京都 秋の特別公開2020 (伏見区)
京都市伏見区の社寺の、秋の行事・特別拝観情報を掲載します。
各社寺の公式サイトと「京都観光Navi」からの情報です。
京都の社寺では2020年4月16日の「緊急事態宣言」以降、拝観の休止、業務の縮小、祭事や法要の変更など、さまざまな対応を取られてきました。
各社寺の公式サイトなどで拝観状況を確認のうえ、感染拡大防止を留意してお参りしてください。
令和2年 浄土宗寺院大公開は中止になりました
秋の恒例行事として定着した浄土宗京都教区教化団主催の「浄土宗寺院大公開」は、今年は開催中止になりました。
来年度は開催される予定です。
特別公開・特別拝観・行事
公開されている各社寺では感染防止対策をされていますが、お参りされる方もマスク着用・手洗いの励行・体調面に留意して、無理のないように行動なさって下さい。
石峰寺 若冲忌・秋の特別展示会
とき: 9月10日(木) 10時30分~
寛政年間、天明の大火(1788年)で焼け出された伊藤若冲が当地に草庵を営み、五百羅漢を作成しました。
寛政12年(1800年)9月10日に石峰寺で没し、墓所があります。
石峰寺会員ではない一般の参列者は、本堂の外で焼香をします。
掛け軸展示会は人数制限があるので、9日までに予約が必要です。
醍醐寺霊宝館 秋期特別展 「重要文化財指定記念 『描き伝えし肖像画 心から心への伝承』」
とき: 10月15日(木)~12月10日(木) 9時~16時30分(受付終了)
今年の3月、醍醐寺所蔵の肖像画のうち、醍醐寺の座主の満済准后、豊臣秀吉と親交があり五重塔や金堂の再建のための援助を得た義演准后ほか、義賢准后、義堯僧正、覚定僧正の5幅が重要文化財に指定されることになりました。
今秋はこの5幅の肖像画と関連する文書などが公開されます。
合わせて、伝快慶作「水晶宝龕入り阿弥陀如来立像」、「文殊渡海図」(国宝)など歴代の座主が伝承してきた寺宝が公開されます。
また今春会期途中で終了になってしまった浜田泰介画伯の絵画「塔と桜」なども改めて展示公開されます。
醍醐寺 秋期夜間拝観
とき: 11月13日(金)~12月6日(日) 18時~20時10分(受付終了)
太閤が果たせなかった、「紅葉狩り」はいかがですか?
林泉と呼ばれる観音堂が建つ池の一帯の紅葉や境内の紅葉が灯りに照らされます。
夜間拝観限定ご朱印があります。
夜間拝観に早め(17時45分から)に入場できる「特別事前予約拝観券」(記念品付き)と、「醍山料理 雨月茶屋」での早めの夕食プランの「特別事前予約拝観券」があります。
予約は醍醐寺のサイトから。
拝観の休止・制限をしている神社仏閣
- 城南宮
- 神苑の呈茶席を休止
- 長円寺
- 拝観停止
- 御香宮神社
- ご香水の取水が制限される可能性があります。
- 藤森神社
- お守り授与所の受付時間の変更: 9時~16時
- 伏見稲荷大社
- 授与所の開所時間の変更: 8時30分~16時30分
- 醍醐寺
- 10月15日からご朱印は従来通り下伽藍観音堂で授与。
三宝院納経所では三宝院本尊・弥勒菩薩のご朱印のみを授与に変更。
祭事や法要の変更・中止
例大祭や法要などの内容の変更・中止の情報です。
- 御香宮神社 御香宮神能
- 9月22日(火・祝)
- 御香宮神社 御香宮神幸祭
- 10月3日(土)~11日(日)
居祭として神職のみで行なわれます。
神輿・稚児などの行列、花傘総参宮や神賑行事もありません。
期間中、千姫神輿のみ公開されます。 - 伏見稲荷大社 講員大祭
- 10月10日(土)~11日(日)
- 伏見稲荷大社 講員大祭 京都中堂寺六斎会
- 10月10日(土)
- 三栖の炬火祭
- 10月中旬
- 神事のみ行なわれます。
- 城南宮 城南祭
- 10月18日(日)
神輿渡御、奉納餅まき、夜店の出店は中止になりました。 - 城南宮 曲水の宴
- 11月3日(火・祝)
神前で奉納歌の披露のみ行なわれます。(非公開) - 藤森神社 シンシン(駪駪)祭
- 11月9日(月)
騎手の参列や祭典後の催しは中止になりました。
11月7日(土)~9日(月)の3日間、恒例の特別ご朱印「左馬(ひだりうま)」の授与はあります。 - 城南宮 紅葉八景
- 11月中旬から12月初旬
「もみじのお茶席」と茶席「楽水軒」での呈茶はありません。
紅葉八景の拝観のみ可能です。
特別拝観の中止情報
中止になってしまった特別拝観です。
- 令和2年 浄土宗寺院大公開
- 10月
- 勝念寺 令和2年度 秋の宝物公開
- 10月にネット上で画像や説明が公開されます。