2022年 京都府木津川市 春の特別公開

京都・特別拝観

奈良県奈良市に隣接する京都府木津川市にある寺院で行なわれる、2022年春の特別公開の情報です。

各寺院の公式サイトと、木津川市観光協会の公式サイトからの情報です。

特別公開のある寺院

今後の社会情勢により変更される可能性があります。

木津川市内はコミュニティバスが運行されています。
しかし、運行は平日のみで土・日・祝日および年末年始は運休になる路線や、乗車1時間前までに電話で予約が必要な路線があります。

くわしくは、木津川市ホームページ内の「コミュニティバス(加茂地域)」、「コミュニティバス(山城地域)」、「コミュニティバス[きのつバス](木津地域)」で確認してください。

4月2日(土)から7月3日(日)と11月3日(木・祝)から27日(日)の間の土・日・祝日に限り、JR奈良駅西口~岡崎(海住山寺最寄り)の区間で浄瑠璃寺・岩船寺・海住山寺のお参りに便利な「お茶の京都 木津川古寺巡礼バス」が運行されます。

1日乗車券「もうひとつの京都 周遊パス」は、古寺巡礼バスと木津川市コミュニティバス(当尾線)が1日乗り放題です。
販売は、奈良交通のJR奈良・近鉄奈良案内所、JR加茂駅観光案内所、木津川市観光協会、和束町観光案内所にて。1000円

ダイヤなどくわしくは奈良交通のサイトをご覧ください。

浄瑠璃寺

とき: 3月21日(月・祝)~5月20日(金) 9時~16時30分(受付終了)

鎌倉時代の秘仏・吉祥天女像(重文)が公開されます。
吉祥天女の厨子の内部に描かれた、天部の絵画も色鮮やかです。

3月21日(月・春分の日)、4月8日(金)、5月8日(日)には国宝の三重塔が開扉されます。
平安時代初期の薬師如来坐像(重文)に拝観できます。
ただし開扉は晴天の日のみ。悪天候時は中止です。

交通

  • JR 加茂駅東口から 木津川市コミュニティバス当尾線 「浄瑠璃寺前」下車
  • JR 奈良駅・近鉄奈良駅から 奈良交通バス209系統「加茂駅東口行き」
    または208系統「南加茂台5丁目行き」 「浄瑠璃寺口」下車

岩船寺

とき: 4月1日(金)~5月31日(火) 8時30分~16時45分(受付終了)

いずれも秘仏の如意輪観音菩薩坐像、弁財天坐像、羅刹天坐像が本堂にて特別拝観できます。

また4月29日(金・祝)~5月8日(日)は国宝三重塔が開扉され、色鮮やかな初層の壁画が拝観できます。(晴天時のみ)

関西花の寺二十五ヵ所霊場の第15番札所です。桜、ミツバツツジ、石楠花などが花開きます。

交通

  • JR 加茂駅東口から 木津川市コミュニティバス当尾線 「岩船寺」下車

蟹満寺

とき: 4月29日(金・祝)~5月7日(土) 8時30分~16時

両界曼荼羅、釈迦十六善神図が公開されます。

今昔物語の「蟹の恩返し」で有名なお寺です。
境内のあちらこちらに蟹のモチーフがあります。

ご本尊の釈迦如来像(国宝)は白鳳時代の創建当時からのものです。
同様の丈六金銅仏は、飛鳥大仏、興福寺の仏頭などがあります。

交通

  • JR 棚倉駅から徒歩19分
  • JR 木津駅かJR 棚倉駅から 木津川市コミュニティバス山城線(月~金曜日のみ運行) 「蟹満寺口」下車

海住山寺

とき: 4月29日(金・祝)~5月8日(日) 9時~17時

本堂にて、ご本尊の十一面観音菩薩像(重文)、室町時代の十一面観音来迎図、鎌倉時代の金銅仏器などの寺宝が公開されます。

交通

JR 加茂駅西口から 木津川市コミュニティバス奥畑線(月~金曜日のみ運行) 「海住山寺口」下車

現光寺

とき: 5月1日(日)~5日(木・祝) 10時~16時

全国に数体しかないという珍しいご本尊十一面観音坐像(重文)が公開されます。

創建については詳しいことはわかりませんが、元禄10(1697)年に再興しました。
歴史的に海住山寺とつながりがあると考えられており、現在は海住山寺で管理されています。

交通

  • JR 加茂駅から徒歩18分
  • JR 加茂駅東口から 木津川市コミュニティバス山田線(要予約 月~金曜日のみ運行) 「山之上」下車

大智寺

とき: 5月3日(火・祝)~5日(木・祝) 10時~16時

ご本尊の文殊菩薩騎獅像(重文)、厨子入り聖徳太子立像が公開されます。

鎌倉時代、泉橋に文殊菩薩を刻んだ西大寺の慈真が開きました。
江戸時代に後水尾天皇の勅願によって再興され、現在の寺名になりました。

交通

JR 木津駅から徒歩10分

西念寺

とき: 5月3日(火・祝)~5日(木・祝) 10時~16時

薬師如来坐像(府指定)、千手観音菩薩立像(南山城三十三所第6番 浄勝寺)が公開されます。

異国の僧の修行地を行基が寺に改め、薬師如来をご本尊としました。
しかし戦乱に巻き込まれて鹿背山城とともに焼失、江戸時代に現在地に再興され、ご本尊が阿弥陀如来に改められました。

交通

  • JR 木津駅から徒歩約38分
  • 近鉄 京都線 高の原駅 / JR 木津駅西口から 木津川市コミュニティバス[きのつバス]木ー2 鹿背山行き 終点下車 徒歩約15分

2022年4月19日京都・特別拝観

Posted by 管理人めぶき