近うて遠きもの (感想)

枕草子・訳と感想

近いようでいて、遠く感じられるものが並べられています。

ひとつめは、角川文庫版『枕草子―付現代語訳 (下巻)』には「宮咩祭」と解釈されています。
宮咩祭とは、平安時代に行われた正月と12月の初午の日に高皇産霊尊以下六柱の神々を祀って、除災招福を祈願した祭だそうです。
宮中祭祀のようですが、貴族の邸宅でもお祀りしていたようです。

「正月と12月の初午の日」とは、たとえば2013年12月は6日が「初午」で、翌2014年1月は11日が「初午」です。
葵祭のような年に1度しかないお祭りと違って宮咩祭は2ヶ月連続だけど、間隔が1ヶ月強ほど開いてるので「近くて遠い」のでしょう。

12月31日と1月1日の間なんて宮咩祭と比べたらもっと近いようなものですが、年が改まってしまうのでやはり遠く感じられますね。

Posted by 管理人めぶき