夏越祓 2010
夏越祓とは、6月晦日に行なう大祓えのことです。
1年が半分終わった6月晦日に、元旦以降積み重なった罪や穢れを祓い、これから迎える暑い夏を無事に乗り切られるよう祈願する神事です。
平安時代、6月と12月の晦日に朱雀門にて中臣が祝詞を読んだ宮中行事から始まり、民間でも行なわれるようになりましたが、12月の方は廃れてしまいました。
境内に設けられた大きな茅の輪をくぐるのが一般的です。
また、京都ではこの日に「水無月」という和菓子を供えて食べる風習があります。
粒あんをのせた白いういろうを三角形に切ったものです。
氷菓子の食べられなかった庶民が、小豆金時に似せて作ったともいわれています。
京都と奈良で夏越祓を行なう神社を、京都は京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi、奈良は奈良県観光情報 大和路アーカイブから集めました。
京都
- 北野天満宮 御誕辰祭(ごたんしんさい)・大茅の輪(おおちのわ)くぐり
- 6月25日(金) 9時から
- この日は祭神 菅原道真公のお誕生日です。
- 京都最大級の大茅の輪が設けられ、授与所で小型の茅の輪が授与されます(先着4000体限り)
- また、6月30日にも茅の輪くぐりができます。
- 建勲神社 夏越祓
- 6月30日(水)17時30分から
- 歌を唱和しながら茅の輪をくぐります。
- 人形の授与があります。(志納)
- 白峯神宮 夏越大祓祭
- 6月30日(水)17時から
- 水無月の授与があります。(先着100名)
- 貴船神社 夏越の大祓式
- 6月30日(水)15時から
- 身代わりの人形を貴船川に流します。
- 茅の輪くぐりは25日から30日まで。
- 上賀茂神社 夏越大祓式
- 6月30日(水)
- 10時から夏越神事
- 歌を唱和しながら茅の輪をくぐります。茅の輪の横に作法の説明書きがあります。
- 20時から人形流し
- 穢れを遷した人形や“車形”をならの小川に流します。
- 吉田神社 夏越大祓式
- 6月30日(水)16時から
- 歌を唱和しながら茅の輪をくぐります。
- 参拝者には厄除け茅の輪を授与(無料)。
- 平安神宮 夏越の大祓式
- 6月30日(水)16時から
- 岡崎神社 夏越大祓
- 6月30日(水)18時から
- 25日から茅の輪くぐりができます。
- 地主神社 夏越しの大祓祭
- 6月30日(水)15時から
- 茅の輪くぐりと人形流しが行なわれます。
- 茅の輪守りが授与されます。
- 梅宮大社 夏越大祓
- 6月30日(水)18時から
- 人形を祓い清めます。
- 野宮神社 夏越祓
- 6月30日(水)14時から
- 黒木の鳥居に設けられた茅の輪くぐりは22日からできます。
- 車折神社 大祓式
- 6月30日(水)18時頃
- 茅の輪くぐりは6月1日から30日まで。
- 人形をお焚き上げします。
- 城南宮 夏越の祓え
- 6月30日(水)15時から
- 大祓の詞を唱和しながら茅の輪をくぐり、人形を禊の小川に流します。
- 25日から30日まで、茅の輪くぐりと人形流しができます。
- また、7月1日から7日までお祓いのあとで自動車の茅の輪くぐりもあります。
奈良
- 春日大社 夏越大祓式
- 6月30日(水)15時から
- 参道にある祓戸神社前に茅の輪が設けられます。
- 石上神宮 神剣渡御祭(でんでん祭)、夏越の祓
- 6月30日(水)
- 13時から石上神宮から末社の神田神社へ神剣が渡御、田植えの神事が行われます。(神剣渡御祭)
- 17時から夏越の祓、歌を唱和しながらくぐり、本殿に参拝します。
- 大和神社 夏越の大祓式
- 6月30日(水)17時から
- 歌を唱和しながら茅の輪をくぐります。
- 橿原神宮 大祓
- 6月30日(水)15時から
- 元日からの半年間の罪や穢れを祓います。
- 7月1日(木)11時から 夏越神楽祈祷奉奏
- 残り半年間の無病息災のための神楽祈祷を行ないます。
- 大神神社 大祓 みわの茅の輪神事
- 6月30日(水)15時から
- 拝殿前に設けられた茅の輪をくぐります。
- 談山神社 夏越大祓式
- 6月30日(水)15時から
- 祓戸社前にて
- 村屋神社夏越し大祓い
- 6月30日(水)15時から
- 茅の輪をくぐり、人形に罪や穢れを遷したあと、自分自身を御幣をつけた茅で祓い、初瀬川(大和川)に流します。
- 天河大弁財天社 大祓式
- 6月30日(水)14時から