第44回京都の秋の非公開文化財特別拝観
京都古文化保存協会から、「第44回 秋季京都非公開文化特別拝観」について発表されています。
期間は10月31日(金)から11月9日(日)まで。
ただし、その期間内に拝観休止日のある寺がありますので、京都古文化保存協会のサイトで確認してください。
上賀茂神社、下鴨神社は今年も参加していらっしゃいます。
下鴨神社は、いつもの大炊殿と御車舎に加えて橋殿と細殿が拝観できます。
橋殿は名月管絃祭の時の会場、細殿は歴代の天皇や上皇、法皇、関白などの賀茂詣での際の歌会の場として用いられました。
上賀茂神社は、例年通り本殿に参拝できます。
今年は「源氏物語千年紀」なので、いつも公開されている紫式部ゆかりの廬山寺に加えて、慈受院門跡 薄雲御所が春に引き続いて特別公開されます。
北野天満宮は「重文鬼神像」が気になります。
京都古文化保存協会のサイトに載っている写真が結構かわいいです。
異色なのは佛教大学宗教文化ミュージアムの『浄土宗大本山・清浄華院の寺宝展』です。
清浄華院は2005年秋にも特別公開されていましたが、今回は佛教大学アジア宗教文化情報研究所による「大本山清浄華院学術調査速報展」に基づく展示だと思われます。