祇園祭 くじ取り式 2011
7月2日に祇園祭の「くじ取り式」が京都市役所の市議会議場で行なわれ、山鉾巡行の順番が決まりました。
今年の「山一番」(くじ取らずでいつも1番目の長刀鉾の次に巡行する山)は霰天神山に決まりました。霰天神山の山一番は8年ぶりです。
順番は以下の通りです。
先祭(さきのまつり)
- 長刀鉾 (くじ取らず)
- 霰天神山
- 孟宗山
- 芦刈山
- 函谷鉾 (くじ取らず)
- 油天神山
- 四条傘鉾
- 保昌山
- 月鉾
- 太子山
- 占出山
- 木賊山
- 鶏鉾
- 伯牙山
- 綾傘鉾
- 郭巨山
- 菊水鉾
- 白楽天山
- 山伏山
- 蟷螂山
- 放下鉾 (くじ取らず)
- 岩戸山 (くじ取らず)
- 船鉾 (くじ取らず)
後祭(あとのまつり)
- 北観音山 (くじ取らず)
- 橋弁慶山 (くじ取らず)
- 八幡山
- 鯉山
- 役行者山
- 鈴鹿山
- 黒主山
- 浄妙山
- 南観音山 (くじ取らず)
「山一番は霰天神山 祇園祭くじ取り式」 京都新聞
大船鉾は後祭(あとのまつり)のしんがりを務めていましたが、元治元(1864)年の蛤御門の変で構造部分を焼失して以来、「休み鉾」になっています。
しかし御神体神功皇后御神面や大船鉾装飾品一式は焼失を免れていて、四条町で「居祭り」をしています。
平成9(1997)年には祇園囃子が復活しました。
焼失から150年経ったのを期に、大船鉾復興のために募金を集めていらっしゃいます。