京都 秋の特別公開2019 (伏見区)
京都市伏見区の2019年秋(11月15日以降)の、各社寺の特別展や特別公開をまとめました。
主に各社寺の公式サイトからの情報です。
京都市内の市バス・京都バス・JRバス・京阪バスは観光地を網羅していて、とても移動するのに便利です。
しかし、近頃はバスの中や道路が大変混雑していて、予定どおりの行動が少し難しくなっています。
この記事では、各社寺の最寄りの鉄道駅もご紹介します。
まだ間に合う! 伏見区の社寺の行事・特別拝観
秋の特別公開も後半に入り、紅葉の色づきが本格化してきました。
城南宮 令和元年度 特別呈茶席 「もみじのお茶席」
とき: 11月25日(月)~12月12日(木) 9時~16時(受付終了)
神苑で紅葉を見ながらお抹茶をいただくことができます。
(300円 神苑拝観料は別途)
昨年の紅葉の見頃は、平安の庭は11月29日~12月8日、室町の庭は11月29日~12月11日でした。
最寄り駅: 近鉄 京都線 ・ 地下鉄 烏丸線 竹田駅
藤森神社 駪駪(シンシン)祭
とき: 11月18日(月) 12時(午の刻)
藤森神社は菖蒲(勝負)の神さま、勝ち運と馬の神さまとしても信仰されています。
毎年11月第2か第3月曜日に、日本中央競馬会(JRA)の関西所属の馬主・調教師・騎手や競馬ファンが参列して、人馬の無事と勝利を祈願します。
今年は新人ジョッキーの岩田望来騎手と団野大成騎手が参列する予定です。
11月16日(土)~18日(月)の3日間、特別ご朱印「左馬(ひだりうま)」が授与されます。
「馬」の字を左右反転させて書いたもので、幸運を招くといわれます。
最寄り駅: 京阪 京阪本線 墨染駅 ・ 藤森駅 / JR 奈良線 JR藤森駅
醍醐寺
醍醐寺霊宝館 秋期特別展「悠久の祈り 醍醐寺の至宝」
とき: 10月15日(火)~12月10日(火) 9時~16時30分(受付終了)
ただし、12月3日以降は16時受付終了
「醍醐寺展」が2016年に上海美術館と陜西歴史博物館、2018年~19年にサントリー美術館と九州国立博物館で行なわれました。
これらの展覧会でとくに好評だった寺宝が、醍醐寺霊宝館で展示公開されます。
鎌倉時代の「文殊渡海図」(国宝)、俵屋宗達筆「扇面散図」(重文)、快慶作「不動明王坐像」(重文)など、平安時代から醍醐寺に伝わる品々です。
醍醐寺三宝院 特別拝観
とき: 10月15日(火)~12月1日(日) 9時~15時30分(受付終了)
三宝院のふだんは非公開箇所の、本堂(弥勒堂)・純浄観・奥宸殿にお参りできます。
本堂(弥勒堂)(重文)には、三宝院のご本尊の快慶作弥勒菩薩が安置されています。
純浄観(重文)は、豊臣秀吉が槍山での花見をしたさいの建物を移築したものとされます。
奥宸殿(重文)の棚は「醍醐棚」と呼ばれ、修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」とともに「天下の三大名棚」と称されます。
秋期夜間拝観
とき: 11月15日(金)~12月1日(日) 18時~20時10分(受付終了)
太閤が果たせなかった、「紅葉狩り」はいかがですか?
下伽藍の境内と紅葉が灯りに照らされ、国宝の金堂と五重塔、林泉、無量寿苑に拝観できます。
予約は不要です。拝観料1000円
17時45分から早めに入場できる「特別事前予約拝観券(記念品付き)」(1300円)があります。
前日までに予約が必要です。申し込みは醍醐寺のサイトから。
11月22日(金)に桃山音楽隊MOMONGAの奉納コンサート、30日(土)に醍醐寺の声明公演「御詠歌の夕べ」が行なわれます。
最寄り駅: 地下鉄 東西線 醍醐駅