奈良市 2023年12月 特別拝観と行事の情報
奈良市内の社寺の、2023年12月の特別拝観と行事の情報を掲載します。
12月1日以降の紅葉の特別拝観・ライトアップは「奈良 秋の特別公開2023 (奈良市)」をご覧ください。
各社寺の公式サイトと「奈良市観光協会サイト」からの情報です。
以下の行事は当サイト内のほかの記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、個人の判断で感染予防対策を講じてお参りしてください。
12月の特別公開・特別拝観・行事
東大寺 良弁忌
とき: 12月16日(土) 8時30分~
東大寺の前身の金鍾寺(きんしょうじ または こんしゅじ)に住して東大寺の創建に尽力した、良弁僧正の忌日の法要です。
法要終了後、開山堂が特別ご開帳され、良弁僧正坐像(国宝)にお参りすることができます。10時頃~16時
法華堂 特別ご開扉
とき: 12月16日(土) 10時頃~16時
法華堂(三月堂)にて執金剛神立像(国宝)が特別開扉されます。
執金剛神は良弁僧正の念持仏といわれ、金剛杵を持って仏法を守護する神とされます。
最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅
春日大社 春日若宮おん祭
とき: 12月15日(金)~18日(月)
長承年間に大雨による洪水や飢饉・疫病が蔓延したため、関白の藤原忠通が春日大社の若宮さまをお社に奉安し、翌年(1136年)お祭りを斎行しました。
すると長雨や洪水が収まったため、以降、五穀豊穣・万民安楽を祈願する大和国の盛大なお祭りになりました。
例年のお祭りのスケジュールです。
12月15日
13時 大宿所(餅飯殿町)詣
14時30分、16時30分、18時 御湯立
17時 大宿所祭 … おん祭の無事の斎行を祈願
12月16日
14時30分頃
15時頃
16時
12月17日
0時
1時
10時
12時
12時50分頃
13時頃
13時頃
14時30分
14時30分頃
15時30分~22時頃
23時
12月18日
13時
14時
最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅
薬師寺 国宝東塔落慶記念 東塔・西塔特別公開
とき: 4月28日(金)~2023年1月15日(月) 8時30分~16時30分(受付終了)
国宝東塔の初層内、ならびに西塔内初層の中村晋也作「釈迦八相像(東塔因相・西塔果相)」が一般公開されます。
東塔因相は初公開です。
東塔は奈良時代の730年に創建された、平城京でもっとも古い建物です。
2009年からの史上初の全面解体修理が2021年に竣工し、流行り病いのため延期されていた特別公開がやっと実施されることになりました。
東塔落慶記念切り絵ご朱印「仏舎利」「白鳳」が授与されます。1000円 なくなり次第終了です。
薬師寺 お身拭い
とき: 12月29日(金) 13時~15時
朝に餅つきで使用した湯を用いて、金堂の薬師三尊像、大講堂の弥勒三尊像、東院堂の聖観音菩薩像を順に拭い清め、新年を迎える準備をします。
最寄り駅: 近鉄 橿原線 西ノ京駅
唐招提寺 お身拭い
とき: 12月15日(金) 9時~
金堂に鎮座される金堂三尊を始めとする諸尊に積もった塵を払い、新年を迎える準備をします。
最寄り駅: 近鉄 橿原線 西ノ京駅
正暦寺 冬至祭
とき: 12月22日(金) 10時~14時
福寿院にて不動明王のご宝前で、健康祈願・中風封除の護摩祈願が行なわれます。
参拝者にかぼちゃづくしの精進料理のふるまいがあります。
(有料 要予約)
この日のみ、瑠璃殿にて秘仏がご開扉されます。
JR 奈良駅・天理駅 または 近鉄 奈良駅・天理駅からタクシー
拝観の休止・制限をしている神社仏閣
- 興福寺
- 五重塔保存修理工事に伴い、しばらくの間、東金堂の拝観休止。