奈良 特別拝観と行事 2019年5月

奈良・特別拝観,奈良・行事と祭り

新緑の5月(7日~31日)に、奈良の神社と寺院で行われる行事・特別拝観などをまとめました。

ツツジ、シャクヤクなどと新緑のコントラストが美しい季節になりました。

奈良にはバラを楽しむことができるお寺が多数あります。

目次

奈良市の社寺の特別公開と行事

春日大社 薪御能・呪師走りの儀

とき: 5月17日(金) 11時~ 舞殿にて

能楽のもっとも古い呪師芸能の姿が伝わる儀式です。

大和猿楽四座(現在の金春・金剛・観世・宝生各流派)は、興福寺の庇護によって発展しました。

各流派は、薪御能とおん祭りには必ず参勤していました。

春日大社 薪御能・御社上りの儀

とき: 5月18日(土) 11時~ 若宮神社拝舎にて

興福寺の薪御能に際し、春日若宮神社に奉納されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

璉珹寺 特別拝観

とき: 5月31日(金)まで 9時~17時

光明皇后がモデルとされるご本尊の阿弥陀如来立像や、脇侍の木造観音菩薩立像(重文)と木造勢至菩薩立像(重文)が公開されています。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅 / JR 万葉まほろば線(桜井線) 京終駅

元興寺 「元興寺地蔵会行燈絵」名品展

とき: 6月30日(日)まで 9時~17時

元興寺では、毎年8月23日・24日に地蔵会が行なわれます。

これまで奉納された極楽堂を荘厳する行燈絵の中から、選りすぐられた絵が約100点展示されています。

交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 京終駅 / 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

法華寺 国史跡名勝庭園特別公開

とき: 6月10日(日)まで 9時~16時30分(受付終了)

名勝庭園の公開は、毎年春のカキツバタの花の頃のみです。

5月1日頃、カキツバタが咲き始めました。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 新大宮駅

海龍王寺 春季特別公開 十一面観音特別開帳

とき: 5月9日(木)まで 9時~17時
ただし、5月9日は午前中のみの公開です。

ご本尊の十一面観音菩薩立像(重文)と、弘法大師筆「隅寺心経」(市指定文化財)、光明皇后筆「自在王菩薩経」が公開されています。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 新大宮駅

不退寺 春期寺宝特別公開

とき: 5月31日(金)まで 9時~17時

在原業平画像、伊勢物語・こけら経、多宝塔心柱など、ふだんは拝観できない寺宝が公開されます。

五大明王が5体そろっているのは、奈良では珍しいことだそうです。

5月28日(火) 業平忌法要 11時~
多宝塔が特別開扉されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 新大宮駅

般若寺 白鳳秘仏特別公開

とき: 5月10日(金)まで 9時~16時

十三重石宝塔(重文)の軸石から発見された、阿弥陀如来立像(重文)とその胎内仏三尊(重文)などが公開されます。

なお、境内は秋のコスモスのための整備中につき、足元がたいへん悪いそうです。
お気を付けください。

交通

JR 奈良駅西口発 奈良交通バス

  • 27、81、118系統「青山住宅行き」
  • 153、154系統「州見台八丁目行き」

近鉄奈良駅経由 「般若寺」下車

霊山寺 ばらFesta

とき: 4月28日(日)~6月9日(日)
バラ園開園: 8時~17時

バラが開花しまので、ティーテラス「プリエール」が開店しました。
(営業時間: 10時~16時)

メニューはローズティー、ばらのアイスクリームなどバラづくし。

バラ園は人生の輪廻をテーマにしていて、200種類2000株が植えられています。

敬宮愛子内親王のご生誕を祝して名付けられた、淡いピンク色の「プリンセス・アイコ」もあります。

バラの土産物、苗の販売もあります。

あわせて、春薔薇期間限定ご朱印の授与も始まりました。

霊山寺 春日厨子特別開扉 薬師三尊像御開扉

とき: 5月19日(日)

本堂内陣に安置されている春日厨子(重文)を開扉し、秘仏とされている薬師三尊像が特別公開されます。

明治時代までは20年に1度しか開扉されませんでした。

霊山寺 薔薇会式・えと祭り

とき: 5月19日(日) 13時~15時

ご本尊の薬師如来と八体仏にバラの花を供え、平和への感謝と人々の健康・多幸を祈ります。

鼓笛隊を先頭に、十二支の面を付けた装束隊、お稚児さん、僧侶らが境内を練り歩きます。

交通

近鉄 富雄駅発 奈良交通バス 50系統「若草台行き」 「霊山寺」下車

西大寺 聚宝館特別公開

とき: 5月10日(金)まで 9時~16時30分

金銅宝塔(国宝)、大神宮御正体(重文)、吉祥天女立像(重文)、行基菩薩坐像(重文)などが公開されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 ・ 京都線 ・ 橿原線 大和西大寺駅

喜光寺 四天王像 さとがえり公開

とき: 5月2日(木)~9月2日(月) 9時~16時30分

奈良大学が、所有する木造四天王像を解体修理・補作していたところ、「行基大菩薩御作 菅原寺」の銘文が見つかり、菅原寺(喜光寺)に安置されていた仏像であることがわかりました。

このたび、明治の廃仏毀釈の嵐を乗り越えて150年ぶりにそろった四天王像が、喜光寺に里帰りして公開されています。

交通

最寄り駅: 近鉄 橿原線 尼ヶ辻駅

唐招提寺 中興忌梵網会(うちわまき)

とき: 5月19日(日) 13時~

鎌倉時代の中興である覚盛上人の、示寂770年の御遠忌です。

13時から14時に中興忌梵網会の法要と舞楽の奉納が行なわれます。
15時から鼓楼にてうちわまきが行なわれます。

この日は覚盛上人坐像(重文)が特別開帳されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 橿原線 西ノ京駅

正暦寺 春季特別公開

とき: 5月8日(水)まで 9時~17時

秘仏の薬師如来倚像(重文)が、瑠璃殿でほかの仏像などと一緒に拝観できます。

交通

JR 奈良駅・天理駅 または 近鉄 奈良駅・天理駅からタクシー

大和郡山市の寺院の特別公開

松尾寺 日本書紀編纂 松尾寺創建 日本唯一の舎人親王像 公開

とき: 11月30日(木)まで 9時~16時

天武天皇の皇子の舎人親王が、国運隆昌・国体安穏を祈願するために松尾寺を建立しました。

松尾寺 お花畑(バラ)一般公開

とき: 5月26日(日)まで 9時~16時

お花畑のバラは、昭和の大修理を機に植えられました。

世界各国のいろとりどりのバラが咲きます。

5月中旬からは境内の群生サツキも開花します。

交通

近鉄 橿原線 大和郡山駅 または JR 大和路線 大和小泉駅から 奈良交通バス71、72、73系統 「松尾寺口」下車

桜井市の社寺の特別公開と行事

安倍文殊院 秘仏十二天特別御開帳

とき: 5月31日(金)まで

秘仏十二天軸のご開帳は、春の弁天大祭のみ全軸がそろいます。

今年は令和改元を記念して、5月31日まで公開期間が延長されました。

あわせて、5月31日まで春の寺宝展開催中。

厄除け七まいりのあと、安倍仲麻呂公像と安倍晴明公像が祀られている金閣浮御堂の内陣に参拝できます。

交通

最寄り駅: JR 万葉まほろば線(桜井線) 桜井駅 / 近鉄 大阪線 桜井駅

談山神社 春の社宝特別公開「描かれた談山神社」

とき: 5月31日(金)まで 8時30分~17時

談山神社の前身は、藤原鎌足公の菩提寺でした。

神仏習合だった名残の社宝が公開されます。

交通

JR 万葉まほろば線(桜井線)・ 近鉄 大阪線 桜井駅南口から 桜井市コミュニティバス 多武峯線 終点下車

長谷寺 西国三十三所草創1300年記念特別拝観

とき: 6月30日(日)まで 9時~16時
場所: 本堂(国宝)

西国第八番札所の長谷寺では、今年は6月30日(日)まで大観音春季特別拝観・春季特別寺宝展が行なわれています。

ふだん入ることのできない本堂に入り、高さ10メートルを超える大きなご本尊十一面観音菩薩立像と結縁することができます。

長谷寺に伝わる寺宝も公開されます。

中国南宋時代の宗版一切経(重文)、江戸時代の本堂棟札・平瓦(重文)など。

長谷寺 春季特別寺宝展

とき: 6月30日(日)まで
場所: 宗宝蔵

長谷寺開創道明上人が建立したとされる、銅板法華説相図(国宝)が奈良国立博物館から里帰りして公開されます。

7世紀末の作とされ、法華経の見宝塔品のシーンが表わされています。

日本で最古の金剛力士や仁王が描かれています。

長谷寺 ぼたんまつり

とき: 5月12日(日)まで

長谷寺と言えば、登廊沿いのぼたんが美しいことで有名です。

境内で合わせて約150種7000株が植えられています。

期間中、抽選で100名に鉢植えのぼたんがプレゼントされます。

交通

最寄り駅: 近鉄 大阪線 長谷寺駅

法起院 春の長谷庚申・秘仏青面金剛像御開帳

とき: 5月22日(水)~26日(日) 8時30分~17時

長谷寺を建立した徳道上人が、晩年過ごしたお寺です。

境内にある庚申堂が開扉され、青面金剛像にお参りできます。

病魔を退け、健康長寿のご利益があります。

交通

最寄り駅: 近鉄 大阪線 長谷寺駅

橿原市の寺院の特別公開

おふさ観音 春のバラまつり

とき: 5月15日(水)~6月30日(日) 8時~16時30分

境内に約3800種類4000株のバラが植えられています。

おふさ観音のバラの特色は、種類が多いことです。
平成7(1995)年から少しずつ、副住職が中心になって増やしていったそうです。

8月31日(土)まで本堂にて、「秘宝『生き人形』特別公開」が行なわれます。

交通

最寄り駅: JR 桜井線 畝傍駅 / 近鉄 橿原線 八木西口駅

五條市の寺院の特別公開

榮山寺 本尊・薬師如来坐像特別開扉

とき: 5月26日(日)まで 9時~17時

八角円堂(国宝)は法隆寺の夢殿と並ぶ、天平建築の貴重な遺構です。

交通

最寄り駅: JR 和歌山線 五条駅

葛城市の寺院の特別公開

石光寺 日本最古の石仏開帳

とき: 5月20日(月)まで

「天武天皇の勅願により、光る石を加工して弥勒仏を造った」との伝承通り、発掘された日本最古の寄せ石造りの弥勒さまです。

春ぼたんの花は終わり、現在は100種500株のシャクヤクが見頃です。

5月20日まで弥勒堂開帳限定ご朱印、25日まで「阿弥陀如来とシャクヤク」のご朱印が授与されます。

交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 二上神社口駅

當麻寺中之坊 中将姫さまの肖像画と写経の展示

とき: 5月19日(日)まで 9時~17時

東京日本橋の「奈良まほろば館」にて、5月12日(日)まで中将姫の真筆と伝わる「称讃浄土経」と、日本最古の女性単独の肖像画である「中将姫廿九才像」(鎌倉時代)のレプリカが展示されています。

これにあわせて、中之坊では5月19日まで延長して、写経と中将姫さまの肖像画の本物が公開されています。

交通

最寄り駅: 近鉄 南大阪線 当麻寺駅

宇陀市の寺院の特別拝観

室生寺 金堂諸仏 国宝 釈迦如来像・十一面観音像 特別拝観

とき: 5月12日(日)まで 9時~15時

ふだんは入ることのできない金堂の外陣から、国宝の釈迦如来立像(平安時代作)や十一面観音菩薩立像(平安時代作)をはじめとした、いずれも重要文化財の美仏さま方に拝観できます。

現在建設中の寶物殿が完成すると、十一面観音菩薩立像、地蔵菩薩立像、十二神将の数体が移動されるそうです。

室生寺のオールスターそろい踏みは、この公開で最後になります。

しゃくなげまつりも行なわれています。

交通

近鉄 大阪線 室生口大野駅から 奈良交通バス 43系統「室生寺行き」 終点下車

御所市の寺院の特別拝観

船宿寺 掛け軸の仏さま出開帳

とき: 5月15日(水)まで

秘仏のご本尊の扉の前に、2体の掛け軸の仏さまが出開帳されます。

ちょうど境内のサツキやツツジが見頃です。

交通

近鉄 御所線 近鉄御所駅から 奈良交通バス

  • 60、66、70系統「五條バスセンター行き」
  • 301系統「新宮駅行き」

「船路」下車

高取町の寺院の特別拝観

壷阪寺 西国三十三所草創1300年記念特別拝観

とき: 6月30日(日)まで

西国第六番札所の壷阪寺では、令和改元を祝して、ご本尊の十一面千手観音菩薩坐像が特別開帳されています。

観音さまを特製の布でぬぐい、結縁することができます。

交通

近鉄 吉野線 壺阪山駅から 奈良交通バス20系統「壷阪寺前行き」 終点下車

斑鳩町の寺院の特別拝観

法隆寺 平成31年度春季法隆寺秘宝展

とき: 5月31日(金)まで 9時~16時(受付終了)
場所:大宝蔵殿

ふだん拝観できない寺宝が、春と秋の年2回公開されます。

飛鳥時代白鳳期から江戸時代までの重要文化財の仏像や絵画とともに、平成20年の「平成の玉虫厨子」や平成18年の「毘沙門天・吉祥天像 復原」も出展されています。

法隆寺 夢殿 秘仏・救世観音菩薩立像 特別開扉

とき: 5月18日(土)まで 8時~17時
場所:東院伽藍 夢殿

春と秋の年2回公開されます。

夢殿は聖徳太子の斑鳩の宮跡に建立されました。
救世観音はそのときに本尊として安置されましたが、長く秘仏として隠されていました。

交通

  • JR 大和路線 法隆寺駅から 奈良交通バス 72系統「法隆寺参道行き」 終点下車
  • JR 大和路線・和歌山線・近鉄 生駒線 王寺駅 王寺駅北口から 奈良交通バス62、63、92系統「法隆寺前行き」 終点下車
  • 近鉄 橿原線 筒井駅から 奈良交通バス 63、92系統「王寺駅行き」 「法隆寺前」下車
  • 近鉄 橿原線 近鉄郡山駅から 奈良交通バス 50、51、98系統「法隆寺前行き」 終点下車

明日香村の寺院の特別拝観

岡寺 西国三十三所草創1300年記念特別拝観

とき: 6月30日(日)まで 8時~17時

西国第七番札所の岡寺では、本堂内々陣お扉特別開扉として、ご本尊如意輪観音坐像(重文)と脇侍の不動明王像・愛染明王像に、間近から参拝することができます。

如意輪観音といえば六臂(手が6本)なのですが、岡寺の観音さまは非常に珍しい二臂(手が2本)のお姿です。

交通

近鉄 橿原線 橿原神宮前駅 橿原神宮前駅東口 または 近鉄 吉野線 飛鳥駅から 奈良交通バス15、16、23系統「明日香周遊バス 赤かめ」乗車 「岡寺前」下車

天川村の神社のお祭り

天河大辨財天社 おんだ祭(お田植え祭)

とき: 5月26日(日) 10時~

神社裏の神田で、早乙女が田植えの装束で苗を植えます。

田植えのさなかに、あぜ道で豊作を祈念して龍舞や獅子舞が行なわれます。

交通

近鉄 吉野線 下市口駅から 奈良交通バス7系統「中庵住行き」 「天河大弁財天社」下車

2019年5月8日奈良・特別拝観,奈良・行事と祭り

Posted by 管理人めぶき