京都 秋の特別公開2018 (南区)
南区の2018年秋の各寺院の特別展や特別公開をまとめました。
主に各寺院の公式サイトからの情報です。
京都市内の市バス・京都バス・JRバス・京阪バスは観光地を網羅していて、とても移動するのに便利です。
しかし、近頃はバスの中や道路が大変混雑していて、予定どおりの行動が少し難しくなっています。
この記事では、各寺院の最寄りの鉄道駅もご紹介します。
平成30年 京都浄土宗 寺院特別大公開
「京都浄土宗 寺院特別大公開」は、京都府内の浄土宗寺院が一般の人にも広くお寺に親しんでもらうために、それぞれ所蔵する寺宝を公開する催しで、今年で5回目になります。
ふだんの拝観には予約が必要なお寺や、住職と寺族だけで営む小さなお寺にお参りできるチャンスです。
拝観料の規定のないお寺へは、「志をお願いします」とのことです。
「浄土宗京都教区京極組内参加寺院オリジナル企画」として参詣記念(数量限定)をくださるお寺に、 マークをつけています。
念佛寺
本堂と会館が公開されます。
とき: 10月27日(土) 13時~15時
最寄り駅: 地下鉄烏丸線 十条駅 / 京阪本線 鳥羽街道駅
西福寺
ご本尊と、弘法大師自作と伝わる安産石薬師如来像に拝観できます。
とき: 10月20日(土) 13時~15時
21日(日) 9時~15時
お寺の前に、日本初の私立大学「綜芸種智院跡」の碑があります。
最寄り駅: JR京都駅
第54回京都非公開文化財特別公開
京都が有する古文化財の愛護啓蒙のために、春と秋の2回、特別公開が行なわれます。
各公開箇所では、ガイドが説明・案内してくれます。
東寺
講堂(重文)の内部へお参りできます。五重塔(国宝)の初層内陣が公開されます。
とき: 10月27日(土)~11月11日(日) 9時~16時(受付終了)
講堂では、弘法大師が密教の教えを具現化するため、大日如来坐像(重文)を中心として天・菩薩・明王・如来を配した、立体曼荼羅が形成されています。
最寄り駅: 近鉄京都線 東寺駅 / JR京都駅
東寺 2018秋期特別公開
宝物館 「東寺の如来・祖師像 ー 悟りと祈りのかたち ー 」
とき: 9月20日(木)~11月25日(日) 9時~16時30分(受付終了)
今年の秋は、東寺に伝わる寺宝の中から、如来と祖師像に関する宝物が公開されます。
「真言七祖像」(国宝)、西院御影堂のご本尊の「弘法大師坐像」(国宝)はどちらも現存する最古のものです。
国宝 観智院「密教教学の中心となった子院」公開
通年公開されています。 9時~16時30分(受付終了)
観智院は後宇多法皇の勅願により建立されました。
客殿(国宝)は、桃山時代の書院造で、上段の間に宮本武蔵筆「鷲の図」「竹林の図」があります。
国宝 五重塔 初層の特別拝観
とき: 10月27日(土)~12月9日(日) 8時~16時30分(受付終了)
京都古文化保存協会による公開の終了後も、引き続き公開されます。
講堂 「立体曼荼羅世界に入る」
とき: 10月27日(土)~12月9日(日) 8時~16時30分(受付終了)
京都古文化保存協会による公開の終了後も、引き続き公開されます。
須弥壇北面が特別公開され、立体曼荼羅を360度見渡すことができます。
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観
とき: 10月27日(土)~12月9日(日) 18時30分~21時(受付終了)
境内のライトアップと、金堂・講堂に夜間もお参りできます。
金堂のご本尊は薬師三尊。台座に十二神将を配しているのは、奈良時代の様式だそうです。
1486年に焼失後、関ヶ原の合戦のあとに昔のままの様式で復興されました。