京都 秋の特別公開2022 (東山区)
京都市東山区の2022年秋(10月から紅葉の公開終了まで)の、各社寺の秋の特別公開や特別拝観・イベントをまとめました。
各社寺の公式サイトと「【京都市公式】京都観光Navi」からの情報です。
11月の行事のうちお火焚きは「火焚祭を行なう社寺 京都」、新嘗祭は「新嘗祭に参列できる神社 京都・奈良」のほうでくわしく書いていますので、よろしければご覧ください。
この秋は多くの社寺で、感染予防対策を講じたうえで3年ぶりの開催や特別公開が行なわれています。
- 1. 令和4年度 京都浄土宗寺院 特別大公開
- 2. 今熊野・月輪かいわいの各寺院の特別公開・行事
- 2.1. 泉涌寺 舎利会法要
- 2.2. 泉涌寺 仏牙舎利特別拝観
- 2.3. 即成院 二十五菩薩お練り供養法会
- 2.4. 雲龍院 秋の特別拝観と夜間ライトアップ
- 2.5. 今熊野観音寺 紅葉祭
- 2.6. 泉涌寺塔頭 戒光寺 泉山融通弁財天大祭
- 2.7. 泉涌寺塔頭 戒光寺 秋の丈六市
- 2.8. 泉涌寺塔頭 戒光寺 内陣特別参拝
- 2.9. 泉涌寺塔頭 新善光寺 秋の新善光寺展
- 2.10. 東福寺 夜間拝観
- 2.11. 東福寺 龍吟庵特別拝観
- 2.12. 東福寺塔頭 一華院 秋の特別拝観
- 2.13. 東福寺塔頭 願成寺 親王祭(苦労消除祭)
- 2.14. 東福寺塔頭 正覚庵 筆供養
- 2.15. 東福寺塔頭 正覚庵 秋の特別公開
- 2.16. 東福寺塔頭 勝林寺 秋の拝観
- 2.17. 東福寺塔頭 即宗院 秋季拝観
- 2.18. 東福寺塔頭 天得院 令和4年度 秋の特別拝観
- 2.19. 東福寺塔頭 東光寺 秋の特別拝観
- 2.20. 東福寺塔頭 同聚院 秋の特別拝観・大根焚き
- 3. 東山七条かいわいの各寺院の特別公開・行事
- 4. 東山五条かいわいの各社寺の特別公開・行事
- 5. 円山公園かいわいの各社寺の特別公開・行事
- 5.1. 八坂神社 冠者殿社祭
- 5.2. 八坂神社 本殿国宝奉祝 奉納行事
- 5.3. 長楽寺 秋季特別展
- 5.4. 長楽寺 「五感で楽しむ 長楽寺 夜間拝観とお経」
- 5.5. 京都霊山護国神社 龍馬祭
- 5.6. 高台寺 北政所茶会
- 5.7. 高台寺 秋の特別展「これが漆!? - 彦十蒔絵の超絶技巧 -
- 5.8. 高台寺 秋の夜間特別拝観
すべての人にねね様のやさしさを 「追憶の夜」 - 5.9. 高台寺 六斎念仏奉納
- 5.10. 高台寺塔頭 圓徳院 秋の特別展 「赤松燎画伯 没後25年特別展」
- 5.11. 浄土宗総本山知恩院 秋のライトアップ2022
- 5.12. 知恩院 濡髪大明神大祭
- 5.13. 粟田神社 粟田祭
- 5.14. 青蓮院・将軍塚青龍殿 令和4年秋のライトアップ
- 6. 祇園かいわいの各社寺の特別公開・行事
- 7. 令和4年度 第58回京都非公開文化財特別公開
令和4年度 京都浄土宗寺院 特別大公開
社会情勢を鑑みて令和元年以降中止になっていた「京都浄土宗 寺院特別大公開」、今年は開催されます。
公開日時は寺院によって異なりますので、主催の「浄土宗京都教区」の公式サイトでご確認ください。
なお、拝観料を指定されていない、「おこころもち」とされている寺院へは「お気持ちでご対応下さい」とのことです。
ちなみに、ご朱印は300円を納めるところが多いです。
総本山 知恩院
通年、拝観が可能です。
法然上人が比叡山を下りて暮らし、入寂した吉水の禅房が前身です。
法然上人二十五霊場の第二十五番です。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅 / 京阪 京阪本線 祇園四条駅
喜運寺
とき: 10月23日(日) 10時~15時
本堂、弁天堂にお参りできます。
墨書「般若心経」(屏風)、細字33万字三尊(掛け軸)が公開されます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
正林寺
とき: 10月1日(土)~29日(土) 9時~17時
法然上人二十五霊場の第十四番です。
もとは平 重盛の邸宅跡で、関白九条兼実が別邸を構えて法然上人を招き、出家しました。
また法然上人が流罪となったとき、ここで弟子と別れて旅立ちました。
拝観時間内に自由にお参りできます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
隆彦院
とき: 10月23日(日) 10時~15時
ご本尊の阿弥陀さまにお参りできます。
什物の展示公開、呈茶もあります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
安祥院(日限地蔵)
とき: 10月8日(土) 8時~17時
木食正禅養阿上人が再興しました。
お地蔵さまは日を限って祈願すると成就するとして、「日限さん」と信仰されています。
洛陽六阿弥陀の一つでご本尊の、阿弥陀さまにお参りできます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
得浄明院
とき: 10月15日(土)・16日(日) 9時30分~15時
本堂が公開され、戒壇廻りができます。
明治27年(1894)、信州善光寺大本願第117世であった久我誓円尼が京都の人々も善光寺如来と結縁できるようにと発願、善光寺京都別院として開山されました。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
浩徳院
とき: 10月24日(月) 10時~12時
浄土宗京都教区の教務所です。
お坊さんの仏事何でも相談が行なわれます。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
良正院
とき: 10月22日(土)・23日(日) 10時~16時
令和元年(2019)から実施されている本堂(重文)の保存修理現場が見学できます。
午前・午後各20名限定
事前にメールにて申し込みが必要です。
(メールアドレスは浄土宗京都教区のサイト内の 「R4大公開エントリー寺院一覧(PDF)」 をご覧ください。)
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
金剛寺
とき: 10月9日(日)、16日(日) 10時~15時
行基菩薩作と伝わるご本尊の丈六の阿弥陀さまにお参りできます。
堂内への入堂人数は、8名までに制限されます。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅
今熊野・月輪かいわいの各寺院の特別公開・行事
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、感染予防対策を講じてお参りしてください。
泉涌寺 舎利会法要
とき: 10月8日(土) 10時~ (約2時間)
湛海宗師が1228年(安貞2)に宋朝から仏舎利を将来されたという10月8日(旧暦九月八日)に、法要が営まれます。
一般の参列可能です。
前日の7日は、14時から須磨琴奉納演奏が行なわれます。
こちらも鑑賞可能です。
泉涌寺 仏牙舎利特別拝観
とき: 10月1日(土)、3日(月)~6日(木) 10時~15時
法要の前に、仏舎利にお参りできます。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
即成院 二十五菩薩お練り供養法会
とき: 10月16日(日) 13時~
3年ぶりに開催されます。
本堂を極楽浄土、地蔵堂を現世に見立てて、阿弥陀如来と二十五菩薩が衆生を極楽浄土へ導くさまを表わします。
拝観は境内有料参拝席(2500円)購入者のみに限定されます。100名まで。
事前販売のみで、当日券はありません。
本堂内にはお練り参加者と関係者のみ入堂可能です。
本堂での極楽の舞の奉納の鑑賞と、本堂内陣特別拝観は中止です。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
雲龍院 秋の特別拝観と夜間ライトアップ
とき: 11月12日(土)~12月4日(日) 9時~16時30分(受付終了)
夜間ライトアップ 11月18日(土)~23日(水・祝) 日没~20時30分(受付終了)
昼夜入れ替えはありません。
混雑時は拝観が制限される可能性があります。
2010年(平成22年)に奉納された、本堂龍華殿(重文)の14面の襖絵「双龍風雷圖」(堂野夢酔画伯作)が公開されます。
夜間ライトアップでは参道や境内に照明が置かれ、ひときわ美しい庭園が楽しめます。
京都市内よりも少し早く、紅葉がすすむそうです。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
今熊野観音寺 紅葉祭
とき: 11月12日(土)~27日(日)
紅葉のトンネルなどが楽しめます。
「京だんご 藤菜美」が出店します。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
泉涌寺塔頭 戒光寺 泉山融通弁財天大祭
とき: 11月3日(木・祝)
稚児練り行列 13時~
大柴灯護摩供養 14時~
戒光寺の弁天さまには、あらゆる願いを融通してくださるご利益があります。
奉納された願い事を書いた護摩木(1本200円)がお焚き上げされます。
終日、秘仏の融通弁財天像がご開扉されます。
泉涌寺塔頭 戒光寺 秋の丈六市
とき: 11月19日(土)・20日(日)、23日(水・祝)、26日(土)・27日(日)
境内でフリーマーケットや作品展示会、ワークショップなどが開かれます。
丈六さんのおかげ大根
とき: 11月26日(土)・27日(日)
ご本尊の身代わり丈六釈迦如来にお供えしてご祈祷済の大根をほくほくに炊いた、「おかげ大根」が振る舞われます。
あつあつの大根炊きをいただいて、おかげもいただきます。
各日100食限定 1杯500円
泉涌寺塔頭 戒光寺 内陣特別参拝
とき: 例年11月中旬から下旬
本堂改修工事のため中止になりました。
2023年春の内陣特別参拝(4月1日~15日)は行なわれる予定です。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
泉涌寺塔頭 新善光寺 秋の新善光寺展
とき: 11月23日(水・祝)~27日(日) 9時~16時
本堂、大方丈(書院)、紫陽花の丘を含む庭園を自由に拝観できます。
住職による本堂や大方丈の襖絵の解説があります。
10時~ 12時~ 14時~ 1日3回、所要時間約30分
秋の特別拝観限定ご朱印の授与があります。
書き置きのみ 1000円
通常のご朱印は、直書きで授与されます。 400円・500円
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東福寺 夜間拝観
とき: 11月18日(金)~30日(水) 17時~20時
完全予約制です。3000円
17時~ 18時~ 19時~ の3部制
制限された人数で、大人気の通天橋の紅葉をゆったりと楽しむことができます。
四季折々に違った表情をみせる方丈の八相の庭も、見どころです。
申し込みはWebketから。
定員になり次第、締め切られます。
東福寺 龍吟庵特別拝観
とき: 例年11月
方丈柿葺き修繕工事のため中止になりました。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東福寺塔頭 一華院 秋の特別拝観
とき: 11月11日(金)~30日(水) 10時~16時(受付終了)
急遽、拝観やお茶席を中止する可能性があります。
創建は永徳2年(1382)、ご本尊は白衣観音さまです。
境内に、四神相応を取り入れられた「四神の庭」があります。
北方の玄武は、重森千靑作庭の「彷彿石庭」。石組で鶴亀や蓬莱山が表わされています。
南方の朱雀は、「依稀松庭」。黒松の枝振りが、大きく羽根を広げた鳳凰を表わしています。
東方の青龍は、高くそびえた黒松を龍になぞらえています。
西方の白虎は、重森千靑作庭の「虎靠山の庭」。「虎の子渡し」を表現しています。
お茶席(1100円 お抹茶・生菓子付き)やご朱印の授与があります。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東福寺塔頭 願成寺 親王祭(苦労消除祭)
とき: 11月3日(木・祝)
中止になりました。山内僧侶により、ご祈祷のみ行なわれます。
東福寺塔頭 正覚庵 筆供養
とき: 11月23日(水・祝) 10時~15時
13時~ 筆塚神輿巡行
14時~ 筆供養
筆の奉納受付は10時から。
神輿が練り歩いたあと、筆塚の前で大護摩が焚かれ、奉納された筆・ペン・鉛筆など筆記用具が供養されます。
お焚き上げの煙にあたると、字が上達するといわれます。
通常非公開のお寺で、一般拝観できるのは1年でこの日だけです。
東福寺塔頭 正覚庵 秋の特別公開
とき: 11月25日(金)~12月11日(日) 10時~16時(受付終了)
ふだん11月23日の「筆供養」の日しか拝観できないお寺ですが、この秋は紅葉の時期に特別公開されます。
客殿前に広がる庭園を、畳敷きの和室からゆっくり拝観することができます。
白洲屋敷の一部を移築した本堂と茶室も公開されます。
白洲屋敷は、実業家の白洲文平(吉田茂首相の懐刀としてサンフランシスコ講和条約などで活躍した白洲次郎の父)が現在の兵庫県伊丹市春日丘に建てた邸宅です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 鳥羽街道駅
東福寺塔頭 勝林寺 秋の拝観
情勢の変化により、内容が変更される可能性があります。
とき: 11月12日(土)~12月4日(日) 10時~16時
夜間ライトアップはありません。
東福寺の仏殿に密かに安置されていたという伝定朝作の毘沙門天立像、清水隆慶作の吉祥天像と善膩師童子像、寅年のみ顕現される奥秘仏が特別公開されます。
田村月樵(宗立)作の毘沙門天曼荼羅、ほか平安時代の仏像もあわせて公開されます。
境内の「吉祥紅葉」には良縁・美縁のご利益があります。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東福寺塔頭 即宗院 秋季拝観
とき: 11月5日(土)~12月4日(日) 9時~16時(受付終了)
※ 法要のため拝観休止になる日もあります。
薩摩藩の島津氏久の菩提を弔うために創建されました。
いったん焼失しましたが、江戸時代に薩摩藩の援助で再興しました。
幕末に西郷隆盛と清水寺の成就院住職だった勤皇僧の月照が、追っ手の目を逃れて即宗院境内の茶亭にて討幕の密談をしました。
庭園「月輪殿」は、関白藤原忠通が建立した御所の東御堂に息子の九条兼実が営んだ山荘「月輪殿」の跡地にあります。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東福寺塔頭 天得院 令和4年度 秋の特別拝観
とき: 11月18日(金)~30日(水) 14時~20時(閉門20時30分)
16時からライトアップされます。昼夜入替はありません。
12月1日(木)~4日(日) 14時~16時(閉門16時30分)
桃山時代に作庭された枯山水庭園と、紅葉を愛でる拝観です。
お抹茶は14時~16時30分までですが、なくなり次第終了します。800円
精進料理プランもあります。
拝観開始より一足先の11時~14時に、精進料理をいただきながら紅葉を愛でます。
予約は京湯元ハトヤ瑞鳳閣へ。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅 ・ 鳥羽街道駅
東福寺塔頭 東光寺 秋の特別拝観
とき: 11月5日(土)~30日(水) 10時~16時
※ 仏事・中国笛教室などで拝観時間の変更・休止が生じることがあります。
お茶席は令和元年(2019)で終了しました。
東光寺の庭園は、神仙思想を取り入れた蓬莱山の庭園です。
また「十牛図」の6枚目の絵「騎牛帰家」を表わした「牧童石」があります。
牛の背に乗り笛を吹きながら帰る牧童を表わしています。
紅葉と一緒に拝観することができます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 鳥羽街道駅
東福寺塔頭 同聚院 秋の特別拝観・大根焚き
とき: 11月12日(土)~12月2日(金)
藤原道長が建立した五大堂の不動明王坐像(重文)がご開扉されます。
平安時代初期から女御や更衣など位の高い女性から信仰され、近代ではモルガンお雪も信仰したことから「働く女性の守り本尊」といわれます。
厄除け長寿の大根焚きは、毎年二十四節気の小雪の前後10日間行なわれます。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
東山七条かいわいの各寺院の特別公開・行事
法住寺 第37回今様合
とき 10月9日(日) 15時~
後白河法皇が法住寺南殿に貴族たちを集めて開催した「今様歌合せ」を、現代に復活させた行事です。
当日は後白河法皇・御陵御前立御木像の特別ご開扉も行なわれます。
9時~16時(受付終了)
また、10月8日(土)~10日(月・祝)は「『今様合』記念ご朱印」の授与もあります。
なくなり次第終了です。2枚組1000円。
法住寺 令和4年 身代不動尊 採燈大護摩供
とき: 11月15日(火)
12時~ 御詠歌奉納
12時30分~ 篠笛・箏 奉納
13時30分~ 後白河天皇陵参拝、山伏問答、鬼法楽、稚児行列
14時~ 採燈大護摩供奉修 笹酒長寿湯の振る舞い
不動尊大祭御膳は中止になりました。
採燈大護摩供の特別ご朱印の授与があります。
「降魔退散」「頓証菩提」の2種です。1体500円(護摩木1本付き)
採燈大護摩供に向けて、特別護摩木10束(3000円)の奉納が受け付けられています。
奉納の証しとして、住職手書きの「鬼法楽」ご朱印(見開き)が授与されます。
1回目は赤鬼、2回目は青鬼、3回目は黒鬼のご朱印です。
10月10日(月・祝)~11月8日(火)9時~16時(住職がいらっしゃるときのみ)
郵便でも奉納を申し込むことができます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
智積院 宗祖弘法大師空海ご誕生1250年 慶讃法要
とき: 10月5日(水)~27日(木) 10時~
令和5年(2023)に、宗祖の弘法大師空海のお誕生1250年を迎えます。
弘法大師への報恩謝徳の慶讃法要が行なわれます。
10月5日(水)~27日(木)の間、通常非公開の大師堂の扉が開かれ、弘法大師のご尊像にお参りすることができます。
事前予約で楽しむ 京都旅(京都市観光協会 DMO KYOTO)
長谷川等伯と堂本印象の絵画で彩られる智積院 特別拝観
とき: 10月16日(日)・29日(土)・30日(日)
拝観の設定日は予約カレンダーで確認してください。
時間: 8時~10時(所要時間 2時間)
お坊さんのガイド付きで、開門前の境内を特別拝観します。
非公開の宸殿を拝観し、長谷川等伯筆「松に黄蜀葵及び菊図(部分)」と堂本印象の襖絵の観覧。
「利休好みの庭」と伝わる名勝庭園と、長谷川等伯とその一門による国宝障壁画を観覧します。
拝観後、宿坊智積院会館にて朝食をいただきます。
限定ご朱印が授与されます。
予約制(定員2~20名)、希望日2日前の10時までに予約して下さい。
1人4300円 事前にクレジットカードで決済します。
申し込みは「事前予約で楽しむ 京都旅(京都市観光協会 DMO KYOTO)」から
智積院 夜間特別拝観
とき: 11月2日(水)~5日(土) 17時30分~20時(受付終了)
「利休好みの庭」と伝わる名勝庭園がライトアップされます。
長谷川等伯一門による障壁画や、田渕俊夫画伯の襖絵も公開されます。
期間中、仏さまと結縁する洒水加持の作法を受けたあと、お坊さんから法話や弘法大師についてのお話を聴くことができます。
また写経体験、特別ご朱印(500円 数量限定)の授与もあります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
三十三間堂 「千手観音二十八部衆画像」特別奉掛
とき: 10月17日(月)~11月1日(火)
千体千手観音立像が国宝に指定されたことを記念して奉納された、國井道成画伯筆「絹本着色 千手観音二十八部衆画像」が公開されます。
「秋雲壇」特別設置
とき: 10月17日(月)~11月17日(木)
堂内に高壇「秋雲壇」が設けられ、高い場所からふだんより多くの観音さまを拝観することができます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 七条駅
東山五条かいわいの各社寺の特別公開・行事
六道珍皇寺 秋の特別公開・寺宝展
とき:
前期: 11月3日(木・祝)~6日(日)
後期: 11月19日(土)・20日(日)・23日(水・祝)
9時~16時
2021年から保存修理が行なわれていた「釈迦十六善神像図」(鎌倉時代)が、完成後初公開されます。
また、来年の春から150年ぶりの保存修理に入ることになったご本尊の薬師如来坐像(重文)(藤原期)にも拝観できます。
岩手県の常安寺所蔵の佐々木藍田筆「大地獄絵図」(江戸時代後期)の複製画や、だるま商店作「極彩色 篁卿六道遊行絵図屏風」、幕末期に奉納されたと伝わる刀剣類も公開されます。
直書き見開きご朱印の授与があります。各1500円
5日 「大慈悲」が癒やしの青色で授与されます。
20日 絵師だるま商店による「龍図」「虎図」
23日 「薬師如来」「地蔵菩薩」「閻魔大王」が秋の青空の色で記されます。
紫紙金泥御朱印の授与もあります。
「薬師如来」「日光菩薩」「月光菩薩」の3体1セットで1800円
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅 ・ 清水五条駅
六波羅蜜寺 弁財天特別祈願会
とき: 11月3日(木・祝) 10時~
六波羅蜜寺の弁天さまは「巳成金弁財天」といい、福を呼ぶ銭洗い弁財天です。
法要終了後、金運・財運のお守りの「福銭」が授与されます。正午まで。
六波羅蜜寺 皇服茶奉納式・お茶漬け供養
とき: 11月23日(水・祝)
11時~ 皇服茶奉納式
12時~ お茶漬け供養 先着100名にお茶漬けが振る舞われます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
若宮八幡宮 新嘗祭・御火焚祭
とき: 11月23日(水・祝)
関係者のみで行なわれ、一般の参列はできません。
清水寺 夜間特別拝観
とき: 11月18日(金)~30日(水) 18時~21時(受付終了)
予約は不要です。
清水寺境内がライトアップされ、観音さまのご慈悲を表わす瑠璃色の一条の光が宙に放たれます。
清水寺 成就院庭園特別公開
とき: 11月18日(金)~30日(水) 9時~16時(受付終了)、18時~20時30分(受付終了)
京都の「雪月花の三庭苑」のうちの一つ、「月の庭」の成就院庭園が公開されます。
「雪の庭」は妙満寺、「花の庭」は北野天満宮にあります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 清水五条駅
円山公園かいわいの各社寺の特別公開・行事
八坂神社 冠者殿社祭
とき: 10月20日(木) 14時~
四条御旅所にある冠者殿社(かんじゃでんしゃ)のお祭りです。
冠者殿社は誓文払いの発祥の地で、この日は御旅町町内会主催の福引が行なわれます。
冠者殿社の祭神は素戔嗚尊荒魂(すさのをのみことあらみたま)で、厄除けと商売繁昌のご利益があります。
八坂神社 本殿国宝奉祝 奉納行事
とき: 11月3日(木)~23日(水・祝) 14時~
2020年(令和2年)12月23日付で、八坂神社の本殿が国宝に、社殿と建築物26棟が重要文化財に指定されました。
流行病いのために延期されていた奉祝奉納行事が、この秋に実施されることになりました。
茂山社中の狂言、桂米團治師の落語、14の山鉾町による祇園囃子、観世流・久世流による仕舞、久世六斎による六斎念仏、祇園祭音頭、石見神楽、四花街による舞踊などの諸奉納行事がにぎにぎしく行なわれます。
日程・スケジュールは八坂神社の公式サイト内「『本殿国宝奉祝』奉納行事開催の件」をご覧ください。
期間中、SNS(Facebook・Instagram)にて「#祇園さんの国宝おめでとさん」を付けて投稿すると、社務所にて記念品がプレゼントされます。
本殿夜間特別拝観
とき: 11月3日(木・祝)~6日(日)、11日(金)~13日(日)、18日(金)~20日(日)
16時30分、17時、17時30分、18時、18時30分
拝観料 1000円(解説冊子付き)
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
長楽寺 秋季特別展
とき: 10月20日(木)~11月30日(水)
中止になりました。
長楽寺 「五感で楽しむ 長楽寺 夜間拝観とお経」
とき: 11月24日(木)~12月10日(土)
拝観所の修復工事のため、中止になりました。
京都霊山護国神社 龍馬祭
とき: 11月15日(火)
15時30分~ 旧土佐藩招魂社祭
16時頃~ 墓前祭
1867年(慶応3)11月15日に京都河原町の近江屋で襲撃されて絶命した、坂本龍馬と中岡慎太郎の遺徳を偲びます。
昨年中止されていた軍鶏鍋のふるまいも、今年は行なわれる予定です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
高台寺 北政所茶会
とき: 10月6日(木)
中止になりました。
高台寺 秋の特別展「これが漆!? - 彦十蒔絵の超絶技巧 -
とき: 10月21日(金)~12月11日(日) 9時~21時30分(受付終了)
漆器の技術が存続の危機に瀕しているという現代。漆職人集団「彦十蒔絵」の「変わり塗り」という陶器や金属器にしか見えない漆芸術品が展示公開されます。
高台寺 秋の夜間特別拝観
すべての人にねね様のやさしさを 「追憶の夜」
とき: 10月21日(金)~12月11日(日) 最終受付は21時30分 閉門22時
ライトアップは17時から
日本初、立体感のある音響と映像にイルミネーションを組み合わせた3D体験ができる演出がされています。
高台寺 六斎念仏奉納
とき:
11月5日(土) 18時~19時30分 久世六斎念仏
11月6日(日) 14時~15時30分 千本六斎念仏
「北政所ねね様四百年遠忌記念事業」による奉納です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
高台寺塔頭 圓徳院 秋の特別展 「赤松燎画伯 没後25年特別展」
とき: 10月21日(金)~12月11日(日) 10時~21時30分(受付終了)
※ 12月9日(金)・10日(土)は拝観休止
夜間ライトアップは17時から
縁があって本堂の障壁画「白龍図」を描いた、日本画家の赤松 燎画伯の特別展が開かれます。
期間中、「楽茶碗でのお抹茶」が全日行なわれます。
北書院のお庭を見ながらの、点て出しです。500円
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
浄土宗総本山知恩院 秋のライトアップ2022
とき: 11月12日(土)~12月3日(土) 17時30分~21時(受付終了)
※ 11月27日のみ受付開始時間が18時に変更されます。
国宝御影堂、国宝三門下周辺、宮崎友禅ゆかりの庭園「友禅苑」、女坂、阿弥陀堂(外観のみ)、11年ぶりの公開になる経蔵(外観のみ)、大鐘楼など境内の各所がライトアップされます。
今回もフォトコンテストが開催されます。
InstagramまたはTwitterの知恩院公式アカウントをフォローして、ライトアップされた写真を撮って、「#ナムいフォト2022」のタグを付けてUPしてください。
締め切りは12月4日
秋のライトアップ2022の限定ご朱印「慈教大師」の授与もあります。
法然上人の5つめの大師号です。
書き置きのみ 300円
わけあって貸切にしました 知恩院ナイトツアー
とき: 11月9日(水)~11日(金) 17時30分~ 18時30分~
修理を終えて約16年ぶりに襖絵が戻ってきた通常非公開の大方丈も、秋のライトアップ2022の公開エリアに加えて特別拝観できるツアーです。
大方丈鶴の間にてお抹茶で一服し、法話、木魚念仏体験もできます。
所要時間2時間
事前に予約が必要です。
「浄土宗総本山知恩院 秋のライトアップ2022 特設ページ」内の申し込みフォームから予約してください。
1人3000円 各回40名
記念品として特別御朱印「尋源」が授与されます。
聞いてみよう お坊さんの話
とき: 期間中 毎夜計4回
18時~ 18時45分~ 19時30分~ 20時15分~
御影堂にて
お話は15分~20分くらい、約5分の木魚念仏体験があります。
今回のテーマは「源を尋ねる」
予約不要です。気軽にお話を聞きに行くことができます。
月かげプレミアムツアー
とき: 期間中の毎週土・日曜日 1日2回
17時45分~ 19時30分~ (所要時間 1時間30分)
知恩院内のライトアップが実施されている箇所すべてを、お坊さんの案内で巡るぜいたくなツアーです。
経蔵と大鐘楼は通常公開されていない場所まで拝観できます。
予約が必要です。
「浄土宗総本山知恩院 秋のライトアップ2022 特設ページ」内の申し込みフォームから予約してください。
1人3000円 各回先着15名まで
ツアー記念品として特別ご朱印「尋源」が授与されます。
国宝御影堂ツアー
とき: 期間中の毎週水・金曜日 1日2回
18時15分~ 19時30分~ (所要時間 50分)
国宝御影堂の通常非公開の箇所を拝観できるツアーです。
御影堂は「元祖法然上人800年大遠忌」記念事業として、平成23年(2011)から約9年間、大規模な「平成大修理」が行なわれました。
令和2年(2020)に落慶御遷座法要、落慶奉告法要が営まれました。
予約が必要です。
「浄土宗総本山知恩院 秋のライトアップ2022 特設ページ」内の申し込みフォームから予約してください。
1人1000円 各回先着25名まで
ツアー記念品として特別ご朱印「尋源」が授与されます。
兼実忌(総本山式衆会)
とき: 11月14日(月)・15日(火) 18時30分~
法然上人に帰依した、関白九条兼実公の忌日の法要です。
引声阿弥陀経(いんぜいあみだきょう)、甲念仏(こうねんぶつ)、五念門(ごねんもん)などが、伝統的な十夜会古式(じゅうやえこしき)の差定によって修されます。
ライトアップされた御影堂にて、声明と雅楽の調和を堪能できます。
知恩院 濡髪大明神大祭
とき: 11月25日(金) 14時~
勢至堂の奥にある濡髪祠の前で、1年間に納められた護摩木をお焚き上げします。
濡髪大明神は、知恩院を火災から守ってくれているといわれます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅 / 阪急 京都線 京都河原町駅
粟田神社 粟田祭
とき: 10月8日(土)~10日(月・祝)、15日(土)
今年は、ほぼ従前通りに斎行されます。
8日
18時~ 石見神楽奉納 (夜店の出店はありません)
20時~ 出御祭(おいでまつり)
9日 雨天中止になりました。
18時~ 夜渡り行列神事出発(大燈呂巡行)
18時30分~ けいれん祭斎行
22時頃 神社に帰着
10日
11時45分 神幸祭
12時15分頃 剣鉾巡行(先之行列)
12時50分頃 神輿渡御列
18時頃 神社に帰着 還幸祭
15日
11時~ 例大祭(庖勝一條流による式庖丁奉納)
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅 ・ 蹴上駅
青蓮院・将軍塚青龍殿 令和4年秋のライトアップ
とき: 例年11月~12月
寝殿などの大屋根葺き替え工事中のため、中止になりました。
祇園かいわいの各社寺の特別公開・行事
事前予約で楽しむ 京都旅(京都市観光協会 DMO KYOTO)
京都最古の禅寺 大本山建仁寺 早朝特別拝観
とき: 10月16日(日)・22日(土)・23日(日)・29日(土)、
11月3日(木・祝)・6日(日)・12日(土)
時間: 8時~9時30分(所要時間 90分)
お坊さんのガイド付きで、朝の静謐な空気に包まれた境内を特別拝観します。
法堂の小泉淳作筆「双龍図」、通常非公開の浴室、潮音庭と〇△□乃庭、高精細複製作品の俵屋宗達筆「国宝 風神雷神図屏風」と海北友松筆「雲龍図」「竹林七賢図」などが拝観できます。
予約制(定員5~20名)、希望日2日前の10時までに予約して下さい。
1人3000円
申し込みは「事前予約で楽しむ 京都旅(京都市観光協会 DMO KYOTO)」 から
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
建仁寺塔頭 両足院 禅語ご朱印直書き会
とき: 10月15日(土)・16日(日)・28日(金) 13時~15時
予約は不要です。
本堂のお参り、書院の拝観、半夏生の庭園の散策ができます。
10月の禅語ご朱印は「一月浮万水 (いちげつ ばんすいにうく)」です。
建仁寺塔頭 両足院 人数限定特別拝観
とき: 10月18日(火)~11月4日(金)の設定日
少人数の両足院の方丈(本堂)・大書院・庭園をゆったりと拝観することができます。
方丈に歴代住職の墨蹟、大書院に杉本博司氏襖絵「放電場」が展示公開されます。
各回先着15名まで 1人2000円
詳細・予約は「両足院オンラインお授け所」へ。
建仁寺塔頭 両足院 禅語ご朱印直書き会
とき: 11月25日(金)・26日(土)・27日(日) 13時~15時
予約は不要です。
本堂のお参り、書院の拝観、池泉回遊式庭園の散策ができます。
11月の禅語ご朱印は「舞秋風水石紅葉 (しゅうふうまいて すいせきこうようす)」です。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
建仁寺塔頭 禅居庵 開山毎歳忌・ご開帳大祭
とき: 10月20日(木)
11時~ 当庵開基大鑑清拙禅師毎歳忌法要
13時~ ご開帳大般若祈祷法要
14時~ 採燈大護摩供
禅居庵は元国から来朝した大鑑清拙正澄(だいかん せいせつ しょうちょう)禅師によって開かれました。
摩利支天堂真室内の禅師尊像前にて遺徳を偲ぶ法要が行なわれ、禅師が元国から請来した秘仏摩利支天がこの日のみご開帳されます。
境内では聖護院門跡から御導師を招き、山伏衆の出仕により修験宗採燈大護摩供が行なわれます。
摩利支天への願い事を書いて奉納した護摩木が、浄火でお焚き上げされます。
法要の様子は、公式YouTubeチャンネルにて配信されます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
建仁寺塔頭 正伝永源院 秋の庭園特別公開・寺宝展
とき: 11月18日(金)~12月4日(日) 10時~16時(受付終了)
元首相の細川護煕氏が揮毫した襖絵24面が公開されます。
限定ご朱印の授与もあります。
情勢の変化により、変更される可能性があります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
安井金比羅宮 秋季金比羅大祭
とき: 10月1日(土)~10日(月・祝)
今年は御鳳輦の飾り付けと神幸渡御は中止になり、神籬での渡御となりました。
1日(土) 御斎竹神事
9日(日)
11時~ 神幸祭
14時30分~ 神籬渡御 御鳳輦、花車の巡行は中止
10日(月・体育の日)
11時~ 例祭
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅
京都ゑびす神社 二十日ゑびす大祭(ゑびす講)
とき: 10月19日(水)、20日(木)
ゑびすさまが旧暦九月二十日(新暦では月遅れの10月20日)に海から来られるお祭りです。
正月の「十日ゑびす」(初ゑびす)はゑびすさまが海に帰られるお祭りで、対をなします。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅 ・ 清水五条駅
令和4年度 第58回京都非公開文化財特別公開
京都古文化保存協会が主催する秋の「京都非公開文化財特別公開」、今年も期間を分散して開催されます。
公開日は開催箇所によって異なるので、お参り前に京都古文化保存協会の公式サイトで確認してください。
東福寺 三門
とき: 10月8日(土)~12月4日(日) 9時~16時(受付終了)
三門(国宝)、宝冠釈迦如来坐像、十六羅漢像、明兆筆天井画が拝観できます。
東福寺は平安時代に藤原忠平が創建した法性寺(ほっしょうじ)の寺域に建立されました。
国宝の三門は応永12年(1405)の建立で、禅宗の三門では現存最古です。
唐様・和様・天竺様を巧みに取り入れた大門で、「妙雲閣」の扁額は足利義持筆です。
東福寺 法堂
とき: 11月1日(火)~30日(水) 9時~16時(受付終了)
釈迦如来立像および迦葉・阿難尊者立像(重文)、堂本印象筆天井画「蒼龍図」が拝観できます。
法堂は本堂と兼ねています。
法堂は文永8年(1271)に七堂伽藍が整ったさいに建立されました。
火災による焼失後に再建し、応仁の乱の焼失は免れましたが、明治14年(1881)に方丈からの出火で仏堂とともに焼失しました。
現在の法堂は昭和9年(1934)の再建で、昭和前期最大の木造建築になります。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
泉涌寺 舎利殿
とき: 10月9日(日)~20日(木) 9時~16時(受付終了)
韋駄天像(重文)、月蓋長者(重文)、狩野山雪筆「龍図」などが公開されます。
舎利殿には、泉涌寺2世の湛海が持ち帰った三国伝来の仏舎利が金銅宝塔に納められて安置されています。
韋駄天は舎利の守護神といわれます。
月蓋長者は楊貴妃観音の脇侍でした。
「仏牙舎利」特別ご朱印が直書きで授与されます。
泉涌寺 本坊・霊明殿
とき: 11月6日(日)~26日(土) 9時~16時(受付終了)
※ 11月12日(土)・13日(日)は休止
霊明殿、御座所、海会堂、庭園が拝観できます。
本坊は四条天皇以下皇室の位牌を安置する霊明殿と、天皇の休息所である御座所、歴代天皇の念持仏を祀る黒木の御所を移築した海会堂からなります。
最寄り駅: JR 奈良線 東福寺駅 / 京阪 京阪本線 東福寺駅
知恩院 三門
とき: 10月28日(金)~11月6日(日) 9時~16時(受付終了)
三門(国宝)、宝冠釈迦如来坐像(重文)、善財童子(重文)、須達長者(重文)、十六羅漢像(重文)が拝観できます。
三門は日本最大の木造の楼門です。
元和7年(1621)に徳川2代将軍秀忠の命により建立されました。
知恩院七不思議の一つの白木の棺があります。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅 / 京阪 京阪本線 祇園四条駅
建仁寺塔頭 霊源院
とき: 10月29日(土)~11月6日(日) 9時~16時(受付終了)
予定されていた夜間拝観は中止になりました。
中巖円月坐像(重文)、毘沙門天立像(府登録文化財)、茶室「妙喜庵」、令和の天井画「墨龍図」、甘茶の庭「鶴鳴九皐」などが公開されます。
室町時代の「五山文学」の学僧を多く輩出したお寺で、一休宗純が幼い頃ここで漢詩を学びました。
枯山水庭園「鶴鳴九皐」は、今川義元生誕500周年記念事業として中根庭園研究所の中根行宏・中根直紀両氏により作庭、令和2年(2020)に完成しました。
令和の天井画「墨龍図」は中国人アーティストの陳漫(chenman)氏の筆によるもので、昨年完成しました。
期間中、限定ご朱印の授与があります。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 祇園四条駅