京都 春の特別公開2011(洛中・洛東)

京都・特別拝観

2011年、春の各社寺の特別展や特別公開です。
洛中と洛東のみです。

洛中

宝鏡寺 平成23年 春の人形展「王朝のひいなあそび-和宮御降嫁150年によせて-」
3月1日(火)から4月3日(日)まで 10時から16時
幼少の頃、宝鏡寺で遊んだりして過ごした和宮親子内親王が第14代将軍徳川家茂に降嫁してから今年で150年になります。
和宮親子内親王の遺品や、兄の孝明天皇遺愛の人形、「光格天皇御下賜有職雛」などと庭園が公開されます。
相国寺 春の特別拝観
3月24日(木)から6月4日(土)まで 10時から16時
運慶作と伝わる本尊釈迦如来像が安置され、狩野光信筆の「鳴き龍」が描かれた法堂や開山堂、浴室が公開されます。

洛東

青蓮院 茶室「好文亭」の特別拝観・お茶席
3月21日(月・祝)から5月5日(木・祝)の土・日・祝日 10時から15時30分
天明の大火で御所が焼亡したさい、後桜町上皇は青蓮院を仮御所とし、好文亭が御学問所とされました。
平成5年に焼失してしまいましたが、忠実に再建されました。
特別拝観期間中はお茶席が設けられています。
高台寺 春の特別展
3月23日(水)から5月8日(日)まで 9時から21時30分
豊臣秀吉室の北政所が創建し、秀吉の菩提を弔った寺です。
境内には灰屋紹益と吉野太夫との好みの茶席の鬼瓦席や、伏見城の遺構の傘亭、小堀遠州作の庭園、高台寺蒔絵などが公開されます。
高台寺塔頭 圓徳院 春の特別展
3月23日(水)から5月8日(日)まで 10時から21時30分
「綴プロジェクト」によって蘇った長谷川等伯筆の『山水図襖』のある大方丈、伏見城北政所化粧御殿の前庭を移した北庭などが公開されます。
建仁寺 「綴プロジェクト作品展」
3月19日(土)から4月10日(日)まで 10時から17時00分
2007年から始まった「綴プロジェクト」で製作した高精細複製品全16作品のうち8作品が展示されます。
米沢市上杉博物館所蔵の狩野永徳筆「洛中洛外図屏風」、神護寺所蔵の「伝源頼朝像」、白鶴美術館所蔵の狩野元信筆「四季花鳥図屏風」など。
霊艦寺 春の特別公開
4月1日(金)から10日(日)まで
後水尾上皇の皇女宗澄女王(浄法身院宮宗澄尼)を開基として創建されました。普段は非公開です。
庭に般若寺型石燈籠や後水尾上皇御遺愛の散椿があります。
銀閣寺 春の特別公開「東山文化の原点 国宝東求堂」
3月18日(金)から5月8日(日)まで 10時から15時30分
本堂、国宝の東求堂(四畳半書院「同仁斎」があります)、御香座敷の弄清亭が公開されます。

2011年2月25日京都・特別拝観

Posted by 管理人めぶき