京都 秋の特別公開2019 (南区)
京都市南区の2019年秋(11月15日以降)の、寺院の特別展や特別公開をまとめました。
今年は紅葉の色づきのスピードが1週間くらい遅いそうです。まだまだこれからも楽しめますよ。
おもに寺院の公式サイトと、「京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi」からの情報です。
京都市内の市バス・京都バス・JRバス・京阪バスは観光地を網羅していて、とても移動するのに便利です。
しかし、近頃はバスの中や道路が大変混雑していて、予定どおりの行動が難しくなっています。
この記事では、寺院の最寄りの鉄道駅もご紹介します。
東寺 2019秋期特別公開
宝物館 「東寺御影堂と弘法大師信仰 ー祈りの美ー」
とき: 9月20日(金)~11月25日(月) 9時~16時30分(受付終了)
今年の秋は、東寺に伝わる寺宝の中から御影堂に伝わる宝物が公開されます。
御影堂は弘法大師の住房と伝わり、南北朝時代以降仏像や経典などの宝物が寄進され、弘法大師遠忌の大法要も行なわれるようになりました。
縁取りの線がお経の文字で描かれている高麗時代の「金銀字法華経宝塔図」(重要美術品)、南北朝時代の「東寺御影堂牛王宝印版木」(重文)などが公開されます。
国宝 観智院「密教教学の中心となった子院」公開
通年公開されています。 9時~16時30分(受付終了)
観智院は後宇多法皇の勅願により建立されました。
客殿(国宝)は、桃山時代の書院造で、上段の間に宮本武蔵筆「鷲の図」「竹林の図」があります。
国宝 五重塔 初層の特別公開
とき: 10月26日(土)~12月8日(日) 8時~16時30分(受付終了)
京都古文化保存協会による「奉祝天皇陛下御即位 令和元年度 第55回京都非公開文化財特別公開」の終了後も、引き続き公開されます。
講堂 「立体曼荼羅世界に入る」
とき: 10月26日(土)~12月8日(日)
8時~16時30分(受付終了)・18時30分~21時(受付終了)
京都古文化保存協会による「奉祝天皇陛下御即位 令和元年度 第55回京都非公開文化財特別公開」の終了後も、引き続き公開されます。
須弥壇北面が特別公開され、立体曼荼羅を360度見渡すことができます。
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観
とき: 10月26日(土)~12月8日(日) 18時30分~21時(受付終了)
境内の紅葉のライトアップと、金堂・講堂に夜間もお参りできます。
金堂のご本尊は薬師三尊。台座に十二神将を配しているのは、奈良時代の様式だそうです。
1486年に焼失後、関ヶ原の合戦のあとに昔のままの様式で復興されました。
最寄り駅: 近鉄 京都線 東寺駅