京都　秋の特別公開2015（東山区）

2019年7月10日京都･特別拝観

東山区の2015年秋の各寺院の特別展や特別公開をまとめました。

第51回京都非公開文化財特別公開

三十三間堂本坊　妙法院

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

庫裏（国宝）、大書院（重文）および庭園、普賢菩薩騎象像（重文）、宸殿（歴代皇室位牌殿）、龍華蔵（宝物庫）などが公開されます。

三十三間堂は常時拝観できますが、妙法院は普段は非公開です。

泉涌寺別院　雲龍院

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

本堂（重文）、土佐光信筆「後円融院宸影」（重文）、毘沙門天立像など。

18年ぶりの参加です。

後光厳天皇の建立。江戸時代に皇室の写経道場として再興しました。

泉涌寺塔頭　即成院

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

阿弥陀如来および二十五菩薩坐像（重文）、与一堂（那須与一の墓）などが公開されます。

18年ぶりの参加です。

阿弥陀如来は平安時代の仏師 定朝とその弟子たちによって作られました。

屋島の合戦にて扇の的を射た弓の名手、那須与一はここの阿弥陀さまを信仰し、武運を得ました。

知恩院　三門

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

三門（国宝）二層内部、狩野探幽はじめ狩野派筆天井画、釈迦牟尼坐像（重文）、十六羅漢像（重文）など。

三門は徳川秀忠の命によって建立され、上層部が仏堂になっています。

内部は極彩色の天女や飛龍などによって彩られ、「知恩院の七不思議」のひとつの「白木の棺」があります。

得浄明院

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

本堂、戒壇廻り、御絵伝、大名出世双六などが公開されます。

明治27年（1894）、信州善光寺大本願第117世であった久我誓円尼が京都の人々も善光寺如来と結縁できるようにと発願、善光寺京都別院として開山されました。

建仁寺塔頭　大統院

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

本堂、円山応挙筆「幽霊図」、奥田頴川作「赤絵十二支四神鏡文皿」（重美）などが公開されます。

「幽霊図」は円山応挙の真筆とみられ、「四方睨み」という技法で描かれていてどこからでも目が合うそうです。

建仁寺塔頭　霊源院

10月30日（金）から11月8日（日）　9時から16時まで

中巖円月坐像（重文）、毘沙門天立像（重文）、甘露庭、茶室 妙喜庵などが公開されます。

鎌倉時代には京都五山文学の最高峰とされ、多くの学僧を輩出しました。

東山区の各寺院の特別公開・夜間の公開

「未来への光～東山 天空のライトアップ～」

9月19日（土）から23日（水）　19時から21時30分まで

「東山『観光・交通・環境』協力会議」創設10周年を記念して、東山の夜空へ5色の光を照射します。

ライトアップするのは清水寺、建仁寺、高台寺、六波羅蜜寺、東山区役所の5ヶ所。

合わせて、特別拝観などがあります。

清水寺： 夜の特別拝観… 19時から21時まで

六波羅蜜寺： 夜の特別拝観… 8時から21時まで

高台寺： 夜の特別拝観… 日没後から20時30分まで

建仁寺： 琳派400年特別展示… 10時から16時30分まで

高台寺塔頭　圓徳院： 夜の特別拝観（22日・23日のみ）

養源院： チラシを持参すると絵はがきプレゼント

六道珍皇寺： 秋の彼岸特別拝観… 9時から16時まで

ウェスティン都ホテル京都・ハイアットリージェンシー京都： チラシ持参するとレストランの食事代10％オフ

知恩院　境内夜間特別拝観（ライトアップ）

10月31日（土）から12月5日（土）　17時30分から21時まで

阿弥陀堂や友禅苑などがライトアップされます。

青蓮院門跡　夜間ライトアップ

10月30日（金）から12月6日（日）　18時から22時まで（21時30分　受付終了）

今回は青蓮院と将軍塚青龍殿大舞台のライトアップの日程が同じです。
青蓮院は昼夜入れ替えがあります。

青龍殿の国宝青不動にもお参りできます。

長楽寺　秋季特別展「遊行上人とその秘宝展」

10月20日（火）から11月30日（月）　9時から17時まで

建礼門院徳子ゆかりの品、一遍上人像（重文）などが公開されます。

期間中の11月23日（月・祝）に「紅葉祭りと久寿扇祈願会」が行なわれます。
祇園甲部の舞妓さんによる京舞の奉納に続いて、病魔退散と無病息災が祈願されます。

高台寺　秋の特別展・夜間特別拝観

10月23日（金）から12月13日（日）　9時から21時30分受付終了

ライトアップは日没から21時30分受付終了までです。

高台寺塔頭　圓徳院　秋の特別展・夜間特別拝観

10月23日（金）から12月13日（日）　10時から21時30分受付終了

ふだん非公開の御本尊が公開されます。

清水寺　夜の特別拝観

11月14日（土）から12月6日（日）　18時開門　21時受付終了

境内をライトアップ。また京都市内へも光を放ちます。

清水寺　成就院庭園特別公開

11月18日（水）から12月6日（日）　9時から16時受付終了、夜間は18時30分から20時30分受付終了

「月の庭」と呼ばれる国の名勝。相阿弥作、小堀遠州補修とも、松永貞徳作ともいわれます。

建仁寺塔頭 正伝永源院　秋の庭園特別公開　寺宝展

11月14日（土）から12月6日（日）　10時から16時30分まで

織田有楽齋と熊本藩主の細川家の菩提所です。

狩野山楽筆の襖絵「蓮鷺図」と、元首相の細川護煕氏筆の襖絵が公開される予定です。

建仁寺塔頭 霊源院　秋の竜胆の特別拝観

10月3日（土）から18日（日）（予定）　10時から17時まで

中巖円月坐像（重文）、毘沙門天立像（重文）、甘露庭、茶室 妙喜庵などが公開されます。

ふだんは団体の予約のみ拝観できます。

鎌倉時代には京都五山文学の最高峰とされ、多くの学僧を輩出しました。

東福寺　看楓特別拝観

11月1日（日）から12月6日（日）まで　8時30分から16時（受付終了）

この期間は、紅葉の名所としてにぎわう通天橋と東福寺本坊庭園が、ふだんよりも30分早く拝観できます。

東福寺塔頭　毘沙門堂勝林寺　秋の特別拝観

11月15日（日）から30日（月）まで　10時から19時

伝定朝作 秘仏毘沙門天立像、清水隆慶作 吉祥天像・善膩師童子像が特別公開されます。

境内の「吉祥紅葉」には良縁や美縁のご利益があるそう。

期間中、紅葉のライトアップもされます。昼夜入れ替えなし。

東福寺塔頭　天得院　紅葉を愛でる特別拝観とお食事プラン

11月13日（金）から30日（月）まで　昼食・茶席・夕食

スギゴケと紅葉の競演です。紅葉の前の時期はツワブキが開花します。
食事と庭園観賞のプランです。拝観のみは不可です。

予約・お問い合わせは電話で「京湯元　ハトヤ瑞鳳閣」へ。