奈良市 2020年12月 特別拝観と、拝観・行事の中止・変更情報

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奈良市内の社寺の、12月の行事・特別拝観と拝観の変更情報を掲載します。

大根炊きの情報は「奈良 大根だき情報(2020年版) 【中止情報あり】」、除夜の鐘は「除夜の鐘情報 奈良2020年版 【中止情報あり】」、初詣は「奈良の初詣・特別拝観情報2021年版」をご覧ください。

各社寺の公式サイトと「奈良市観光協会サイト」からの情報です。

2020年5月14日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「緊急事態宣言」が解除されました。

奈良市の多くの社寺では6月1日(月)以降、通常どおりの拝観を再開されています。

詳しくは各社寺の公式サイトをご覧ください。
(当記事では各社寺名にリンクを貼っています)

若草山焼き行事は規模を縮小して開催されます

来年(2021年)の若草山の山焼きは、1月23日(土)に開催が決定しました。

ただし新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として密集を避けるため、規模が縮小されることになりました。
若草山への入山は不可となり、一定の人出を超えると奈良公園の大仏前交差点から東への立ち入りが規制されます。

実施: 山焼き(点火範囲は縮小)・野上神社の祭典(関係者のみで斎行)

中止: 花火・聖火行列・山麓でのイベント(鹿せんべい飛ばし大会など)・山麓特別観覧席

野上神社での祭典から山焼きの模様はライブ配信されます。

東大寺二月堂のお水取りの、おたいまつの拝観に変更があります。

東大寺二月堂のご本尊の十一面観音菩薩に私たちが日常犯している罪を懺悔する「十一面悔過(修二会)」は、天平勝宝4年(752年)の始まり以来、東大寺が炎上しても大仏殿が荒廃しても戦時中も、途絶えることなく1269回行なわれてきました。

コロナ禍にある令和3年3月1日から15日のお水取り(修二会本行)は、以下のように拝観方法が変更されることになりました。

  • 3月1日~11日 二月堂下芝生や広場で拝観可能。
    ただし一定の人数を超えると、第2拝観所へ誘導されます。
    第2拝観所からあふれた人は拝観できません。
  • 3月12日~14日 二月堂下芝生も広場も拝観不可。
    春日野園地に大型ビジョンが設置され、映画監督の河瀨直美さんが撮影したおたいまつの様子がライブ上映されます。
くわしくは東大寺の公式サイト をご覧ください。

12月の特別公開・特別拝観・行事

公開されている各社寺では新型コロナウイルスへの対策をされていますが、お参りされる方もマスク着用・手洗いの励行・体調面に留意して、無理のないように行動なさって下さい。

東大寺 良弁忌

とき: 12月16日(水) 10時頃~

聖武天皇の勅願で東大寺を開いた良弁僧正の御忌法要です。

法要後、開山堂にて平安時代の良弁僧正坐像(国宝)(10時頃~16時頃)、俊乗堂にて鎌倉時代の俊乗房重源上人坐像(国宝)・愛染明王坐像(重文)・阿弥陀如来立像(重文)(9時~16時)、法華堂(三月堂)にて奈良時代の執金剛神立像(国宝)(10時前~16時)が公開されます。

法華堂執金剛神立像は、良弁僧正が東大寺の前身の金鍾寺にいた当時に作られたと考えられています。
執金剛神とは金剛杵を執って仏法を守護する神で、金剛力士はこの神将が発展して生まれたとされています。

華厳宗大本山 東大寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

最寄り駅: 近鉄 奈良線 近鉄奈良駅

正暦寺 秋季特別公開

とき: 11月3日(火・祝)~12月6日(日) 9時~16時30分(受付終了)

正暦寺本堂にて、秘仏のご本尊薬師如来倚像(重文)に拝観できます。
薬師さまは台座に腰をかけ、脚を蓮華に置く珍しい倚像で、白鳳時代の作です。

ふだんは福寿院客殿にお祀りされている孔雀明王像(県指定重文)が、秋は本堂に来られます。

今年は秋の精進料理の提供はありません。

正暦寺 冬至祭・秘仏公開

とき: 12月22日(火) 9時~15時30分

毎年冬至の日に、不動明王に健康を祈願する護摩供養が行なわれます。

冬至祭に合わせて、瑠璃殿に安置されている寺宝や秘仏が公開されます。

菩提山真言宗大本山 正暦寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

JR 奈良駅・天理駅 または 近鉄 奈良駅・天理駅からタクシー

11月14日(土)~29日(日)の間はJR 奈良駅発・近鉄奈良駅経由の正暦寺行き臨時バスが運行されます。

拝観の休止・制限をしている神社仏閣

東大寺
大仏殿の柱のくぐり抜け、賓頭盧尊者の接触を停止
二月堂の正面の畳の間での参拝は不可
法華堂・四月堂・不動堂・念仏堂の拝観時間の変更: 8時30分~16時
戒壇堂は7月1日から保存修理および耐震工事に入るため3年間閉堂
工事中の3年間、戒壇院千手堂が特別公開されます。
興福寺
混雑時は入館・入堂が制限される可能性があります。
春日大社
本社の閉門時間を変更: 17時
萬葉植物園は園内改修のため引き続き閉園(令和3年4月中旬まで)
元興寺
小子坊、法輪館2階・3階を拝観休止
法華寺
開閉門時間の変更: 8時30分~16時30分
海龍王寺
臨時休観日が設けられました。
不退寺
拝観時間の変更: 10時~16時
霊山寺
薬師湯殿の営業時間を短縮: 10時30分~16時
唐招提寺
新宝蔵の拝観休止(令和3年2月28日まで)
薬師寺
混雑時は拝観が制限される可能性があります。
帯解寺
11月と12月の戌の日に本堂および待合室に入るのは、妊婦さん(ご本人)と同伴者1名のみに限られています。
ほかの付き添い者は自家用車内もしくは境内の外で待機してください。
戌の日以外の参拝も、混雑の度合いによって制限がかけられるそうです。
正暦寺
拝観時間の変更: 9時~15時30分(受付終了)
人形供養などのご供養、各種祈願のご祈祷の受付は15時まで。

祭事や法要の変更・中止

例大祭や法要などの内容の変更・中止の情報です。

春日大社 春日若宮おん祭
12月15日(火)~18日(金)
一部縮小・時刻の変更をしながら斎行されます。
中止:大宿所詣、試しの儀、南大門交名之儀、松之下式、競馬、稚児流鏑馬、奉納相撲、後宴能
17日(木)のお旅所祭の様子がインターネットで配信される予定です。
春日大社 年越大祓式
12月31日(木)
神職のみで斎行され、参列はできません。
興福寺 除夜の鐘
12月31日(木)
僧侶・職員のみで撞くため参列は不可で、整理券の配布はありません。
また菩提院大御堂の内陣の参拝も不可になりました。
西大寺 除夜の鐘
12月31日(木)
事前予約制になりました。
往復はがきで予約をしてください。受付期間は12月3日~10日。
希望者多数の場合抽選となり、当否は12月中旬に発送されます。
唐招提寺 除夜の鐘
12月31日(木)
僧侶・関係者によって撞きます。一般の人は不可。
23時30分から翌2時までの夜間拝観の実施は未定です。
薬師寺 除夜の鐘
12月31日(木)
僧侶・関係者によって撞きます。一般の人は不可。
越年お写経会の参加は可能です。
薬師寺 修正会法要
2021年1月1日(金)
金堂への入堂が制限される可能性があります。
春日大社 神楽始式
2021年1月3日(日)
非公開になりました。
春日大社 祈祷始式
2021年1月7日(木)
神職により神事のみ行なわれます。
狂言の奉納は中止になりました。
春日大社 舞楽始式
2021年1月11日(月・祝)
非公開になりました。
若草山焼き行事
2021年1月23日(土) ※荒天時は中止
山焼きと野上神社での祭典は規模を縮小して行なわれます。
若草山への入山、花火、聖火行列、山麓イベント、特別観覧席は密集を避けるため中止になりました。
春日大社 春日の大とんど
2021年1月23日(土)
11時から16時に行なわれます。
大安寺 光仁会(がん封じ笹酒祭り)
2021年1月23日(土)
笹酒・笹水の振る舞いを中止し、容器入り笹酒と竹盃の授与のみになります。
錫杖による身体加持を休止。
馬頭観音の特別開扉が行なわれます。(例年3月のみ開扉)

特別拝観の中止情報

中止になってしまった特別拝観です。

薬師寺 国宝 東塔初層内陣特別公開
5月1日(金)~2021年1月17日(日)
延期になりました。日程未定
落慶法要の日程は未定ですが、一般公開が決定しました。
基壇からの拝観になります。
2021年3月1日(月)~6月30日(水)