京都 秋の特別公開2016(東山区)

京都・特別拝観

東山区の2016年秋の各寺院の特別展や特別公開をまとめました。

平成28年 京都浄土宗寺院特別大公開

喜運寺
10月8日(土) 10時から15時
本堂、弁天堂、「白字三尊(細字33万也)」の公開
13時30分から約30分間、「五条坂の弁天さま」と題した住職法話があります。
隆彦院
10月8日(土) 11時から15時
呈茶後、住職との対話。
大本山(増上寺・百万遍知恩寺・清浄華院・鎌倉光明寺・善導寺)法主染筆の名号軸などの展示。
呈茶後に住職との対話もあります。
青龍寺
10月9日(日) 9時から15時
本堂の本尊聖観音(伽羅観音)と、後白河法皇の七回忌のさいに法然上人が鉦鈷の代わりに叩いた隕石の公開。
洛陽三十三所観音霊場の第9番札所です。
知恩院塔頭 浩徳院
10月5日(水)から6日(木) 10時30分から12時まで
本尊の阿弥陀如来拝観と、住職の法話があります。
浄土宗京都教区教務所を兼ねています。
知恩院塔頭 良正院
10月8日(土)から10日(月・祝) 10時から17時まで
狩野三益筆 本堂襖絵(重文)など
徳川家康の娘、督姫の菩提所です。
本堂の方丈にある襖絵はこの数年の調査により、狩野三益とは京狩野の初代である狩野山楽の息子、狩野伊織の別名であることが明らかになりました。

第52回京都非公開文化財特別公開

知恩院 三門
10月28日(金)から11月7日(月) 9時から16時まで
三門(国宝)二層内部、狩野派筆天井画、釈迦牟尼坐像(重文)、十六羅漢像(重文)など
三門は徳川秀忠の命によって建立され、上層部が仏堂になっています。
内部は極彩色の天女や飛龍などによって彩られ、「知恩院の七不思議」のひとつの「白木の棺」があります。
三十三間堂本坊 妙法院
10月28日(金)から11月7日(月) 9時から16時まで

庫裏(国宝)、大書院(重文)、普賢菩薩騎象像(重文)、宸殿、龍華蔵(宝物庫)など
三十三間堂は常時拝観できますが、妙法院は普段は非公開です。

西国三十三所草創1300年 特別拝観

西国三十三所草創1300年を記念して、2016年から2020年までの5年間、特別拝観が各札所で特別拝観が行なわれます。

今熊野観音寺 本尊御開帳と特別内陣参拝
10月29日(土)から11月13日(日) 9時から16時まで
第十五番札所です。
弘法大師作と伝わるご本尊の十一面観音菩薩(秘仏)と、本堂の内陣のお参りをすることができます。
清水寺 三重の塔開扉
11月1日(火)から5日(土) 9時から16時まで
第十六番札所です。
三重塔(重文)は承和14(847)年の創建で、昭和62(1987)年に解体修理をされました。
内部には大日如来像が安置され、天井や柱には極彩色の密教仏画や飛天・龍などが描かれています。
六波羅蜜寺 特別内陣参拝
11月5日(土)から13日(日) 9時から16時まで
第十七番札所です。
ご本尊の十一面観音菩薩(秘仏)がご開帳され、普段非公開の内陣から参拝することができます。

東山区の各社寺の特別公開・夜間の公開

泉涌寺塔頭 戒光寺 泉山融通弁財天大祭
11月3日(木・祝)
泉山融通弁財天は金銭だけでなく、学問や商売にも「融通を利かせてくれる」ご利益があります。
この日は稚児百味練供養と大柴燈護摩供法要が行なわれ、秘仏である弁天さまがご開扉されます。
泉涌寺別院 雲龍院 秋の特別拝観と夜間ライトアップ
11月19日(土)から27日(日) 9時から16時30分まで
ライトアップは日没後から20時30分まで
本堂龍華殿(重文)にてご本尊の薬師如来三尊像と、襖絵「双龍風雷図」(堂野夢酔筆)が公開されます。
今熊野観音寺 紅葉まつり
11月19日(土)から27日(日)
境内の紅葉が公開されます。
東福寺 看楓特別拝観
11月1日(火)から12月4日(日) 8時30分から16時まで
この期間は、紅葉の名所としてにぎわう通天橋と「東福寺本坊庭園」(国指定名勝)、普門院庭園がふだんよりも30分早く拝観できます。
なお、11月12日(土)から30日(水)は大混雑が予想されるそうです。
東福寺塔頭 天得院 紅葉を愛でる特別拝観とお食事プラン
11月中旬から下旬の予定
スギゴケと紅葉の競演です。紅葉の前の時期はツワブキが開花します。
食事と庭園観賞のプランです。拝観のみは不可です。
東福寺塔頭 毘沙門堂勝林寺 秋の特別拝観
11月19日(日)から12月4日(日)まで 10時から19時
伝定朝作 秘仏毘沙門天立像、清水隆慶作 吉祥天像・善膩師童子像が特別公開されます。
境内の「吉祥紅葉」には良縁や美縁のご利益があるそう。
期間中、紅葉のライトアップもされます。昼夜入れ替えなし。
法住寺 今様合わせ
10月9日(日) 15時から
「今様」とは平安時代の流行歌のこと。
歌人が即興で今様を作り、楽人・舞人が歌舞楽を演じます。
地主神社 紅葉まつり
11月23日(水・祝) 4時から
秋の豊作と縁結びのご利益に感謝し、家内安全と商売繁盛を祈願するお祭りです。
巫女さんが舞を奉納し、お火焚きで健康向上を祈願します。
清水寺 夜の特別拝観
11月12日(土)から12月4日(日) 17時30分開門 21時受付終了
境内をライトアップ。また京都市内へも光を放ちます。
清水寺 成就院庭園特別公開
11月18日(金)から12月4日(日) 9時から16時受付終了、夜間は18時から20時30分受付終了
「月の庭」と呼ばれる国の名勝。相阿弥作、小堀遠州補修とも、松永貞徳作ともいわれます。
六道珍皇寺 秋の特別公開・寺宝展
10月8日(土)から10日(月・祝)、11月3日(木・祝)から6日(日)、23日(水・祝)から27日(日)
いずれも9時30分から16時30分まで
参詣曼荼羅図、毘沙門天立像、十一面観音立像などが公開されます。
11月限定で紅葉紙金泥朱印6種セットが特別授与されます。
知恩院ライトアップ2016(夜間特別拝観)
11月3日(木・祝)から12月4日(日) 17時30分から21時まで
友禅苑、三門、宝佛殿、女坂がライトアップされます。三門のライトアップは3年ぶり。
春のライトアップのときに好評だった「聞いてみよう!お坊さんの話」が、土・日・祝日限定で今秋も催されます。
青蓮院門跡 夜間の特別拝観
10月28日(金)から12月4日(日) 18時から21時30分受付終了
代償1000個の照明で、境内や池泉回遊式庭園がライトアップされ、諸堂や庭園が拝観できます。
青蓮院門跡 将軍塚青龍殿ライトアップ
10月28日(金)から12月4日(日) 17時から21時受付終了
東山ドライブウェイの将軍塚ではなく、そこから100メートルほど離れた場所にあるのが将軍塚大日堂です。
こちらの方が見晴らしが良く、紅葉越しに京都市内が一望できます。
長楽寺 秋季特別展「遊行上人とその秘宝展」
10月20日(木)から11月30日(水) 9時から17時まで
建礼門院徳子ゆかりの品、一遍上人像(重文)などが公開されます。
期間中の11月23日(水・祝)に「紅葉祭りと久寿扇祈願会」が行なわれます。
祇園甲部の舞妓さんによる京舞の奉納に続いて、病魔退散と無病息災が祈願されます。
高台寺 秋の特別展・夜間特別拝観
10月21日(金)から12月11日(日) 9時から21時30分受付終了
ライトアップは日没からです。
秋の特別展「わびの茶・天下人の茶~『古池や…』の軸、初公開」と、夜間特別拝観「プロジェクションマッピング『輪廻』」が行なわれます。
豊臣秀吉の正室のねねが、秀吉の菩提を弔うために建立したお寺です。
高台寺塔頭 圓徳院 秋の特別展
10月21日(金)から12月11日(日) ただし、12月9日(金)と10日(土)は拝観休止です。
10時から21時30分受付終了(ライトアップは日没から)
秋の特別拝観「日本の祝祭 -Japan Gold-」が行なわれます。
日本人のお祝い事にまつわる豪華な品が展示されます。結納飾り、五月人形、ひな人形、お月見、白無垢など。
建仁寺塔頭 正伝永源院 秋の庭園特別公開 寺宝展
11月3日(木・祝)から12月4日(日) 10時から16時30分まで
ただし11月10日(木)から14日(月)は拝観休止
織田有楽齋と熊本藩主の細川家の菩提所です。
有楽齋好みの茶室「如庵」(国宝)が復元されています。
狩野山楽筆の襖絵「蓮鷺図」と、元首相の細川護煕氏筆の襖絵が公開されます。
安井金比羅宮 櫛まつり
9月26日(月) 13時から神事
14時15分頃 時代風俗行列出発
使い古した櫛やかんざしを感謝してお清めし、供養するお祭りです。
古墳時代から現代の舞妓まで、地毛で結われた日本髪に当時の装束を着て、神社から祇園界隈を練り歩きます。
今熊野観音寺、清水寺、六波羅蜜寺、六道珍皇寺 情報追加しました 2016年11月3日 )
雲龍院 追加しました 2016年11月12日 )

2016年8月14日京都・特別拝観

Posted by 管理人めぶき