開扉

とき: 10月7日(土)~12月3日(日) 8時30分~16時30分

1497年(明応6年)に再建された三重塔(重文)と、2002年(平成14年)に落慶した多宝塔の初層が開扉され、両方の塔のご本尊の秘仏大日如来坐像に特別拝観できます。

観音大めがねくぐり

とき: 10月7日(土)~12月3日(日) 8時30分~16時30分

境内に鎮座されている全長20メートルの天竺渡来大観音石像の、お顔のサイズに合わせて作られた大きな眼鏡をくぐり、眼病封じ、所願成就を祈願します。

交通

近鉄 吉野線 壺阪山駅から 奈良交通バス20系統「壷阪寺前行き」 終点下車

法隆寺 夢殿 秘仏・救世観音菩薩立像特別開扉

とき: 10月22日(日)~11月22日(水) 8時~17時

聖徳太子の斑鳩の宮の跡地に立つ東院伽藍の、夢殿のご本尊救世観音菩薩立像(国宝)が特別ご開扉されます。

法隆寺 上御堂 特別開扉

とき: 11月1日(水)~3日(金・祝) 8時~16時30分

上御堂は、天武天皇の皇子の舎人親王の発願で建立されました。
平安時代の釈迦三尊像(国宝)、室町時代の四天王像(重文)が安置されています。

年に一度、この3日間のみ拝観が可能になります。

聖徳宗総本山 法隆寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

  • JR 大和路線 法隆寺駅から エヌシーバス 72系統「法隆寺参道行き」乗車 終点下車
  • JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス62系統「法隆寺前行き」 63系統「国道横田行き」 92系統「シャープ前行き」乗車 「法隆寺前」下車
  • 「春日大社本殿」発 近鉄奈良駅・JR 奈良駅・近鉄大和郡山駅経由 奈良交通バス98系統「法隆寺前行き」乗車 終点下車

法輪寺 秋季特別展「妙見堂特別公開と被履妙見菩薩蔵御開扉」

とき: 11月1日(水)~7日(火) 9時~15時50分(受付終了)

通常非公開の妙見堂にて、秘仏の妙見菩薩立像にお参りできます。
妙見さまは11世紀頃の作とみられ、現存する最古の木彫妙見像だそうです。

妙見堂の格天井には星曼荼羅が描かれています。

交通

  • JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス63系統「国道横田行き」 または92系統「シャープ前行き」乗車 「中宮寺前」下車
  • 近鉄 橿原線 筒井駅から 奈良交通バス63、92系統「王寺駅行き」乗車 「中宮寺前」下車
  • 近鉄 橿原線 近鉄郡山駅から 奈良交通バス98系統「法隆寺前行き」乗車 「中宮寺前」下車

信貴山朝護孫子寺 信貴山縁起絵巻特別公開「尼公の巻」

とき: 10月28日(土)~11月12日(日) 9時~16時

霊宝館にて、信貴山縁起絵巻全3巻のうち「尼公の巻」が公開されます。

信貴山で修行をしている命蓮のもとへ、故郷の信濃国から姉の尼公が会いに行くお話しです。
東大寺大仏殿にたどり着いた尼公がまどろんでいると「南西の山へ行け」と夢告があり、信貴山でようやく弟に会うことができました。

信貴山朝護孫子寺 柴燈護摩供火渡り大祈願会

とき: 11月3日(金・祝) 14時〜

屋外で大護摩が焚かれ、年に一度のこの日のみ、一般の人も参列することができます。

裸足で火の上を渡り無病息災を祈願する「火渡り」に参加できます。

毘沙門天王の総本山 信貴山朝護孫子寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

  • 近鉄 生駒線 王寺駅 ・ 田原本線 新王寺駅 ・ JR 大和路線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス 42・43系統「信貴山門行き」乗車 「信貴大橋」下車
  • 近鉄 生駒線 信貴山下駅から 奈良交通バス 16・18・32・42・43系統「信貴山門行き」乗車 「信貴大橋」下車
  • 近鉄 大阪線 河内山本駅から 信貴線 信貴山口駅乗り換え 西信貴ケーブル終点高安山駅から 近鉄バス 50系統「信貴山門行き」乗車 終点下車

金峯山寺 秋の秘仏ご本尊特別御開帳

とき: 10月27日(金)~11月30日(木) 8時30分~16時

世界遺産の国宝「金峯山寺仁王門」の大修理勧進のため、本堂蔵王堂のご本尊の日本最大の秘仏金剛蔵王大権現3体(重文)が公開されます。

金峯山寺 愛染堂大祭

とき: 11月27日(月) 13時~

愛染堂にて採灯護摩供が行なわれます。

愛染堂の愛染明王像は、廃仏毀釈により金峯山寺に来られました。
蔵王堂で、愛染明王のご祈祷済の縁結びお守りが授与されます。

交通

近鉄 吉野線 吉野駅から ロープウェイ千本口駅乗車 吉野山駅下車
時刻表や運賃は「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」のサイトをご覧ください。

櫻本坊 天武天皇ご神像特別ご開帳

とき: 11月11日(土)~19日(日) 8時30分~16時

年に一度、天武天皇のご神像が特別開扉されます。

また宝聚堂(宝物殿)も開扉され、天武天皇ご神霊ご位牌、地蔵菩薩坐像(重文)、役行者母公像などの寺宝が公開されます。

櫻本坊 天武天皇御神徳報賽神事

とき: 11月12日(日) 14時~

櫻本坊開山の天武天皇の遺徳を偲ぶ法要です。

「地歌舞 神楽初」の奉納があります。

法要には玉串拝礼があります。
天武天皇は神道・仏教どちらにも精通されていたので、神仏習合で行なわれます。
参列される方は、神さまに不敬にならない服装でお参りしてください。

大峯山護持院 櫻本坊(桜本坊) のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 吉野線 吉野駅から ロープウェイ千本口駅乗車 吉野山駅下車
時刻表や運賃は「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」のサイトをご覧ください。

如意輪寺 秘仏ご本尊 如意輪観世音菩薩ご開帳

とき: 11月16日(木)~18日(土) 10時~14時30分(受付終了)

予約は不要です。
30分ごとの入れ替え制、定員20名までで案内されますす。

如意輪観音さまは、後醍醐天皇の念持仏と伝わります。

如意輪寺 後醍醐天皇御霊殿 特別ご開帳

とき: 11月2日(木)~18日(土) 9時~15時30分(受付終了)
 9時~ 開闢法要

11月2日の後醍醐天皇のご生誕を祝い、約50鉢の菊花が奉納展示されます。

後醍醐天皇が自らの姿を刻んだ木像がご開扉されます。

如意輪寺 難切不動尊大祭

とき: 11月28日(火)
 13時~ 護摩焚き 終了次第餅まき

近畿三十六不動尊霊場第30番です。
悪事災難除(悪因縁消滅)のご利益があります。

難切(なんきり) → 南瓜(なんきん)の語呂合わせで、かぼちゃを食べて難を切ります。

「南朝勅願寺 小楠公ゆかりの寺」如意輪寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 吉野線 吉野駅から ロープウェイ千本口駅乗車 吉野山駅下車
時刻表や運賃は「吉野大峯ケーブル自動車株式会社」のサイトをご覧ください。

岡寺 本堂内々陣お扉特別開扉

とき: 10月7日(土)~12月10日(日) 8時30分~17時(12月からは16時30分まで)

塑造として日本最大級のやくよけの如意輪観音坐像(重文)の脇にある扉が開かれ、間近から拝観することができます。

岡寺(龍蓋寺)を創建した義淵僧正は、その法力をもって暴れ回る龍を池に封じ込め石で蓋をして改心させたと伝わります。
東大寺を創建した良弁や行基など、奈良の高僧はみな義淵僧正の教えを受けました。

「日本最初の厄除け霊場」岡寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 橿原線 橿原神宮前駅 橿原神宮前駅東口 または 近鉄 吉野線 飛鳥駅から 奈良交通バス15、16、23系統「明日香周遊バス 赤かめ」乗車 「岡寺前」下車

9月16日から11月16日の土・日・祝日のみ増便されます。

橘寺 聖倉殿 秋の特別公開

とき: 10月7日(土)~11月5日(日) 9時~16時30分

聖倉殿(宝物殿・収蔵庫)が特別公開され、伝 日羅立像(重文)、「聖徳太子絵伝」第1、2幅などが拝観できます。
これまで建物の外からの拝観でしたが、この秋から通常通りに戻ります。

「聖徳太子御誕生所」明日香 仏頭山 橘寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

近鉄 橿原線 橿原神宮前駅 橿原神宮前駅東口 または 近鉄 吉野線 飛鳥駅から 奈良交通バス15、16、23系統「明日香周遊バス 赤かめ」乗車 「川原」下車

9月16日から11月16日の土・日・祝日のみ増便されます。

天河大辨財天社 秋季大祭

とき: 11月2日(木) 
 10時30分~ 秋季大祭 神楽奉奏
 13時~ 神事能「百万」 お餅まき

神田で収穫された稲穂が奉納され、秋の実りと五穀豊穣を感謝します。

天河大辨財天社 秋の太々神楽講講社大祭・五節句開き(とうとうたらり)神事

とき: 11月3日(木・祝) 旧十月十日
 11時~ 神事、神楽奉奏

五節句の開きとして祭事が行なわれます。

大峯本宮 天河大辨財天社(天河神社) のサイトへはこちらからどうぞ
交通

  • 近鉄 吉野線 下市口駅から 奈良交通バス7系統「中庵住行き」乗車 「天河大弁財天社」下車
  • 下市口駅からタクシーで約40分

丹生川上神社 東の瀧・夢淵ライトアップ

とき: 11月6日(月)~12日(日) 17時30分~20時

日裏川から高見川に注ぐ「東の瀧」と神秘的な「夢淵」に加えて、今年は丹生川上神社中社周辺もライトアップされます。

11日・12日にはフードブースが出店。奉納コンサートもあります。

くわしくは 東吉野村の公式サイト をご覧ください。
水神宗社 丹生川上神社 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

平日: 近鉄 大阪線 榛原駅から 奈良交通バス15系統「東吉野村役場行き」乗車 終点下車 東吉野村コミュニティバス「ふるさと号」四郷方面 乗車 「蟻通」下車

休日: 近鉄 大阪線 榛原駅から 奈良交通バス10系統「菟田野行き」乗車 終点下車 東吉野村コミュニティバス(小型タクシー)大又~菟田野線乗車 「蟻通」下車 休日は事前に予約が必要です。

くわしくは 東吉野村「コミュニティバス利用の手引き」(PDF) をご覧ください。

大和三大観音 もみじ回廊

とき: 10月7日(土)~12月10日(日)

場所: 西国三十三所観音巡礼 第六番 壷阪寺西国三十三所観音巡礼 第七番 岡寺西国三十三所観音巡礼 第八番 長谷寺

日本最古の巡礼道である、西国三十三所観音霊場の壷阪寺、岡寺、長谷寺の3ヶ寺を巡ります。
この秋も、各お寺で趣向を凝らして荘厳されます。

期間中、もみじ切り絵ご朱印(1000円)の授与があります。各お寺で限定1000枚。
3ヶ寺の切り絵ご朱印を納める特製台紙は300円

観音さまと宝塔ともみじのご紹介……
■壷阪寺:
 十一面千手観音さま 眼病に霊験あらたか
 三重塔(重文) 1497年(明応6)に再建 ・ 多宝塔 2002年(平成14)落慶
 もみじ 境内に200~300本 三重塔、大仏さまの周辺が美麗

■岡寺:
 如意輪観音さま 厄除け
 三重宝塔 1986年(昭和61)に再建
 もみじ 三重塔と参道にできる「もみじのトンネル」が美麗

■長谷寺:
 十一面観音さま 縁結びほか数多くのご利益あり
 五重塔 1954年(昭和29)戦後日本に建立された最初の五重塔
 もみじ 約1000本 五重塔周辺が美麗

「光の巡礼」 紅葉ライトアップ夜間拝観

とき:
壷阪寺 11月18日(土)~26日(日) ~20時
岡寺 11月23日(木・祝)〜26日(日) ~20時

今秋、初めて壷阪寺と岡寺で紅葉のライトアップと夜間拝観が行なわれます。

長谷寺の夜間拝観はありませんが、500鉢の菊の荘厳「菊回廊」が行なわれます。12月10日まで

拝観の変更をしている神社仏閣

宝山寺
声を出しての読経と長時間の滞在は不可です。
要 マスク着用
慈光院
精進料理は数日前までに要予約。石州麺は前日までに要予約
大神神社
ご祈祷は祈祷殿のみで行なわれます。(狭井神社・久延彦神社・自動車お祓所などは従来通り)
三ツ鳥居の拝観中止
長谷寺
写経道場を休止: 当面の間
金剛寺
境内のみ参拝可能
建物内のお参りは不可
寺院案内・ご朱印授与も最低限の対応に留められます。
石光寺
見開きご朱印は書き置きのみ
天河大辨財天社
ご祈祷はすべて2日前までに電話での予約が必要
喜蔵院
参籠所業務を休止。
玉置神社
参籠・朝拝体験を当面の間中止

2023年11月1日京都・特別拝観,奈良・仏閣,奈良・神社

Posted by 管理人めぶき