2月11日の神社の行事 京都・奈良 令和6年版
建国記念の日とは?
2月11日は「建国記念の日」です。
明治5(1872)年、『日本書紀』で1月1日となっている神武天皇の即位の日を太陽暦に換算して「紀元節」とされ、祝日として定められました。
はじめ、紀元節は1月29日と制定されましたが、翌年に2月11日に改められました。
戦後廃止されましたが、昭和41(1966)年に「建国記念の日」と再制定されました。
このときも何月何日にするか議論され、内閣の審議会での多数決により2月11日に決定しました。
この日は「建国をしのび、国を愛する心を養う」日と定められています。
2月11日に「紀元祭」を斎行して、国の安泰と繁栄を祈念する神社が多くあります。
一般の人の参列の可否は神社ごとに違うようです。
また、この日に農耕にまつわる春の行事を行なう神社もあります。
農業は国の礎なので、豊作を予祝することは国の繁栄を祈願することとつながります。
そこで、サイトの年間行事の2月11日の欄に何かを書かれている京都と奈良の神社を、一挙に並べます。
京都
- 愛宕神社 建国記念祭
- 今宮神社 紀元祭
- 7時から
- 梅宮大社 甘酒祭
- 9時から
酒造家から奉納された酒粕を甘酒に仕立ててご神前にお供えし、酒造業の安全繁栄と参拝者が無事に冬を越せるよう祈願します。
お下がりの甘酒の振る舞いがあります。 - 上賀茂神社 紀元祭
- 10時から
- 貴船神社 紀元祭
- 10時から
- 建勲神社 紀元祭
- 護王神社 紀元祭
- 御霊神社 紀元祭
- 下鴨神社 紀元祭
- 下御霊神社 氏子餅つき祭
- 10時から
寒餅奉納、ぜんざいの無料接待あり。 - 城南宮 七草粥の日
- 七草粥接待は10時から15時30分(受付終了) 斎館にて 500円
旧正月七日の頃に神前に春の七草をお供えし、参拝者も七草粥を食して無病息災を祈願します。 - 白峯神宮 紀元祭
- 乃木神社 紀元祭
- 11時から
- 八大神社 建国記念日祭
- 10時から
氏子の代表者が参列して斎行されます。 - 平野神社 紀元祭
- 10時から
- 藤森神社 紀元祭
- 平安神宮 紀元祭
- 10時から
応天門南西側の「建国記念之碑」前で記念式典が行なわれます。 - 松尾大社 紀元祭
- 10時から
- 三宅八幡宮 建国記念祭
- 八坂神社 紀元祭
- 10時から
- 吉田神社 紀元祭
- 10時から
奈良
- 石上神宮 紀元祭
- 9時から
参列可能 - 大神神社 紀元祭
- 9時から
参列可能 - 橿原神宮 紀元祭
- 11時から
橿原神宮でもっとも重要な祭事です。
勅使(天皇陛下のご名代)参向のもとで斎行されます。
見学可能。
令和6年は、3年ぶりに参列することができます。1月20日までに橿原神宮庁奉賛部へ。 - 墨坂神社 祈年祭
- 今年の五穀豊穣を祈願します。
- 龍田大社 紀元祭遙拝式
- 8時から
- 談山神社 紀元祭
- 9時から
- 丹生川上神社上社 紀元祭
- 丹生川上神社 紀元祭
- 氷室神社 紀元祭
- 廣瀬大社 砂かけ祭
- 五穀豊穣、降雨、厄除けを祈願するお田植え祭です。
激しく砂を掛け合うため、万全の防御をして参拝して下さい。
11時から殿上の儀、14時から砂を掛け合う庭上の儀です。
砂かけののち、田植えが済むと松苗と田餅がまかれます。
松苗は玄関口に刺すと、厄除けになります。
田餅は食べると、1年間無病息災で過ごせます。 - 村屋神社 祈年祭・御田祭り(おんだまつり)
- 14時から
今年1年の五穀豊穣を祈願します。
悪疫退散も祈願され、アマビエさまの福餅まきが行なわれます。 - 吉野神宮 紀元祭