第49回 京の冬の旅

2014年12月2日京都・特別拝観

京都市観光協会が主催する「第49回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開 -秘められた京の美をたずねて-」。

期間は平成27年1月10日(土)から3月18日(水)まで。時間は10時から16時(受付終了)。
ただし、各寺院によって公開日時が異なったり、拝観休止日があったりするのでご注意下さい。
こちらの「拝観休止・変更情報、留意事項」で最新の情報をご確認下さい。

今回は「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されて20周年の記念と、本阿弥光悦が京都・鷹峯に芸術村を開き、琳派が誕生した年から400年にあたる「琳派400年記念」をテーマにしています。

同じ期間に「京の冬の旅 スタンプラリー」も開催されます。

「京の冬の旅」で公開されている社寺合計14ヶ所の中から、3ヶ所を拝観してスタンプを集めると、指定のお店でお茶とお菓子などの特典が受けられます。

ここでは、琳派にちなむ寺院と、庭園を愛でることのできる寺院のみ紹介します。

なお期間中の京都は極寒です。
靴を脱いでお寺に上がりますので、厚めの靴下を持参されることを強くおすすめします。
足の裏から冷えますよ。

平成27年の琳派400年記念にちなんで

頂妙寺
1月10日(土)から3月18日(水)まで
京の冬の旅、初公開です。
本阿弥光悦・尾形光琳と並んで琳派を創始した、俵屋宗達のゆかりの寺です。
宗達のものと伝わる墓があり、宗達筆「紙本墨画牛図」(重文)ほかの寺宝が公開されます。
伝運慶作の持国天像と多聞天像が安置されている仁王門は、現在の仁王門通の名前の由来になっています。
本法寺
1月10日(土)から3月10日(火)まで
京の冬の旅、21年ぶりの公開です。
本阿弥光悦が父の光二とともに私財を寄進して、伽藍建立に尽力した寺。
斬新な趣向の枯山水庭園「巴の庭」(名勝)は、光悦の作庭と伝わります。
光悦が数多く残した書画や什器と、長谷川等伯の絵画も公開されます。
妙顕寺
1月10日(土)から3月10日(火)まで
ただし、2月28日(土)から3月9日(月)は拝観休止
尾形光琳の墓所がある寺で、三つある庭のうち一つ「光琳曲水の庭」は、屏風絵をもとにして作庭されたといわれます。
今回は、光琳と、江戸琳派の祖・酒井抱一筆「観世音菩薩像」など琳派の絵画と、狩野山楽筆「楼閣山水図」屏風などが公開されます。

凍てつく庭園に春を探す

建仁寺塔頭 霊源院
1月10日(土)から3月18日(水)まで
京の冬の旅、初公開です。
室町時代の「五山文学」の学僧を多く輩出した寺。大徳寺の一休宗純は幼い頃、慕哲龍攀のもとで漢詩を学びました。
中巌円月坐像(重文)と、鎌倉時代の慶派仏師作の胎内仏 毘沙門天立像などの寺宝、四畳半の茶席「也足軒」や、枯山水庭園「甘露庭」が公開されます。
清水寺 成就院
1月10日(土)から3月18日(水)まで
ただし、1月15日(木)、22日(木)、23日(金)、2月22日(日)、23日(月)は拝観休止。
1月31日(土)は13時30分で受付終了します。
幕末にここの住職であった勤王僧の月照上人・信海上人のもとに、勤王の志士が集まり、密談をした寺です。
名勝庭園は相阿弥作・小堀遠州の補修とも、松永貞徳の作とも伝えられ、「月の庭」と呼ばれます。
「誰が袖手水鉢」や「蜻蛉灯籠」などがあり、五葉松や侘助椿が植えられています。
東福寺塔頭 龍吟庵
1月10日(土)から3月10日(火)まで
国宝の方丈は、室町初期に建てられた現存最古の禅宗方丈建築です。
枯山水庭園は、重森三玲の作庭。
龍安寺 仏殿・西の庭
1月10日(土)から3月9日(月)まで
3月10日(火)から18日(木)は、茶室「蔵六庵」と襖絵「群仙図」の特別公開に変更されます。
京の冬の旅、10年ぶりの公開です。
世界文化遺産の龍安寺の石庭(特別名勝・史跡)は、誰がいつ、何のために作庭したのかわからない謎に包まれた庭です。
今回は、昭和56年再建の仏殿と、昭和57年復興の「西の庭」が特別公開されます。
3月10日から公開される襖絵「群仙図」は、115年ぶりに龍安寺に戻ったもの。
妙心寺 衡梅院
1月10日(土)から3月18日(水)まで
京の冬の旅、6年ぶりの公開です。
枯山水庭園「四河一源の庭」は、妙心寺中興の祖・雪江宗深のもとに集まった4人の弟子にちなんで名づけられました。
狩野派の絵師・大岡春卜筆の水墨障壁画「龍虎羅漢図」「獅子図」などが公開されます。

Posted by 管理人めぶき