一緒にお参りしましょ 京都しあわせ手帖2018
二十四節気で京都を楽しむ「京都しあわせ手帖 2018 」は、3年目を迎えます。
発刊当初から完成度が高かったため、手帳部分には変更はありませんが、2018年版は巻末に大きな変更点があります。
(上の写真は、A5のツバメノートとの大きさ比較です)
2018年版に、「御朱印帳」が付きました。
全部で14ページあります。
大きな寺院では、ご朱印帳が山のように積まれるため、取り違えが起こることもあると聞きますが、この「京都しあわせ手帖」だと間違われないでしょう。
とはいえ、「京都しあわせ手帖」がかぶるでしょうから、透明カバーを外して、なにか目印になるものを取り付けることをお勧めします。
2018年版は2017年版よりも少し値上げされているのですが、この御朱印帳が増えたことを思うと、納得です。
御朱印帳以外は、手帳部分には変更はありません。
月間スケジュール欄に、2017年11月22日の小雪から始まる、バーチカルの二十四節気スケジュール欄が続きます。
スケジュール欄の右側には、これまでと同様に、伝統行事やイベント、食べ物、花街の行事などの情報と和歌が載っています。
二十四節気の変わるページに、小野十傳さんの占いと、俵屋吉富さんの和菓子、京野菜、柏井 壽さんの解説が載っているのも、これまで通りです。
京都市の地図に変更点があります。
京都駅・三千院・上賀茂の小さな小さな地図が増えました。
反対に、藤森・六地蔵がなくなりました。
バス路線略図、地下鉄&鉄道図の2つは、変更はありません。
お得チケット情報に続き、6ミリの横罫と、3ミリ方眼がどちらも見開きで1ページです。
ほんとうに完成度の高い手帳ですが、少し残念な点も。
在原元方の有名な立春の歌が立春の次候に載っていて、藤原敏行の有名な立秋の歌が白露の次候に載っています。
2017年版とまったく同じですね。
写真も、2017年版と同じものがちらほら。
でもグルメやお店はちゃんと更新されていますから、情報が古いわけではありません。
ただ予定を書き込んだり、読むだけでなく、寺社に一緒にお参りできるのが、「京都しあわせ手帖 2018 」です。