京都 秋の特別公開2019 (北区)

京都・特別拝観,京都・行事と祭り

京都市北区の2019年秋(11月15日以降)の、各社寺の特別公開やイベントをまとめました。
今年は紅葉の色づきのスピードが1週間くらい遅いそうです。まだまだこれからも楽しめますよ。

おもに各社寺の公式サイトと、「京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi」からの情報です。

京都市内の市バス・京都バス・JRバス・京阪バスは観光地を網羅していて、とても移動するのに便利です。
しかし、近頃はバスの中や道路が大変混雑していて、予定どおりの行動が難しくなっています。

この記事では、各社寺の最寄りの鉄道駅もご紹介します。

京都春秋の寺院特別公開

株式会社京都春秋が主催する、通常非公開の寺院の特別公開です。

交通

大徳寺への最寄り駅: 地下鉄 烏丸線 北大路駅

大徳寺塔頭 興臨院 特別公開

とき: 10月5日(土)~12月15日(日) 10時~16時30分(受付終了)
ただし、12月2日(月)~15日(日)は16時受付終了

表門(重文)、方丈庭園、本堂(重文)、茶室「涵虚亭」が公開されます。

大永年間(1521~28)に能登の守護の畠山義総が創建しました。
表門と本堂(唐門含む)は創建当時の姿を残しています。

方丈庭園は、「昭和の小堀遠州」といわれた中根金作が復元しました。

大徳寺塔頭 黄梅院 特別公開

とき: 10月5日(土)~12月8日(日) 10時~16時(受付終了)

千 利休作庭「直中庭」、武野紹鴎好みの茶室「昨夢軒」、方丈庭園「破頭庭」、雲谷等顔筆 本堂障壁画(重文・複製)、庫裡(重文)が公開されます。

永禄5年(1562)、織田信長が父の信秀の追善のために建立した「黄梅庵」がはじまりです。

千 利休が作庭した「直中庭」には、豊臣秀吉の軍旗「千成瓢箪」をかたどった空池があります。

小早川隆景が寄進した庫裡は、禅宗寺院に現存する最古のものです。

紅葉のポイント

新緑の頃は苔が美しい前庭は、秋は紅葉の見どころです。

大徳寺塔頭 総見院 特別公開

とき: 10月12日(土)~11月30日(土) 10時~16時(受付終了)
ただし、10月17日~19日は終日拝観休止
 10月22日・26日は12時から公開
 11月3日は11時30分から公開
 11月21日は15時受付終了
 11月22日は終日拝観休止
 ほか法務により拝観休止の場合あり。

本堂、木造織田信長公坐像(重文)、信長公一族の墓、茶室が公開されます。

豊臣秀吉が織田信長の追善のために建立しました。

木造織田信長公坐像(重文)は、慶派の仏師の康清の作で、高さ三尺八寸(約115cm)の等身大です。

大徳寺塔頭 真珠庵 「大人が楽しむ坐禅会」

とき: 11月9日(土)、16日(土) 10時から2時間

完全予約制、定員30名です。
坐禅指導、お抹茶(お菓子付き)、境内特別拝観込みで3000円
(長谷川等伯筆襖絵と曽我蛇足筆襖絵は、修復作業中のため拝観できません)

大徳寺を復興させた一休禅師が開祖。
書院「通僊院」(重文)、金森宗和好みの茶室「庭玉軒」、村田珠光作庭と伝わる「七五三の庭」も公開されます。

方丈の襖絵は、昨年現代の6人のクリエイターが「なんでもあり」をコンセプトに描き上げました。

予約は「京都春秋 ことなり塾」のサイトから
京都春秋 ことなり塾

衣笠かいわいの寺院の行事

相国寺塔頭 眞如寺 秋の特別公開「かしきりもみじ」

とき: 11月15日(金)~12月5日(木)

客殿と書院と庭園を貸し切りして、衣笠山を借景とした紅葉をたっぷりと満喫することができます。

貸し切りされる客殿には、原 在中筆の襖絵「四季花卉図」や「雀朝顔図」などがあります。

1組の人数は1~15人、拝観料は一律6000円です。
事前予約制、 眞如寺の公式サイトからのみの受付です。

紅葉のポイント

撮影禁止の箇所がありますが、書院からのぞむ庭園の紅葉の撮影は可能です。
貸し切りですから思いっきり撮影してください。

交通

最寄り駅: 嵐電 北野線 等持院駅

2017年9月28日京都・特別拝観,京都・行事と祭り

Posted by 管理人めぶき