奈良 社寺の行事 2013年7月
7月に奈良県の社寺で行われる行事・法要などをまとめました。(7月7日の行事は除く)
「解除会」は「お寺版夏越の祓い」で、延喜元年(901)、東大寺別当の道義律師が南都七大寺に呼びかけて、六月二十八日に東大寺の講堂にて秋の初めの疫病退散の法会を修したのがはじまりです。
また、奈良では地蔵盆を新暦の7月に行なうお寺が多いです。
奈良市
- 東大寺 俊乗忌
- 7月5日(金) 俊乗堂
- 南都炎上により衰退した東大寺を再建した、俊乗坊重源上人の御忌。
法要後、11時頃から16時まで重源上人坐像(国宝)が公開されます。 - 東大寺 解除会
- 7月28日(日) 8時から 大仏殿にて
- 大仏さまに健康を祈願し、茅の輪をくぐります。
- 十輪院 地蔵盆法要
- 7月23日(火) 法要18時から19時、法話19時から20時
- 福智院 地蔵盆法要
- 7月23日(火) 17時30分から21時頃まで
- 法華寺 蓮華会式
- 7月17日(水)
- 17時30分行燈灯火 19時茅の輪くぐり
- 光月亭では茶がゆの接待があります。
- 法華寺 地蔵会
- 7月23日(火)
- 薬師寺 龍王社祭
- 7月26日(金) 14時から
- 帯解寺 帯解子安地蔵会式大法会
- 7月23日(火) 19時から岩田帯練り供養、のち理趣三昧大法要
24日(水) 19時30分から法要 - 法師を先頭にして、長さ30メートルの岩田帯を持った氏子衆、ミス奈良と、雅楽の音楽隊が練り歩き町内の安産と求子を祈願します。
- 三松禪寺 地蔵祭り
- 7月24日(水) 13時から
桜井市
- 大神神社 綱越神社例祭(おんぱら祭)
- 7月31日(水) 10時から例祭、19時30分からおんぱら祭奉納花火大会
- 大神神社の境外摂社、綱越神社では「おんぱら祭」として夏越の祓を行います。
奉納花火は県下最大級。 - 30日(火)16時30分から宵宮祭。
橿原市
- 橿原神宮 夏越神楽祈祷奉奏
- 7月1日(月)
- おふさ観音 風鈴まつり
- 7月1日(月)から8月31日(土) 7時から16時30分まで
- 古来、夏におふさ観音へ厄払いのお参りをするという風習がありました。
お参りの方々に涼を感じてもらうために境内いっぱいに風鈴を吊ったのが始まりです。 - 2500を越える風鈴がぶら下がり、日本各地の風鈴の展示即売会も催されます。
- おふさ観音 夜まつり
- 7月17日(水) 18時から21時まで
- 風鈴まつりにランプが灯ります。
- 19時から厄払い、病封じの加持が受けられます。
宇陀市
- 室生寺 金堂諸仏 国宝 釈迦如来像・十一面観音像 特別拝観
- 7月13日(土)から8月31日(土) 9時から16時まで
御所市
- 高鴨神社 献燈祭(神楽奉納)
- 7月20日(土)
斑鳩町
- 法隆寺 東院地蔵会
- 7月24日(水)
平群町
- 信貴山 朝護孫子寺 毘沙門天王秘仏御開扉
- 7月1日(月)から5日(土) 9時から16時まで 本堂
- 信貴山 朝護孫子寺 毘沙門天王御出現大祭
- 7月3日(水) 3時から 本堂
- 聖徳太子は物部守屋に戦勝したことにより、加護してくれた毘沙門天王の姿を刻んで当山に納めました。
- 毘沙門天王に百味のお供えをし、徹夜詣りが行われます。
吉野町
- 如意輪寺 施餓鬼会法要
- 7月15日(月・祝)
天川村
- 天河神社 夏の例大祭
- 7月17日(水) 10時から16時頃まで本殿開帳
- 弁財天さまが弥山から降臨されたとされる日に行われます。
神仏習合で行われ、聖護院門前の大護摩供が厳修されます。
観世流 片山九郎右衛門氏の能「花月」の奉納、その他ご詠歌や舞踊の奉納が行われます。