奈良 特別拝観と行事 2021年5月

奈良・特別拝観,奈良・行事と祭り

2021年、奈良県内の各社寺で5月(ゴールデンウィーク以降)に行なわれる、行事や特別拝観などの情報です。

各社寺の公式サイトと「奈良市観光協会サイト」「奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット」からの情報により記事を作成しています。
拝観状況を確認のうえ、感染予防対策を講じてお参りしてください。

目次

奈良市の社寺の特別公開と行事

興福寺 北円堂特別公開

とき: 4月24日(土)~5月9日(日) 9時~16時45分(受付終了)

西国三十三所草創1300年記念事業による特別拝観です。

運慶作の弥勒如来坐像(国宝)、木造無著・世親菩薩立像(国宝)などが公開されます。

北円堂(国宝)は、元明天皇と元正天皇が藤原不比等の菩提を弔うために創建しました。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

春日大社国宝殿 春・夏季特別展「絵解き! 春日美術」

とき: 前期4月10日(土)~6月20日(日)
後期6月22日(火)~8月29日(日) 10時~16時30分(受付終了)

春日大社に奉納された数々の絵巻物や工芸品などが、解説とともに展示公開されます。

鎌倉時代の後期に宮廷の絵師の高階隆兼が描いて奉納した「春日権現験記」や、江戸時代の「春日若宮御祭礼絵巻物」、「鹿座神影図」(前期のみ)、「若宮御料古神宝類 銀琴」(国宝 後期のみ)など。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

氷室神社 献氷祭

とき: 5月1日(土)
11時~12時(予定) 献氷祭・氷業界物故者慰霊祭
14時~15時(予定) 舞楽奉納
一般の参列は午後から可能です。

祭典の様子はYouTubeにて配信されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

璉珹寺 特別拝観

とき: 5月1日(土)~31日(月) 9時~17時

光明皇后がモデルとされる、裸形で袴をはいたご本尊の阿弥陀如来立像(県指定文化財)や、脇侍の木造観音菩薩立像(重文)と木造勢至菩薩立像(重文)が公開されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

不空院 春の特別拝観

とき: 4月25日(日)~5月9日(日) 9時~16時30分

奈良の元林院の芸妓たちから美と長寿・芸事の精進の祈願をされた弁財天女をお祀りし、女性の縁切り・縁結び、「かけこみ寺」になるなど女性救済のお寺として信仰されています。

本堂のご本尊の不空羂索観音菩薩坐像には、特別拝観期間のみお参りすることができます。
東大寺の法華堂、興福寺の南円堂と並んで「三不空羂索観音」と呼ばれます。

秘仏の宇賀弁財天女も特別公開されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

法華寺 国史跡名勝庭園特別公開

とき: 4月1日(木)~6月10日(木) 8時30分~16時

名勝庭園は仙洞御所から移されたと伝わります。

カキツバタの見事なお庭ですが、今年は護岸工事と発掘調査のため、カキツバタの数が減少しています。

法華寺 慈光殿特別公開

とき: 4月1日(木)~6月10日(木) 8時30分~16時

10年前に修復された「七草絵巻」などが公開されます。
会期中何度か展示の入れ替えあり。

横笛堂ご本尊の阿弥陀如来立像、宝山寺の湛海作の厨子入り「不動明王像」、法華寺古瓦などの往時の法華寺を語る資料などは常設で展示公開されています。

法華寺 初夏のご本尊ご開帳

とき: 6月5日(土)~10日(木) 8時30分~16時(受付終了)

ご本尊の秘仏 十一面観音菩薩立像(国宝)がご開扉されます。
蓮池を渡る光明皇后のお姿を写した、と伝わります。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 新大宮駅

不退寺 春期寺宝特別公開

とき: 3月1日(月)~5月31日(月) 9時~16時30分

在原業平画像、伊勢物語・こけら経、多宝塔心柱など、ふだんは拝観できない寺宝が公開されます。

今春は江戸時代の弘法大師坐像が特別公開されます。

五大明王が5体そろっているのは、奈良では珍しいことだそうです。
(しかし、現在は不動明王と金剛夜叉明王が修理のため、お留守です。
春の特別公開終了後に戻ってこられる予定で、8月中旬以降に交代で大威徳明王・軍荼利明王・降三世明王が留守にされます。)

5月28日(金)の業平忌の法要は、関係者のみで行なわれます。
この日は11時から本堂へのお参りができません。
多宝塔の特別公開は、例年通り行なわれます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 新大宮駅

海龍王寺 十一面観音特別開帳(初夏)

とき: 5月1日(土)~9日(日) 9時~17時(閉門)

ご本尊の十一面観音菩薩立像(重文)と、弘法大師筆「隅寺心経」(市指定文化財)、光明皇后筆「自在王菩薩経」などの寺宝が公開されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 新大宮駅

般若寺 白鳳秘仏特別拝観

とき: 4月29日(木・祝)~5月10日(月) 9時~15時30分

秘仏の白鳳阿弥陀如来立像(重文)は、聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のために十三重石宝塔(重文)に納めたと伝わります。

その阿弥陀仏の胎内仏三尊である地蔵菩薩立像・大日如来像・十一面観世音菩薩像(すべて重文)や、十三重石宝塔に納められていた経典・舎利塔などが公開されます。

交通

JR 奈良駅西口から近鉄奈良駅経由 奈良交通バス 「般若寺」下車

  • 27、81、118系統「青山住宅行き」
  • 153、154系統「州見台八丁目行き」

西大寺参拝者ご案内企画Ⅵ お坊さんの案内で巡る「西大寺のみ仏たち」

実施日:
前半 5月1日(土)~5日(水・祝)、8日(土)、9日(日)
後半 5月16日(日)、23日(日)、30日(日)

時間: 14時~ (所要時間 1時間)

前半の7日間は、四王堂にておつとめ(勤行)の体験ののち、お坊さん(日替わりです)の解説付きで仏さまにお参りし、聚宝館にて「国宝 金銅透彫舎利塔」などを拝観します。
諸堂拝観共通券(本堂・愛染堂・四王堂・聚宝館 1000円)を購入のうえ、四王堂に集合してください。

後半の3日間は、四王堂にておつとめ(勤行)の体験ののち、お坊さん(日替わりです)の称徳天皇の創建のお話しを聞き、仏さまにお参りします。
諸堂拝観共通券(本堂・愛染堂・四王堂 800円)を購入のうえ、四王堂に集合してください。

西大寺 聚宝館特別公開

とき: 4月20日(火)~5月10日(月) 9時~16時30分

今回は奈良国立博物館から一時的に里帰りされた、鎌倉時代の彫金工芸の代表作といわれる「国宝 金銅透彫舎利塔」と、天平時代の塔本四仏坐像(重文)、平安時代の吉祥天女立像(重文)などが公開されます。

また、京都太子堂の聖徳太子二才像(重文)が特別公開されます。

西大寺参拝者ご案内企画Ⅶ
お坊さんの案内で巡る「西大寺のみ仏たち」

実施日:
6月6日(日)、13日(日)、20日(日)、27日(日)

時間: 14時~ (所要時間 1時間)

本堂にておつとめ(勤行)の体験ののち、お坊さん(日替わりです)から叡尊上人の「釈迦・文殊・弥勒信仰」と10月3日~5日に営まれる「光明真言会」のお話を聞きます。

今回は東塔跡に登壇して大礎石を拝観できます。

諸堂拝観共通券(本堂・愛染堂・四王堂 800円)を購入のうえ、本堂に集合してください。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 ・ 京都線 ・ 橿原線 大和西大寺駅

薬師寺 国宝東塔 初層特別開扉

とき: 開催中 2022年1月16日(日)まで 8時30分~16時30分(受付終了)

国宝東塔は2009年7月から解体修理に入り、2020年4月に落慶しましたが、社会情勢により落慶法要と一般公開が延期されてきました。

このほど、落慶法要は未定ですが、一般公開が行なわれることになりました。
内部に入ることはできず、基壇上からの拝観です。

特別ご朱印「釈迦如来」の授与があります。300円 書き置きのみ

同期間、他の特別拝観も合わせて行なわれます。

国宝東塔水煙 特別公開

西僧坊にて
1300年前の創建時の東塔の水煙です。
平成の解体大修理にて役目を終え、塔のてっぺんから地上に降りてきました。

食堂 特別公開

田渕俊夫画伯作の、ご本尊阿弥陀三尊浄土図を中心にした14面の壁画に荘厳された食堂(じきどう)内部が公開されます。

玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画殿特別公開

法相宗の始祖の玄奘三蔵を祀る玄奘三蔵院伽藍と、平山郁夫画伯筆の「大唐西域壁画」を祀る大唐西域壁画殿が公開されます。

西塔初層内陣 釈迦四相像 特別公開

彫刻家の中村晋也氏から奉納された西塔初層の釈迦八相のうち、お釈迦さまが悟りを開かれた後半四相が公開されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 橿原線 西ノ京駅

正暦寺 春季特別公開

とき: 4月18日(日)~5月8日(土) 9時~15時30分

ご本尊で秘仏の薬師如来倚像(重文)が、瑠璃殿でほかの寺宝とともに拝観できます。

交通

JR 奈良駅・天理駅 または 近鉄 奈良駅・天理駅からタクシー

大和郡山市の社寺の特別公開と行事

松尾寺 舎人親王像・千手観音像トルソー公開

とき: 4月1日(木)~12月25日(土) 9時~16時

松尾寺開基で、日本書紀を編纂した舎人親王の木像が公開されます。

また奈良時代の秘仏「千手観音像トルソー」も公開されます。
舎人親王がお祀りした十一面観音像ですが、火難に遭って身体の部分のみが残っています。

4月29日(木・祝)の松尾山お花祭りは中止になりました。

お花畑(バラ)は5月8日(土)~23日(日)に公開されます。
バラ園の入園時間は9時~16時です。

交通

近鉄 橿原線 大和郡山駅 または JR 大和路線 大和小泉駅から 奈良交通バス71、72系統乗車 「松尾寺口」下車

桜井市の社寺の特別公開と行事

安倍文殊院 春の寺宝展

とき: 3月1日(月)~5月31日(月) 9時~16時40分

金閣浮御堂(仲麻呂堂)霊宝館に安置されている、安倍仲麻呂公像、安倍晴明公像、ほか陰陽道に関する古文書などが公開されます。
春の寺宝展では方位災難除けの十二天御尊軸のうち「帝釈天」「伊舎那天」「火天」が展示されます。

交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 桜井駅 / 近鉄 大阪線 桜井駅

談山神社 夜桜と新緑のライトアップ

とき: 4月から5月5日(水・祝)までの金・土・日・祝・祝日の前日
時間: 17時~19時30分(受付終了)

夜間拝観できます。雨天中止です。

談山神社 春の社宝特別公開「多武峰絵図の世界」

とき: 4月1日(木)~6月30日(水) 8時30分~16時30分

談山神社の前身は、藤原鎌足の菩提寺でした。

多武峰妙楽寺の時代の絵巻や版木などを中心に、社宝が公開されます。

交通

JR 万葉まほろば線(桜井線)・ 近鉄 大阪線 桜井駅 桜井駅南口から 桜井市コミュニティバス 多武峯線 乗車 終点下車

長谷寺 本尊大観音尊像春季特別拝観・重要文化財本坊大講堂特別拝観

とき: 3月1日(月)~6月30日(水) 9時~16時
※ 特別拝観期間が延長されました。
ご本尊大観音さまは7月31日(土)まで
本坊大講堂特別拝観は7月25日(日)までです。

西国三十三所草創1300年記念の特別拝観です。

ふだん入ることのできない本堂に入り、高さ10メートルを超える大きなご本尊十一面観音菩薩立像と結縁することができます。

本坊(重文)は大正時代に作られた、和洋折衷の建物です。
ここで明和4年(1495)に被災した観音さまを復興再建するために作られた、ほぼ等身大の「設計図」本尊御影大画軸のレプリカが公開されます。
高さ1646.6cm、横幅622.6cmの、大きすぎて「掛けられない掛け軸」です。

合わせて「長谷寺縁起絵巻」全6巻(複製)全長50mも一気に公開されます。

お祭りはありませんが、今年のぼたんは例年よりも見頃が早く、きれいに花を付けているそうです。

交通

最寄り駅: 近鉄 大阪線 長谷寺駅

長谷寺門前ー室生寺間で、奈良交通の直通臨時バスが運行されます。
運行日は4月29日、5月1日~5日。
ダイヤは奈良交通のサイトをご覧ください。

橿原市の社寺の特別公開と行事

おふさ観音 秘宝「生き人形」特別公開

とき: 5月15日(土)~8月31日(火)

寺宝の初代安本亀八作「生き人形(飯田喜八郎像)」が公開されます。

6月30日(水)まではイングリッシュローズを中心とした3800種類4000株のバラが境内に咲く「バラまつり」、7月1日(木)からは境内に厄払いと暑気払いの風鈴約2500個が吊られる「風鈴まつり」が行なわれます。

なお、2021年のバラまつりはバラ苗即売会が中止になりました。

交通

最寄り駅: JR 桜井線 畝傍駅 / 近鉄 橿原線 八木西口駅

五條市の社寺の特別公開と行事

榮山寺 本尊薬師如来坐像特別開扉・八角円堂内内陣装飾画 特別拝観

とき: 4月25日(日)~5月30日(日) 9時~16時

本堂で、鎌倉時代の木造薬師如来坐像(重文)にお参りすることができます。

法隆寺の夢殿と並んで貴重な天平時代の建築である、八角円堂(国宝)の内陣も公開されます。
内陣の壁には極彩色の仏画(重文)が描かれています。

期間中、限定ご朱印「招杜羅大将」(十二神将のうち、丑を司る)と音声菩薩葉書の授与があります。500円

住職による 天平の薫 榮山寺ツアー

とき: 5月15日(土)、22日(土)、29日(土)、30日(日)
 10時~ 11時~ 13時~ 14時~ 15時~

住職の案内付きで、国宝八角円堂と寺宝を巡ります。
ある程度の人数が集まると、時間通りに催行されます。

交通

最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅

金剛寺 ぼたん園開園

とき: 4月13日(火)~ 

吉野川を借景にして100種類約1500株のぼたんの花が咲き誇ります。

ぼたんが開花すると、牡丹園が開園します。
今年は急遽、13日から開園しました。早咲きが見頃です。

花が終わると閉園します。
開花情報は公式サイトで確認してください。

今年は5月12日で閉園です。

交通

最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅

葛城市の社寺の特別公開と行事

石光寺 日本最古の石仏開帳

とき: 4月20日(火)~5月20日(木) 8時30分~17時

「天武天皇の勅願により、光る石を加工して弥勒仏を造った」との伝承通りに発掘された、日本最古の寄せ石造りの弥勒さまがご開帳されます。

ぼたん園の開園時間は9時~16時30分です。
今年は春ぼたんもアメリカシャクヤクも、例年よりも開花と見頃が早いそうです。

開花情報は公式サイトをご覧ください。

交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 二上神社口駅

當麻寺中之坊 聖徳太子1400年ご遠忌特別公開

とき: 5月14日(金)~6月20日(日) 9時~17時

鎌倉時代の「御愛太子立像(聖徳太子七才立像)」、南北朝時代の「山越阿弥陀・太子・大師」図などが特別公開される予定です。

「御愛太子(おんあいたいし)立像」はもとは法隆寺北室院に安置されていた、童形の「裸形着装像」です。
ふだん安置されている中之坊太子殿から霊宝殿に移られて、7年ぶりに公開されます。

「山越阿弥陀・太子・大師」画幅は、中将姫が感得された阿弥陀三尊に、聖徳太子と弘法大師が並んで描かれているめずらしいものです。

同じ内容で9月3日~10月11日にも特別公開される予定です。

交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 当麻寺駅

高取町の社寺の特別公開と行事

壺阪寺 壷阪観音お身拭い特別参拝・二大塔同時開扉

とき: 4月24日(土)~7月6日(火) 8時30分~17時
観音さまの特別参拝は5月10日(月)以降7月6日まで、毎週金・土・日曜日のみになります。
二大塔は毎日開扉されます。

西国三十三所草創1300年記念事業による特別拝観です。

ご本尊の十一面千手観音さまのお膝を特製浄布でぬぐって、結縁することができます。

同じ期間、明応6年(1497年)再建の三重塔(重文)と、平成14年(2002年)落慶の多宝塔が同時に初層を開扉されます。
それぞれのご本尊の秘仏大日如来坐像を拝観することができます。

交通

近鉄 吉野線 壺阪山駅から 奈良交通バス20系統「壷阪寺前行き」 終点下車

斑鳩町の社寺の特別公開と行事

法隆寺 夢殿 秘仏・救世観音菩薩立像 特別開扉

とき: 4月1日(木)~5月18日(火) 8時~17時

春と秋の年2回公開されます。
(令和3年は4月1日から公開が始まります。)

東院伽藍の夢殿は、聖徳太子の斑鳩の宮跡に建立されました。
救世観音はそのときに本尊として安置されましたが、長く秘仏として隠されていました。

法隆寺 聖徳太子1400年御聖諱記念特別展示「法隆寺の信仰と宝物」

とき: 4月1日(木)~6月30日(水) 9時~16時(受付終了)

大宝蔵殿にて、ふだんは拝観できない寺宝の一部が特別公開されます。
聖徳太子への信仰を元に法灯を繋いできた法隆寺の歩みをたどる宝物が並びます。

西院伽藍上御堂ならびに東院伽藍絵殿特別開扉

とき: 4月1日(木)~9月30日(木) 8時~16時30分

上御堂には平安時代の釈迦三尊像(国宝)と、室町時代の四天王像(重文)が安置されています。
例年11月1日~3日のみ御開扉されます。

東院伽藍の絵殿には、聖徳太子一代の事績を描いた障子絵が納められています。

奈良国立博物館と東京国立博物館にて「聖徳太子1400年遠忌記念 特別展 聖徳太子と法隆寺」が開催されます。
奈良は4月27日~6月20日 奈良のみ出陳「玉虫厨子」「夢違観音」
東京は7月13日~9月5日  東京のみ出陳「伝橘夫人念持仏厨子および阿弥陀三尊像」

交通

  • JR 大和路線 法隆寺駅から エヌシーバス 72系統「法隆寺参道行き」乗車 終点下車
  • JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス62系統「法隆寺前行き」 63系統「国道横田行き」 92系統「シャープ前行き」乗車 「法隆寺前」下車
  • 「春日大社本殿」発 近鉄奈良駅・JR 奈良駅・近鉄大和郡山駅経由 奈良交通バス98系統「法隆寺前行き」乗車 終点下車

明日香村の社寺の特別公開と行事

岡寺 本堂内々陣お扉特別開扉

とき: 4月1日(木)~6月30日(水) 8時30分~17時

西国三十三所草創1300年記念事業による特別拝観です。

塑造として日本最大級のやくよけの観音さまの脇にある扉が開かれ、間近から拝観することができます。

合わせて如来荒神像修復記念特別公開も行なわれます。

花手水「華の池~水面に浮かぶ天竺牡丹~2021」は4月29日(木・祝)から行なわれる予定でしたが、雨天が予想されるため、30日(金)からに変更されました。
もしも29日の天候が回復したら、当初の予定通りに行なわれる可能性があります。
岡寺公式SNSをご覧ください。

交通

近鉄 橿原線 橿原神宮前駅 橿原神宮前駅東口 または 近鉄 吉野線 飛鳥駅から 奈良交通バス15、16、23系統「明日香周遊バス 赤かめ」乗車 「岡寺前」下車

奈良大和四寺巡礼 春の特別参拝・疫病退散

とき: 4月1日(木)~6月30日(水) 毎日実施

不安やストレスを感じてしまいやすい社会情勢ですが、気分転換や心身の健康増進がてらに豊かな緑に囲まれた「奈良大和四寺(安倍文殊院・岡寺・長谷寺・室生寺)」へのお参りはいかがでしょうか。

すべて事前予約制。1人だけの申し込みも可能で、定員20名までの少人数です。

どのお寺も僧侶による案内付きで、ご本尊のお参りやお勤めの体験、巡礼衣にご朱印をいただいて自由参拝をするという内容です。

各寺院で販売されている「奈良大和四寺巡礼共通拝観券」(散華型の各ご本尊の写真付き 2200円)を提示すると、特別拝観料を値引きしてもらえます。

特別拝観申し込みは「奈良大和四寺巡礼特別参拝」公式サイト の専用予約フォームから

祭事や法要の変更・中止

例大祭や法要などの内容の変更・中止の情報です。

奈良市

元興寺 灌仏会
5月8日(土)
甘茶のふるまいは中止になりました。
霊山寺 薔薇会式・えとまつり
5月16日(日)
行列は中止になりました。
唐招提寺 中興忌梵網会(うちわまき)
5月19日(水)
舞楽奉納は、規模を縮小して堂内で行なわれます。
参拝者へのうちわまきは中止とし、関係者で行なわれることになりました。
「魔除けの宝扇」の抽選は中止です。
覚盛上人坐像の特別ご開帳は、中興堂の堂外から拝観できます。
薪御能
5月21日(金)~22日(土)
春日大社・興福寺にて、関係者のみで非公開で行なわれることになりました。
春日大社 若宮神社御本殿・内院 特別公開
5月23日(日)~6月6日(日)
延期になりました。

大和郡山市

矢田寺 アジサイ園開園・本堂特別拝観と閻魔堂特別開扉
アジサイの開花期(5月末から)
すべて中止になりました。

桜井市

長谷寺 春季特別寺宝展
3月1日(月)~6月30日(水)
中止になりました。
長谷寺 ぼたんまつり
4月18日(日)~5月10日(月)
中止になりました。
「鉢植えぼたんプレゼント」もありません。
18日に「ぼたん献花祭」を本堂での法要のみ行なわれます。

橿原市

御厨子観音 妙法寺 花祭り
5月第2日曜日
稚児行列は中止になりました。(募集もありません)
大般若転読法要のみ行なわれます。

天川村

天河大辨財天社 弥山神社(奥宮)大祭
5月15日(土)~16日(日)
5月の良き日を選んで、神職のみで行なわれます。
祈願の申し込みを受付中です。
天河大辨財天社 おんだ祭(お田植え)
5月30日(日)
一般の参列は不可になりました。
早乙女の募集も急遽中止になりました。

2021年5月8日奈良・特別拝観,奈良・行事と祭り

Posted by 管理人めぶき