京都府木津川市 2023年 春の特別公開

京都・特別拝観

奈良県奈良市に隣接する京都府木津川市にある寺院で行なわれる、2023年春の特別公開の情報です。

各寺院の公式サイトと、木津川市観光協会の公式サイトからの情報です。

特別公開のある寺院

木津川市内はコミュニティバスが運行されています。
しかし、運行は平日のみで土・日・祝日および年末年始は運休になる路線や、乗車1時間前までに電話で予約が必要な路線があります。

くわしくは、木津川市ホームページ内の「コミュニティバス(加茂地域)」、「コミュニティバス(山城地域)」、「コミュニティバス[きのつバス](木津地域)」で確認してください。

浄瑠璃寺

とき: 3月21日(火・祝)~5月20日(土) 9時~16時30分(受付終了)

鎌倉時代の秘仏・吉祥天女像(重文)が公開されます。
吉祥天女の厨子の内部に描かれた、天部の絵画も色鮮やかです。

3月21日(火・春分の日)、4月8日(土)、5月8日(月)には国宝の三重塔が開扉されます。
平安時代初期の薬師如来坐像(重文)に拝観できます。
ただし開扉は晴天の日のみ。悪天候時は中止です。

公式サイトはないので「浄瑠璃寺」あ志び乃店 をご覧ください。
交通

  • JR 加茂駅東口から 木津川市コミュニティバス当尾線 「浄瑠璃寺前」下車
  • JR 奈良駅・近鉄奈良駅から 奈良交通バス209系統「加茂駅行き」 「浄瑠璃寺口」下車

岩船寺

とき: 4月1日(土)~5月31日(水) 8時30分~16時45分(受付終了)

いずれも秘仏の如意輪観音菩薩坐像、弁財天坐像、羅刹天坐像が本堂にて特別拝観できます。

また4月29日(土・祝)~5月7日(日)は三重塔(重文)が開扉され、色鮮やかな初層の壁画が拝観できます。(晴天時のみ)

関西花の寺二十五ヵ所霊場の第15番札所です。桜、ミツバツツジ、石楠花などが花開きます。

3・4・5月限定の特別ご朱印が授与されます。

「京都 当尾の里」 岩船寺公式HP へはこちらからどうぞ
交通

  • JR 加茂駅東口から 木津川市コミュニティバス当尾線 「岩船寺」下車

蟹満寺

とき: 4月29日(土・祝)~5月7日(日) 8時30分~16時

両界曼荼羅、釈迦十六善神図、十二天屏風が公開されます。

今昔物語の「蟹の恩返し」で有名なお寺です。
境内のあちらこちらに蟹のモチーフがあります。

ご本尊の釈迦如来像(国宝)は白鳳時代の創建当時からのものです。
同様の丈六金銅仏は、飛鳥大仏、興福寺の仏頭などがあります。

蟹満寺公式Facebook をご覧ください。
交通

  • JR 棚倉駅から徒歩19分
  • JR 木津駅かJR 棚倉駅から 木津川市コミュニティバス山城線(月~金曜日のみ運行) 「蟹満寺口」下車

海住山寺

とき: 4月29日(土・祝)~5月7日(日) 9時~17時

本堂にて、ご本尊の十一面観音菩薩像(重文)、室町時代の十一面観音来迎図、江戸時代の金銅戒体箱などの寺宝が公開されます。

海住山寺 のサイトへはこちらからどうぞ
交通

JR 加茂駅西口から 木津川市コミュニティバス奥畑線(月~金曜日のみ運行) 「海住山寺口」下車

現光寺

とき: 5月3日(水・祝)~5日(金・祝) 10時~16時

全国に数体しかないという珍しいご本尊十一面観音坐像(重文)が公開されます。

創建については詳しいことはわかりませんが、元禄10(1697)年に再興しました。
歴史的に海住山寺とつながりがあると考えられており、現在は海住山寺で管理されています。

公式サイトはないので現光寺 | 木津川市観光ガイド をご覧ください。
公開の情報は海住山寺の公式Twitterから発信されます。
交通

  • JR 加茂駅から徒歩18分
  • JR 加茂駅東口から 木津川市コミュニティバス山田線(乗車1時間前までに要予約 月~金曜日のみ運行) 「山之上」下車

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Posted by 管理人めぶき