京都 秋の特別公開2010 (洛北)
2010年秋の各社寺の特別展や特別公開を、洛北(北区、左京区八瀬・大原)のみでまとめました。
第46回京都非公開文化財特別公開
- 上賀茂神社
- 直会殿より本殿・権殿(国宝)参拝、庁屋(重文)、「式年遷宮展」など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 平成27年に第42回式年遷宮が行なわれます。その関連の展示があるようです。
- 大徳寺本坊
- 方丈(国宝)、玄関(国宝)、狩野探幽筆襖絵(重文)、史跡特別名勝庭園など
- 11月4日(木)から11月14日(日)まで
- 方丈は禅宗方丈建築の典型、庭園も江戸初期の枯山水庭園です。
- 真珠庵
- 方丈(重文)、長谷川等伯襖絵(重文)、曾我蛇足筆襖絵(重文)、史跡名勝庭園「七五三の庭」、通遷院(重文)など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 大徳寺塔頭
- 庭に金森宗和好みの茶室・庭玉軒があり、境内に村田珠光の墓があります。
- 聚光院
- 方丈(重文)、狩野永徳・松栄筆襖絵(複製)、茶室「閑隠の席」(重文)、名勝「百積の庭」など
- 11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで
- 大徳寺塔頭
- 方丈南の庭は千利休作庭で、閑隠の席は利休好みの三畳台目の茶席と、利休に関わりの深い塔頭です。
特別展と特別公開
- 総見院
- 10月9日(土)から12月4日(土)まで
- 大徳寺塔頭
- 豊臣秀吉が織田信長の菩提を弔うために建立した総見院を元として、各戦国武将の塔頭建立が相次ぎ、大徳寺の寺観が整いました。
- 黄梅院
- 10月9日(土)から12月5日(日)まで
- 大徳寺塔頭
- 茶室「昨夢軒」は千利休の師・武野紹鴎が作ったもので、室町時代の茶室として最古のものです。
- 芳春院
- 11月10日(水)から11月30日(火)まで(予定)
- 大徳寺塔頭
- 前田利家の夫人松子(芳春院)の建立。
- 庭園の「飽雲池」の中に立つ呑湖閣は、金閣・銀閣・飛雲閣と並ぶ「京の四閣」です。
- 大徳寺方丈 特別公開
- 11月23日(火・祝)から12月5日(日)まで
- 「第46回京都非公開文化財特別公開」の終了後、方丈と唐門のみ再公開されるようです。
- 瑠璃光院 秋の特別拝観
- 10月1日(金)から12月5日(日)まで
- 数奇屋造りの庵、瑠璃の庭、臥龍の庭、山霞路の庭、茶庵「喜鶴亭」、「八瀬のかま風呂」(日本最古の蒸し風呂)など
- 来迎院 宝物展
- 11月1日(月)から11月30日(火)まで
- 天台声明の根本道場。
- 藤原期の薬師・阿弥陀・釈迦三尊仏(重文)が安置されています。