京都 秋の特別公開2011 (洛東)

京都・特別拝観

2011年秋の各社寺の特別展や特別公開を、洛東(左京区、東山区、中京区)のみでまとめました。

第47回京都非公開文化財特別公開

下鴨神社
本殿(国宝)、三井社(重文)、大炊殿内部(重文)、御車舎など
10月28日(金)から11月6日(日)まで
京都の国を開いた賀茂建角身命と、その令嬢で賀茂別雷大神(上賀茂神社の主祭神)の母君である玉依媛命が鎮座されています。
葵祭や縁結びの相生社で有名です。
法然院
本堂、御本尊阿弥陀如来坐像、方丈、狩野光信筆襖絵(重文)、堂本印象筆襖絵、庭園など
11月1日(火)から11月7日(月)まで
ふだんは非公開ですが、春と秋の2回だけ公開されます。
法然上人の念仏修行の草庵でしたが、後鳥羽上皇が寵愛する松虫と鈴虫が弟子の安楽・住蓮を慕ってここで出家したことで上皇が激怒し、上人が讃岐の国へ流される承元(建永)の法難が起こりました。
知恩院三門
三門(国宝)二層内部、狩野探幽はじめ狩野派筆天井画、釈迦牟尼坐像(重文)、十六羅漢像(重文)、白木の棺
10月28日(金)から11月6日(日)まで
比叡山を下りた法然上人が、教えを説くために営んだ吉水の禅房からはじまる寺院です。
知恩院には七不思議があります。
得浄明院
本堂、三公像、戒壇めぐり、誓円尼御遺物(御絵伝)
戒壇めぐりは、本当に真っ暗です。暗闇が苦手な方はご注意を。
(得浄明院の公式サイトがリンク切れなので、「全国善光寺会」にリンクしています …2011.12.9記)
建仁寺塔頭 大統院
10月28日(金)から11月6日(日)まで
円山応挙筆「幽霊図」、鈴木松年筆「髑髏図」、奥田頴川作「赤絵十二支四神鏡文皿」(重美)などが公開されます。
三十三間堂本坊 妙法院
本堂、庭園、庫裏(国宝)、大書院障壁画(重文)、普賢菩薩(重文)、宸殿(歴代皇室位牌殿)など
10月30日(日)から11月6日(日)まで
妙法院はふだんは非公開です。
明治維新の七卿落ちの舞台です。
東福寺三門
三門二層内陣(国宝)、釈迦如来坐像、十六羅漢像など
10月28日(金)から11月6日(日)まで
受付時間:午前9時から午後4時

特別展と特別公開

金戒光明寺
御影堂、大方丈、庭園が公開されます。
11月4日(金)から12月4日(日)まで
大河ドラマの「江」の供養塔があります。
三重塔はその夫の徳川秀忠の菩提のために建立されました。
幕末に京都守護職として会津藩主松平容保が本陣を構えた地でもあります。
詳しくは京都市観光協会のサイトへ。
光雲寺
本尊の釈迦如来像、東福門院和子の木像や画像、伝運慶作の聖観音像(秘仏)などが公開されます。
11月21日(月)から12月4日(日)まで
後水尾天皇と中宮の東福門院和子(「江」の娘)が南禅寺の英中禅師に帰依して、寺として整えられました。
庭園は7代目小川治兵衛の作です。
詳しくは京都市観光協会のサイトへ。
銀閣寺 秋の特別公開「東山文化の原点 国宝東求堂」
本堂、東求堂の書院の同仁斎(国宝)、弄清亭が公開されます。
10月1日(土)から12月4日(日)まで
銀閣寺は室町幕府の第8代将軍足利義政の山荘、東山殿を起源とする相国寺の塔頭寺院です。
有名な「銀閣」は観音殿で、一層を心空殿、二層を潮音閣といいます。
長楽寺 秋季特別展「行上人とその秘宝展」
「遊行上人」こと一遍上人の像7躯(重文)などが公開されます。
10月20日(木)から11月30日(水)まで
平 清盛の娘、建礼門院徳子が落飾した寺です。
高台寺掌美術館 秋の特別展「戦国と秀吉をめぐる女性」
豊臣秀吉と同時代に生きた女性を工芸品や絵画で紹介。
9月9日(金)から12月18日(日)まで
海外との交易でもたらされた「六羅漢図」(重文)なども公開。
高台寺・圓徳院との共通入館券もあります。
高台寺は北政所(ねね)が豊臣秀吉の菩提を弔うために、開山されました。
建仁寺塔頭 両足院 曝涼展~寺宝の虫干し~
普段は非公開の寺宝が公開されます。
10月29日(土)から11月6日(日)まで
京都府指定名勝庭園の池泉廻遊式庭園は「半夏生の庭」と呼ばれます。
詳しくはきょうと情報版で
東福寺 看楓特別拝観
通天橋、普門院庭園、方丈庭園、重森三玲作庭の龍吟庵方丈庭園(国宝)が公開されます。
10月29日(土)から12月4日(日)まで
奈良の東大寺と興福寺から1字ずつもらって名付けられた、京都最大の大伽藍を持つ禅寺です。
東福寺塔頭 天得院 紅葉を愛でる特別拝観
庭にはツワブキやフジバカマが咲き、紅葉へと移ります。
11月11日(金)から12月4日(日)まで
東福寺塔頭 勝林寺 秋の特別拝観
秘仏の毘沙門天立像(伝 定朝作)、毘沙門天曼荼羅などが公開されます。
11月12日(土)から12月4日(日)まで
毘沙門天立像は平安時代の作ですが、仏殿の天井裏に安置されていて、江戸時代に開基の高岳令松が霊告したことによって発見されたといわれます。
永観堂 秋の寺宝展
阿弥陀来迎図(重文)、融通念佛縁起絵巻(重文)など。
11月5日(土)から12月4日(日)まで
貧窮者の救済活動をしながら念仏を唱える修行をしていた永観律師の目の前に現れて、振り向かれた阿弥陀さまが「みかえり阿弥陀」と呼ばれるご本尊です。
清水寺 成就院庭園特別公開
国の名勝の池泉鑑賞式庭園「月の庭」が公開されます。
11月17日(水)から12月4日(日)まで
成就院は清水寺本坊塔頭で、東福門院和子(「江」の娘)の寄進によって再建されました。
幕末には勤皇僧月照・信海が住持しました。
大雲院 祇園閣と寺宝の特別公開
11月15日(火)から11月30日(水)まで
織田信長・信忠親子の菩提を弔うために建立されましたが焼失。
明治時代に復興され、1973(昭和48)年に現在の形になりました。

非公開文化財特別公開事業『京の文化財探訪』

霊鑑寺 特別拝観
11月18日(金)から11月27日(日)まで
谷御所、鹿ヶ谷比丘尼御所といい、ふだんは非公開です。
書院では皇室ゆかりの寺宝、境内の池泉観賞式庭園などが公開されます。
廣誠院 文化財  秋の特別拝観
数奇屋風の座敷(書院)と茶室、庭園が公開されます。
11月19日(土)から23日(水)まで
高瀬川一之船入と角倉氏邸址に隣接している、昭和になってから開山した寺院です。

Posted by 管理人めぶき