夏越祓2021 奈良
2021年、夏越祓を行なうと公式サイトに書かれている、奈良県の神社を集めました。
各神社の公式サイトと「奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット」からの情報です。
夏越祓の参列方法・由来についてくわしくは、姉妹サイトの「夏越の祓 | 歳事暦」 をご覧ください。
目次
2021年も、夏越祓の斎行に変更があります。
昨年に引き続き、今年も社会情勢を考慮していつもの夏越祓の内容を変更して行なう神社があります。
神職を先頭にして参列者全員が一列になって茅の輪をくぐる所作を、「密」になるため中止とされることが多いです。
そのかわり、お参りする人が「疎」になったタイミングを見計らってくぐることができるように、茅の輪を例年よりも長期間設置されているようです。
ただし、突然変更を発表されることもあるので、お参り前に公式サイトなどをご確認ください。
奈良市
- 春日大社 夏越大祓式
- 神事は神職のみで行なわれ、一般の参列は不可になりました。
- 6月30日(水) 15時から
- 祓戸神社そばの参道に茅の輪が設けられます。
- 罪穢を移す人形(ひとがた)は、1年中受け付けられています。
- 率川神社 お祓いの茅の輪の設置
- 6月22日(火)~7月6日(火)
- 本社大神神社で設置されるものと同じ仕様の茅の輪が設置されます。
随時お参りしてくぐって下さい。 - 漢國神社 大祓式(夏越の祓え)
- 6月30日(水)
- 御霊神社 夏越の大祓
- 6月30日(水)
- 社務所に、心身の穢れを移す人形(ひとがた)が用意されています。
- 崇道天皇社 夏越大祓
- 6月30日(水)
- 社務所で心身の穢れを移す人形(ひとがた)が授与されます。
- 都祁の八柱神社 茅の輪くぐり
- 7月4日(日) 10時から
- 茅の輪は式典後も設置されているので、一般の人もくぐることができます。
生駒市
- 往馬大社 夏越大祓(茅の輪神事)
- 6月30日(水) 15時から
- 参列したら、茅の輪から茅の葉を持ち帰り、輪にして玄関につるします。
大和郡山市
- 郡山八幡神社 大祓式
- 6月30日(水)
天理市
- 石上神宮 夏越大祓式
- 6月30日(水) 17時から
- 夏越大祓式は神職のみで行なわれます。
茅の輪はめいめいで、午前中からくぐることができます。 - 30日13時からの神剣渡御祭(でんでん祭り)の御田植え神事、御神剣渡御も中止になりました。
- 大和神社 茅の輪くぐり
- 6月30日(水) 17時から
- 茅の輪は7月3日の午前中まで設置されているので、自由に参拝してくぐることができます。
桜井市
- 大神神社 夏越の大祓 みわの茅の輪神事
- 6月30日(水)
- 祭典の参列は不可になりました。
祈祷殿前に設置されている茅の輪は6月30日から7月6日まで自由にくぐることができますが、6月30日の祭典中は不可です。
茅の輪が設置されている間、無病息災・災難除けの「茅の輪守り」(500円)が授与されます - 談山神社 夏越大祓式
- 6月30日(水) 15時から 祓戸社前にて
- 三輪惠比須神社 大祓式
- 6月30日(水) 15時から
- 與喜天満神社 大祓(夏越し)
- 6月30日(水)
- 等彌神社 夏越し大祓(茅の輪くぐり)
- 6月30日(水)
橿原市
- 橿原神宮 夏越大祓
- 6月30日(水)
- 7月1日の夏越神楽祈祷奉奏とともに、参列は不可になりました。
大和高田市
- 天神社 夏越の大祓
- 6月30日(水)
宇陀市
- 宇太水分神社 夏越の祓い 大祓い式
- 6月30日(水)
- 墨坂神社 夏越しの大祓い
- 6月30日(水)
御所市
- 鴨都波神社 夏越し祭
- 6月30日(水)
- 高鴨神社 夏越の大祓(茅の輪くぐり)
- 7月31日(土) 19時から
- 納められた人形(ひとがた)は、延喜式に則って8月上旬に壱岐の島にて神事ののち配流されます。
- 葛木御歳神社 夏越大祓式
- 7月25日(日) 16時から
- 大祓人形(おおはらえひとがた)を焼納します。
お祓いを受けると、夏越し大祓護符が授与されます。 - 葛城一言主神社 夏越大祓式
- 6月30日(水) 15時から
- 祭典の参列は不可になりました。
6月25日頃から7月7日頃まで(天候により短縮される可能性があります。)茅の輪が設置されます。
人形(ひとがた)は6月1日から、茅の輪守りは6月15日から授与されます。
葛城市
- 葛木坐火雷神社(笛吹神社) 夏越祭(なつまつり)
- 7月17日(土) 19時30分から
十二振提灯奉拝は20時から - 暑い夏を健康で乗り切り、豊作を願う行事です。
- 長い竿に十二振の提灯をつけたものが、参道に並びます。
田原本町
- 村屋神社 夏越し大祓式(水無月祓い)
- 6月30日(水) 16時から
- 神事のあと、茅の輪や穢れを移した人形(ひとがた)などとともに、神社の裏手に流れる初瀬川に流します。
- 茅の輪は6月中旬に設置されます。
今年も悪疫退散のアマビエさまの茅の輪守りが授与されています。700円
三郷町
- 龍田大社 夏越大祓い
- 6月30日(水) 15時から
河合町
- 廣瀬神社 夏越大祓式
- 6月30日(水) 16時から
吉野町
- 吉野神宮 夏越大祓・茅の輪くぐり
- 7月31日(土)から8月1日(日) 9時から20時まで
- 神事は神職と関係者によって行なわれます。
期間中、自由に茅の輪をくぐることができます。 - 大祓人形、神札、茅の輪守りが授与されます。
穢れを移すために(ひとがた)以外に、車形、バイク形があります。
下市町
- 丹生川上神社下社 夏越の大祓
- 6月29日(火)
- 祭典ののち(ひとがた)は茅の輪をくぐり、丹生川に流されます。
神事は神職によって行なわれます。
天川村
- 天河大辨財天社 夏越大祓式
- 6月30日(水) 14時から
- 形代(かたしろ)(お志)、茅の輪守り(数量限定)(1000円)、夏越御守(1000円)は6月から授与が始まります。
明日香村
- 飛鳥坐神社 夏越しの祓
- 6月30日(水) 16時から
- 茅の輪くぐりに参列した人のみ、「茅の輪守り」が授与されます。
- 穢れを移す人形(ひとがた)は郵送してもらえます。
十津川村
- 玉置神社 夏越大祓
- 6月30日(水) 15時から
東吉野村
- 丹生川上神社(中社) 夏越の大祓
- 6月30日(水) 15時から
- 6月21日から7月7日まで茅の輪が設置されます。
大祓の人形(ひとがた)は郵送してもらえます。
お寺の夏越祓、「解除会」
奈良市には「夏越祓」をする寺院があります。
延喜元年(901年)6月28日に、東大寺の別当が秋の始めの疫病除けのために南都の諸大寺に呼びかけて、「解除会(げじょえ)」という法要を行なったそうです。
中断や衰退した時期もありますが、現在も解除会を行なっている寺院をまとめました。
- 東大寺 解除会
- 7月28日(水) 8時から
- 大仏殿内に設けられた大茅の輪をくぐり、大仏さまに健康を祈願します。
今年は8月9日まで茅の輪が設置されます。 - 法華寺 蓮華会式(茅の輪くぐり)
- 7月17日(土) 19時から
- 光明皇后が茅を供えて疫病除けを祈願したことにちなみ、観音さまの法要の後に茅の輪くぐりをします。
- 霊山寺 解除会
- 7月4日(日) 10時から
- 境内に設けられた茅の輪をくぐります。
- 蓮の葉に注いだ酒または水を茎から飲む「象鼻杯」が無料でふるまわれます。