京都 春の特別公開2016(右京区・西京区)

京都・特別拝観

2016年、右京区と西京区の社寺の春の特別展や特別公開です。
各社寺の公式サイトと「きょうと情報版」からの情報です。

京都市観光協会主催の「50回記念 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」、京都古文化保存協会主催の「京都春季非公開文化財特別公開」、臨済宗黄檗宗連合各派合議所ほか主催の「春の京都禅寺一斉拝観」の情報もあわせて掲載しています。

御室かいわい

仁和寺 金堂・経蔵
京都春季非公開文化財特別公開
4月29日(金・祝)から5月8日(日) 9時から16時まで
金堂(国宝)、本尊阿弥陀三尊像、経蔵(重文)が公開されます。
金堂は江戸時代の再建時に紫宸殿が移築されたもので、現存最古の紫宸殿の遺構です。
霊宝館では4月1日(金)から5月22日(日)まで春の特別展が行なわれます。
御室桜の見ごろは4月第3週と予想されます。
龍安寺 蔵六庵と「龍頭龍尾図」
春の京都禅寺一斉拝観
通常拝観と特別拝観 4月20日(水)から30日(日) 8時から17時まで
特別公開される茶室蔵六庵は、江戸初期に建てられました。
妙心寺派
宝徳2(1450)年、細川勝元が徳大寺家の山荘を譲り受け、義天玄詔を開山として龍安寺を開きました。
「虎の児渡しの庭」と呼ばれる石庭が有名です。

花園かいわい

妙心寺 三門
春の京都禅寺一斉拝観
通常拝観と特別拝観 4月12日(火)から5月22日(日)
通常拝観は法堂と明智風呂で、9時10分から15時40分の間に約20分間の案内付きで拝観できます。
特別拝観の三門は、楼上に観音菩薩と十六羅漢が安置されています。
妙心寺派大本山。
建武4(1337)年、花園法皇は宗峰妙超を開山とし、離宮を妙心寺に改めました。
応仁の乱によって焼失しましたが、すぐに雪江宗深により再興が始まりました。
このとき、経営基盤を整え、徹底した組織運営を行なったことから「妙心寺の算盤面」と呼ばれます。
妙心寺塔頭 玉鳳院
50回記念 京の冬の旅 非公開文化財特別公開
3月18日(金)まで 10時から16時
3月6日(日)の12時30分から13時15分の間は拝観休止、11日(金)の受付は14時で終了します。
花園法皇が妙心寺に隣接して建立した建物です。
境内に豊臣秀吉の子、棄丸のお霊屋があります。
妙心寺塔頭 霊雲院
50回記念 京の冬の旅 非公開文化財特別公開
3月18日(金)まで 10時から16時
3月13日(日)は11時30分受付終了です。
京の冬の旅39年ぶりの公開です。
室町時代の書院は、銀閣寺の「同仁斎」と並んで初期書院造の貴重な遺構です。
子建西堂(是庵)の作庭の書院前庭は、縮小式蓬莱枯山水庭園です。
妙心寺塔頭 天球院
50回記念 京の冬の旅 非公開文化財特別公開
3月18日(金)まで 10時から16時
京の冬の旅12年ぶりの公開です。
寛永8(1631)年、岡山藩主・池田光政が伯母のために建立しました。
方丈には玄関がついていて、江戸時代の方丈建築の典型です。
禅寺らしからぬ、金地に鮮やかな色彩の障壁画があります。
妙心寺塔頭 大雄院
春の京都禅寺一斉拝観
特別拝観・坐禅体験 4月12日(火)から5月22日(日)の金・土・日・祝日 9時から16時
特別拝観の日に坐禅体験ができます。予約不要。
慶長8(1603)年、尾張藩家老の石河光忠が父親の菩提所として建立しました。
客殿の襖絵は柴田是真の作。
平らなところに糸を吐く「石河蚕」の糸で作った「蚕繭紙」でできた和紙に書かれた、老師方の墨蹟も展示されています。
妙心寺塔頭 慧照院
春の京都禅寺一斉拝観
特別拝観 4月20日(水)から22日(金) 9時から12時、13時から16時
「散り椿」と呼ばれる、八重咲きの五色椿が咲く時期のみの公開です。
元和9(1623)年、福井城主松平忠昌の正室、花姫の菩提寺として創建されました。
妙心寺塔頭 桂春院
春の京都禅寺一斉拝観
通常拝観(特別拝観あり) 4月12日(火)から5月22日(日) 9時から17時まで
ふだん非公開の藤村庸軒好みの草庵風茶室、既白庵が公開されます。
慶長3(1598)年、織田信長の長男である織田信忠の次男、津田秀則によって建立されました。
方丈南庭・東庭・書院前庭からなる庭園は国の名勝です。
妙心寺塔頭 大法院
春の京都禅寺一斉拝観
特別拝観 4月12日(火)から5月8日(日) 9時から16時まで
松代藩主の真田信之の孫、長姫が祖父の菩提を弔うために建立しました。
お茶をいただきながら、露地庭園が参観できます。
妙心寺塔頭 東林院
春の京都禅寺一斉拝観
宿坊・精進料理教室 4月12日(火)から5月22日(日) 予約必要
精進料理教室は毎週火曜・金曜日に開催
住職の指導で2~3品作り、試食会が開かれます。
享禄4(1531)年、細川氏綱の父である高国の菩提を弔うために建立しました。
本堂前庭が「沙羅双樹の庭」として有名で、花の時期には「沙羅双樹をめでる会」が開かれています。
妙心寺塔頭 退蔵院
春の特別拝観
4月1日(金)から17日(日) 9時から17時
ふだん非公開の本堂と枯山水庭園「元信の庭」が公開されます。
春のお食事つき特別拝観
4月1日(金)から17日(日)

朝・昼・夜の3つの時間帯に、人数限定、事前予約制で「阿じろ」の精進料理をいただきます。
詳細・申し込みは「おすすめ京都体験 オスキョー」のサイトへ。
春の京都禅寺一斉拝観
通常拝観 4月12日(火)から5月22日(日) 9時から17時
応永11(1404)年、波多野重通によって建立されました。
狩野元信作庭の「元信の庭」は、江戸時代のガイドブック『都林泉名勝図絵』に紹介されています。
また如拙筆の国宝「瓢鮎図」が有名です。
妙心寺塔頭 大心院
春の京都禅寺一斉拝観
通常拝観 4月12日(火)から5月22日(日)(不定休) 9時から17時まで
文明11(1479)年に細川政元が建立しました。
本堂南庭は「切り石の庭」、大書院前の庭は「阿吽の庭」と呼ばれます。

広沢かいわい

大覚寺 嵯峨御所 大覚寺の遺宝「近世大覚寺の名宝と密教彫刻」
3月18日(金)から5月16日(月) 9時から16時30分
応仁の乱による荒廃から、現在の大覚寺の伽藍を整えるべく援助された宮門跡にまつわる墨蹟や肖像画などが公開されます。
ほか、重文の狩野山楽筆「牡丹図」、平安時代の五大明王像なども公開されます。

嵐山かいわい

天龍寺
法堂「雲龍図」特別公開 加山又造画伯筆
3月5日(土)から5月22日(日) 9時から17時まで
平成9(1997)年に天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として完成しました。
特別展示 曽我蕭白筆「雲龍図」綴プロジェクト作品
3月19日(土)から5月22日(日) 8時30分から17時まで
現在ボストン美術館に所蔵されている曽我蕭白筆「雲龍図」が、綴プロジェクトによってレプリカが制作され、天龍寺の大方丈「龍の間」で公開されます。
春の京都禅寺一斉拝観
通常拝観(特別拝観あり) 4月12日(火)から5月22日(日) 9時から17時まで
天龍寺派大本山。
暦応2(1339)年、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために、夢窓疎石を開山として迎えて建立されました。
応仁の乱などで焼失と再建を繰り返し、現在の伽藍は蛤御門の変で焼失後に明治に入ってから再建されたものです。
天龍寺は「羅漢面」というそうで、坐禅を組む修行僧の形相が羅漢さんみたいだからだそうです。
天龍寺塔頭 宝厳院
春の京都禅寺一斉拝観
特別拝観 4月12日(火)から5月22日(日) 9時から17時まで
春の特別拝観 嵐山借景 回遊式山水庭園「獅子吼の庭」「風河燦燦三三自在」 公開
3月19日(土)から6月30日(木) 9時から16時30分まで
寛正2(1461)年、細川頼之が建立しました。
策彦周良作庭の「獅子吼の庭」は江戸時代のガイドブック『都林泉名勝図絵』に紹介されています。
弘源寺との割引共通拝観券あり。
天龍寺塔頭 弘源寺
春の京都禅寺一斉拝観
特別拝観 4月12日(火)から5月22日(日) 9時から17時まで
春の特別拝観
3月19日(土)から5月16日(月) 9時から17時まで
永享元(1429)年、細川持之が建立しました。
天龍寺とともに蛤御門の変に巻き込まれたさい、逗留した長州藩士が試し切りした刀傷などが柱に残っています。
枯山水庭園「虎嘯の庭」と、竹内栖鳳とその一門による日本画などが公開されます。
宝厳院との割引共通拝観券あり。
西山艸堂(天龍寺塔頭 妙智院内)
春の京都禅寺一斉拝観
湯豆腐料理 4月12日(火)から5月22日(日) 11時30分から16時30分まで
嵯峨どうふで有名な「森嘉」の豆腐を用いた湯豆腐を主菜として、精進料理が数皿ついた湯どうふ定食がいただけます。
なお、妙智院の拝観はありません。

嵯峨野かいわい

清涼寺(嵯峨釈迦堂) 嵯峨大念仏狂言
4月3日(日)、9日(土)、10日(日) 13時30分から
嵯峨大念仏狂言保存会の春季公演です。
演目は、3日は花盗人・釈迦如来・羅生門、9日は大黒狩・とろろ・土蜘蛛、10日は愛宕詣・熊坂・餓鬼角力です。
いずれも観覧無料、雨天決行です。
清凉寺 霊宝館の特別公開
4月1日(金)から5月31日(火)まで 9時から17時
奝然上人が寛和元(985)年に宋で模刻させ日本に持ち帰った、釈迦如来立像(国宝)などが公開されます。

高雄・清滝かいわい

神護寺 宝物虫払い行事
5月1日(日)から5日(木・祝) 9時から16時まで
虫干しをかねて国宝の「絹本著色伝源 頼朝像」、「絹本著色伝平 重盛像」などの絵画や古文書などが公開されます。
あわせて書院の石庭「灌頂の庭」も公開されます。
神護寺 多宝塔特別拝観 五大虚空蔵菩薩像
5月13日(金)から15日(日) 10時から15時まで
五大虚空蔵菩薩像は5体とも姿は同じです。ただ持ち物と手の形だけが変わります。
平岡八幡宮 「花の天井」春の特別公開
3月4日(金)から5月15日(日) 10時から15時30分まで
極彩色の花絵44面が描かれた内陣の天井は、「花の天井」と呼ばれています。
宮司さんのお話・縁起書・大福茶付きです

西京区

善峯寺 平成28年 春期企画展 「伝教大師ご生誕1250年と西国三十三所草創1300年」
4月・5月・6月の土・日・祝日(4月1日~17日は毎日) 9時から16時30分まで
平成29(2017)年は伝教大師最澄の生誕1250年にあたります。
また平成30(2018)年は西国三十三所草創1300年にあたります。
これらを記念して、西国第20番札所である善峯寺所蔵の寺宝が公開されます。
地蔵院 細川護煕元首相筆襖絵公開
5月5日(木・祝)まで 9時から16時15分
藤原家良の山荘であった当地に、貞治6(1367)年に細川頼之が夢窓疎石の高弟の宗鏡禅師を招請して伽藍を建立、夢窓国師を勧請開山としました。
方丈書院に細川護煕元首相筆の襖絵があります。
12月11日から3月上旬までの公開予定でしたが、ゴールデンウィーク終了日まで延長されました。
(地蔵院 追加しました 2016年3月5日 )
(大覚寺、仁和寺 情報追加しました 2016年3月12日 )

Posted by 管理人めぶき