京都 秋の特別公開2022 (左京区)

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京都市左京区の2022年秋(10月から紅葉の公開終了まで)の、各社寺の秋の特別公開や特別拝観・イベントをまとめました。

各社寺の公式サイトと「【京都市公式】京都観光Navi」からの情報です。

11月の行事のうちお火焚きは「火焚祭を行なう社寺 京都」、新嘗祭は「新嘗祭に参列できる神社 京都・奈良」のほうでくわしく書いていますので、よろしければご覧ください。

この秋は多くの社寺で、感染予防対策を講じたうえで3年ぶりの開催や特別公開が行なわれています。

目次

洛北の社寺&えいでん「初秋の特別ご朱印めぐり」

とき: 9月1日(木)~10月31日(月)

洛北の26社寺を巡り、「初秋の特別ご朱印めぐり」特別台紙にご朱印をいただきます。
ご朱印料は社寺によって異なります。
特別台紙は参加各社寺に用意されていますが、枚数に限りがあります。なくなり次第終了です。

情勢の変化により、急遽実施内容が変更される可能性があります。
そのさいは、叡電の公式サイトおよび公式Twitterで発表されます。

参加社寺一覧

  • 下鴨神社 出町柳駅
  • 河合神社 出町柳駅
  • 田中神社 元田中駅
  • 金福寺 一乗寺駅
  • 八大神社 一乗寺駅
  • 狸谷山不動院 一乗寺駅
  • 鷺森神社 修学院駅
  • 曼殊院門跡 修学院駅
  • 赤山禅院 修学院駅
  • 三宅八幡宮 八幡前駅・三宅八幡駅
  • 崇道神社 三宅八幡駅
  • 実相院門跡 岩倉駅から京都バス21・23・24系統
  • 妙満寺 木野駅
  • 貴船神社 貴船口駅から京都バス33系統
  • 由岐神社 鞍馬駅
  • 鞍馬寺 鞍馬駅
  • 念佛寺 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 大原魚山 来迎院 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 三千院門跡 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 実光院 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 勝林院 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 宝泉院 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 寂光院 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • 古知谷 阿弥陀寺 八瀬比叡山口駅から京都バス10・16・17・18・19系統
  • (北区) 上賀茂神社 二軒茶屋駅から京都バス32・34・35系統
  • (北区) 大田神社 二軒茶屋駅から京都バス32・34・35系統

叡電の出町柳駅、修学院駅、貴船口駅、鞍馬駅ではご朱印風の「来訪記念印」が販売されます。
こちらも枚数限定で、なくなり次第終了します。

令和4年度 京都浄土宗寺院 特別大公開

社会情勢を鑑みて令和元年以降中止になっていた「京都浄土宗 寺院特別大公開」、今年は開催されます。

公開日時は寺院によって異なりますので、主催の「浄土宗京都教区」の公式サイトでご確認ください。

なお、拝観料を指定されていない、「おこころもち」とされている寺院へは「お気持ちでご対応下さい」とのことです。
ちなみに、ご朱印は300円を納めるところが多いです。

大本山 くろ谷 金戒光明寺

通年、拝観可能です。
比叡山を下りた法然上人が、初めて草庵を結んだ地です。
法然上人二十五霊場の第二十四番です。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 神宮丸太町駅

大本山 百萬遍知恩寺

通年、拝観可能です。
法然上人が念仏の教えを説いた、「賀茂の禅坊」が前身です。
法然上人二十五霊場の第二十二番です。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅

心光寺

とき: 10月22日(土) 10時~15時

ご本尊の阿弥陀如来、地蔵菩薩にお参りできます。

もとは安倍晴明が鴨川の治水のために今の松原橋に建立したお寺でした。
慶長12年(1607)に現在地に移転しました。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 三条京阪駅 / 京阪 鴨東線 三条駅

檀王法林寺

とき: 10月22日(土)、23日(日) 10時~15時

本堂(市指定文化財)内部の拝観、寺宝の絹本著色當麻曼荼羅(寛文11年 1671)が公開されます。

室町時代の悟真寺を前身とし、江戸時代に入って袋中良定上人が寺を改め、続く團王上人(だんのうさん)が今のご本尊を安置する阿弥陀堂を建立して寺観を整えました。
日本最古の招き猫伝説があります。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 三条京阪駅 / 京阪 鴨東線 三条駅

專称寺

とき: 10月7日(金) 7時~17時

毘沙門堂にて秘仏に拝観できます。

講話(30分)・念仏(60分)・昼食ありの特別拝観もあります。
10月7日(金) 11時~14時
事前に申し込みが必要です。

(お寺の電話番号は浄土宗京都教区のサイト内の 「R4大公開エントリー寺院一覧(PDF)」 をご覧ください。)

交通

最寄り駅: 叡電 鞍馬線 市原駅

岡崎公園かいわいの各社寺の行事と特別拝観

発表されている日程や内容が、急遽変更される可能性があります。
お参りの前に、再度公式サイトなどで確認してください。

平安神宮 孝明天皇御鎮座記念祭

とき: 10月19日(水) 10時~

平安京最後の天皇となった第121代孝明天皇の御霊が昭和15年(1940)に桓武天皇と合祀された日を記念して行なわれます。
裏千家・表千家・薮内流・武者小路千家の各家元が輪番で奉仕し、17日の茶壷奉献祭にて奉納された銘茶が献茶されます。

平安神宮 時代祭

とき: 10月22日(土)
 7時~ 時代祭 祭文奏上
 8時~ 神幸祭 2基の御鳳輦に御神霊をお移しします
 9時~ 神幸列出発
 10時頃 建礼門前行在所に到着
 10時30分 行在所祭
 12時 行列進発
 16時 大極殿祭並還幸祭 全行列到着後、御鳳輦を安置したのち祭文奏上、御神霊をお移しします。

時代風俗行列は12時15分頃に京都御所の堺町御門を出て、烏丸通を南下、御池通を東進して京都市役所前から河原町通、河原町三条から三条通を東進、神宮通を北上して平安神宮応天門前へ向かいます。

今年は祇園祭・大文字送り火に続いて時代祭も例年通りに斎行されます。
時代祭は平安神宮の創建と平安遷都1100年記念祭を奉祝する行事として、明治28年(1895)に始まりました。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅

永観堂 秋の寺宝展・ライトアップ

とき: 11月5日(土)~12月4日(日)
寺宝展 9時~16時(閉門17時)
ライトアップ・夜間拝観 17時30分~20時30分(閉門21時)
昼夜入れ替え制

寺宝展(昼間のみ)では、山越阿弥陀図(国宝)、薬師如来像(重文)、釈迦十六善神像(重文)などが特別公開されます。
山越阿弥陀図(国宝)は東京国立博物館に寄託されており、この秋に10年ぶりに帰ってこられます。

夜間拝観ではご本尊の「みかえり阿弥陀如来」さまにお参りできます。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

本山修験宗総本山 聖護院門跡 特別公開

情勢の変化により、内容が変更される可能性があります。

とき: 9月18日(日)~12月4日(日) 10時~16時(受付終了)
ただし10月22日、11月28日・29日は拝観休止です。

大玄関、宸殿、狩野永納・狩野益信筆 宸殿障壁画、本堂、ご本尊不動明王像(重文)が公開されます。
(書院は修復工事中のため、拝観できません)

聖護院は、代々皇族か摂関家が住持をつとめた門跡寺院で、天明の大火のさいは光格天皇の仮御所となりました。
宸殿は門跡寺院における正殿にあたり、100余面の金碧障壁画が納められています。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 神宮丸太町駅

妙傳寺 本山妙傳寺御会式

とき: 11月12日(土) 

日蓮聖人への報恩法要です。

法要前に和太鼓の奉納、池上本門寺や身延山久遠寺の御会式で奉納されている万灯奉納が行なわれます。
法要後には、日蓮大聖人御真骨堂が開扉されます。

先着20名に限定ご朱印の授与があり、客殿で行なわれている京都南座の「吉例顔見世興行」のまねき書きを見ることもできます。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 東山駅

哲学の道かいわいの各寺院の行事と特別拝観

安楽寺 秋の一般公開と文化財の特別公開

とき: 11月3日(木・祝)、5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)、19日(土)~12月4日(日)
 10時~16時(閉門)

尊慶作 地蔵菩薩立像(市文化財)、近年復元修復された「安楽上人鈴虫姫剃髪図」「住蓮上人松虫姫剃髪図」、今夏完成した「九相図」などの寺宝が公開されます。

法然上人の弟子の安楽と住蓮が開基のお寺です。
後鳥羽上皇の女官の松虫姫と鈴虫姫が念仏の教えに感銘を受けてここで出家したことから上皇の怒りをかい、建永(承元)の法難が起こりました。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

真如堂 引聲阿弥陀経会

とき: 10月14日(金)~16日(日)
中止になりました。

真如堂 観経曼荼羅 特別公開

とき: 11月1日(火)~12月8日(木)

本堂内陣の結界に吊るされた、縦5メートル・横4.4メートルの巨大な金色刺繍の観経曼荼羅が公開されます。

観経曼荼羅とは「観無量寿経」の絵解きで、「當麻曼荼羅」とも呼ばれます。
江戸時代に本堂の大きさに合わせて作られました。

境内の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月初旬です。

真如堂 お十夜法要

とき: 11月5日(土)~15日(火)
法要のみ行なわれます。
ご本尊の阿弥陀如来立像のお参りは可能です。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

金戒光明寺 特別日中拝観

情勢の変化により、内容の変更・制限、中止が生じる可能性があります。
とき: 11月12日(土)~12月4日(日) 10時~16時(受付終了)

予約は不要です。

御影堂、大方丈、庭園、山門が拝観できます。
山門から、天気が良ければあべのハルカスまで見晴らすことができます。

御影堂では吉備観音菩薩(重文)、運慶作と伝わる文殊菩薩などにお詣りできます。
大方丈では通常非公開の「虎の襖絵」が公開され、会津藩ゆかりの品が展示された「京都守護職拝命160年特別展 『幕末会津藩と鮭の聖地』」が開催されます。

境内ではアフロヘアで話題の石仏「五劫思唯阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」にお詣りできます。

金戒光明寺 特別夜間拝観 紅葉ライトアップと邦楽の演奏

情勢の変化により、内容の変更・制限、中止が生じる可能性があります。
とき: 11月18日(金)~12月4日(日) 17時30分~20時(受付終了)

山門、御影堂、庭園「紫雲の庭」、境内の紅葉がライトアップされます。

夜間拝観でも、大方丈の「京都守護職拝命160年特別展 『幕末会津藩と鮭の聖地』」が観覧できます。
また毎日、邦楽の生演奏があります。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 神宮丸太町駅

法然院 秋季伽藍内特別公開

とき: 11月18日(金)~24日(木) 9時30分~16時

ふだんは非公開のお寺ですが、春と秋の2回だけ伽藍内が特別公開されます。
本堂にてご本尊阿弥陀如来坐像、方丈にて狩野光信筆の襖絵(重文)と堂本印象筆の襖絵、清泉「善気水」の湧く庭園などにお参りできます。
法話も随時行なわれます。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

霊鑑寺 - 歴代皇女が入寺された尼門跡寺院 「谷の御所」の紅葉 -

とき: 11月19日(土)~12月4日(日) 10時~16時(受付終了)

後西天皇の院御所の御殿を移築した書院、徳川11代将軍家斉が寄進した本堂が拝観できます。

代々皇女や皇孫女が住持した尼門跡寺院で、「谷の御所」「鹿ヶ谷比丘尼御所」と称されます。

池泉回遊式庭園には樹齢350年のタカオカエデがあり、皇女方が愛された御所人形も展示されます。

交通

最寄り駅: 地下鉄 東西線 蹴上駅

銀閣寺 令和4年 秋の特別拝観

とき: 10月1日(土)~12月4日(日)
中止になりました。

百万遍かいわいの寺院のイベント

百萬遍知恩寺 第46回 秋の古本まつり

とき: 10月29日(土)~11月3日(木・祝) 10時~17時

京都古書研究会の主催で、加盟店が百萬遍知恩寺の境内に出店します。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅

一乗寺かいわいの各寺院の行事と特別拝観

狸谷山不動院 狸谷不動明王特別洞窟内陣参拝

とき: 3月1日(火)~ 12月28日(水) 10時~15時

ご本尊の不動明王が安置されている、石窟の中へ入ってお参りすることができます。
開山の年に狸谷山修験道のご本尊として安置され、変わらぬ眼力で300年以上、京を守っていらっしゃいます。

狸谷不動院 秋まつり ~ おつながり参拝 ~

とき: 11月3日(木) 11時~

本堂の奥深くに鎮座するお不動さまの右手の剣に布を結びつけて、本堂下柴灯護摩道場まで引き寄せ、その布に触れてお不動さまと結縁します。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 一乗寺駅

圓光寺 紅葉特別拝観

とき: 11月12日(土)~12月4日(日) 8時~17時

紅葉が美しいこの期間のみ、拝観には事前予約が必要になります。
10月20日(木)から、圓光寺公式サイト内に予約専用フォームが設置されます。

上記期間以外は、拝観の予約は不要です。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 一乗寺駅 ・ 修学院駅

曼殊院門跡 ライトアップ&夜の特別拝観

とき: 例年11月
中止になりました。

宝ヶ池・岩倉・上高野かいわいの各社寺の特別公開

妙満寺 秋の特別拝観

とき: 11月13日(日)から2週間程度

「雪月花の三庭苑」の一つ、紅葉の雪の庭が拝観できます。

限定の切り絵ご朱印「紅葉」の授与があります。
授与は12月8日までですが、500枚限定のためなくなり次第終了です。

交通

最寄り駅: 叡電 鞍馬線 木野駅

八瀬かいわいのイベント

瑠璃光院 令和4年秋の特別拝観

とき: 10月1日(土)~12月12日(月) 10時~16時30分(閉門)

期間中、11月1日(火)~12月4日(日)は事前予約が必要です。
11月1日(火)~12月4日(日)以外の日は、予約不要です。

予約は10月10日(月・祝)10時から ネットで受け付けが開始します。

12000坪の敷地にある数寄屋造りの建物、佐野藤右衛門一統の作と伝わる「瑠璃の庭」「臥龍の庭」、日本の蒸し風呂の原型となる「八瀬のかま風呂」などが公開されます。

明治から大正時代の実業家・政治家の田中源太郎が有した広大な土地が、没後整備されました。

現在は岐阜市の浄土真宗無量寿山光明寺の子院になっています。

交通

最寄り駅: 叡電 叡山本線 八瀬比叡山口駅

大原かいわいの各寺院の特別公開

大原への交通: 地下鉄 国際会館駅前から 京都バス19系統「大原・小出石行き」乗車 「大原」下車

勝林院 第3回文化財特別公開

情勢の変化により、内容の変更や中止が生じる可能性があります。
とき: 10月22日(土)~30日(日) 9時~16時30分

勝林院の文化財調査委員会の調査研究結果が発表されます。

今回は「勝林院の仏画(1) ~ 法要におけるご本尊 ~」として、かつて勝林院本堂で営まれていた諸法要でご本尊として掲げられていた掛け軸が公開されます。

声明による念仏修行として創建され、のちに建立された来迎院とともに声明の研究研鑽の場として栄えました。

期間中、「伝統工芸 IN 宝泉院2022」が開催されます。
宝泉院内の和室にて近畿在住の7名の工芸作家の作品が展示されます。
客殿では額縁庭園や水琴窟の音色を楽しみながら、お抹茶をいただくことができます。

宝泉院 秋の夜灯り

とき: 例年11月
中止になりました。

寂光院 旧本尊「六万体地蔵菩薩」秋の特別公開

とき:
 10月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)
 11月3日(木・祝)、5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)
9時~16時

火災に遭いながら、胎内の納入品がほぼ無傷だった旧ご本尊のお地蔵さまにお参りできます。

三千院 金色不動明王特別ご開扉

とき: 10月28日(金) 11時~ 法要ののち

金色不動堂のご本尊の金色不動明王は、智証大師作と伝わります。
約1ヶ月間のもみじ祭の開催期間中、お参りすることができます。

特別ご朱印「紺紙金字御朱印」の授与もあります。

鞍馬・貴船かいわいの各社寺の行事

白龍園 令和4年秋の公開

とき: 10月14日(金)~12月4日(日) 
 第1部 10時~11時30分(受付終了)
 第2部 12時~13時30分(受付終了)

事前予約制です。各回50名限定
現地での当日券販売はありません。

予約は「令和4年秋・白龍園特別公開・事前予約開始のお知らせ | 白龍園」 を確認のうえ、予約フォームか往復はがきで。

安養寺山のふもとにある白龍園は、春夏秋冬、それぞれの美しい景色を持っています。
春は桜の薄紅色、初夏は躍動感のある緑色に染まります。

8月17日・18日の集中豪雨により、園内の一部が崩落してしまいました。
そのため、通行が制限されている箇所があります。

交通

最寄り駅: 叡電 鞍馬線 二ノ瀬駅

由岐神社 鞍馬の火祭

とき: 10月22日(土) 18時~24時過ぎ

長く休止していると歴史や伝統の継承が危ぶまれるため、3年ぶりに斎行されることになりました。
これまで通りの祭典が行なわれる予定ですが、情勢の変化によって式次第が変更される可能性があるそうです。

22日 9時~ 例祭
22日 18時~24時過ぎ 「神事にまいらっしゃれ」の合図で篝に点火、若者が大小の松明を担いで町内を練り歩き、2基のお神輿が巡行します。お神輿の綱を引いた女性は安産になると伝わります。
23日 午前中 還幸祭

特別ご朱印の授与があります。
天正年間に正一位御神階の宣下を受けたさいの書状の文字を取り入れたご朱印と、20年近く前まで授与されていたご朱印の復刻版の2体を、1セットで授与されます。1000円。
授与は社頭、もしくは郵送にて。

交通

最寄り駅: 叡電 鞍馬線 鞍馬駅

10月22日のみ「火祭りダイヤ」で運行されます。
鞍馬発出町柳行きの最終列車は23時36分です。

貴船神社 秋の夜間特別ライトアップ

とき: 11月5日(土)~27日(日)
ライトアップ 日没から20時30分

貴船神社の本宮と奥宮がライトアップされます。

合わせて「京の奥座敷 貴船もみじ灯篭」が行なわれ、貴船の料理旅館街にも燈籠の灯りがともります。

叡山電車では、市原駅~二ノ瀬駅間にある「もみじのトンネル」、二ノ瀬駅、貴船駅もライトアップされ、展望列車「きらら」の運行もあります。

交通

叡電 鞍馬線 貴船口駅から 京都バス33系統「貴船行き」 終点下車
開催期間中、京都バスは増発・夜間延長運転が行なわれます。

北山通かいわいの神社の行事

下鴨神社 えと祈願祭(崇敬者大祭)

とき: 10月9日(日)

下鴨神社の境内にある言社の7つのお社に、干支の守り神がお祀りされています。
本社の大前にお祀りされている大国さまは「下鴨の繁昌大国神」として、福徳円満、長寿、商売繁昌のご利益があると古来より信仰されています。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅

令和4年度 第58回京都非公開文化財特別公開

京都古文化保存協会が主催する秋の「京都非公開文化財特別公開」、今年も期間を分散して開催されます。
公開日は開催箇所によって異なるので、お参り前に京都古文化保存協会の公式サイトで確認してください。

下鴨神社

とき: 10月24日(月)~12月4日(日) 9時~16時(受付終了)

本殿(国宝)、三井神社(重文)、大炊殿(重文)、浦の廻廊、神服殿(重文)、鴨社資料館秀穂舎が公開されます。

国宝本殿は文久3年(1863)のもので、祭神の賀茂建角身命を祀る西殿と、その娘の玉依媛命を祀る東殿からなります。
神服殿(重文)は神さまの夏冬の衣装を調整した所で、大炊殿(重文)は神饌を作る神さまの台所です。

交通

最寄り駅: 京阪 鴨東線 出町柳駅 / 叡電 叡山本線 出町柳駅

来迎院

とき: 11月12日(土)~30日(水) 9時~16時(受付終了)

初公開です。
薬師如来坐像(重文)、釈迦如来坐像(重文)、阿弥陀如来坐像(重文)、来迎院如来蔵聖教文書類(重文)などが公開されます。

天台声明の根本道場として慈覚大師円仁が建立、融通念仏の開祖の聖応大師良忍が中興しました。

来迎院如来蔵聖教文書類は大原の声明のもっともまとまった資料です。

交通

地下鉄 国際会館駅前から 京都バス19系統「大原・小出石行き」乗車 「大原」下車

蓮成院

とき: 11月12日(土)~30日(水) 9時~16時(受付終了)

初公開です。
客殿、毘沙門天および吉祥天・善膩師童子像、木島櫻谷・鈴木松年筆障壁画、池泉庭園などが公開されます。

蓮成院の草創は応永年間(1394-1428)とされ、現在の三千院宸殿付近にあったと考えられますが、明治になるまでには現在地に移転したようです。

現在の客殿(持仏堂)は大正末・昭和元年(1926)の再建とみられ、梶井門跡政所の昌仁法親王の仮御所といわれます。
襖絵・屏風・衝立に木島櫻谷・鈴木松年など明治期の日本画家の作品が納められています。

交通

地下鉄 国際会館駅前から 京都バス19系統「大原・小出石行き」乗車 「大原」下車