「京ごよみ手帳2021」は残念ながら休刊です

京都・その他

「京」の文字に舞妓さんのかんざしが付いている、京ごよみ手帳のマスコットのイラスト

毎年、ディープな読み物として「京都旅屋」代表の吉村晋弥さん監修の「京ごよみ手帳」の発行を楽しみにしているのですが……

「京ごよみ手帳」が2021年版のみ休刊になると、宮帯出版社さんが発表されました。

『京ごよみ手帳2021』休刊のお知らせ

 例年、弊社より発行しております『京ごよみ手帳』ですが、新型コロナウィルス感染予防のため諸行事が中止・縮小され、行事予定等が確定しづらい状況になっております。この状況を踏まえまして、2021年版に限り休刊とさせていただきます。

宮帯出版社編集部から引用

新型コロナウイルス感染症の影響っていつまで続くんでしょう。

私は京都と奈良の特別拝観情報をこのサイトに書きながら、いつまで「変更」「中止」と書くのだろうと思っています。

でもサイトだから、開催予定と発表されていた行事の中止決定が発表されたら、取り消し線で消したり「中止」の項目に移動させたら済みます。

出版物はそうはいきませんよね。

不正確な内容を出版するわけにはいかないし、中止発表のつど正誤表を配るわけにもいかない。
始めから行事をすべて削除して出版したら、「京ごよみ手帳」ではなくなってしまいます。

現在の社会情勢では、京都旅屋さんが取材をするのも制約が多いことでしょう。

今年は残念ですが、ご英断を支持します。
来年はきっと、いつものような楽しい「365日の京都ガイド」が発行されますように。

2020年10月10日京都・その他

Posted by 管理人めぶき