老舗の心意気で2021年版も販売しています! 京都手帖2021

京都・その他

光村推古書院の「もっと京都が好きになる」京都手帖2021は、発刊15周年を迎えました。

今年も通常版と京都限定版が発売されています。
上の画像はAmazonから購入できる通常版です。

京都限定版は、京都府下の書店か、今年も表紙やマンスリー欄などの装飾を担当されている木版画の竹笹堂さんのオンラインショップから購入できます。

15周年を迎えた京都の手帳では老舗の「京都手帖」。

光村推古書院の京都手帖2021の表紙の写真
(上の画像はB6のコクヨCampusノートとの大きさ比較です)

2020年版は紙が薄くなり軽量化しフチが丸くなったという大変更がありましたが、2021年版ではそれを踏襲しています。
そういえば価格が、2020年版から300円値上げしてました。1500円+税です。

光村推古書院の京都手帖2021のマンスリー欄の写真

マンスリー欄は手を加える余地なし。もう何年も変更されていません。これで完成形ですね。
紙が薄いのでコラムの写真が裏抜けしています。

メモ欄が5ミリ方眼になって、全53ページに増えました!
去年は3ミリ方眼で全49ページでした。どこのページが減ったんでしょう……?

大きな変更点といえば、地図の色合いが2020年に続いて2021年もまた変わりました。
なんかオレンジがきつくて建物の文字が見づらいような……(個人的な問題?)

光村推古書院の京都手帖2019、京都手帖2020、京都手帖2021の地図の比較写真

上の画像は2019年版(緑)、2020年版(グレー)、2021年版(オレンジ)の岡崎・蹴上の「観光MAP」を並べたものです。
2019年版が一番見やすいなあ……(個人の感想です)

光村推古書院の京都手帖2021のデイリー欄の写真

個人的に毎年気にしている8月16日の記入スペースは、今年も1センチです。

「京都手帖2021」に掲載の行事予定・社寺・文化施設データなどは2020年6月現在のものだそうです。

5月21日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「緊急事態宣言」が解除されたので、徐々に社寺の拝観再開や各店舗が営業再開した時期ですね。

そのためか、内容は買い物や街歩きの情報が減りました。

逆に、社寺関連が増えています。
都七福神めぐり、ご朱印帳、夏越の祓、観月会など。
少しひねって藤の花のみどころ情報、銀杏の見どころ情報もあります。

社寺の行事や特別拝観情報は、例年と変わらず掲載されています。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため「中止」「休止」になる行事が多いですが、一般の人の参拝や見学を断わっても最小限必要な法要や神事は、僧侶や神職らによって滞りなく営まれています。

営まれるのだからいつもと変わらず載せる、という老舗の心意気を感じます。

2020年10月16日京都・その他

Posted by 管理人めぶき