奈良 特別公開・拝観 2010年10月・11月(その2)

2010年7月27日京都・特別拝観, 奈良・特別拝観

平城遷都1300年祭に合わせて行なわれる、奈良の社寺の特別公開を集めました。
10月11月は特別拝観・公開が多い時期ですが、今年は平城遷都1300年を記念しての特別拝観・公開もあるので、盛り沢山な秋です。

霊山寺 秋薔薇と秘仏宝物展
10月23日(土)から11月14日(日)まで
霊山寺のある登美山の湯屋の薬師如来を祀ると阿倍内親王の病気が平癒したことにより、聖武天皇の勅願で創建されました。
本尊薬師如来坐像や日光・月光菩薩立像、重文の三重塔内壁画などが公開されます。
秋もバラが咲き誇ります。
圓成寺 本堂での寺宝展
10月23日(土)から11月21日(日)まで
開山は平安中期と伝えられています。
本尊阿弥陀如来坐像は定朝様式で、多宝塔本尊の大日如来坐像は運慶作です。
南明寺 薬師如来坐像など
10月23日(土)から11月21日(日)まで
本尊の薬師如来坐像・釈迦如来坐像・阿弥陀如来坐像は平安時代後期の作です。
帯解寺 秘仏・秘宝特別開帳
10月30日(土)から11月6日(土)まで
帯解寺は弘法大師の師、大安寺の勤操大徳の開いた巖渕千坊の一院として創建されました。
秘仏の仏像仏画をはじめとする書画や、現在修理中の水天大画像も公開されます。
正暦寺 瑠璃殿での寺宝展
10月10日(日)から10月31日(日)まで
平安時代、一条天皇の勅願で建立しました。
正暦寺では室町時代に酒造を行ない、その高い技術から清酒製法の祖とされています。
収蔵庫「瑠璃殿」で寺宝が公開されます。
長岳寺 大地獄絵開帳(長岳寺仏画展)
10月23日(土)から11月30日(火)まで
平安初期、淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建しました。
本堂に狩野山楽筆の極楽地獄図が掛けられ、住職による現代風絵解きが行なわれます。
信貴山朝護孫子寺 秘仏御開帳(奥秘仏は除く)
10月1日(金)から11月3日(祝・水)まで
聖徳太子が寅年・寅日・寅の刻に毘沙門天王を感得した信貴山に、醍醐天皇の病気平癒のために建立されました。
中秘仏・毘沙門天立像の公開です。
信貴山朝護孫子寺 国宝・信貴山縁起絵巻特別出陳
10月31日(日)から11月14日(日)まで
秘蔵三巻のうちの一巻「尼公之巻」が公開されます。
宝山寺 獅子閣特別開帳
10月15日(金)から11月15日(月)まで
江戸時代の開創で、「生駒聖天」として今も商売繁盛の信仰を集めています。
修復が施されていた明治初期の擬洋風建築の獅子閣(重文)が公開されます。
なお、混雑時は入場制限の予定です。
法隆寺 大宝蔵殿での法隆寺秘宝展
11月30日(火)まで
推古天皇と聖徳太子が薬師如来を造り、安置した寺が法隆寺です。
有名な百済観音像、夢違観音像、玉虫厨子などが安置されています。
法輪寺 秋季特別展
11月1日(月)から11月7日(日)まで
創建には2つの説があり、1つは聖徳太子の病気平癒のために山背大兄王がその子由義王らとともに創建したという説、もう1つは百済の開法師・円明法師・下氷新物らによる斑鳩寺の再建説です。
秋季特別展は毎年内容を変えて行なわれています。
中宮寺 鳩和殿での特別展示
10月23日(土)から11月14日(日)まで
聖徳太子の母、穴穂部間人皇后の勅願で創建されました。
通常非公開の鳩和殿にて、濱野年宏画伯が描いた聖徳太子絵伝四季図大屏風や襖絵、障壁画などが公開されます。
安部文殊院 平城遷都1300年祭記念 文殊菩薩像特別拝観
11月30日(火)まで
大化元年(645年)、安倍倉橋麻呂により創建されました。
修理のために獅子から降りた文殊菩薩さまが拝観できます。このお姿は最初で最後の公開です。
長谷寺 長谷寺本尊大観音尊像 秋季特別拝観
10月23日(土)から12月12日(日)まで
天武天皇の病気平癒のため、道明上人が西の岡(本長谷寺)に銅板法華説相図を安置したのが始まりです。
西国三十三所結縁御開帳として、普段一般には公開していない本堂において、本来触れることのできない本尊の観音像の御足に触れることができます。
橘寺 聖倉殿での伝・日羅立像など
10月9日(土)から11月7日(日)まで
橘寺は聖徳太子の誕生の地で、欽明天皇の離宮を聖徳太子が寺に定めました。
聖倉殿が開扉され、伝・日羅立像や地蔵菩薩立像などの寺宝が特別公開されます。
談山神社 社宝特別展
10月10日(日)から12月12日(日)まで
藤原鎌足の長男 定慧が父の遺骨を多武峰に移し、妙楽寺を建立したのが始まりです。
神社に伝わる能面などの社宝が公開されます。
壷阪寺 三重塔の初層内陣公開
10月1日(金)から12月18日(土)まで
元興寺の僧、弁基上人が修行中に感得した観音像を刻んで祀ったのが始まりです。
明応6年(1497)の再建以来初めての初層内陣公開です。
榮山寺 薬師如来坐像、八角円堂堂内拝観など
11月21日(日)まで
藤原不比等の長男、藤原武智麻呂が建立した、藤原南家の菩提寺です。
平城遷都1300年を記念して、秋季にも公開されます。
草谷寺 薬師如来坐像【重文】 など
10月25日(月)から10月31日(日)まで 午後のみ
役行者の草創とされ、龍にまつわる伝説があるそうです。
平安時代後期の薬師如来坐像などが公開されます。
當麻寺中之坊 写仏道場「絵天井」 特別公開
10月1日(金)から11月30日(火)まで
聖徳太子の弟、麻呂子親王が開いた寺を、役行者が当地に移したのが始まりです。
前田青邨画伯、上村淳之画伯らが奉納した天井絵が公開されます。
金峯山寺 金剛蔵王権現 百日特別ご開帳
12月9日(木)まで
役行者が金剛蔵王大権現を感得し、その姿を刻んで山上ケ岳と山麓の吉野山に安置したのが始まりです。
平城遷都1300年を記念して、日本最大の秘仏、金剛蔵王権現が100日間にわたって開帳されます。
海住山寺 文化財特別公開 国宝五重塔開扉
10月30日(土)から11月14日(日)まで
大盧舎那仏造立を発願した聖武天皇が、工事の無事を祈って良弁上人に堂宇を建てさせたのが始まりです。
五重塔内陣や、本尊十一面観音菩薩立像、四天王像、岩風呂や文殊堂内部も公開されます。
笠置寺 寺宝展
10月30日(土)から11月14日(日)まで
笠置山の巨岩への信仰から寺院が建てられたのが始まりです。
笠置寺縁起などの寺宝が公開されます。
岩船寺 三重塔初層開扉
10月30日(土)から11月14日(日)まで
聖武天皇の勅願により創建されました。
室町時代に建てられた三重塔は修理も終わり、初層開扉されます。
浄瑠璃寺 吉祥天女立像
10月1日(金)から11月30日(火)まで
平安時代後期、義明上人が建てた小さな祠が始まりです。
豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神の吉祥天女立像が公開されます。
浄瑠璃寺 薬師如来坐像
10月31日(日)から11月14日(日)まで
三重塔の本尊・薬師如来坐像が、国宝の本堂内に移座されて特別公開されます。

(2011年8月24日 改訂)

Posted by 管理人めぶき