今日11月13日は旧暦になおすと九月三十日で、「九月尽(つごもりの)日」です。
旧暦では七月から九月までが秋なので、今日で秋が終わり明日から冬です。
和歌では立冬の歌はあまりないので(私は見つけられませんでした)、冬は歓迎されざるものだったんですね。
神さま、ほとけさま、枕草子、ふるいもの、新しいもの
今日11月13日は旧暦になおすと九月三十日で、「九月尽(つごもりの)日」です。
旧暦では七月から九月までが秋なので、今日で秋が終わり明日から冬です。
和歌では立冬の歌はあまりないので(私は見つけられませんでした)、冬は歓迎されざるものだったんですね。
今日9月30日は「中秋の名月」ですが、台風17号の接近・上陸により月見どころではありませんでした。台風により被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
康保3(966)年8月15日に「内裏前栽合」が清涼殿の台盤所で行なわれました。主催は村上天皇。この4年前の応和2(962)年と、6年前の天徳4(960)年にも「内裏歌合」を主催しています。
京都・奈良は秋の紅葉が真っ盛りです。
サクラから遅れてモミジが赤くなり、山々はまさに錦織物を羽織ったような情景になっています。
今年は10月9日が十三夜(後の月見)です。
日本では平安の頃から、旧八月十五夜と旧九月十三夜の月を両方とも見るのが風流だといわれていたようです。
『後拾遺和歌集』は八代集のうちの4番めの勅撰和歌集です。
成立は応徳3年(1086)、白河天皇の勅により参議兼右大弁藤原通俊が撰歌したとされています。
歌占(うたうら)というものがあるそうです。
1首づつ和歌の書かれた紙を選び、その歌の意味から吉凶を占うそうです。
中秋の名月にちなんで、「万葉集」の巻七から「月を詠む」の小題でまとめられた歌全16首を簡単に訳しました。
巻七の「月を詠む」は、官人たちが宴席で月を題材にして詠んだものと考えられています。