奈良 秋の特別公開2020 (奈良市)
奈良市内の社寺の、9月から10月の行事・特別拝観と拝観の変更情報を掲載します。
各社寺の公式サイトと「奈良市観光協会サイト」からの情報です。
2020年5月14日に「緊急事態宣言」が解除され、奈良市の多くの社寺では6月1日(月)以降、通常どおりの拝観を再開されています。
詳しくは各社寺の公式サイトをご覧ください。
- 1. 特別公開・特別拝観・行事
- 1.1. 奈良国立博物館 第72回 正倉院展
- 1.2. 手向山八幡宮 転害会
- 1.3. 東大寺 僧形八幡神坐像・公慶上人坐像・五劫思惟阿弥陀如来坐像 一般開扉
- 1.4. 東大寺 孝謙天皇千二百五十年御遠忌法要
- 1.5. 興福寺 南円堂特別開扉
- 1.6. 興福寺 北円堂 秋の特別開扉
- 1.7. 興福寺特別公開2020 中金堂 吉祥天倚像ご開帳
- 1.8. 氷室神社例祭 御渡り
- 1.9. 春日大社国宝殿 春季特別展「日本一の鎧を楽しむ Enjoy鎧」
- 1.10. 福智院 宝冠の十一面観音菩薩立像(秋季)特別公開
- 1.11. 元興寺 2020年度秋季特別展「もの・わざ・おもい ー 復元模造の世界 ー」
- 1.12. 元興寺 板絵智光曼荼羅 特別開扉
- 1.13. 御霊神社 例大祭特別展「ならまちの氏神さん! 御霊神社例大祭の魅力」
- 1.14. 帯解寺 秘仏・秘宝特別開帳
- 1.15. 大安寺 十一面観音立像秋季特別拝観
- 1.16. 大安寺 開山忌(道慈律師忌・大般若経転読法会)
- 1.17. 興福院 静寂に包まれた佐保路の尼寺 興福院特別拝観
- 1.18. 法華寺 秋のご開帳
- 1.19. 海龍王寺 秋季特別公開 十一面観音特別開帳
- 1.20. 不退寺 秋期秘宝特別公開
- 1.21. 般若寺 秋の秘仏公開
- 1.22. 霊山寺 秋薔薇と秘仏宝物展
- 1.23. 霊山寺 三重塔壁画公開
- 1.24. 西大寺 秘仏愛染明王御開扉・聚宝館特別公開
- 1.25. 西大寺秋季特別拝観企画 「お坊さんと巡る 西大寺のみ仏たち」
- 1.26. 唐招提寺 釈迦念仏会・礼堂特別公開
- 1.27. 薬師寺 西塔初層内陣 釈迦四相像 特別公開(秋季)
- 1.28. 薬師寺 食堂 特別公開(秋季)
- 1.29. 薬師寺 玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画殿特別公開
- 1.30. 薬師寺 天武天皇・持統天皇・大津皇子三神像公開
- 1.31. ライトアッププロムナード・なら2020
- 1.32. 弘仁寺 秘仏本尊虚空蔵菩薩像特別公開
- 1.33. 正暦寺 秋季特別公開
- 2. 秋夜の奈良旅
- 3. 若草山焼き行事は規模を縮小して開催されます
- 4. 拝観の休止・制限をしている神社仏閣
- 5. 祭事や法要の変更・中止
- 6. 特別拝観の中止情報
特別公開・特別拝観・行事
奈良国立博物館 第72回 正倉院展
とき: 10月24日(土)~11月9日(月) 9時~18時(閉館)
当日券の販売はありません。
前売日時指定券の販売は9月26日午前10時からです。
ローソンチケット、チケットぴあで販売されます。
読売新聞オンラインチケットストアでは9月26日~10月6日に抽選販売されます。
今年は楽器、伎楽面、遊戯具、調度品、佩飾品(はいしょくひん)などから、美術品として観賞のできる品が公開展示されます。
また武具・武器から太刀や鉾など、そして光明皇后が東大寺に奉納した薬物も公開されます。
手向山八幡宮 転害会
とき: 10月5日(月) 10時~
奈良時代、聖武天皇は東大寺建立と大仏の完成を守護してもらうため、宇佐から八幡神を勧請しました。
八幡神は、東大寺北西にある転害門から諸神を手招いて、東大寺の手向山八幡宮に鎮まりました。
転害会はその「神迎え」のお祭りで、神仏分離以降は手向山八幡宮の祭礼となっています。
東大寺 僧形八幡神坐像・公慶上人坐像・五劫思惟阿弥陀如来坐像 一般開扉
とき: 10月5日(月)
僧形八幡神坐像は勧進所八幡殿、公慶上人坐像は公慶堂、五劫思惟阿弥陀如来坐像は勧進所阿弥陀堂にて、転害会法要終了後に開扉。
いずれも年に1度、この日のみの開扉です。
僧形八幡神坐像は手向山八幡宮のご神体でしたが、神仏分離以降、東大寺に安置されています。
東大寺を再建した俊乗房重源上人が、仏師快慶に委嘱して造られました。
公慶上人は、江戸時代に再び焼失してしまった大仏殿を再建した、第二の中興開山です。
大阪仏師の椿井民部法橋性慶と、公慶の弟子の即念の共同制作で、とても写実的な木像です。
五刧思惟像とは、阿弥陀さまが長い間剃髪することもなく坐禅・思惟していたので、まるでヘルメットをかぶっているかのような髪型になってしまったお姿といわれます。
東大寺 孝謙天皇千二百五十年御遠忌法要
とき:
10月15日(木)
9時45分~ 練供養(天皇殿出発)
10時~11時30分頃 孝謙天皇千二百五十年御遠忌 華厳経講讃法要(大仏殿にて)
10月16日(金)
10時~ 孝謙天皇山陵祭(孝謙・称徳天皇高野陵にて)
15日の献茶の儀・華厳茶会・慶讃能は中止になりました。
16日は僧侶のみで行なわれます。参列不可
今年は聖武天皇と光明皇后の娘の孝謙天皇の1250年遠忌に当たります。
盧舎那仏造顕発願慶讃法要に合わせて法要が行なわれます。
興福寺 南円堂特別開扉
拝観時間が短縮されます。
この日の大般若経転読会は非公開にて行なわれます。
とき: 10月17日(土) 9時~11時45分(受付終了)、14時~16時45分(受付終了)
ご本尊の不空羂索観音像(国宝)と、四天王像(国宝)が拝観できます。
木造不空検索観音菩薩坐像は鎌倉時代の作で、康慶とその弟子たちの作です。
興福寺 北円堂 秋の特別開扉
とき: 10月24日(土)~11月8日(日) 9時~16時45分(受付終了)
ご本尊の弥勒如来像(国宝)、無著像・世親像(国宝)などが拝観できます。
木造弥勒如来坐像も鎌倉時代の作で、運慶晩年の名作です。
なお、混雑時は入堂が制限されます。
興福寺特別公開2020 中金堂 吉祥天倚像ご開帳
とき: 10月24日(土)~11月23日(月・祝) 9時~16時45分(受付終了)
閉堂していた中金堂が、10月24日から拝観再開されます。
再開と同時に、非公開の覚慶作・命尊筆「厨子入り木造吉祥天倚像」が特別開扉されます。
吉祥天さまは五穀豊穣・天下泰平・家内安全などをもたらす神さまとして信仰されています。
ご本尊釈迦如来坐像の背面に安置されています。
中金堂は11月24日以降も拝観が可能になります。
ご本尊の釈迦如来坐像は5代目で、2018年の中金堂再建落慶に合わせて修理されました。
氷室神社例祭 御渡り
とき: 10月1日(木) 8時~12時頃
雨天中止
悪疫鎮止のために始まった氷室神社の例祭の、1964年を最後として休止していた鳳輦の御渡りが復活されることになりました。
ただし、悪病退散の神事斎行を目的とした復興なので、早朝に最低限の人数で行なわれます。
春日大社国宝殿 春季特別展「日本一の鎧を楽しむ Enjoy鎧」
とき: 開催中 9月23日(水)まで 10時~16時30分(受付終了)
じつは、国宝に指定されている甲冑を日本で一番多く所蔵しているのは、春日大社国宝殿なのです。
たとえば、教科書や資料集によく掲載されている、源義経が奉納したと伝わる豪華な「赤糸威大鎧(竹虎雀飾)」を所蔵しています。
あわせて、奈良県立美術館所蔵の腹巻も展示公開されます。
なお、このほど重要文化財から国宝に格上げされた「鼉(だ)太鼓」も国宝殿に展示されています。源頼朝の寄進と伝わります。
福智院 宝冠の十一面観音菩薩立像(秋季)特別公開
とき: 10月17日(土)~23日(金) 9時~16時(受付終了)
伊勢の裏鬼門を守っていらっしゃった観音さまです。廃仏毀釈により、福智院に迎えられました。
方除けのご利益があります。
ご本尊の地蔵菩薩坐像にもお参りできます。
元興寺 2020年度秋季特別展「もの・わざ・おもい ー 復元模造の世界 ー」
とき: 10月24日(土)~11月15日(日) 9時~16時30分(受付終了)
50年にわたり文化財の調査・保存・修復を行なう元興寺文化財研究所では、そのままの形で後世に残すため復元模造品を製作しています。
今回は考古遺物から民芸品に至るまでの復元模造品が展示公開されます。
元興寺 板絵智光曼荼羅 特別開扉
とき: 10月24日(土)~11月15日(日) 9時~16時30分(受付終了)
板絵智光曼荼羅(重文)が公開されます。
智光曼荼羅は天平時代に三論宗の智光が所持していた、阿弥陀如来の極楽浄土を表現した曼荼羅です。
智光法師の住房は極楽浄土の絵画があったことから「極楽坊」と呼ばれ、平安時代後半以降、南都における阿弥陀浄土信仰の中心になりました。
御霊神社 例大祭特別展「ならまちの氏神さん! 御霊神社例大祭の魅力」
とき: 10月1日(木)~13日(火) 奈良町にぎわいの家・奈良町南観光案内所「鹿の舟」
10月10日(土)~13日(火) 御霊神社八尋殿にて
今年は残念ながら本宮祭の渡御式は中止になってしまいました。
渡御式は神輿とともに平安装束に身を包んだ人たちの行列が町内を練り歩く神事です。
今年だけ、行列で用いられている装束や祭具が神社所有の歴史資料とともに展示公開されることになりました。
帯解寺 秘仏・秘宝特別開帳
とき: 11月5日(木)~12日(木) 9時~16時
室町時代の春日赤童子画像(市文化財)、徳川家光寄進の誕生釈迦仏などが公開されます。
ご本尊の帯解子安地蔵菩薩像(重文)も拝観できます。
大安寺 十一面観音立像秋季特別拝観
とき: 10月1日(木)~11月30日(月) 9時~16時(受付終了)
ご本尊の天平時代の秘仏の十一面観音立像(重文)が特別開扉されます。
本堂と宝物殿にお参りできます。
十一面観音さまにはがん封じのご利益があります。
大安寺 開山忌(道慈律師忌・大般若経転読法会)
とき: 11月2日(月) 14時~
道慈律師は奈良時代に三論宗を伝えて、大安寺の天平伽藍を整備しました。
また大般若経全600巻を転読する「大般若会」を創設しました。
参列は自由ですが、40席までに限定されます。
法要終了後、15時から16時30分まで境内で「癒やしとやすらぎのコンサート」が行なわれます。
興福院 静寂に包まれた佐保路の尼寺 興福院特別拝観
とき: 11月21日(土)~23日(月・祝) 9時~15時30分(受付終了)
昨年に引き続き今年もこの3日間だけ、予約なしで拝観できます。
(ふだんは電話で予約が必要)
興福院(こんぶいん)は奈良時代に現在の尼ヶ辻あたりに創建された尼寺で、江戸時代に徳川家綱から寺領を与えられて現在地に移りました。
江戸時代初期に建てられた大門(県指定)と本堂(県指定)、客殿(重文)はそのさい移築されたもので、客殿は平成3(1991)年に解体修理を終えられました。
客殿の庭園は、春日山を借景とした小堀遠州好みと伝わります。
法華寺 秋のご開帳
とき: 10月25日(日)~11月10日(火) 9時~16時(受付終了)
秘仏のご本尊十一面観音菩薩像(国宝)が開扉されます。
通年公開されている維摩居士坐像(国宝)、胎内に180の品を有する文殊菩薩騎獅像にも拝観できます。
慈光殿では、国内最大級とされる絹本阿弥陀三尊及び持幡童子画像(国宝)、四臂不動明王、宝山寺の湛海作不動明王などに拝観できます。
海龍王寺 秋季特別公開 十一面観音特別開帳
とき: 10月25日(日)~11月10日(火) 9時~16時50分(受付終了)
ご本尊の十一面観音菩薩立像(重文)、弘法大師筆「隅寺心経」、光明皇后筆「自在王菩薩経」などが公開されます。
十一面観音菩薩立像は鎌倉時代の作で、慶派仏師によって造立されました。
不退寺 秋期秘宝特別公開
とき: 10月1日(木)~11月30日(月) 10時~16時
在原業平公理想の女性像ともいわれている聖観音菩薩立像(重文)や、在原業平朝臣画像などが公開されます。
平城天皇が譲位後に住んだ茅葺きの御殿(萱の御所)を、その孫の在原業平が寺に改め、父の阿保親王の菩提を弔ったのがはじまりです。
奈良では珍しい5体とも揃った平安時代の五大明王像(重文)のうち、不動明王像と金剛夜叉明王像は修理中のため不在です。
般若寺 秋の秘仏公開
とき: 9月20日(日)~11月11日(水) 9時~15時30分(受付終了)
境内でコスモスに囲まれている十三重石宝塔は、良恵上人が勧進、伊行末とその息子の伊行吉らにより建長5(1253)年に建立されました。
昭和39(1964)年の解体修理のさいに発見された、白鳳阿弥陀如来立像(重文)や寺宝が公開されます。
頭や手足が大きくてアルカイックスマイルの白鳳阿弥陀如来立像は、聖武天皇が王城鎮護のために奉納されたと伝わります。
霊山寺 秋薔薇と秘仏宝物展
とき: 10月23日(金)~11月8日(日) 10時~16時
秋の薔薇が花開く時期、本堂の内陣が公開されます。
ご本尊の薬師如来、日光・月光菩薩、十一面観音、毘沙門天、極彩色四天王などに拝観できます。
ばら庭園の開園時間は、8時~17時です。
花の最盛期になるとティーテラス「プリエール」が開店します。
営業時間は10時~16時
霊山寺 三重塔壁画公開
とき: 11月3日(火・祝) 10時~16時
菩提僊那納経会にあわせて1年のうちでこの日だけ、三重塔内初層壁画(伝巨勢金岡筆)が公開されます。
西大寺 秘仏愛染明王御開扉・聚宝館特別公開
とき: 10月25日(日)~11月15日(日) 9時~16時(受付終了)
愛染堂は京都近衛家御殿を移築したものです。
秘仏の愛染明王坐像(重文)と、中興の叡尊上人坐像(重文)が安置されています。
聚宝館で、西大寺所蔵の寺宝が展示されます。
西大寺秋季特別拝観企画 「お坊さんと巡る 西大寺のみ仏たち」
とき: 10月24日(土)~11月29日(日)の土・日・祝日
時間: 14時~(所要時間 約45分)
西大寺の僧侶のガイドで四天堂・本堂・愛染堂などを巡ります。
「四堂(本堂・四天堂・聚宝館・愛染堂)共通拝観券」または「三堂(本堂・四天堂・愛染堂)共通拝観券」を購入して、四天堂前に集合してください。
唐招提寺 釈迦念仏会・礼堂特別公開
とき: 10月21日(水)~23日(金) 9時~16時
釈迦念仏会は、解脱上人貞慶が始めた、鑑真和上が請来した仏舎利に「南無釈迦牟尼仏」を唱える法要です。
法要にあわせて、仏舎利を納める金亀舎利塔(国宝)と、釈迦如来立像(重文)に拝観できます。
薬師寺 西塔初層内陣 釈迦四相像 特別公開(秋季)
とき: 9月16日(水)~11月30日(月) 8時30分~16時30分(受付終了)
平成27(2015)年に彫刻家の中村晋也氏から奉納された、西塔初層の釈迦八相のうち、お釈迦さまが悟りを開かれた後半四相が公開されます。
薬師寺 食堂 特別公開(秋季)
とき: 公開中 11月30日(月)まで 8時30分~16時30分(受付終了)
田渕俊夫画伯作の、ご本尊阿弥陀三尊浄土図を中心にした14面の壁画に荘厳された食堂(じきどう)内部が公開されます。
薬師寺 玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画殿特別公開
とき: 公開中 11月30日(月)まで 8時30分~16時30分(受付終了)
法相宗の始祖の玄奘三蔵を祀る玄奘三蔵院伽藍と、平山郁夫画伯筆の「大唐西域壁画」を祀る大唐西域壁画殿が公開されます。
薬師寺 天武天皇・持統天皇・大津皇子三神像公開
とき: 10月5日(月)~9日(金) 食堂にて
10月8日(木)の天武忌のご本尊である、小倉遊亀筆の天武天皇・持統天皇・大津皇子の三神像が特別公開されます。
天武忌では大般若経転読法要(金堂にて)、柴燈大護摩・火渉三昧(火渡り式)(不動堂前にて)は参列可能、万燈会と天武忌法要は食堂での三密が避けられないため一般の参拝ができません。
ライトアッププロムナード・なら2020
とき: 開催中 9月27日(日)まで 19時~22時(9月は18時~22時)
奈良の世界遺産や歴史的建造物が、ライトアップされています。
ライトアップスポット
- 春日大社一之鳥居
- 興福寺五重塔
- 東大寺(大仏殿・中門回廊・南大門)
- 奈良国立博物館なら仏像館(本館)
- 仏教美術資料研究センター
- 猿沢池
- 浮見堂
- 第一次大極殿(平城宮跡)
- 朱雀門(平城宮跡)
- 薬師寺(西塔と東塔)
弘仁寺 秘仏本尊虚空蔵菩薩像特別公開
とき: 11月1日(日)~30日(月) 9時~16時
ご本尊の虚空蔵菩薩像は、弘法大師作と伝わります。
十三詣りで智恵を授けて下さる仏さまです。
正暦寺 秋季特別公開
とき: 11月3日(火・祝)~12月6日(日) 9時~16時30分(受付終了)
正暦寺本堂にて、秘仏のご本尊薬師如来倚像(重文)に拝観できます。
薬師さまは台座に腰をかけ、脚を蓮華に置く珍しい倚像で、白鳳時代の作です。
ふだんは福寿院客殿にお祀りされている孔雀明王像(県指定重文)が、秋は本堂に来られます。
今年は秋の精進料理の提供はありません。
秋夜の奈良旅
奈良市観光協会主催です。
週末の奈良の秋を満喫できる催しとして、東大寺・春日大社・元興寺が夜間特別拝観できます。
11月の金・土・日・祝日にJR・近鉄奈良駅発着で「若草山夜景観賞バス」が運行されます。
東大寺大仏殿 夜間特別拝観
とき: 11月6日(金)、13日(金)、20日(金)、27日(金) 17時~20時(閉堂)
18時から法要、18時30分から大仏さまへの奉納演奏が行なわれます。
大仏殿内の霊名所でのご朱印授与やお守りの購入が可能です。
春日大社 国宝・御本殿夜間特別参拝と万燈籠特別開催
とき: 11月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土) 17時30分~20時
本殿の回廊内にある約1000基の釣灯籠に灯りがともります。
元興寺 夜間特別参拝
とき: 11月6日(金)、7日(土)、13日(金)、14日(土)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土) 18時~19時40分(受付終了)
本堂の極楽堂(国宝)が夜間拝観できます。
ふだんは非公開の禅室(国宝)の一部の扉が開放され、堂内の須田剋太画伯の作品が展示公開されます。
(禅室への入室はできません。外から観るだけです。)
若草山焼き行事は規模を縮小して開催されます
来年(2021年)の若草山の山焼きは、1月23日(土)に開催が決定しました。
ただし新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として密集を避けるため、規模が縮小されることになりました。
若草山への入山は不可となり、一定の人出を超えると奈良公園の大仏前交差点から東への立ち入りが規制されます。
実施: 山焼き(点火範囲は縮小)・野上神社の祭典(関係者のみで斎行)
中止: 花火・聖火行列・山麓でのイベント(鹿せんべい飛ばし大会など)・山麓特別観覧席
野上神社での祭典から山焼きの模様はライブ配信されます。
拝観の休止・制限をしている神社仏閣
- 東大寺
- 大仏殿の柱のくぐり抜けを停止
二月堂の正面の畳の間での参拝は不可
法華堂・四月堂・不動堂・念仏堂の拝観時間の変更: 8時30分~16時 - 戒壇堂は7月1日から保存修理および耐震工事に入るため3年間閉堂
工事中の3年間、戒壇院千手堂が特別公開されます。 - 興福寺
- 拝観休止中の中金堂は10月24日から再開されます。
混雑時は入館・入堂が制限される可能性があります。 - 9月1日(火)から勧進所でのご朱印の授与を休止。
南円堂授与所での授与に変更。
勧進所内売店・無料休憩所内売店は金・土・日・祝日のみ営業。 - 春日大社
- 本社の閉門時間を変更: 17時
春日荷茶屋は一部サービスを変更して営業 - 萬葉植物園は園内改修のため引き続き閉園(令和3年4月中旬まで)
- 元興寺
- 小子坊、法輪館2階・3階を拝観休止
- 法華寺
- 開閉門時間の変更: 8時30分~16時30分
- 海龍王寺
- 臨時休観日が設けられました。
- 不退寺
- 拝観時間の変更: 10時~16時
- 霊山寺
- 薬師湯殿の営業時間を短縮: 10時30分~16時
- 唐招提寺
- 新宝蔵の拝観休止: 令和3年2月28日まで
- 薬師寺
- 混雑時は拝観が制限される可能性があります。
- 帯解寺
- 8月と9月の戌の日に本堂および待合室に入るのは、妊婦さん(ご本人)と同伴者1名のみに限られています。
ほかの付き添い者は車内もしくは境内の外で待機してください。
戌の日以外の参拝も、混雑の度合いによって制限がかけられるそうです。 - 正暦寺
- 拝観時間の変更: 9時~15時30分(受付終了)
人形供養などのご供養、各種祈願のご祈祷の受付は15時まで。
祭事や法要の変更・中止
例大祭や法要などの内容の変更・中止の情報です。
- 東大寺 十七夜
- 9月17日(木)
室内の万灯明の受付のみ行なわれます。
盆踊り・万灯籠の設置は中止になりました。 - 薬師寺 休ヶ岡八幡宮大祭
- 9月21日(月・祝)
祭典のみ関係者により行なわれます。
奉納相撲大会は中止になりました。 - 采女祭
- 9月30日(水)、10月1日(木)
花扇奉納行列、管絃船の儀は中止になりました。
関係者により釆女神社での花扇奉納神事のみ行なわれます。 - 薬師寺 観月会
- 10月1日(木)
- 興福寺 塔影能
- 10月3日(土)
- 奈良豆比古神社 翁舞
- 10月8日(木)
- 西大寺 秋の大茶盛式
- 10月10日(土)
- 古式 鹿の角きり
- 10月10日(土)、11日(日)
安全対策のため、オスの除角は実施されます - 八柱神社 題目立
- 10月12日(月)
地元の関係者のみで行なわれます。
一般の見学は不可。 - 御霊神社 例大祭
- 10月12日(月)・13日(火)
縁日、福引き、渡御式は中止になりました。
神事のみ行なわれます。参列可能。 - 興福寺 大般若転読会
- 10月17日(土)
法要は非公開で行なわれます。 - 添御県坐神社 十月祭(秋まつり)
- 10月17日(土)・18日(日)
- 元興寺 幽玄忌茶会
- 10月28日(水)
- 春日大社 明治祭・文化の日萬葉雅楽会
- 11月3日(火・祝)
明治祭の奉納は舞楽から雅楽に変更されます。
文化の日萬葉雅楽会は中止になりました。 - 春日大社 春日若宮おん祭
- 12月15日(火)~18日(金)
一部縮小・時刻の変更をしながら斎行されます。
中止:大宿所詣、試しの儀、南大門交名之儀、松之下式、競馬、稚児流鏑馬、奉納相撲、後宴能
17日(木)のお旅所祭の様子がインターネットで配信される予定です。 - 春日大社 年越大祓式
- 12月31日(木)
神職のみで斎行され、参列はできません。 - 興福寺 除夜の鐘
- 12月31日(木)
- 僧侶・職員のみで撞くため参列は不可で、整理券の配布はありません。
また菩提院大御堂の内陣の参拝も不可になりました。 - 僧侶・職員のみで撞くため参列は不可で、整理券の配布はありません。
- 若草山焼き行事
- 2021年1月23日(土) ※荒天時は中止
山焼きと野上神社での祭典は規模を縮小して行なわれます。
若草山への入山、花火、聖火行列、山麓イベント、特別観覧席は密集を避けるため中止になりました。 - 大安寺 光仁会(がん封じ笹酒祭り)
- 2021年1月23日(土)
笹酒・笹水の振る舞いを中止し、容器入り笹酒と竹盃の授与のみになります。
錫杖による身体加持を休止。
馬頭観音の特別開扉が行なわれます。(例年3月のみ開扉)
特別拝観の中止情報
中止になってしまった特別拝観です。
- 薬師寺 国宝 東塔初層内陣特別公開
- 5月1日(金)~2021年1月17日(日)
- 落慶法要の日程は未定ですが、先に一般公開が決定しました。
基壇からの拝観になります。
2021年3月1日(月)~6月30日(水)