素麺、2019年は「高値」
2月5日に、三輪そうめんの今年の初取引の卸値を神前占いで決める、大神神社の伝統神事「卜定祭」が行なわれました。
卜定祭はまず、業界の発展の祈願から始まります。
次に神職が「高値」「中値」「安値」と書かれた紙玉約20枚の中から、麻の束が引き寄せられた紙をご神意として選び出します。
その結果、今年は「高値」が選ばれ、標準銘柄の「誉」が1箱(18キロ)1万1000円と決まりました。
引き続き、拝殿前で三輪素麺掛唄保存会により素麺作りの所作を表わす踊りが奉納されました。
昨年よりも100円高くなりました。
今年の冬は天候が安定しているので、いいそうめんができているそうです。
ちょっと高いけど、今年もおいしいそうめんを食べて、暑さを乗り切れと三輪の神さまが配慮してくださったのでしょう。