京都 秋の特別公開2016(北区)
北区の2016年秋の各社寺の特別展や特別公開をまとめました。
平成28年 京都浄土宗寺院特別大公開
- 地蔵院 (椿寺)
- 10月6日(木)から12日(水) 9時から16時まで
- 椿寺十一面観世音菩薩像特別開帳
- 聖武天皇の勅願により、行基が開創。
衣笠山麓に移り、豊臣秀吉の寺町造成により現在の地に移転しました。 - 洛陽三十三所観音霊場第30番札所です。
第52回京都非公開文化財特別公開
- 上賀茂神社
- 10月17日(月)から11月7日(月) 9時から16時まで
ただし10月25日(火)は拝観休止 - 本殿(国宝)、権殿(国宝)、高倉殿(重文)、賀茂別雷神社文書(重文)ほか
- 11月7日まで遷宮特別記念として、権殿小庭前で「御白砂撒」をすることができます。
初穂料500円(特別参拝料が別途必要)。
非公開寺院特別公開 京都春秋主催
- 大徳寺 本坊
- 9月17日(土)から10月7日(金) 9時30分から16時まで
ただし9月21日(水)・10月4日(火)の11時30分から14時30分は拝観休止。 - 方丈(国宝)、唐門(国宝)、法堂(重文)などが公開されます。
- 方丈は禅宗方丈建築の典型で、襖絵はすべて狩野探幽筆です。
- 方丈庭園(特別名勝・史跡)の東庭は小堀遠州作庭です。
- 法堂の狩野探幽筆天井画「雲龍図」(重文)は、天下一の鳴き龍といわれます。
- 唐門は聚楽第の遺構と伝えられ、精巧な彫刻や豪華な金具で装飾されています。
- 大徳寺塔頭 黄梅院
- 10月8日(土)から12月4日(日) 10時から16時まで
ただし10月15日(土)、24日(月)、28日(金)は終日拝観休止。 - 日本の禅宗寺院で現存する最古の庫裏(重文)、千利休作庭の「直中庭」、武野紹鴎好みの茶室「昨夢軒」、雲谷等顔筆の本堂障壁画(重文・複製)などが公開されます。
- 本堂屋根の修復工事中のため、方丈庭園は拝観できません。
- 大徳寺塔頭 真珠庵 「大人が楽しむ坐禅会」
- 10月1日(土)・11月5日(土)の計2日 10時から約2時間
- 一休宗純禅師が開祖。
- 坐禅体験と、住職とのお話、お抹茶のおもてなしと、形式張らない気軽な大人の坐禅会です。
- 方丈東庭「七五三庭」(史跡・名勝)、茶室「庭玉軒」、書院「通僊院」(重文)も拝観できます。
- 要予約。予約は「旅の発見」から。
- 大徳寺塔頭 興臨院
- 9月10日(土)から10月2日(日)、10月8日(土)から12月15日(木) 10時から16時まで
ただし9月20日(火)・21日(水)・22日(木)は拝観休止 - 大徳寺の門の中でも古い表門(重文)、室町時代の特徴を残す本堂(重文)、中根金作が復元した方丈庭園などが公開されます。
- 大徳寺塔頭 総見院
- 10月8日(土)から11月30日(水) 10時から16時まで
ただし11月6日(日)は午前中拝観休止です。 - 織田信長公一族の墓、表門、慶派の仏師、康清による木造織田信長公坐像(重文)などが公開されます。
北区の各寺院の特別公開
- 大徳寺 本坊 曝凉展
- 10月9日(日)(雨天中止)
- 書や絵画などの虫干しが行なわれ、狩野探幽筆方丈襖絵など約100点の寺宝が公開されます。
- 大徳寺塔頭 高桐院 曝凉展
- 10月9日(日) 9時から16時20分(閉門)
- 茶室「松向軒」は、豊臣秀吉が北野大茶会を催したものを移築したと伝わります。
- 寺宝の李唐筆 「絹本墨画山水図」は国宝。
- 等持院 秋の特別展
- 10月7日(金)から11日(火)まで
- 足利家の菩提寺。
- 狩野興以筆方丈障壁画や等持院絵図(重文)、長谷川等伯筆秀吉像などが見ものです。
(平成28年京都浄土宗寺院特別大公開 追加しました 2016年9月14日 )
(上賀茂神社情報追加しました 2016年10月15日)
(上賀茂神社情報追加しました 2016年10月15日)