奈良 秋の特別公開2011 (奈良市)

奈良・特別拝観

2011年秋の各社寺の特別展や特別公開と、博物館の特別展示の情報を、奈良市のみでまとめました。

奈良国立博物館 第63回正倉院展
10月29日(土)から11月14日(月)まで 会期中無休
2010年10月25日、明治時代に東大寺の大仏の足下から出土した「金銀荘大刀」(国宝)が、光明皇后が正倉院に収めながら持ち出して行方不明になっていた、「陽宝剣(ようのほうけん)」「陰宝剣(いんのほうけん)」であることがわかったと発表されました。
今回の正倉院展では、その「出蔵帳」が出展されます。
ほかに、仏前を飾った荘厳具「金銅華鬘形裁文(こんどうのけまんがたさいもん)」、復元された「七条織成樹皮色袈裟(しちじょうしょくせいじゅひしょくのけさ)」、臈纈(ろうけち)によって制作された「碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)」などが展示されます。
なお、正倉院展はたいへん混雑します。
混雑情報は「第63回正倉院展 : 正倉院展 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」に表示されます。
春日大社 宝物殿特別公開「春日権現験記の世界 ―絵巻に中世人の息吹が見える―」
10月1日(土)から2012年1月22日(日)まで
鎌倉時代に春日大明神の不思議なご神威が描かれた「春日権現験記」が展示されます。
絵巻物の中の人たちの暮らしや信仰が細かくいきいきと描かれています。
興福寺 北円堂秋季特別公開
10月8日(土)から11月23日(水・祝)まで
北円堂(国宝)が開扉され、運慶最晩年の名作といわれる「木造弥勒如来坐像」、運慶の指導の下に作られた「木造無著・世親立像」、平安時代初期の「木心乾漆造四天王立像」が拝観できます。
興福寺 国宝特別公開
10月8日(土)から11月23日(水・祝)まで
三重塔(国宝)が開扉され、本尊の窪弁財天、壁面の千体仏が拝観できます。
元興寺 2011年秋季特別展「極楽行きのタイムカプセル ―火葬蔵骨器の世界―」
10月22日(土)から11月6日(日)まで
奈良時代から現代までの火葬に用いられた蔵骨器が展示されます。
現代では当たり前になっている火葬(お骨を拾って、骨壺に納めて埋葬するという弔い方法をとる国はは珍しいのだそうです)の時代を追っての広がりがわかります。
また、同時に「板絵智光曼荼羅(重文)」が特別公開されます。
西大寺 秋の特別展 秘仏愛染明王像開扉
10月25日(火)から11月15日(火)まで
西大寺中興の叡尊上人(興正菩薩)が仏師善円に造らせました。彩色が鮮やかに残っています。
縁結びの御利益があるそうです。
また、同時に聚宝館の特別開館も行なわれています。
法華寺 国宝十一面観音特別御開扉
10月25日(火)から11月13日(日)まで
光明皇后うつし身のお姿といわれる本尊十一面観音菩薩像が公開されます。
また、慈光殿と絹本着色阿弥陀三尊(国宝)・童子像も公開されます。
法華寺 国史跡名勝庭園特別公開
10月1日(土)から11月30日(水)まで
仙洞御所より移築された回遊庭園です。
海龍王寺 秋季特別公開 十一面観音特別開帳
10月25日(火)から11月14日(月)まで
本尊十一面観音菩薩像や、光明皇后筆と伝わる自在王菩薩経、弘法大師筆の隅寺心経などが公開されます。
不退寺 秋期秘宝特別展
10月1日(土)から11月23日(水・祝)まで
在原業平公理想の女性像ともいわれている聖観音菩薩立像や、在原業平朝臣画像などが公開されます。
薬師寺 秋の大宝蔵殿・聚寶館特別公開
10月8日(土)から11月13日(日)まで
光明皇后のお姿を写したと言われる吉祥天女画像(国宝)などが公開されます。
薬師寺 玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画 特別公開
2012年1月15日(日)まで
西遊記で有名な三蔵法師こと玄奘三蔵は、薬師寺と興福寺が大本山の法相宗の始祖にあたります。
玄奘三蔵の分骨をお祀りするために玄奘三蔵院伽藍が建立されました。
平成12年(2000)12月31日より平山郁夫画伯の「大唐西域壁画」が展示されています。
唐招提寺 礼堂 特別公開
10月21日(金)から10月23日(日)まで
礼堂は、隣接する鼓楼に、鑑真和上が請来された仏舎利を礼拝するための建物です。
ここでの釈迦念仏会ののち、金亀舎利塔(国宝)と釈迦如来立像(重文)が特別公開されます。
大安寺 十一面観音像特別公開
10月1日(土)から11月30日(水)まで
いつもは秘仏で、天平時代の優美な仏像、本尊十一面観音立像が公開されます。
帯解寺 秘仏・秘宝特別開帳
11月5日(土)から11月13日(日)まで
帯解寺の所蔵する春日赤童子画像(市指定文化財)、徳川家光寄進の誕生釈迦仏、近松門左衛門や志賀直哉の書などが公開されます。
正暦寺 薬師如来倚像・仏画特別公開
11月1日(火)~11月30日(水)まで
本尊の秘仏薬師如来倚像などが公開されます。
正暦寺では室町時代に酒造を行ない、その高い技術から清酒製法の祖とされています。
霊山寺 秋バラと秘仏宝物展2011
10月22日(土)から11月13日(日)まで
秋のバラが咲く中、本尊の薬師如来(重文)をはじめ、十一面観音立像(重文)、毘沙門天立像(重文)、霊山寺縁起絵巻などが公開されます。
バラ庭園内ティーテラス「プリエール」は10月8日(土)オープンで、バラの苗の販売もあります。
般若寺 白鳳阿弥陀仏 特別公開
9月26日(月)から11月13日(日)まで
白鳳阿弥陀仏(重文)は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のために奉納したと伝わります。
ほかに、その阿弥陀仏の胎内仏三尊である地蔵菩薩立像・大日如来像・十一面観世音菩薩像(すべて重文)や、江戸時代の雨宝童子、弘法大師坐像などが公開されます。
浄瑠璃寺 吉祥天女立像(重文)
10月1日(土)から11月30日(水)まで
宝池のある浄瑠璃寺庭園(特別名勝及史跡)に面した本堂・九体阿弥陀堂内に、吉祥天女立像が鎮座しています。

Posted by 管理人めぶき