奈良で花見

2005年4月9日奈良・仏閣, 奈良・行事と祭り

花祭り

写真 馬酔木と椿でびっしり彩られた東大寺の花御堂

4月8日はお釈迦さまの誕生日とされ、そのお祝いの法会を「花祭り(はなまつり)」、「降誕会(ごうたんえ)」「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」などと呼びます。

花見がてら、東大寺興福寺の花祭りに行って来ました。

東大寺

東大寺では大仏殿の入り口前に、花御堂(木の葉や花で覆われた屋根付きのワゴンみたいなもので、中に右手を上にあげた小さな誕生仏が安置されている)が置かれていました。

この誕生仏は甘茶で満たされた桶の中にあり、参拝者はその甘茶を柄杓ですくってかけます。

数年前に行ったとき、花御堂前には長い行列ができていました。
列に並んで花御堂に近づくにつれ、くしゃみをする人が前から順番に増え始めました。
私もしっかりと、くしゃみのウエーブに乗ってしまいました。
近づいてからよく見ると、花御堂には杉が花ごと飾られていました。
みごとなアレルギーの即時性反応。

今年は、行列もなくくしゃみもすることなく、すぐに誕生仏にお参りすることができました。
花飾りは杉の葉と、椿の花と葉、馬酔木の花と葉でした。
杉の花には申し訳ないけど、なくてよかったです。

花御堂横で甘茶をいただきました。

自然のものなのに、砂糖よりも甘いような気がします。
花粉症でおなじみの甜茶と同じものだと思っていましたが、甘茶はユキノシタ科、甜茶はバラ科で、まったく違うものらしいです。

甘茶(アマチャ)」 季節の花 300

さすが東大寺では外国からの観光客が多く、参道を歩いていると日本語よりも外国語の方が多く聞かれました。

鹿は、鹿せんべい販売所のそばでスタンバイしています。
みな夏毛の生え変わり時期らしくちょっとボロボロな雰囲気でした。

興福寺

写真 ラン、カーネーション、ヒヤシンスなどで飾られた興福寺の花御堂

興福寺では、西国三十三所第9番札所となっている南円堂の前に花御堂が置かれていました。
杉に、花屋の店頭のような華やかな花があしらわれていました。

誕生仏は、東大寺よりもスマートで面長です。
こちらもすぐにお参りできました。

猿沢池から三条通

どこもかしこも桜が満開ですが、南円堂から階段を降りたところにある猿沢池のほとりでは、新芽をつけた柳が花を咲かせていました。

帰りに、猿沢池から近鉄奈良駅の方へ歩いて左手にある、中谷堂さんでよもぎ餅を買って帰りました。
テレ東系で放映されていた「TVチャンピオン」で優勝して全国規模で有名になった店です。
あいかわらず、大将はお元気でした。

華やかな、奈良の春の1日でした。

(甘茶 リンク変更しました 2013.10.12 )

Posted by 管理人めぶき