京都 秋の特別公開2010(洛中)
2010年秋の各社寺の特別展や特別公開を、洛中(上京区、下京区、南区)のみでまとめました。
第46回京都非公開文化財特別公開
- 妙蓮寺
- 長谷川等伯筆「鉾杉図」、長谷川派筆「松桜図」、十六羅漢石庭など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで(12日(金)は拝観休み)
- 今年の春に引き続いての公開です。
- 慈受院
- 庭園、大織冠絵巻、源氏物語ゆかりの寺宝(明石・須磨図屏風)など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 長く非公開でしたが、2008年春以降、特別公開なさるようになりました。
- 平等寺
- 本堂、御本尊薬師如来立像(重文)、釈迦如来立像(重文)、如意輪観音坐像(重文)
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 通称「因幡薬師」
- この本尊の薬師如来立像は、嵯峨釈迦堂の釈迦如来、信濃善光寺の阿弥陀如来とともに日本三如来の一つです。
- 上徳寺
- 本堂、御本尊阿弥陀如来像、世継地蔵尊像、庫裏、庭園など
- 11月3日(祝・水)から11月13日(土)まで
- 通称「世継地蔵」
- 世継地蔵にお参りすると、子授け・安産・息災の御利益あり。
- 西本願寺
- 飛雲閣(国宝)、庭園「適水園」、経蔵
- 11月5日(金)から11月14日(日)まで
- 飛雲閣は、金閣、銀閣とともに京の三名閣の一つです。
- 佛光寺
- 阿弥陀堂、御本尊阿弥陀如来像、聖徳太子立像(重文)など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 大行寺
- 本堂、御本尊阿弥陀如来立像(重文)、仏足石など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 阿弥陀如来立像は快慶作です。
- 東寺
- 国宝 五重塔初層内陣、如来・菩薩像計12躯など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
特別展と特別公開
- 相国寺 秋の特別公開
- 9月15日(水)から12月8日(水)まで (ただし10月19日(火)から21日(木)は拝観不可)
- 法堂は日本最古で、狩野光信筆の蟠龍図は「鳴き龍」と呼ばれています。
- 開山堂には、勧請開山である夢窓疎石の像が安置されています。
- ほかに浴室も公開されます。
- 大将軍八神社 方徳殿の特別公開
- 11月1日(月)から5日(金)まで
- 100数体の神像が安置され、独特な気に包まれています。
- 古天文暦資料も展示されています。
- 北野天満宮 紅葉の神苑 御土居(おどい)の公開
- 11月3日(水・祝)から12月12日(日)まで
- 今も残る、豊臣秀吉が築いた御土居(おどい)と、紙屋川に沿う自然林の紅葉は見事です。
- 宝鏡寺 秋の人形展
- 11月1日(月)から11月30日(火)まで
- 尼門跡となった内親王方の遺愛の人形が、毎回テーマを決めて展示されます。
- 10月14日(木)に人形供養祭が行なわれ、嶋原の太夫の舞が奉納されます。
- 真如院 庭園の特別公開
- 10月29日(金)から11月3日(水・祝)まで
- 織田信長が、室町15代将軍足利義昭のために作庭した枯山水庭園が公開されます。
- 現在のものは重森三玲氏により復元されました。
- 東寺 2010秋期特別公開
- 9月20日(月・祝)から11月25日(木)まで
- 東寺宝物館開館45周年記念「東寺名宝展-国宝十二天屏風と密教工芸-」
- もとは平安京の羅城門に安置されていた兜跋毘沙門天立像(国宝)が公開されます。
- 国宝 観智院「重要文化財 五大虚空蔵菩薩坐像」公開
- 上段の間に、宮本武蔵筆の「鷲の図」と「竹林の図」が描かれています。
- 東寺 2010秋期特別公開
- 10月30日(土)から11月25日(木)まで
- 国宝 五重塔 初層の特別拝観
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで「>第46回京都非公開文化財特別公開」されているのですが……