京都 秋の特別公開2014(北区)
北区の2014年秋の各社寺の特別展や特別公開をまとめました。
第50回京都非公開文化財特別公開
- 上賀茂神社
- 10月31日(金)から11月9日(日) 9時から16時まで
ただし祭事のため庁屋は10月31日(金)から11月3日(月・祝)の間、高倉殿は11月4日(火)から9日(日)の間は拝観休止です。 - 高倉殿、庁屋、上賀茂神社文書(重文)、御遷宮及び葵祭に関する御祭文など。
- 鹿苑寺(金閣寺)方丈 杉戸絵、初代鳳凰像
- 10月31日(金)から11月9日(日) 9時から16時まで
- 昭和25年(1950年)の火難を免れた、創建当時の初代鳳凰像が公開されます。
- 「陸舟の松」は方丈北側にあり、足利義満公手植えの松と伝わります。京都三松のうちのひとつ。
(もう2つは善峯寺の「遊龍の松(国指定天然記念物)」、宝泉院の「五葉の松(市指定天然記念物)」です)
非公開寺院特別公開 京都春秋主催
- 大徳寺 本坊
- 9月20日(土)から10月11日(土) 9時30分から16時(受付終了)
- 方丈(国宝)、法堂(重文)、唐門(国宝)などが公開されます。
- 方丈は禅宗方丈建築の典型で、襖絵はすべて狩野探幽筆です。
方丈庭園(特別名勝・史跡)は小堀遠州作庭です。
狩野探幽筆「鳴き龍」の法堂は、修復工事が済んで初公開です。
唐門は聚楽第の遺構と伝えられ、日光東照宮の陽明門の模型となりました。 - 大徳寺塔頭 孤篷庵
- 9月28日(日)から10月9日(木) 10時から16時(受付終了)
- 書院「直入軒」、茶室「山雲床」、茶室「忘筌」、庭園が公開されます。
- 孤篷庵を建立した小堀遠州のプライベート空間であった書院「直入軒」と、茶室「山雲床」は初公開です。
- 大徳寺塔頭 総見院
- 10月11日(土)から11月30日(日) 10時から16時まで
(ただし11月2日(日)は午前中拝観休止) - 織田信長一族の供養塔、豊臣秀吉による創建当時のまま残る表門などが公開されます。
- 大徳寺塔頭 黄梅院
- 10月12日(日)から12月7日(日) 10時から16時まで (ただし10月28日(月)は拝観休止)
- 日本の禅宗寺院で現存する最古の庫裏(重文)、豊臣秀吉が改築した唐門(重文)、千利休作庭の「直中庭」、武野紹鴎好みの茶室「昨夢軒」、伏見城の遺構といわれる茶室「自休軒」などが公開されます。
- 大徳寺塔頭 興臨院
- 10月11日(土)から12月15日(月) 10時から16時まで
- 室町時代の禅宗様式をとどめる唐門、創建当時の姿で「興臨院の古文」と呼ばれる表門(重文)、茶席「涵虚亭」などが公開されます。
北区の各寺院の特別公開
- 大徳寺 本坊 曝凉展
- 10月12日(日)(雨天中止)
- 書や絵画などの虫干しが行なわれ、狩野探幽筆 方丈襖絵などの寺宝が公開されます。
- 大徳寺塔頭 高桐院 曝凉展
- 10月12日(日) 9時から16時20分(閉門)
- 茶室「松向軒」は、豊臣秀吉が北野大茶会を催したものを移築したと伝わります。
寺宝の李唐筆 「絹本墨画山水図」は国宝。 - 大徳寺塔頭 芳春院 秋の定期拝観
- 11月10日(月)から11月30日(日)まで
- 楼閣山水庭園「飽雲池」の池中にそびえる呑湖閣は、金閣・銀閣・飛雲閣と並ぶ京の四閣の一つです。
- 等持院 秋の特別展
- 10月10日(金)から14日(火)まで
- 足利家の菩提寺。霊光殿には足利歴代将軍の木像が安置されています。
境内に日本映画の父、マキノ省三の像があります(マキノ省三の「マキノ映画制作所」が等持院の境内にあった縁による)。
( 上賀茂神社 情報追加しました 2014年10月13日 )