京都 春の特別公開2017(上京区・中京区・下京区)

2017年2月16日京都・特別拝観, 京都・行事と祭り

2017年春、上京区・中京区・下京区の社寺の特別展や特別公開です。
各社寺の公式サイトと「きょうと情報版」からの情報です。

京都市観光協会主催の「第51回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」、京都古文化保存協会主催の「平成29年度 春期京都非公開文化財特別公開」、西国三十三所札所会主催の「西国三十三所草創1300年 特別拝観」の情報もあわせて掲載しています。

第51回京の冬の旅 非公開文化財特別公開

壬生寺 本堂・狂言堂
3月18日(土)まで 10時から16時(受付終了)
本堂は京の冬の旅7年ぶり、狂言堂は京の冬の旅初公開です。
本堂では「延命地蔵」と親しまれている現存最古級の地蔵菩薩立像(重文)や、奈良の唐招提寺の鑑真和上像の「お身代わり像」の初公開などがあります。
毎年春・秋・節分に壬生狂言が行なわれる大念佛堂(狂言堂)(重文)では、お堂の内部、壬生狂言の衣装、小道具、面が公開されます。
幕末に壬生で結成された新選組は、壬生寺の境内を兵法調練場として、大砲や剣術の稽古に使用しました。
島原 角屋
3月14日(火)まで 10時から16時(受付終了)
京の冬の旅13年ぶりの公開です。
揚屋(今でいう料亭・宴会場)建築の1階部分の「松の間」、天井を網代組みにした「網代の間」、「台所」、「臥龍松の庭」などが公開されます。
角屋(重文)は、江戸幕府公認の花街として栄えた島原に唯一残る揚屋の遺構です。
饗宴や文化教養サロンと、幕末には佐幕派・勤皇派双方の集会所として用いられました。
期間中、美術館には入館できません。

平成29年度 春期京都非公開文化財特別公開

北野天満宮
4月28日(金)から5月7日(日) 9時から16時まで
「北野・東山遊楽図屏風」が初公開、ほか茶室「松向軒」、御土居(史跡)など
茶室「松向軒」は、豊臣秀吉の「北野大茶湯」で細川三斎が用いたとされる井戸があります。
御土居では、青紅葉の新緑が鮮やかになり始める時期にあたります。

西国三十三所草創1300年 特別拝観

西国三十三所観音霊場は、養老2(718)年に徳道上人が開創してから、平成30(2018)年に1300年を迎えます。
これを記念して、2016年から2020年まで5年間にわたり各札所で非公開のお堂や秘仏、寺宝などを公開しています。

第十八番札所 六角堂 頂法寺 如意輪観世音菩薩御開扉
3月11日(土)から4月10日(月) 10時から16時まで
秘仏の如意輪観音像は聖徳太子の念持仏と伝わり、太子は「ここで衆生の救済をする」との観音さまの霊夢を見てお堂を建てて安置されました。
これが六角堂の始まりです。
第十九番札所 革堂 行願寺 特別内拝
3月11日(土)から17日(金)
ご本尊千手観世音菩薩のご開帳と、「革堂」の名のいわれとなった皮衣が堂内で展示されます。
皮衣は開創の行円上人がつねに身につけていたもので、上人は「皮聖」と呼ばれていました。

上京区の社寺の特別公開・お祭り

本法寺 春季特別寺宝展 長谷川等伯 大涅槃図開帳
3月14日(火)から4月15日(土) 10時から16時まで
長谷川等伯筆の大涅槃図(重文)が公開されます。
ふだんは複製が展示されています。
あわせて大書院の、岸 竹堂筆の襖絵16面が初公開されます。
妙顯寺 お抹茶席・寺宝限定公開「龍華の春」
3月26日(日)から4月9日(日) 10時から16時まで
ただし4月2日(日)は公開休止、3日(月)14時から15時30分のあいだ本堂の拝観休止
しだれ桜の咲く「四海唱導の庭」を見ながら、お抹茶(500円)をいただくことができます。
相国寺 春の特別拝観
3月24日(金)から6月4日(日)まで 10時から16時(受付終了)
ただし、4月8日(土)は拝観時間の変更があります。
法堂(重文)、方丈、浴室(春のみ)が公開されます。
白峯神宮 春季例大祭 淳仁天皇祭
4月14日(金) 蹴鞠奉納は10時30分頃から
白峯神宮は、明治天皇が崇徳天皇の御霊を、和歌と蹴鞠の宗家である飛鳥井家の邸宅跡に鎮められたのが始まりです。
飛鳥井家の守護神である「精大明神」は蹴鞠の守護神でもあるため、白峯神宮が祭祀を引き継ぎ、淳仁天皇祭にて蹴鞠が奉納されています。
宝鏡寺 春の人形展
3月1日(水)から4月3日(月)まで 10時から15時30分(受付終了)
幼少の頃、宝鏡寺で遊んだりして過ごした和宮親子内親王の遺品や、兄の孝明天皇遺愛の人形などと庭園、襖絵が公開されます。
3月1日(水)11時から11時30分に、春の人形展のオープニングとしてひなまつりが行なわれます。写真撮影・録画は禁止です。
千本ゑんま堂 引接寺 ゑんま堂狂言
5月1日(月)、2日(火) 19時から
3日(水・祝)、4日(木・祝) 13時・18時の2回
大将軍八神社 神像特別拝観
5月1日(月)から5日(金・祝)まで 10時から16時まで
春と秋の2回、方徳殿の神像や古天文暦道資料などが拝観できます。
北野天満宮 宝物殿特別展「宝刀展Ⅳと鬼切丸」
開催中 3月31日(金)まで 10時から16時
13体の木像鬼神像と、「号鬼切丸 別名髭切 伝安綱」(重文)が公開されています。
鬼神像は集落の入り口に置かれ、魑魅魍魎が入らないように守っていたものです。
期間限定で、「鬼切丸」の特別御朱印とクリアファイルが授与されます。(初穂料1000円)
梅苑も3月26日(日)までの開苑。
史跡御土居の青もみじ公開は4月15日(土)からです。
開花状況は 公式FaceBookで発信されます。
北野天満宮 宝刀展Ⅴと非公開文化財特別展
4月10日(月)から5月31日(水)まで 9時から16時
期間中、「春期京都非公開文化財特別展」が同時開催されます。
宝刀展Ⅴでは、太刀恒次・太刀備前長船師光(いずれも重文)など30振の宝刀が公開されます。
御土居の青もみじの公開も5月31日(水)までです。

中京区の寺院のお祭り

誠心院 和泉式部忌
3月21日(火)
11時から 式部にゆかりのある謡曲の奉納
ゆかりの屏風も公開されます。
出家した和泉式部が、娘の小式部の菩提を弔いながら暮らして往生を遂げたお寺です。
神泉苑 神泉苑まつり
5月2日(火)から4日(木・祝)
神泉苑は桓武天皇が平安京を開いたさいに一緒に造営した、池や小川や森林を持つ大規模な庭園です。
全国に疫病が蔓延した貞観5年、神泉苑に66本の剣鉾を立てて御霊をなぐさめた「御霊会」が、現在の祇園祭の始まりです。
神泉苑祭では3本の剣鉾が立ち、子ども神輿の巡行、雅楽や静御前の舞の奉納、神泉苑狂言資料特別展観などが行なわれ、神泉苑龍王市が立ちます。
壬生寺 壬生狂言 春の公開
4月29日(土・祝)から5月5日(金・祝) 13時から17時30分
5日のみ18時から22時の部もあり。
春の公開を「壬生大念佛会」といい、壬生寺の昼の勤行です。
席は有料で、自由席当日券のみです。
合わせて「文化財の春期特別公開」として、本尊の延命地蔵菩薩像(重文)や襖絵などが公開されます。

下京区での特別展

角屋もてなしの文化美術館 平成29年春季企画展「角屋の障子と明かり」
3月15日(水)から7月18日(火) 10時から16時まで
「京の冬の旅」に引き続いて、開催されます。
( 北野天満宮、壬生寺情報追加しました 2017年4月6日 )
( 北野天満宮 情報追加しました 2017年4月23日 )

Posted by 管理人めぶき